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カテゴリー【クラフト】の記事一覧

100均(ダイソー)で買える金具の種類|キーホルダーの作り方

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100均(ダイソー)で買える金具の種類|キーホルダーの作り方

オリジナルのキーホルダーを手作りしたいけれど、失敗してお金を無駄にしてしまわないか心配な方も多いでしょう。低コストで金具を入手したい場合、購入先として100均が挙げられます。最近では、手芸店以外にもキーホルダーなどの制作に必要な金具が売られています。 100均と一口に言ってもダイソーやセリア、キャンドゥなど、複数のブランドがあります。この記事では、ダイソーをメインに販売されている金具の種類と使い方を紹介します。 キーホルダーの金具は100均でも買える! キーホルダーの制作に必要な金具は100均で買えます。低コストで金具を揃えたい方やハンドメイド初心者の方は、100均でキーホルダーの材料を購入するのが⁡おすすめです。 同じ100均でも、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの種類や店舗によって、取り扱っている金具の色味・形などのタイプが異なります。 ダイソーで売っている金具の種類と使い方 ダイソーで売っているキーホルダー用の金具は、主に以下の3種類です。 丸カン カニカン ナスカン 上記の金具はキーホルダー作りに使える他、アクセサリーの制作にも使用できます。色は基本的に銀と金の2種類です。色についても、好みや作りたいものに合わせて選ぶとよいでしょう。 ここでは、それぞれの金具の特徴や使い方、ダイソー商品の詳細について紹介します。 丸カン 丸カンはリング状のシンプルな部品です。丸カンには、壊れにくく、取り付けたパーツが外れにくいという特徴をもちます。 ここでは、ダイソーの丸カンの中から3つピックアップし、それぞれの特徴を紹介します。 商品名 ⁡サイズ(直径) 色 丸カン 約5mm 銀色 丸カンセット 約6mm約8mm 銀色金色 デザイン丸カン 約1cm 銀色金色 丸カンと丸カンセットはシンプルな形状で、1袋に封入されている数が多いのが特徴です。 丸カンの素材は真鍮、丸カンセットは鉄となっています。丸カンセットは2種類のサイズが1パックになっているので、作りたいものに適したサイズが分からない場合にも⁡おすすめです。 デザイン丸カンは表面に模様が施されており、通常の丸カンとは違うおしゃれな雰囲気があります。作りたいもののデザインが明確に決まっている方や、キーホルダー・アクセサリー作りに慣れている方に⁡おすすめの商品です。 カニカン カニカンとは、蟹の爪のような形状をした留め具を指します。出っ張ったフックを下に引っ張ることで金具が開き、アクセサリーパーツなどを簡単に付け外しできる点が魅力です。 ここでは、ダイソーのカニカンのうち以下の2種類について紹介します。 商品名 サイズ 色 カニカン 直径約12mm 銀色金色 キーホルダーパーツ カニカン回転軸付 約2.2cm×0.6cm×5.3cm アンティークゴールドゴールドシルバー ダイソーのカニカンは8個入りで、本体は真鍮、バネは銅合金で作られています。 回転軸付きのカニカンは4個入りで、全長約5.3cmとやや大きめなのが特徴です。キーホルダー制作はもちろん、アクセサリーやチャーム作りにも適しています。カラーが3色展開な点もポイントです。 丸カン・カニカン・アジャスターセット ダイソーでは、丸カン・カニカン・アジャスターの3種がワンセットになった商品も販売しています。アジャスターとは、アクセサリーなどの長さを調節するために使用するチェーンパーツのことです。オリジナルキーホルダーを作る際にアジャスターが必要な場合は、他の金具とセットになった商品を購入するとよいでしょう。 丸カン・カニカン・アジャスターセットの材質は、カニカンが真鍮、丸カンが銅、アジャスターがスチールです。サイズはカニカンが約1.2cm、丸カンが約0.5cm、アジャスターが約6cmとなっています。 ナスカン ナスカンはカニカンに近い役割をもつ留め具で、形状が茄子に似ていることからこの名前が付けられました。カニカンと同様に、フックを引き下げることで金具が開き、アクセサリーパーツなどの付け外しが可能になります。 ここでは、ダイソーで売っているナスカンのうち以下の4種類について紹介します。 商品名 サイズ 色 キーホルダーパーツ […]

