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カテゴリー【お裁縫】の記事一覧

パイピングとは?3つのやり方からバイアステープの詳細まで!

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パイピングとは?3つのやり方からバイアステープの詳細まで!

パイピングの正しいやり方がよく分からず、すっきりした仕上がりにならなくて困っている人もいるのではないでしょうか。適切な方法でパイピングができるようになると、生地の端がきれいに処理できたりデザインのアクセントとして生かしたりできるようになります。 作品をより見栄えよく作れるようになるため、ぜひ覚えておきたい手法です。そこで、当記事ではパイピングの役割ややり方について詳しく解説します。手芸や裁縫をする際の参考にしてください。 パイピングとは? パイピングとは、生地の端をテープ状になった布でくるんで縫う手芸手法です。布製品や革製品の端のほつれ止めに役立つだけでなく、装飾として生かすこともできるため、手芸や裁縫などではポピュラーに使われています。 ここでは、パイピングの主な役割や用途例などについて具体的に見ていきましょう。 パイピングの役割 パイピングによる処理には、主に2つの役割があります。 役割1:製品の補強・ほつれの防止 まず1つ目の役割は、製品の耐久性を上げることです。2枚の布を縫い合わせたときに、生地の端をそのまま切りっぱなしにしていると、洗濯したり擦れたりする中で段々ほつれて糸が解けてしまいます。また、布製品だけでなく革製品の場合も、製品の端の部分は消耗しやすく、縫い合わせた2枚の革の間に割れ目ができてしまうことがあります。 そこで、別の細い布や革でくるんで処理することで、布製品のほつれを防ぎ、また革製品の端を保護することができます。いわば、かがり縫いと同様の役割です。ほつれ止めが目的の場合は、製品の裏側など見えにくいところをパイピングします。 役割2:デザイン性の向上 2つ目の役割は、デザイン性の向上です。たとえば、白い本体に赤い布でパイピングしたとしましょう。シンプルな印象を受ける白い本体に華やかな赤が差し色として入り、おしゃれなアクセントとなります。また、革製品の場合は、輪郭がしっかりして見えるため、仕上がりが美しくなります。 ほつれ止めの場合は目立たない色の布でパイピングすることが一般的です。一方、装飾目的の場合は、あえて本体とは異なる色や素材を使うケースが多く見られます。 パイピングの用途例 パイピングは、製品の耐久性を向上させることができることから、多種多様なアイテムで使われています。一例として、ジャケット・スカートなどの衣服や下着のほか、帽子やバッグ、靴といった小物類などが挙げられます。またパイピングが施されている部分も、洋服の首元や襟から、ポケットの口やスカートの裾、バッグのふちまで多岐にわたります。 さらに、デザインにアクセントを加えることを目的に、素材や色を変えてパイピングをする製品も多く見受けられます。たとえば、無彩色の無地のノーカラーコートは、シックで大人っぽく見えますが、やや個性に欠ける印象を受ける人もいるかもしれません。同じコートでも、袖口や襟から前端(前身ごろの端)にかけて、本体とは異なる色合いのパイピングが施されることで印象ががらりと変わります。どのような組み合わせでパイピングをするかで、ポップにもスタイリッシュにも仕上げることが可能です。 下記の記事では、手縫いの基本的な縫い方を9つ取り上げて解説しています。記事を参考にさまざまな手縫い方法をマスターして、ハンドメイド活動に生かしましょう。 パイピングに必要なバイアステープとは? 一般的に、パイピングをするときはバイアステープを使います。バイアステープとは、生地の耳(生地の端)に対して斜め45度の方向で細いテープ状にカットした布のことです。 生地の織り糸の方向を「地の目」といい、縦方向なら「タテ地の目」、横方向なら「ヨコ地の目」といいます。そして、斜め45度に地の目を通したものは「バイアス地の目」と呼ばれます。 バイアステープは、織り目(生地の糸と糸の間の隙間)に対して斜めになっていることから、端がほつれづらいという特性があります。仮にタテ地の目やヨコ地の目で裁断すると、テープ端が織り目と平行方向になり、端がほつれやすくなっていまいます。また、タテ地やヨコ地の生地はほとんど伸びませんが、バイアステープは伸縮性が高いです。さらに、アイロンで熱を加えながら曲げることで、外側が伸びてきれいなカーブをつけることもできます。 ここでは、バイアステープの種類や自分で作る方法について解説します。 バイアステープの種類 バイアステープは、主に両折りタイプとふちどりタイプの2つの種類があります。それぞれの特徴とおすすめの用途は以下の通りです。 両折り 特徴 テープの両端が内側に折られ、三つ折りになっている 布の表からバイアステープが見えず、縫い目は見えている おすすめの用途 衣類の襟ぐりや袖ぐりの見返しなど、カーブのきつい部分の処理 スカートの裾上げ ふちどり 特徴 テープが二つに折られ、両端が内側に折り込まれた四つ折りになっている 布の表からもバイアステープが見え、縫い目は見えにくい おすすめの用途 衣類の襟ぐりや袖ぐりの見返しなど、カーブのきつい部分の処理 スカートの裾上げ ふちどりをする デザインにアクセントをつける バイアステープの作り方 バイアステープは数多くの市販品が販売されていますが、自分で作ることも可能です。自作すれば、お気に入りの生地や柄のバイアステープが手に入ります。たくさん作り置きをしておけば、いざ必要になったときに慌てずに済むでしょう。 以下に、作成の手順を紹介します。 1 生地を斜め45度に折り、折り目をつけて裁断する線を引く。 2 1でつけた線と平行になるように必要な幅をとって線を引く。必要な本数分の線を引く。 3 1と2で引いた線にそって裁断する。 4 テープ同士を縫ったときにまっすぐ1本になるように中表で合わせ、テープ端から5mmほどの位置で縫い合わせる。 5 アイロンをかけながら縫った端を割り広げ、はみ出した部分を切る。 6 バイアステープメーカーを使ってアイロン掛けをし、折り目をつける。 […]

2022.05.26
手芸専門サイトが選ぶ!裁縫箱おすすめ23選|無印・ニトリでも購入できる?

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手芸専門サイトが選ぶ!裁縫箱おすすめ23選|無印・ニトリでも購入できる?

裁縫箱は、裁縫・刺しゅうなどの手芸を始めるにあたって用意しておきたいアイテムの1つ。裁縫箱には針・はさみ・糸・ボタンなどの裁縫道具を収納できて、作業机の上を整理したり、裁縫道具を持ち運んだりといった用途に役立ちます。 裁縫箱は数多くの商品が販売されていて、サイズやデザイン、機能もさまざまです。まずはどのような商品があるのか知りたい人も多いでしょう。当記事では、おすすめ裁縫箱や裁縫箱の選び方など、裁縫箱に関する情報を徹底解説します。 【ユザワヤで取り扱い】おすすめ裁縫箱8選 手芸業界大手のユザワヤは、多種多様な手芸用品の取り扱いがあります。裁縫箱の品揃えも豊富にあるため、裁縫箱選びではまずユザワヤの商品をチェックしてみましょう。気に入った商品はユザワヤオンラインショップで購入することが可能です。まずは、ユザワヤで取り扱いがあるおすすめの裁縫箱8選を紹介します。 裁縫箱 タワー ブラック 参考:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000110589/ 黒いスチール製の本体に、天然木のフタがおしゃれなボックスタイプの裁縫箱です。サイズは横27cm×奥行14cm×高さ13.5cmで、大きめのはさみや端切れも入れられます。 本体内部に付属するスライド式の小型トレーは、取り外して単独でも使用することが可能です。小型トレーは3マスに仕切られていて、裁縫時に便利なピンクッションも付いています。天然木のフタは裏返すことで浅底のトレーとして使えます。取っ手付きの本商品は、持ち運んで使う裁縫箱としておすすめです。 ソーイングバスケット 参考:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000114931 ピンクドット柄が目を引く、バスケットタイプの裁縫箱です。表地の下にはクッション性のあるキルト芯が入っていて、はさみや針の持ち運びを安全に行えます。 裁縫箱の内寸は横16.5cm×奥行9.7cm×高さ6.3cmです。フタの裏側にはピンクッションとポケットが付いていて、作業中に針やボタン類を置いておけます。内ブタのプラスチックトレーは4マスの仕切り付きです。収納が多く安全な持ち運びもできる本商品は、子ども用の裁縫箱にも適しています。 TOREMY(トレミー) ソーイングセット クラフトバッグ 参考:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000054945/ バッグタイプの裁縫箱に、下記のソーイングセット12点が入った商品です。裁縫に必要なアイテムが一通り揃っていて、手元に生地があればすぐに作業を開始できます。 裁縫箱のサイズは横22cm×奥行15cmです。内部は中仕切り付きの2層構造となっていて、付属のソーイングセットを収納しておけます。裁縫箱と一緒に裁縫道具も揃えたい人におすすめの商品です。 ・セット内容 裁ちばさみ(17cm) 糸切りはさみ メジャー ニードルセット ピンクッション チャコペン リッパー ひも通し 手縫い糸(4色) ミシン糸 指ぬき(2個) スヌーピー ストッパータイプ 参考:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000054946/ スヌーピーとチャーリー・ブラウンがプリントされたボックスタイプの裁縫箱と、ソーイングセット5点が付属する商品です。はさみキャップ・糸巻き台紙・ニードルケースにもスヌーピーがデザインされています。 裁縫箱のサイズは横16cm×奥行9cm×高さ3.3cmです。シンプルな構造ながら、フタはしっかりと留められるようにストッパー付きとなっています。スヌーピーが好きな人におすすめの裁縫箱です。 ・セット内容 手芸はさみ(11.5cm) メジャー ニードルセット ピンクッション 手縫い糸(4色) サンリオ マイメロディ ソーイングセット 参考:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000054947/ マイメロディのキャラクターがデザインされたバッグタイプの裁縫箱と、ソーイングセット9点が付属する商品です。裁ちばさみ・糸切りはさみ・メジャーにもマイメロディがデザインされています。 裁縫箱のサイズは横24cm×奥行16cmです。ファスナーをあけると内部は中仕切り付きの2層構造となっていて、小物を入れられるポケットが計3か所ついています。かわいいマイメロディの裁縫箱で手芸を楽しみたい人におすすめの商品です。 ・セット内容 裁ちばさみ(20cm) 糸切りはさみ メジャー ニードルセット ピンクッション […]

2022.05.26
チャコペンの使い方とは?おすすめ商品や選び方を紹介

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チャコペンの使い方とは?おすすめ商品や選び方を紹介

チャコペンは、学校の授業などで多くの方が触れたことのある裁縫道具の1つでしょう。学校で使うチャコペンには鉛筆型が多く見られますが、手芸用品店にはさまざまな形のチャコペンが並んでいます。チャコペン自体の使い方を知っていても、それぞれの商品の使いやすさや選び方までは知らない方も多いのではないでしょうか。 当記事では、チャコペンの概要と種類、使い方を紹介します。併せておすすめのチャコペンも紹介するため、チャコペン選びの参考にしてください。 チャコペンとは?5つの種類も紹介 チャコペンとは、裁縫の際に生地に目印となる印や線を書くための道具です。チャコペンの「チャコ」は滑石やカオリンなどの粉末を固めたものを指す言葉で、「チョーク」が由来となっています。チャコペンはチョークと同様、一度書いた線を消すことが可能です。主に、生地を裁断する場所や縫う場所に線を引く、ボタンやポケットなどの縫いつけ位置に印をつけるといった用途に使われます。 チャコペンは、手縫い・ミシン問わず裁縫には必要不可欠な道具のため、学校の裁縫セットに入っていたものを使ったことがある方も少なくないでしょう。チャコペンは大きく5つの種類に分けられます。 ●鉛筆タイプ 一般的な鉛筆と同じ構造で、中心に粉を固めた芯が通っているタイプです。鉛筆と同様、芯を削り出して使います。太い線を書くのに便利ですが、芯をしっかり削ると細い線を書くことも可能なため、どのような作品を作るときでも使いやすいでしょう。芯は折れやすいため、芯を保護するキャップがついているのが一般的です。 ●フェルトペンタイプ フェルトペンタイプは、マーカータイプとも呼ばれています。水性インクを使用しており、常に一定の太さではっきりと見えやすい線を引けるのが特徴です。インクが水性のため、水で線を消せる製品が多いものの、生地によってはインクがにじんでシミになることもあるため、使用する際は注意が必要です。 ●シャーペンタイプ ノック式で芯を入れ替えて使うタイプです。シャーペンタイプは線の太さを一定に保つことができますが、芯が細いため折れやすい上に、粗い生地の場合は芯先で生地を傷めるおそれもあります。目が細かくなめらかな生地に使うのがおすすめです。 ●チョークタイプ チョークのように、芯となる部分を直接手で持って使います。チャコペンとしてはスタンダードで、芯が尖っていないため生地を選ばない、使い勝手のよい種類となっています。チャコ削り器で削れば細い線を書くことも可能です。チョークタイプは芯がむき出しになっており、衝撃でチャコペンそのものが割れやすいため持ち運びをする際は注意しましょう。 ●パウダータイプ 通常チャコペンは固形の芯を生地にこすりつけて線や印を書きますが、パウダータイプは、ローラーの先端からチョークの粉末を出して線を引きます。粉末のため、芯が折れることを気にする必要がありません。また、芯で書くタイプと異なり生地を荒らす心配がなく、目の粗い生地にも線を引きやすい点がメリットです。ただし、芯やインクで書くタイプと比べると、線が見えにくい場合もあります。 チャコペンの使い方 チャコペンは、一般的には次のように使います。 線や印を書きやすいように、生地を平らな場所に広げる 型紙に沿った場所もしくはボタンなどをつけたい場所に、線や印を書く チャコペンの線や印をもとに、裁断や縫製、ボタンつけなどの作業を行う 各チャコペンに適した方法で線を消す チャコペンの使い方は非常に簡単です。ただし型紙に沿って線を引く際には、縫い代の有無によって若干作業が変わるため、作業の前に型紙に縫い代が含まれているかどうかを確認しましょう。 ●型紙に縫い代が含まれている場合 型紙に沿って引いた線は、縫い代の外側の線を示します。おすすめの方法は、外側の線を布に写した後に、型紙の縫い代部分を切ってしまうことです。縫い代部分を切った型紙を縫い代が均等になるように布へ配置し、型紙に沿って縫い代の内側の線を書きましょう。 ●型紙に縫い代が含まれていない場合 型紙に沿って引いた線は、縫い代線の内側の線となります。型紙の線から縫い代の分だけ外側に線を書くと、縫い代の外側の線ができあがります。 もし同じ型紙で複数の生地が必要な場合は、生地に直接縫い代線を書くのではなく、ハトロン紙などに新たに縫い代込みの型紙を作ることもおすすめです。縫い代なしの型紙を縫い代ありの型紙に作り直すことで、布に毎回縫い代線を書く手間が省けます。 チャコペンの選び方 チャコペンの選び方のポイントは、基本的に下記の3つになります。 チャコペンの種類 線の消し方 線の色 チャコペンは種類によって特徴やメリットが異なるため、まずは種類に着目して使用する布に適したチャコペンを選びましょう。ここからはチャコペンを選ぶにあたって、種類以外に着目したいポイントについて詳しく解説します。 線の消し方で選ぶ チャコペンによって、線を消す方法はさまざまです。 ●自然と消えるタイプ 時間経過とともに消えるため、線を消すために特に何かする必要はありません。筆圧が高い場合やインクを大量に染み込ませた場合は線が残ることがあります。線が残ってしまった場合は、水や専用の消しゴムなどで消しましょう。 ●水で消すタイプ 線をきれいに消しやすいため、水洗いや洗濯をして消しましょう。湿らせたタオルでポンポンと軽く叩いたり、霧吹きで水を吹きかけてタオルでポンポンと叩いたりする方法もおすすめです。ただし、水洗いできない生地に使うのは避けましょう。 ●熱で消すタイプ アイロンや摩擦熱で線を消します。「アイロンチャコペン」などと明記して販売されることが多く、商品名やパッケージで判別しやすいタイプです。注意点として、熱で消すタイプ以外のチャコペンで書いた線に熱を加えると、線が定着して消えなくなるため、注意を払って使用しましょう。 ●専用消しゴムで消すタイプ 別途専用のアイテムが必要なものの比較的気軽に消せるため、筆圧が強い人や修正回数が多い作業に向いていますが、こすりすぎると摩擦で生地が傷むおそれがあります。特にフェルト生地は毛羽立ちやすいので、強い摩擦や生地の種類には気をつける必要があります。 線の色で選ぶ チャコペンと生地の色味が似ている場合、線や印が見えにくくなるため、生地の色に合わせてチャコペンの色を選ぶことが大切です。 チャコペンの基本色は青・ピンク・白となっています。黒や紺など濃い色の生地には白のチャコペンを、白など薄い色の生地には色つきの青やピンクのチャコペンなど、反対色を選ぶと見えやすいでしょう。 青・ピンク・白の3色だけでさまざまな生地に対応できるため、まずは3色揃えることをおすすめします。また、商品によっては黄色や黒などのカラーバリエーションもあります。チャコペンに慣れてきて基本の3色では物足りない場合は、他の色の購入も検討するとよいでしょう。 おすすめのチャコペン3選 チャコペンにはさまざまな商品があり、いずれも個性的なものばかりです。自分の作品作りに合った商品を選ぶことで、裁縫ライフの心強いお供となるアイテムを見つけられるでしょう。 ここからは、ユザワヤの通販ページで購入できるチャコペンの中から、特に人気の高い商品を厳選して3つ紹介します。 手芸用マーカーペン 『チャコパー 太書 茶』 KIYOHARA […]