2023.01.25
浅草橋のビーズショップ10選!専門店から大型手芸店まで

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浅草橋のビーズショップ10選!専門店から大型手芸店まで

古くから問屋街として栄えてきた浅草橋には、ビーズショップを含むハンドメイド資材のお店も多く立ち並びます。珍しいチェコビーズを扱うお店や日本の老舗ビーズ店などもあるため一度は足を運んでみたいという方も多いでしょう。 この記事では、浅草橋のビーズショップの特徴や買い物を楽しむためのポイントなどを踏まえ、おすすめのお店10選について詳しく紹介します。浅草橋のビーズショップ巡りを楽しみたい方はぜひお役立てください。 問屋街として有名な浅草橋!ビーズショップの特徴は? 浅草橋は問屋街として知られており、アクセサリーパーツやハンドメイド資材のお店も多数存在します。ビーズやアクリルパーツを取り扱うお店も充実しているため、ハンドメイド作家や手芸好きの人が足を運ぶ人気のスポットです。 浅草橋のビーズショップは、JR浅草駅西口側や江戸通り沿いに集中しています。クレジットカード不可のお店が多いため、現金を用意しておきましょう。複数のお店を見たい場合は、駅付近にあるレンタサイクルの利用がおすすめです。 浅草橋のおすすめビーズショップ10選 浅草橋には、数多くのビーズショップがあるため、お店選びに迷う人も多く見られます。自分が欲しいビーズやハンドメイド資材を見つけられるように、まずは浅草橋のビーズショップ情報をチェックしておきましょう。 ここでは、浅草橋にあるビーズショップの特徴と店舗情報を紹介します。 BEADER 名称 BEADER 公式サイト https://www.beader.jp/store/ 営業時間 10:00~17:30 定休日 日曜・祝日 住所 東京都台東区柳橋1-1-15 浅草橋産業会館2F 電話番号 03-5833-6373 「BEADER」は、カラフルな色づかいが特徴的なチェコガラスビーズの専門店です。ファイアポリッシュラウンド・プレストビーズラウンド・ファルファーレビーズなど、色づかいとデザインが美しいチェコガラスビーズを販売しています。特に、ファルファーレビーズの種類が豊富です。 ビーズだけでなく、金具や工具などのパーツやアクセサリーキットも充実しています。ビーズネックレスやピアスなどのアクセサリーを作りたい人、アクセサリークラフトに興味がある人におすすめのお店です。 MIYUKI FACTORY(旧:BEADS FACTORY) 名称 MIYUKI FACTORY 公式サイト https://www.miyukifactory.com/ 営業時間 10:00〜17:00 定休日 日曜・祝日・土曜(不定休) 住所 東京都台東区浅草橋1-3-9 電話番号 03-5833-5256 「MIYUKI FACTORY」は、80年以上の歴史を持つビーズメーカー「MIYUKI」の直営店です。ビーズのカラーバリエーションが豊富で、1Fだけでも6,000色以上の品揃えとなっています。ビン詰めされたビーズは、必要な量だけ量り売りが可能です。 主に、MIYUKI製シードビーズ・チェコガラスビーズ・インドビーズ・デリカビーズなどを取り扱っています。 1Fから3Fまではビーズやアクセサリーパーツの販売、4Fはハンドメイド作品のギャラリーとなっています。ビーズやアクセサリーパーツを購入したい人や、ハンドメイド作品が好きな人におすすめです。 Beads&Parts 名称 Beads&Parts東京浅草橋店 公式サイト https://www.beads-parts.jp/ 営業時間 11:00~18:00 定休日 なし 住所 東京都台東区浅草橋1丁目9-15大地ビル6F・7F 電話番号 […]

2023.01.25
ダイソーでアレンジワイヤーは買える?活用アイデアや役立つグッズも

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ダイソーでアレンジワイヤーは買える?活用アイデアや役立つグッズも

アレンジワイヤーは、フラワーアレンジメントなどをする方にとって、あると便利なアイテムです。フラワーアレンジメント以外にもアイデア次第でさまざまな物が作れるので、ハンドメイド作家にも注目されています。 アレンジワイヤーでの作品が初めての場合、扱いに慣れていないため練習用としてなるべく低コストでアイテムを揃えたいという方は多いでしょう。そこで今回は、アレンジワイヤーを購入できる場所を紹介します。ダイソーのアレンジワイヤーの特徴や活用アイデア、クラフトに役立つグッズも紹介するので、ぜひご覧ください。 アレンジワイヤーとは アレンジワイヤーは、ワイヤーに紙が巻かれている構造のアイテムです。フラワーアレンジメントやコサージュ作り、リース作りなどで使用されます。例えばリースを作る際に、花材をリースの土台に巻いて固定する際に活躍するのがアレンジワイヤーです。 アレンジワイヤーは、別名「ワイヤー」や「フラワーワイヤー」、「リースワイヤー」と呼ばれることもあります。 アレンジワイヤーはダイソーで買える? アレンジワイヤー(リースワイヤー)は、ダイソーなどの100均でも販売されています。手芸コーナーではなく、園芸用品のコーナーに置かれていることが多いです。 アレンジワイヤーはダイソー以外にも、セリアやニトリ、コーナンなどのホームセンターで売られています。アレンジワイヤーという商品名ではない場合もあるので、店員に設置場所を聞く際にはフラワーワイヤーやリースワイヤーという言葉で伝えるとよいでしょう。 また、アレンジワイヤーは手芸専門・園芸専門の通販サイトでも購入できます。アレンジワイヤーを探す際には、予算などに応じて自分に合った購入先を選ぶのがおすすめです。 ダイソーのアレンジワイヤーの特徴 ダイソーのアレンジワイヤーは、中の針金部分の素材はスチールです。外側の紙の色は緑色で、カラーの展開はありません。原産国は中国で、価格は税抜き100円となっています。 ダイソーのアレンジワイヤーには、以下の2つのタイプがあります。 太さ 長さ 内容量 0.35mm 36cm 110本 0.55mm 36cm 90本入 いずれも長さは同じですが、ワイヤーの太さや内容量が異なるので、購入する際には注意してください。 ダイソーのアレンジワイヤーは商品カテゴリが園芸・ペットになっているので、商品を探す際は園芸コーナーを覗いてみてください。ダイソーでは「アレンジワイヤー」という商品名で販売されているので、店員に場所を聞く際にはアレンジワイヤーという言葉で伝わるでしょう。 出典:アレンジワイヤー(グリーン、長さ36cm、太さ0.35mm) 出典:アレンジワイヤー(グリーン、長さ36cm、太さ0.55mm) ダイソーのアレンジワイヤーの活用アイデア5選 ダイソーのアレンジワイヤーは一工夫でさまざまな形に変化し、ファッション関連などの作品作りにも応用できます。例えば、ヘアアクセサリーやリング・ピアス、リース、ウォールアートなどです。 ここでは、ダイソーのアレンジワイヤーの活用方法を5つ紹介します。ぜひハンドメイド雑貨作りの参考にしてください。 リース リースは、アレンジワイヤーとリース台、花材、花切りばさみがあれば作れます。 作り方としては、まずは花材をリース用にカットします。次に、リース台にアレンジワイヤーを2~3周巻きつけます。この時、巻き始めと巻き終わりを結びやすくするために、5~10cmほど余裕を作ってから巻き始めるのがポイントです。 