2022.05.23
シーチング生地とは?4つの用途と使用するときの注意点など!

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シーチング生地とは?4つの用途と使用するときの注意点など!

バッグや小物のハンドメイドに初めて挑戦する際、多くの人は生地選びに頭を悩ませてしまうでしょう。ハンドメイドに使われる生地としてポピュラーなシーチング生地は、初めての作品作りにも最適な扱いやすさと手頃な価格が魅力です。 当記事では、シーチング生地の特徴や使用用途、エコバッグや化粧ポーチなどの作り方の手順を紹介します。シーチング生地を使用する際の注意点も合わせて解説するため、これからハンドメイドに挑戦する人はぜひ参考にしてください。 シーチング生地とは? シーチング生地とは、ハンドメイドに使われる生地の中で最もベーシックな平織生地です。もともとは敷布として使用されていた生地で、「シーツ」が名前の由来となっています。基本的には綿100%の素材が多いですが、リネンやポリエステルなどを含む生地もあります。 シーチング生地は大番手で織られたことによるざっくりとした織り目が特徴で、薄手から厚手まで豊富な種類があります。また、シーチング生地は色や柄もバラエティ豊かです。「カラーシーチング」と呼ばれる色の付いた生地は、バッグや小物などによく使われます。染色前の生成り色の生地はかなり安価なため、練習用や試作用に使うのもよいでしょう。 シーチング生地の特徴 シーチング生地の特徴として、以下の5つが挙げられます。 手に入れやすい 手頃な価格 初心者でも扱いやすい 通気性に優れている 種類が豊富 シーチング生地は最も基本的な生地であるため、手芸店であれば必ず取り扱いがあるでしょう。ほかの生地と比較して価格が安く、手軽に購入できるところも魅力的です。 織り目が粗いことから生地を重ねても縫いやすく、はさみでの裁断もスムーズに行えます。ハンドメイド初心者でも作業しやすいため、初めての作品作りに最適な生地です。 また、通気性に優れたサラッとした生地のため、汗が乾きやすいという特徴があります。さまざまなアイテムに幅広く使用できる生地ですが、もともと敷布の意味もあるぐらいなので、特に枕カバーやシーツなどの寝具類に向いている生地です。 シーチング生地は種類が多く、厚みや色の違いのほか、プリント柄やしわ加工のあるものなど豊富なラインナップの中から選べることも特徴です。肌触りのよい上質な生地などはその分価格も上がりますが、基本的には同じような価格帯で購入できます。作りたい作品や好みに合わせて生地を選びましょう。 シーチング生地とブロードの違い シーチング生地と似た生地としてあげられるのが「ブロード」です。ブロードとは、美しい光沢感が特徴の柔らかな平織生地です。本来は羊毛を使った毛織物をブロードと呼んでいましたが、現在では綿素材で織られた生地を指すのが一般的です。 ブロードはヨコ糸よりもタテ糸が多いことから、横畝(よこうね)と呼ばれる生地表面の盛り上がりが見られるのが特徴です。横畝は目立ちすぎず凹凸も大きくないため、手触りはすべすべとしています。 シーチング生地とブロードは同じ綿の平織物ですが、ブロードはシーチング生地より織り目が細かく織られていることから、強度が高いという特徴があります。また、シーチング生地は寝具類やバッグなどに使われる通気性のよい安価な生地であるのに対し、ブロードはシャツやブラウス等の衣服に使用される丈夫で高級感のある生地です。 下記の記事では、オックス生地というハンドメイド作品にもよく使われる平織りの生地を紹介しているため、興味のある人はぜひ参考にしてください。 シーチング生地の用途とは?作り方も紹介! シーチング生地は取り扱いやすく安価な生地であることから、本番前の試作品に使用されることもあります。シーチング生地での試作は自宅でハンドメイドを楽しむ人はもちろん、プロの世界でも行われている方法です。 ここでは、シーチング生地の使用用途とシーチング生地を用いた作品の具体的な作り方を紹介します。 エコバッグ シーチング生地は薄手で軽いため、普段から持ち歩くことの多いエコバッグにおすすめの生地です。 エコバッグの作り方は、以下の手順です。 (1)持ち手を作る 持ち手となる生地を2枚用意します。好みの長さと幅を決めたら長さはそのままで、幅を2倍にして生地を切りましょう。生地の両端にアイロンをかけ、幅が半分になるように折ってステッチします。 (2)エコバッグ本体を作る 本体用に大きく切った生地を袋状になるよう縫い合わせます。エコバッグの耐久性を上げたい場合は、袋縫いをするのがおすすめです。 (3)持ち手を縫い付ける 持ち手をまち針で本体に固定し、縫い付けます。 (4)袋口を縫う 袋口をアイロンでしっかりと三つ折りにして、折り口の端をステッチしたら完成です。 化粧ポーチ シーチング生地はちょっとした小物を入れるためのポーチにも最適な生地です。軽くてかさばらないため、出先で使うコスメを入れておく化粧ポーチを作るのもよいでしょう。 化粧ポーチの作り方は、以下の手順です。 (1)生地を用意する 表布、内布、接着芯をそれぞれ2枚ずつ用意します。生地サイズは縦15cmほど、横はファスナーの長さより3cm長めにカットしましょう。接着芯を表布の裏に貼ります。 (2)目印となる切り込みを入れる それぞれの布を横向きに置き、上部の中心位置に浅く切り込みを入れます。ファスナーも同様に、中心位置に切り込みを入れてください。 (3)生地を縫い合わせる ファスナーを裏返し、生地を中表になるように合わせて、1枚目の表布と内布、2枚目の表布と裏布の順に縫い付けます。 (4)角と返し口を縫う 縫い代をアイロンで開き、角の端から2cmの部分を縫い付けます。返し口の開いた部分を縫い合わせ、形を整えたら完成です。 クッションカバー シーツや枕カバーとして使われるシーチング生地は、クッションカバーにもおすすめです。インテリアのアクセントとなるよう、さまざまな色や柄の中から自分好みの生地を選びましょう。 クッションカバーの作り方は、以下の手順です。 (1)本体を縫い合わせる 縦47cm、横105cmの布を用意します(仕上がりサイズは縦横45cm)。横の辺にロックミシンをかけ、縦の辺はアイロンで三つ折りにしたら、ステッチをします。 (2)両側を折り畳んで縫う 両側を仕上がりサイズに合わせて中表で折り畳み、横の辺を縫い合わせましょう。表に返して角を整えたら完成です。 エプロン シーチング生地は洗濯機で洗えるため、エプロンを作るのもよいでしょう。お気に入りのデザインの生地を選べば、毎日の料理が楽しくなります。 […]

2022.05.23
リッパーの使い方|人気商品4選や目打ちとの違いも解説!