次に花材で小さなブーケを作り、巻き付けたアレンジワイヤーを使ってリース台に固定します。ワイヤーは花材が外れないように力強く巻き付けましょう。そして、アレンジワイヤーの巻き始めと巻き終わりをねじって固定し、余分な部分をカットします。この作業を繰り返し、最後に花材でリース台の隙間を埋めつくしたら完成です。 ブーケは長いワイヤー1本でも作れますが、全長36cmごとにカットされたダイソーのアレンジワイヤーを使うことで微調整しやすくなるというメリットもあります。 リング・ピアス アレンジワイヤーをマニキュアの蓋などに巻いて円の形にすることで、リング(指輪)を作ることも可能です。好みのビーズを使用すれば、シンプルながら個性的なリングを作れるでしょう。 また、アレンジワイヤーを使えばピアスも手作りできます。アレンジワイヤーを自由に成形するだけでよく、他の材料は必要ないのが魅力的です。ピアスを付けるのが難しい方も、イヤーカフを作ればアレンジワイヤーで簡単に耳元のおしゃれが楽しめます。 ヘアアクセサリー アレンジワイヤーを使えば、髪の毛をすっきりまとめるためのヘアアクセサリーも作れます。 アレンジワイヤーを使ったヘアアクセサリー作りでおすすめなのが、流行のヘアレンジとして人気が高い「ワイヤーポニー」です。ワイヤーポニーはポニーテールにワイヤー入りのリボンを巻き付けるヘアアレンジ方法で、髪の毛をしっかりまとめつつもナチュラルな雰囲気を醸し出せます。 ワイヤーポニーは、布製のリボンの中にアレンジワイヤーを入れ、縫製して作ります。ダイソーのアレンジワイヤーを使う場合、ワイヤーポニーを作るためにワイヤーをカットする必要がないのがメリットです。 ウォールアート アレンジワイヤーを星形や滴形などに成形し、縦につなぎ合わせると、おしゃれで個性的なウォールアートになります。繋ぎ合わせた作品を吊るすことによって、壁に直接貼り付けるウォールアートとは一味違う、揺れるような動きが付きます。 ダイソーのアレンジワイヤーを使えば、カットの手間を減らせます。36cmの長さでカットされているので、長いワイヤーを使うよりも成形しやすいでしょう。 インテリア ワイヤーでキャラクターや文字を作るワイヤークラフトやワイヤーアートで、アレンジワイヤーをインテリア小物に応用することも可能です。作品は壁や棚などにディスプレイすると、暮らしが彩るでしょう。 また、ワイヤーの特性を生かして、インドアガーデニングの鉢などにワイヤーアートの一部を刺して飾ることもできます。ワイヤーアートそのもののデザインはもちろん、飾り方でも個性を出せるでしょう。 アレンジワイヤーでクラフトするときに役立つグッズ アレンジワイヤーを使ったクラフト作品は、作る物によっては細かな作業もあり、自分の手指だけでは対応しにくいケースも少なくありません。そのような時に役立つグッズとして、次のような物が挙げられます。 ・ニッパー ニッパーはアレンジワイヤーを切る際に役立つグッズです。ワイヤークラフトではワイヤーを切る作業が頻繁に発生するので、ニッパーは切れ味がよく、手への負担が少ない物を選ぶとよいでしょう。 ユザワヤの「ニッパー DAR-32」は、持ちやすい大きさのグリップが特徴です。手にフィットしやすいサイズなので、負担が少なく手が疲れにくいでしょう。また、刃が薄いためワイヤーのカットに適しており、作品の仕上がりがきれいになります。 出典:手芸工具 『ニッパー DAR-32』 […]

2023.01.25
おすすめのアクセサリー工具24選|工具の選び方も解説

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おすすめのアクセサリー工具24選|工具の選び方も解説

アクセサリー制作をする際は、パーツを掴んだり細工したりするための「アクセサリー工具」が必要です。アクセサリー工具を使うことで小さなパーツが扱いやすくなり、ビーズ・金具類を使用したアクセサリーをきれいに作れます。 アクセサリー制作を始めるために揃えるアクセサリー工具は、使いやすいものを選びたい方が多いでしょう。当記事ではアクセサリー工具の主な種類と選び方を解説した上で、おすすめのアクセサリー工具24選を紹介します。 アクセサリー工具における三種の神器とは? アクセサリー工具における三種の神器とは、「平ヤットコ」「丸ヤットコ」「ニッパー」の3つです。3つのアイテムを揃えることで、掴む・つぶす・丸める・切るなどの作業を簡単に行えるため、アクセサリー制作での繊細な作業をスムーズに進められます。 ここからは、「平ヤットコ」「丸ヤットコ」「ニッパー」について、それぞれの主な用途や選び方を紹介します。 平ヤットコ(平ペンチ) 平ヤットコ(平ペンチ)は、挟む部分の中側が平たくなっているヤットコです。持ち手を握ることで先端の開閉ができ、主に下記の用途に使用します。 パーツを掴む ワイヤーを曲げる つぶし玉をつぶす かしめ金具を締める 丸カンを開閉する 平ヤットコは挟む部分が平らで、小さなパーツや細いワイヤーもしっかりと掴める点が特徴です。平ヤットコでパーツを掴み、他のアクセサリー工具で加工する使い方もできます。 平ヤットコの挟む部分は、中側がフラットなものと、ギザギザの溝が入っているものがあります。アクセサリー制作用の平ヤットコは、基本的に中側がフラットなものを選びましょう。挟む部分の中側にギザギザの溝が入っていると、パーツを掴んだ際に傷つけるおそれがあります。 また、平ヤットコは力を入れる作業に使うことが多いため、グリップ部が滑りにくい商品がおすすめです。 丸ヤットコ(丸ペンチ) 丸ヤットコ(丸ペンチ)は、挟む部分が丸みを帯びていて、先端に向かって細くなっているヤットコです。挟む部分が丸みを帯びている点を生かして、主に下記のような丸める作業に使用します。 Tピンや9ピンを丸める ワイヤーを丸める 一方で、パーツを掴んだりつぶしたりする作業には丸ヤットコは向いていません。丸ヤットコを丸カンの開閉に使うことも、丸ヤットコの先端が歪む原因となるため避けましょう。 丸ヤットコの選び方としては、先端が細いものがおすすめです。Tピンや9ピンを先端が細い丸ヤットコで丸めることで、輪が小さく仕上がり、繊細なデザインのアクセサリーを作れます。 丸ヤットコの先端がきちんと合うかどうかも確認しましょう。先端のズレが少ない高精度な丸ヤットコは、少ない力で細いピンやワイヤーをしっかりと挟めます。 ニッパー ニッパーは、持ち手で先端の刃部を開閉してハサミのように扱える工具です。ニッパーは電気工具としても使われるものの、アクセサリー工具のニッパーは主に下記の用途に使用します。 Tピンや9ピンを切る ワイヤーを切る 細いチェーンを切る ニッパーは先端が鋭利な刃となっているため、「パーツを掴む」「ワイヤーを丸める」といった使い方はできません。あくまでも切るための工具として使いましょう。 ニッパーを選ぶ際は、切断能力を見ることが大切です。切断能力とは、ニッパーが切断できる範囲を示す数値であり、「硬線直径〇mm/軟線直径〇mm」といった形式で表記されています。切断能力を超える太さ・硬さのものには使えないため、自分が切断したいワイヤー類の太さに合わせて選びましょう。 