ハンドメイド お裁縫 7 view

リッパーの使い方|人気商品4選や目打ちとの違いも解説!

裁縫をしている中で、縫い間違えたり縫い目が曲がったりしてしまう経験は誰でもあるでしょう。縫い目を解く際には、リッパーが1つあると非常に便利です。リッパーは、糸を解く以外にもさまざま用途で使うことができます。 裁縫セットの中にリッパーが入っているのは知っているけど、実際にどうやって使うのかは分からないという方は少なくないでしょう。そこでこの記事では、リッパーとはどういった道具なのか、また目打ちとの違いや具体的な使い方などについて解説し、最後におすすめの商品も紹介します。リッパーを使ったことがないという方は、ぜひ参考にしてください。 リッパーとは? リッパーとは、縫いつけてある糸を切るために使う道具です。先端は二股に分かれており、アルファベットの「J」のような形をしています。基本的な使い方は、長い方の先端を縫い目に差し込んで糸をすくい、股にある刃の部分まで押し込んで糸を切ります。 縫い目が斜めになってしまってやり直したい時や、しつけ糸を取りたい時などに簡単に解くことができるため、1つあると便利です。そのほか、ボタン穴をあけたり、市販の衣類についている洗濯表示タグや値札を取ったりする際にも使うことができます。 通常、短いほうの先端には赤い丸い玉がついています。これは飾りではなく、糸を切る時に布地を傷めないよう保護するためのものです。 リッパーは、家庭用ミシンを購入すると付属品としてついてくることもあります。しかし、付属のリッパーはサイズが小さく短いほうの先端に赤い玉がついていないなど、使い勝手が良いとはあまり言えないため、別途購入することをおすすめします。 目打ちとリッパーの違い 裁縫道具には、リッパーと似た使い方をする「目打ち」という道具があります。ここでは、目打ちとリッパーの違いを解説します。 道具名 形状 用途・使うタイミング 目打ち 先端が鋭く尖ったキリやアイスピックのような形 ミシンで縫う時に布を押さえてずれを防ぐ 中表で縫ったものをひっくり返す時に綺麗に角を出す 縫う時の目印として小さな穴をあける ハトメなどをつける用の穴をあける リッパー 先端が二股に分かれ、分岐部分が刃になっている形 縫い目を解く時に糸を切る ボタン穴をあける 衣服についた洗濯表示タグを綺麗に取る 衣服についた値札付けループを切る ちょっとした作業であれば、それぞれで代用することも可能です。たとえば、目打ちをリッパー代わりにして縫い目を解くことも、リッパーを目打ち代わりにして穴をあけることもできます。 目打ちに関しては、下記の記事でより詳しく紹介しているため、気になる方はこちらも参考にしてください。 リッパーの使い方|ミシン目を解く以外にも使える! リッパーの基本の使い方として、まずは縫い目を解く方法を紹介します。主な方法は2つあるため、自分のやりやすいほうで解くと良いでしょう。 縫い目を解く方法(1) 先の尖った長いほうを下に、赤い玉がついているほうを上にしてリッパーを持つ。 リッパーの尖ったほうを縫い目に対して垂直に差し込み、奥の刃の部分で糸を切る。 少し離れた場所の縫い目も、同じ手順で切る。 縫い目と生地の間に目打ちを差し込み、持ち上げて糸の先端を引き出す。出てきた糸を引っ張って一気に抜く。 裏側の糸も引っ張って抜く。 方法(1)は、解きたい箇所だけ解くことができます。縫い目が斜めになってしまったなど、小さなミスを直したい時などにおすすめです。 縫い目を解く方法(2) 先の尖った長いほうが縫い目側に来るようにして布と平行にあてる。 リッパーの尖ったほうを布地の間に差し込み、奥まで入れて糸を切る。 一目切れたことで隙間があくため、今度は赤い玉がついた短いほうを差し込み、縫い目に対して平行に切り進めていく。 方法(2)のやり方は、一気に縫い目を切ることができるため、大量の縫い目を早く解くことができます。ただし、先の尖った長いほうを差し込んで切り進めると、布地に突き刺してしまい穴があくこともあるため、赤い球がついたほうを布の中に差し込みましょう。 またリッパーは、ほかにも以下のような使い方が可能です。 ●ボタンホールの穴あけに使う ボタンホールの穴をあける時に、リッパーがあると便利です。まずミシンでボタンホールを縫い囲み、端にリッパーの尖った長い先端部分を差し込みましょう。後は反対側の端に向けて切り進めば穴があきます。 穴あけの時に、うっかりボタンホールを囲む糸まで切ってしまうミスをしたことがある人もいるのではないでしょうか。切りすぎを防ぐコツは、まち針を使うことです。ボタンホールの端部分にまたがるようにまち針を刺しておきましょう。リッパーがそこで止まり、それ以上切れなくなります。 ●目打ちの代わりに使う 縫い目を解く時、目打ちを差し込んで糸を引っ張ると切らずにするりと抜けます。リッパーも、縫い目に差し込んだ後、分岐部分の刃になっているところに当たらないよう背のほうで引っ張れば糸を切らずに抜くことが可能です。 ●硬い生地に穴をあけるために使う 硬い生地は、針が通りづらく縫うのが大変です。指抜きで針を押しながら縫う人も多いでしょう。針が通らない硬い生地でも、リッパーなら簡単に穴をあけられます。均等に縫い穴をあけておけば、後は針を通すだけでスムーズに縫うことできます。 ●服のタグを取るために使う 洋服には洗濯表示タグなどがついていますが、肌にチクチク当たって気になる人もいるでしょう。タグを縫いつけているミシン糸も、リッパーがあれば楽に解いて取ることができます。 おすすめのリッパー4選 リッパーは、さまざまな手芸店で販売されており、それぞれ特徴が異なります。もし今手元にあるリッパーが使いづらいと感じる場合は、自分に合っていない可能性もあります。自分に合ったリッパーを選べば、より効率良く裁縫を進められるようになるでしょう。 ここでは、ユザワヤの通販ページで購入できるリッパーの中から厳選した4つの商品を紹介します。 リッパー 『マルチリッパー […]

2022.05.23
縫い代とは?付ける際のポイントや縫い代を割るやり方も

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縫い代とは?付ける際のポイントや縫い代を割るやり方も

縫い代は、縫い合わせる布の端に、あらかじめ余分に残しておいた部分のことを言います。服の内側になる部分で目立たないため、一見何の役割を果たしているのか分かりづらいかもしれません。しかし、縫い代は裁縫の基本で、縫い代の付け方は作品の仕上がりに影響します。 当記事では、縫い代の役割と付ける際のポイントを解説します。これからハンドメイドを始める方や、裁縫のポイントを再確認したい方は、ぜひ参考にしてください。 縫い代とは? 縫い代とは、布を縫い合わせる際にあらかじめ残しておく余白部分のことで、バックや服の内側にあります。「ぬいしろ」と読み、裁縫の世界では基本用語です。 例えば、レッスンバッグを裁縫する場合、バックの前と後ろになる2つの四角い布を準備します。その外側3辺を縫い合わせた縫い目から、布の一番端までが縫い代です。幅は1cm程度のことがほとんどで、完成時にはバックの内側となっています。 もともとの大きさの布から必要な形に裁断する場合は、縫い代分大きく裁断しなければなりません。原反から布を購入する際も同様に、縫い代込みの裁断サイズを購入することが大切です。 型紙作りをする場合は、実際に作るサイズとしてでき上がり線を付け、その周りに縫い代を付けます。型紙の中には、縫い代付きでないものもあるため、その場合は自分で縫い代付けをしなくてはなりません。初心者は、縫い代付き型紙を選んだほうがよいでしょう。 縫い代を付ける目的 縫い代を付ける目的は以下の2点です。 縫い代の目的 縫い合わせた部分の解れ防止となる 縫い合わせるために必要な部分である 縫い代がないと布端同士を縫うことになるため、縫い目が脆くなり、糸が解れやすくなります。パーツ同士を縫い合わせる際に縫い代は必要で、そもそも縫い代がなければ縫い合わせることができないと言っていいでしょう。ミシンだけでなく、手縫いの場合にも縫い代を付けることが必要です。 縫い代を付ける際の3つのポイント 縫い代を付ける際のポイントは以下の3つです。 ●慎重に縫い代を付ける 縫い代は1cm程度の幅にすることが一般的です。ただし、フリーハンドで適当に付けてはなりません。合わせた2枚の布の縫い代幅が異なると、布の大きさに差が生じ、端を合わせられなくなります。都度裏を見てでき上がり線を確認しながら印付けをすることとなり、待ち針を刺す際に手間がかかります。 縫い代幅を同じにすると、待ち針を刺す際も、縫う際も、2枚の端を合わせてしまえば線に沿って簡単に作業が進められます。縫い代を適当に付けると、後の作業に悪影響が出ます。幅をしっかり合わせることで、作業効率を上げることが可能です。 ●平行線の入った定規を使用する 平行線の入った透明な定規を使用することで、複雑な形をしたものでも効率よく縫い代を付けられます。縫い代幅に合わせてでき上がり線の上に定規のメモリが重なるようにセットして使うことが一般的です。 直線であれば、都度定規を動かさなくても均等な幅の縫い代を書くことができます。また、曲線の場合は、ペンを軸にして定規をずらすとうまく書けるでしょう。 ●縫い代は型紙に付ける 縫い代のない型紙を、布の上に置いて布に縫い代線を付ける人もいますが、縫い代線は型紙に付けたほうが効率が上がります。布に書く場合、型紙を押さえながらの作業になり、場所がずれれば直しながら印を付けていくことになります。すべての縫い代を付けるまで動かせないため、途中で手を休めず書ききらなくてはなりません。 一方型紙に書く場合は、例え途中で手を休めても問題ありません。平行線の入った定規があればさらにスムーズに作業を進められるでしょう。また、パーツが複数ある場合も型紙に縫い代を付けてしまえば、何度も書く必要がありません。 縫い代を割るとは? 「縫い代を割る」とは、2枚の布を縫い合わせてできた縫い代を左右に割り広げることです。縫い合わせただけの時点で縫い代は、2枚重なっています。これを左右に割り、アイロンを使って割られた状態を保つようにする作業のことを言います。 縫い代を割らずに完成させてしまうと、縫い代が重なり、立ち上がったままの状態です。そうすると、布の重なる部分がごわついたり、厚みが均等でなくなったりします。着心地や肌ざわりにも影響するため、服作りをする人は特に注意が必要です。縫い代は完成時には見えない部分ではあるものの、完成度に影響します。 縫い代を割る方法 縫い代を割る方法は以下の通りです。 1 縫い代が見えるように布を広げる 縫い合わせた部分が真ん中に来るように2枚の布を左右に広げて、縫い代が立った状態にしておきます。 2 縫い代を左右に倒す 左右どちらかに縫い代を倒し、その上にアイロンをかけます。次に反対側に倒してアイロンがけをします。最初から割り広げるよりも、先に癖を付けることができ、次の工程で縫い代割がしやすくなるでしょう。アイロンは縫い目の上にかけるようにします。 3 縫い代を割る 重なった2枚の縫い代をしっかり割り広げ、その上からアイロンをかけます。縫い代が綺麗に開いた状態で癖がついていることを確認します。この段階でしっかり広がっていない状態だと、ごわつきの原因となるため、確認しながら丁寧に作業をしましょう。 4 仕上げアイロンをする 2枚の布を裏返して、表面から縫い代部分にアイロンをかけます。表から見たときに、割り方が十分であるか確認しましょう。 縫い代を付けやすい定規2選 縫い代をうまく付けるためには、縫い代付けに適した定規が必要です。使い勝手次第で作業効率や作品の完成度が変わるため、使いやすい定規を選びましょう。 定規を選ぶ際のポイントは以下の4点です。 ●平行線が入っている定規 縫い代を付ける際には、透明で平行線の入った定規がおすすめです。好きな幅の縫い代を効率よく付けられます。 ●上下どちらにも目盛がついている定規 上下どちらにも目盛があると、定規の向きを気にせず使えます。定規を手に取った際に、目盛がどちらに付いているのかを確認する手間も省けます。 ●目盛が見やすい定規 縫い代を付けるときだけでなく、裁縫を行う際は定規は1mm単位で細かく採寸します。数字や目盛以外の表記がないシンプルなもののほうが見やすいため、作業効率が上がります。 ●細かい単位の平行線が入っている定規 縫い代幅は1cm程度であることが一般的ですが、その他の幅の縫い代が必要なアイテムもあります。細かい単位の平行線が入っていれば、必要な幅で縫い代を付けることができるでしょう。 以下では、ポイントを押さえたおすすめの定規を2つ紹介します。 ものさし 『方眼定規 […]