あると便利なアクセサリー工具4種類 平ヤットコ・丸ヤットコ・ニッパーの他にも、持っておくと便利なアクセサリー工具があります。アクセサリー制作をしたい方は、平ヤットコ・丸ヤットコ・ニッパー以外の便利なアクセサリー工具の使用も検討してみましょう。 ここからは、あると便利な4つのアクセサリー工具と、それぞれを選ぶ際のポイントを紹介します。 ピンセット ピンセットは小さなパーツを掴みやすく、細かい作業を行うときに重宝するアクセサリー工具です。テグスをカンに通したいときも、ピンセットがあれば簡単に行えます。 ピンセットは先が曲がっているタイプと、先が真っ直ぐなタイプの2種類に分けられます。ピンセットを選ぶ際は、用途に合わせて2つのタイプから適切なほうを選びましょう。 先が曲がっているタイプのピンセットは、ビーズアクセサリー制作に適しています。ピンセットを持った状態でも先端がよく見えるため、極小のビーズでもスムーズに掴むことが可能です。 一方、先が真っ直ぐなタイプのピンセットは、つまみ細工を作るときに使いましょう。真っ直ぐな先端で薄いちりめんをしっかりと掴み、折りや返しといった作業を行うと、繊細なデザインのつまみ細工でも美しく作れます。 指カン 指カンは、丸カン・Cカンの開閉作業を行うときに便利なアクセサリー工具です。指カンの表面には溝があり、下記の流れで使用します。 利き手ではないほうの手の指に指カンを装着する 指カン表面の溝にカンを引っかける 平ヤットコでカンの開閉をする ビーズアクセサリー制作などの丸カン・Cカンを多く使う作業では、指カンを使用することがおすすめです。 指カンを選ぶ際は、指のサイズと指カンが合うかを必ず確認しましょう。小さすぎるサイズの指カンは装着時に指が痛くなり、反対に大きすぎるサイズではカンの開閉をする際に指カンが動いてしまいます。 指のサイズに合う指カンが見つからない場合は、フリーサイズの指カンがおすすめです。フリーサイズの指カンは、平ヤットコなどでサイズの調整ができます。 作業トレー アクセサリー制作では、ビーズ・金具・ボタン・針などの細かい資材を使用します。パーツをまとめて置ける作業トレーがあると、細かいパーツや資材が作業机の上で飛び散らず、作業に集中できます。 作業が終わった後の片付けが楽になる点も、作業トレーがおすすめな理由です。作業トレーは作りかけのアクセサリーを仮置きする場所や、接着剤・レジン・粘土を乾燥させる場所としても使えます。 作業トレーは作業机に置けるサイズのものを選びましょう。トレーの深さは、バーツの散らばりを十分に防ぎ、かつピンセットでパーツが掴みやすい適度な深さがおすすめです。 商品によってはビーズを並べて完成時のイメージができるビーズレーンや、テグス・チェーンの長さを測れる目盛り付きの作業トレーもあります。便利な機能が付いた作業トレーを使えば、より楽しくアクセサリー制作ができるでしょう。 UVライト・エンボスヒーター UVライト・エンボスヒーターは、レジンアクセサリー制作で重宝するアクセサリー工具です。 UVライトは紫外線を照射する装置で、UVレジンの硬化不良による失敗を防ぎやすくなります。太陽光でUVレジンを硬化させようとして失敗した方は、ぜひUVライトを使用してみてください。 UVライトを選ぶ際は、作品全体に紫外線が当たるサイズの商品を選びましょう。長時間使用すると電球が切れるため、電球が交換できるかどうかもチェックするべきポイントです。 一方、エンボスヒーターは熱風を吹き出す装置で、レジン液の気泡を消したいときに重宝します。エンボスヒーターは温度の段階調節や、固定できるスタンド付きの商品がおすすめです。 […]