2022.05.17
平ゴムとは?3つの種類や丸ゴムとの違いも解説

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平ゴムとは?3つの種類や丸ゴムとの違いも解説

平ゴムは、ウエストベルトや洋服の袖口などで使用できる裁縫用のゴムです。手作り服などのハンドメイド作品に平ゴムを使うという人も多いでしょう。 ゴムについて調べてみると、思いのほか種類が多いことに驚くかもしれません。平ゴムだけでも大きく3種類に分類されており、どれを選べばよいのか悩む人もいるのではないでしょうか。 当記事では、平ゴムと丸ゴムの違い、平ゴムの種類、おすすめの平ゴムについて紹介します。平ゴムを用いた作品作りを考えている方はぜひ参考にしてください。 平ゴムとは?丸ゴムとの違いも紹介 平ゴムとは、断面の形状が平たいゴム紐のことです。ポリエステル糸やナイロン糸などの糸と、ポリウレタン弾性糸または天然ゴム糸などの弾性糸の2つからできています。種類も多く、平ゴムの幅・サイズは3~300mmと非常に幅広いです。 平ゴムは、伸縮性によって「ソフトゴム」と「ハードゴム(強力ゴム)」に分けられます。ソフトゴムはやわらかく伸びがよいため、ルームウェアや肌着などによく使用されます。ハードゴムはソフトゴムより硬くてフィット感が出ることから、スポーツウェアなどに向いているゴムです。 一方で、断面の形状が丸い「丸ゴム」と呼ばれるゴムがあります。丸ゴムは、一本のゴムを芯にして、周囲をポリエステルやレーヨンの糸などで包み込むように編まれています。丸ゴムも平ゴム同様、ソフトとハードがあり、色や柄などの種類も豊富です。 丸ゴムは、髪飾りやリュックなどの装飾、ジャケットのフード、トレーニングウェアのウエスト部分などに使用されています。 平ゴムの用途 平ゴムの用途は、大きく2つに分けられます。 1つ目は、ゴム自体を見せて使う表使いです。少し太めの平ゴムを使えば、ウエストベルト、サスペンダー、ブックバンド、ランチベルトなどに活用できます。細い平ゴムならば、マスクゴム、アクセサリー、ラッピング、靴紐などに使えます。色や柄がついている平ゴムもあるため、個性的な作品を製作できるでしょう。 2つ目は、インゴムとして生地に包んで使用する使い方です。スポーツウェアや下着類、パジャマなどのウエスト部分に使われたり、リング状にして洋服の袖口や裾に使われたりします。 平ゴムを使った裁縫に挑戦する際は、ぜひ下記の記事から裁縫の基本についておさらいしておきましょう。 平ゴムの種類3つ 一口に平ゴムと言っても、その種類は3つに分けられ、種類によって特徴が大きく異なります。どのゴムを選ぶか考える際は、それぞれの種類の特徴を理解することが重要です。 ここでは、「織ゴム」「編ゴム」「コールゴム」の3種類の平ゴムについて紹介します。 織ゴム 織ゴムとは、縦糸と横糸の間にゴムを入れ、織機を使って製造するゴムのことを指します。織ゴムの幅は約7~300mmで、3種類の平ゴムの中で最も厚みがあるのが特徴です。ソフトとハードがありますが、どちらもある程度の硬さがあるため、引っ張ってもサイズに変化がありません。 織ゴムは、表使いでもインゴムとしてでも使える万能な平ゴムです。総ゴム使いや一部のみに使用する脇ゴム使いなど、用途に合わせて活用できます。具体的にはカジュアルな洋服のウエストゴムや、袖口・裾用に使われるストレッチテープのほか、手芸材料としても使えます。ほつれ防止のために、ゴムの端を縫製加工するとよいでしょう。 編ゴム 編ゴムとは、経編み機で経糸を編んで製造するゴムのことです。編ゴムの幅は、5~200mmほどとなっています。 編ゴムの特徴は、引っ張るとガーゼのように向こう側が透けて見えるぐらい、通気性がよいことです。目が粗いため、ほかの平ゴムよりもやわらかく、速乾性に優れています。表と裏の編み組織が少し異なり、思いっきり引っ張っても幅が変わらないことも特徴の1つです。 編ゴムは、春夏用の洋服のウエスト部分や袖口・裾、手芸などに使われるほか、マスクゴム、手術着・防護服などの医療用にも使用されます。ただし、編ゴムは針やフック上の金属製品などに引っかけてしまうとほつれてしまうため、表使いにはあまり向いていません。使用の際は注意しましょう。 コールゴム コールゴムとは、製紐機で一本の細いゴムを撚り合せて作るゴムのことです。サイズ表記が特殊で、mmではなくC(コール)で表記されます。ゴム幅は約3~20mmと3種類の中でも最も幅が狭く、厚みも薄いのが特徴です。 コールゴムの幅は、思いっきり引っ張ると当初の幅から約半分程度まで狭くなります。伸びが良く、織ゴムや編ゴムが最大伸長2.5倍なのに対し、コールゴムは3~4倍まで伸びる製品を作ることが可能です。 表使いとして使用することは少なく、インゴムとしての用途がほとんどです。特にシャーリングゴムとしてよく使われ、ブラウスやワンピースにギャザーを寄せたいときに使用します。ほかには、ベビー服や肌着にもよく使用されています。 下記の記事では、手縫いの基本的な縫い方について解説しています。手作り服などのハンドメイド作品に平ゴムを使いたいと考えている人はぜひご参考にしてください。 おすすめの平ゴム4選 平ゴムは、さまざまな商品に用いられています。個性的な商品が多く、自分の希望と合う商品を選ぶことで、楽しい裁縫ライフのお供となるでしょう。 とは言え、数多くの商品の中からよい商品を見つけ出すのは大変かもしれません。そこで、ここではユザワヤの通販ページで購入できる平ゴムの中から、特に人気の高い商品を厳選して4つ紹介します。 ゴム 『チドリストレッチテープ 平ゴム 幅1cm ピンク×白 KW93267』 KINTENMA 金天馬 出典:ユザワヤ「ゴム 『チドリストレッチテープ 平ゴム 幅1cm ピンク×白 KW93267』 KINTENMA 金天馬」 ピンクと白の千鳥柄で装飾された平ゴムです。ブックバンドや雑貨作りにおすすめの商品です。ラッピングの飾りにも使用でき、ボックス型のプレゼントをこの平ゴムでとめれば、見た目もおしゃれになります。 「ピンク×白」以外のカラー展開は、「赤×白」「水色×白」「黄×青」「黄×ピンク」があります。 価格 357円(税込) サイズ 幅1cm 長さ 2.6m […]

2022.05.17
中表とは?外表との違い・メリット・具体的な縫い方も紹介

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中表とは?外表との違い・メリット・具体的な縫い方も紹介

作品を製作する際に、ソーイングの雑誌などで「中表で縫い合わせる」という用語があり、言葉の意味や読み方も分からず、やる気がしぼんでしまってはいないでしょうか。 そこで今回は、裁縫の専門用語である「中表(なかおもて)」の意味と「外表(そとおもて)」との違い、それぞれの縫い方を解説します。 中表・外表を知るのは裁縫の基本です。手芸初心者以上の方も、中表・外表の特徴を理解した上で裁縫を始めることで、裁縫のレベルが上がるでしょう。 中表とは?外表との違いも解説 中表とは、2枚の布または布を折りたたんだとき、布の表同士がくっつくように内側に重ね合わせることで、布の裏側が両面とも見えている状態です。中表で縫い合わせてから裏返すと、縫い目が内側に隠れます。 外表とは、布の表を外側にして裏同士を重ね合わせることです。 中表と外表を間違えると、失敗の原因となります。縫い目をほどき、最初からやり直さなくてはならない場合もあります。布の重ね方が正しいと仕上がりが綺麗になるため、必ず重ね方を確認してから縫い始めましょう。 中表・外表で縫うメリット 中表と外表は、それぞれ役割や特徴があります。使用する布地・手順や、どのような雰囲気の作品に仕上げたいのかによって、中表と外表のどちらが適切かは変わります。 中表と外表のそれぞれのメリットを活かしてイメージしている作品を綺麗に仕上げるために、布の重ね方は重要なポイントです。 ここでは、中表・外表で縫うメリットについて解説します。 中表は縫い目が見えないので仕上がりが綺麗になる 中表で縫い合わせるメリットは、縫い目が見えないことです。縫い合わせてから裏返して表側を出すため、縫い目や布の端が内側になり、すっきりとした見た目になります。 外表で縫い合わせると縫い目や布の端が見えるため、縫い目を見せたい、布の端の処理をしなくてもよいなどの条件がないと、あまりよい仕上がりにはなりません。 見た目を綺麗に仕上げたい場合は、中表で縫うことをおすすめします。 外表は完成品をイメージしながら縫える 外表で縫い合わせるメリットは、絵柄を見ながら縫えるため完成品をイメージしやすい点です。外表は縫い目が見える縫い方のため、ひと味違ったデザインの作品に仕上がります。 また、外表は縫い目を接着フェルトで隠したい場合にも最適です。接着フェルトにはアイロンで簡単に接着できるものもあり、初心者でも簡単に取り扱えます。 出典:ユザワヤ「フェルト 『アイロン接着フェルト (1mm厚) RN-48番色』 SUN FELT サンフェルト」 中表・外表を使った縫い方3選 中表と外表を理解することは、裁縫する上で基本中の基本です。中表と外表を使いこなすことで、さまざまな作品をイメージ通りに仕上げることができます。基本的に中表で縫い、補強やデザインに合わせて外表を使うとよいでしょう。 ここでは、作品の作り方を通して、中表と外表の縫い方を紹介します。 コースター コップや水差しの下に敷くコースターは、以下の手順で縫います。 1 中表で4辺を縫い合わせる 仕上げたい大きさに縫い代1cmをプラスした正方形の布を中表に合わせ、3cmほどの返し口以外の4辺を縫い代1cmで縫い合わせます。 2 4つの角をカットして裏返す 4つの角を斜めにカットして、返し口から表面が見えるように裏返します。裏返すことで、カットした角が綺麗に出やすくなります。 3 アイロンをかける 角をしっかりと出したら、返し口を内側に入れてアイロンをかけます。 4 返し口を縫って完成 アイロンで角を整えたら、最後に返し口を手縫いで閉じて完成です。最後にもう一度アイロンをかけると、仕上がりが綺麗になります。 ナップサック ハイキングなどに使われることの多いナップザックは、以下の手順で縫います。 1 表地と裏地を裁断する 袋の表側になる布地(表地)と、内側になる布地(裏地)をそれぞれ、タテ(仕上がりサイズ:80〜85cm×2倍)×ヨコ(35cm)に縫い代込みで裁断します。 2 タブを作り仮止めする まずは、タブとなる布地(8×6cm程度)または持ち手テープを2枚用意します。布地でタブを作る場合は、長辺を4等分し内側に織り込み、上下ともに端から2mmで縫い合わせます。表地の表側、長辺の1/2部分(底になる場所)から3.5cmほど上の両サイドに、二つ折りにしたタブの端を表地の布端に合わせて内向きに置き、端から5mmあたりを仮止めします。 3 表地と裏地を中表で縫い合わせる 表地と裏地を中表で重ね、両側の短辺をそれぞれ縫い代1cmで縫い合わせます。縫い代をアイロンで割り、表地を右側・裏地を左側にして、底になる折り返しが左右にくるよう、縫い代を中心に置きます。 4 表地と裏地の上下を縫い合わせる […]

2022.05.17
指ぬきの使い方|3つの種類や裁縫に役立つ選び方も紹介!

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指ぬきの使い方|3つの種類や裁縫に役立つ選び方も紹介!

指ぬきの使い方がよく分からなかったりうまく使いこなせなかったりして、裁縫箱に入れたままの状態になっていないでしょうか。指ぬきは「縫うスピードを早める」、「針から指を守る」といった目的で使う裁縫道具です。 使いづらいと感じている場合は、持っている指ぬきのサイズが合わない、あるいは使用目的に合わせた素材選びができていないのかもしれません。自分に合う指ぬきを選び、うまく活用できれば作業が効率よく行えるようになります。その結果、指ぬきは裁縫ライフの心強い味方になるでしょう。 ここでは、指ぬきの種類やそれぞれの特徴、使い方や選び方のポイントなどについて詳しく解説します。 裁縫に役立つ「指ぬき」とは? 指ぬきとは、針の背を押して生地に通す補助をしたり、針から指先を守ったりするための道具です。指ぬきを使うと、針の背を押して布地に通せるため、硬くて厚い生地を縫う時でもスムーズに縫い進めることができます。また、縫っている時に針が当たっても痛くないため、刺さることを気にせずに効率よく作業を進められます。 指ぬきにはいくつかの種類があり、特徴もそれぞれ異なります。デザインも多岐にわたるため、好みや用途に合わせて選べることも魅力の1つです。 下記の記事では、手芸用品のおすすめ通販サイトを紹介しています。ハンドメイド作品に必要なものがほぼすべて購入可能なため、指ぬきを含めたさまざまな裁縫道具を購入したいという人はぜひ参考にしてください。 指ぬきの種類3つ 指ぬきの形は大きく3種類に分けられます。ここでは、形状別にそれぞれの特徴を見ていきましょう。 ●指輪型 指輪型は輪になった指ぬきで、中指の第一関節と第二関節の間にはめて使います。何針か細かく縫い進めた後、指ぬきで一気に針を押すことで効率よく縫うことができることからも、特に短針を使う時に適しています。他の指ぬきよりも扱いやすく、指ぬきに慣れていない手芸初心者でも使いやすいでしょう。 指輪と同様にサイズ展開があるため、実際に指にはめてサイズを選ぶか、通販などの場合は内径を確認してから購入するのがおすすめです。 ●釣鐘型(シンブル) 釣鐘型は指先にすっぽり覆うように被せるタイプです。トップ部分を針の背に当て、押して縫います。キルティングなど、何層にも重ねた生地を一針一針すくうようにして縫う際に適している指ぬきです。 なお、釣鐘型は指先に被せているため、感覚に慣れないうちは抜け落ちることもあります。どの指にはめるかを決めてから、フィットするサイズを選ぶのがおすすめです。 また、釣鐘型の指ぬきは「シンブル」とも呼ばれています。西洋では古くから幸運を呼ぶお守りとして言い伝えられており、お贈りものやコレクション用に装飾性の高いものがたくさん作られています。 ●皿付型 皿付型は、皿部分を手のひら側に向け、中指の付け根にはめて使うタイプです。厚みのある生地を縫ったりボタンを付けたりするなど、長針を使う時に適しています。指ではなく手のひらで押すため、力をあまりこめなくてもしっかりと針を通せる点が特徴です。 購入にあたっては、中指の付け根に合ったサイズを選んでください。指が太めの方はフリーサイズを選びましょう。 指ぬきの使い方 指輪型と皿付型の指ぬきは基本的な使い方が似ている一方で、釣鐘型(シンブル)は使い方が少し異なります。ここでは、指輪型・皿付型とシンブルとに分けて、それぞれの使い方を説明します。 ●指輪型・皿付型の使い方 指輪型も皿付型も、なみ縫いやぐし縫い、刺し子などをする時に利き手の中指にはめて使います。はめる場所や使うタイミングは、それぞれ以下の通りです。 指ぬきの種類 はめる場所 使うタイミング 指輪型 利き手中指の第一関節と第二関節の間 短針で縫う時 皿付型 利き手中指の付け根 皿は手のひら側に向ける 長針で縫う時 縫う際は、親指と人差し指とで針を持ち、その針の背を指ぬきに当てます。針を生地に刺したら、指で針を押しながら生地を前後に動かして縫い進めます。針の位置はあまり動かさず、生地を前後に動かすイメージで縫うと良いでしょう。 ●シンブルの使い方 シンブルタイプは、指の先にすっぽり被せて使います。主な使い方は以下の2つです。 はめる指 利き手の中指 利き手ではない手の中指か人差し指のどちらか 使い方 利き手の中指にはめた指ぬきで針の背を垂直に押し、厚みのある生地にしっかり針を通す 利き手ではない手にはめた指ぬきで、生地から出てきた針を受け止める シンブルは、主にキルティングで活躍します。右利きの方の場合、右手の中指に指に馴染みやすい革製のシンブルを、左手の中指か人差し指に頑丈な金属製のシンブルを被せることが一般的です。左利きの場合は左手に革製、右手に金属製をはめましょう。 指ぬきの選び方 自分に合った素材やサイズの指ぬきを選ぶことで、手芸を行う際の作業効率も上がります。しかし、指ぬきはバリエーションが豊富なため、初めて購入する際はどれを選べば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。 ここでは、数多くある指ぬきの中から、自分に合うものを選ぶために押さえておきたいポイントを2つ解説します。 また下記の記事では、指ぬき以外にも裁縫で必要な道具や道具選びのポイントを解説しています。裁縫をしている方はぜひ参考にしてください。 目的に合わせて指ぬきの素材を選ぶ 指ぬきの素材には、金属製や革製、ゴム製(ラバー製)など数多くの種類があります。指ぬきを購入する際は、自分がどのような目的で使うかを考慮して素材を選びましょう。それぞれの特徴や使用目的は、主に以下の通りです。 金属製 特徴 頑丈 耐久性が高い 使用目的・用途 厚手の生地を縫うことが多く、針の背をしっかり押したい […]

2022.05.17
ピケとは?素材の特徴・魅力・生地の種類も紹介

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ピケとは?素材の特徴・魅力・生地の種類も紹介

ピケは、畝(うね)のような凹凸が特徴的な生地の一種です。生地表面に現れる独特の表情と機能的な魅力の多さから、シャツなどのファッションアイテムに多く利用されるほか、ハンドメイドの材料としても活用されています。 この記事では、ピケ素材の特徴や長所など、ピケの魅力を紹介します。また、ピケにはコーデュロイや鹿の子、ワッフルなど、よく似た素材も存在します。それぞれの素材との違いについても解説するため、手芸やハンドメイドの作品作りの参考にしてください。 ピケとは?素材の特徴を解説 ピケの語源はフランス語で、「浮き出し織り」を表しています。畑の畝(作物を植えるために土を直線状に盛り上げたもの)に似た立体的な模様がある生地です。本来ピケは、横方向に畝のあるものを指しますが、最近では縦方向のものやひし形、斜めの畝なども総称してピケと呼ばれるようになりました。 ピケの最大の特徴は、二重織りという折り方で作られていることによる丈夫さです。経糸(たていと)に表と裏に出るものの2種類を使い、また、緯糸(よこいと)も表裏それぞれの経糸と織り合わせる2種類の糸を用いて、表と裏を別組織で織られています。 厚手で丈夫でありながら、生地表面に立体感があるため通気性にも優れています。肌触りもサラリとしているため、シャツやパンツ、夏用の帽子など、さまざまな用途で使われている生地です。 ピケに使われる生地 ピケに使われる生地で特に有名なのはコットンで、「コットンピケ」と呼ばれています。しかし、ピケに使われるのはコットンだけではなく、ウールやポリエステルなどにも使われることがあります。 ここでは、ピケによく使われる生地それぞれの特徴を紹介します。 ●コットン コットンとは綿素材のことです。植物である綿花の種子毛から作られており、通気性と吸湿性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かい、季節を問わず活躍する素材です。 また、コットンは繊維の毛先に丸みがあるため、肌への刺激が少なく柔らかな肌触りであることも大きな特徴で、インナーやタオルなどにもよく使われます。 リネンなどの他の天然素材と比較して、コットンは水にも熱にも強いため、自宅で気軽に洗濯やアイロンがけができる点も大きな魅力です。 ●ウール ウールとは羊毛のことを言います。正確には、アルパカやカシミヤなど、他の動物の毛から作られた生地も総じて「ウール」と呼ばれますが、羊毛以外は原材料の動物の名前で表記されることが多いため、基本的にウールと表記されているものは羊毛素材と考えて問題ありません。 ウールには、保湿性が高く吸湿性に優れているという特徴があります。冬は熱を逃しにくいため暖かく、夏は汗を発散してくれるためサラッと着られる、オールシーズン活躍する生地です。また、ウールは伸縮素材でストレッチ性が高いため、厚手の生地でも着脱しやすいというメリットもあります。 ●ポリエステル ポリエステルとは、ペットボトルと同じポリエチレンテレフタレートという化学物質を原料とする、合繊繊維で作られた生地です。 ポリエステルピケの最大の特徴は、耐久性の高さです。天然素材の繊維に比べて丈夫なため、洗濯に強く、繰り返し洗っても型崩れを起こしたり縮んだりすることがほとんどありません。 また速乾性も高く、汗によるべたつきも軽減することから、スポーツウェアにもよく利用されています。さらにポリエステルは石油を原料としているため、コットンや麻といった天然素材に比べ、虫が寄り付きにくく、保管しやすいというメリットもあります。 ピケの魅力 ピケ素材は生地表面に独特の表情があるため、1枚で着ても物足りなさを感じにくく、他の服と重ねて着る際にも重宝します。 また、通気性に優れている点もピケの大きな魅力になっています。風通しの良さと、肌にまとわりつかないふんわりとした柔らかさは、特に春や夏といった汗をかきやすい季節に活躍するでしょう。 ピケと他の素材の違い ピケと似た素材は、多岐にわたります。これから紹介する3種類の生地は、表面に立体的な模様があるという点ではピケと共通していますが、それぞれ特徴が違う素材です。特徴が違えば、生地の長所や適した用途も変わってきます。 ここでは、コーデュロイ、鹿の子、ワッフルについて、生地の特徴やピケとの違いを解説します。それぞれの違いを知ってハンドメイド作品作りに役立ててください。 コーデュロイ コーデュロイもピケ同様、表面に畝のような立体感のある模様がある生地です。しかし、コーデュロイとピケでは織り方が異なります。コーデュロイはパイル織物の一種であり、パイル糸を生地の下地から表面に出すという手法で作られています。そのため生地には厚みがあり、保湿性や保温性に優れているのが特徴です。 コーデュロイは主にコットンで作られますが、ウールやナイロンといった素材との混紡で作られることもあります。 またニットとの相性が良く、ビロードのような柔らかい光沢と肉厚な生地感もコーデュロイの魅力の1つです。実用的な暖かさはもちろん、見た目にも暖かみが感じられる冬にぴったりな生地となっています。その一方で、コーデュロイには摩擦に弱いというデメリットもあり、生地の表面が擦れすぎると毛羽立ちや模様が潰れる原因になってしまいます。 鹿の子 鹿の子(かのこ)は表面にひし形の凹凸がある生地です。凹凸の形が日本の伝統的な和柄「鹿の子」に似ているため、鹿の子と呼ばれるようになりました。この凹凸により生地と肌が触れ合う面積が少なくなるため、清涼感のある着心地となります。 鹿の子は通気性にも優れているため、ポロシャツやスポーツウェアといった暑い季節にぴったりの生地です。そのため、鹿の子生地は洗濯後も比較的早くに乾きます。 ピケにもひし形模様の生地がありますが、鹿の子はニット生地の一種で平編みの変形組織のため、ピケとは異なる生地になります。 ワッフル ワッフルはその名の通り、表面にお菓子のワッフルのような凹凸がある生地です。凹凸の形から別名「蜂巣織り」とも呼ばれています。 ワッフルは厚みと柔らかさが特徴の生地で、吸水性や吸湿性が高いことから、タオルやシーツといった汗や水分の吸収が求められる商品に多く活用されています。また適度に保温性があり、ストレッチ性や柔軟性に優れた素材のため、ベビー用品に利用されることも多い生地です。その一方で、ワッフルは強い生地ではなく、洗濯によって縮んだり変形したりしやすいというデメリットがあります。 ワッフルはピケのように表面に凹凸がある生地ですが、ピケはきつく張ってできる盛り上がりが模様になるのに対し、ワッフルは経糸と緯糸を浮かすことで模様を作っている点で異なります。 ピケで作った作品のお手入れ方法 ピケで作った作品のお手入れ方法は、手洗いが理想です。ピケ素材は表面に畝状の凹凸があることが大きな特徴ですが、この凹凸は摩擦にあまり強くありません。ピケの生地は畝の部分が擦れることで毛羽立ったり潰れたりしやすいため、丁寧にお手入れをしなければピケ独特の生地感が損なわれてしまいます。洗濯機を利用する場合は、畳んで適切な大きさの洗濯ネットに入れて洗ってください。洗剤は素材に優しい中性洗剤を利用しましょう。 コーデュロイや鹿の子、ワッフルなども、ピケと同じく立体的な模様を持つ生地のため、摩擦や刺激に強くありません。そのためピケと同様に手洗いや洗濯ネットを使って洗うのがおすすめです。「水洗い不可」や「ドライマーク」の表示がある生地は自宅での洗濯ができないため、クリーニングを利用してください。生地が毛羽立ったり毛玉になったりしないよう、大切にお手入れしましょう。 まとめ ピケは畝に似た立体的な模様のある生地です。丈夫で通気性に優れたピケ素材は、シャツやパンツ、夏用の帽子など身近な多くの商品に利用されています。 ピケに似た素材としてコーデュロイや鹿の子、ワッフルなどが挙げられます。それらに共通しているのは、生地表面に立体的な模様が生じることです。また摩擦に弱いという共通点もあるため、ピケやピケに似た素材を使った作品は、洗濯の際は手洗いをするなどして生地に負担をかけないお手入れ方法を選んでください。 手芸に関する商品はオンラインで手軽に購入できる時代です。ピケ素材で作品を作る際には、ぜひネットで道具や生地を探してみましょう。特にホビー材料の大型専門店「ユザワヤ」は、販売している商品が多岐にわたるためおすすめです。 参考:ユザワヤ

2022.05.17