2022.10.28
オーブン粘土とは?使い方や選び方を解説

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オーブン粘土とは?使い方や選び方を解説

ハンドメイドマーケットやSNSなどでオーブン粘土を使った作品を見て、「自分もオーブン粘土でハンドメイド作品を作ってみたい」と思った方もいるのではないでしょうか。しかし、「オーブン粘土にはどのような種類があるのか」、また「オーブン粘土はどのように選べば良いのか」と悩み、中々挑戦まで踏み切れない方もいるでしょう。 当記事では、オーブン粘土の特徴や種類、オーブン粘土の使い方や選び方について解説します。また、オーブン粘土を使ったアクセサリー・小皿の作り方も紹介するため、初めてオーブン粘土を扱う方はぜひ参考にしてください。 オーブン粘土とは? オーブン粘土とは、家庭用オーブンで焼成できるクラフト粘土のことです。本格的な陶芸用粘土を使用する場合、焼成温度は800〜1,250度ほど必要ですが、オーブン粘土の場合は160〜190度の温度で固めることができます。気軽に家庭用オーブンで陶器作りを楽しめるため、初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。 代表的なオーブン粘土素材には、「陶芸用オーブン粘土」と「ポリマークレイ」があります。ここからは、陶芸用オーブン粘土とポリマークレイそれぞれの特徴や使い方について紹介するため、ぜひ参考にしてください。 陶芸用オーブン粘土 陶芸用オーブン粘土の使い方は簡単で、作品を形成後に家庭用オーブンで加熱し、焼き固めれば完成です。成形が容易な点も特徴で、ビーズアクセサリーや箸置きなど、幅広い作品に利用できます。また、土をこねたり練ったりする手間なしで、素焼きのような風合いを楽しめる点も魅力です。 手軽にできることが魅力の陶芸用オーブン粘土ですが、ろくろを使用した制作にも使用できるため、本格的な器を手作りすることも可能です。作品にアクリル絵具で色付けしてコート剤で仕上げると、見た目が華やぐだけでなく耐久性も上がります。マグカップや食器などのハンドメイドにも、おすすめの粘土です。 ポリマークレイ ポリマークレイは、ポリ塩化ビニルを原料にした樹脂製のクラフト用粘土です。主にアクセサリーやフィギュア作りなどに使用されており、ポリマークレイで作られた作品は、SNSやハンドメイドマーケットでも人気を集めています。焼成後はプラスチックのような硬さになりますが、焼成前であれば何度でも作り直せるため、ハンドメイド初心者にも優しい粘土と言えるでしょう。 カラー粘土の種類が豊富なため、色付けをしなくてもカラフルで美しい作品が作れる上に、空気乾燥をしないことから、細かい作業にも時間をかけられる点が魅力です。初心者の方でも納得のいく見た目にしやすく、アイデア次第でいろいろな作品が作れます。 オーブン粘土の使い方 オーブン粘土の基本的な使い方は、以下の通りです。 (1)オーブン粘土を取り出し、のし棒で5mm程度に伸ばす まずは、オーブン粘土を5mm程度の薄さになるまで伸ばしましょう。硬くて伸ばしづらい場合は、水をつけてこねることで柔らかくなります。 (2)好みの形を作る 型抜きや竹串などを使って、好みの形に整えます。粘土が乾いてパサパサになってしまった場合は、水を含ませた指でなぞることで滑らかになります。 (3)(オーブン粘土の場合)1週間程度乾燥させる ポリマークレイは乾燥させる必要がありませんが、オーブン粘土は1週間程度乾燥させます。オーブン粘土の場合、乾ききる前に加熱すると、ひび割れが起きる原因となってしまいます。 (4)オーブンで焼成する オーブンで焼成する時間は、以下の通りです。 陶芸用オーブン粘土:160~180度で40分程度 ポリマークレイ:110~130度で20分程度 (5)絵付け・コート剤などで仕上げる 作品が十分に冷えたら、絵付けやコート剤などで仕上げれば完成です。 オーブン粘土を使ったアクセサリーの作り方 オーブン粘土を使えば、ブローチなどのアクセサリーも制作できます。オーブン粘土を使ったブローチ作りに必要な材料・道具と作り方は、以下の通りです。 <必要な材料・道具> 牛乳パック はさみ オーブン陶土 ヘラ 粘土板 のし棒 デザインナイフ ブローチピン 強力接着剤 アクリル絵の具 筆 パレット コート剤 <作り方> (1)牛乳パックにデザインを書き、型紙を作る 牛乳パックに作品のデザインを描きましょう。牛乳パックの数が少なくて失敗したくない場合は、クッキングシートなどにデザインを描いてから牛乳パックに書き写すのもおすすめです。この牛乳パックは、オーブン陶土をカットする際の目安となる型紙です。 デザインが完成したら、はさみで牛乳パックをデザインの形通りに切ります。 (2)オーブン陶土を5mm程度の厚さに伸ばす ヘラで切り分けたオーブン陶土を粘土板の上に置き、のし棒で5mm程度の厚さに伸ばします。 伸ばす際は、割り箸を粘土の両端に置き、その上からのし棒を当てることで、均一の厚さに伸ばすことができます。 (3)伸ばしたオーブン陶土を型紙通りにカットする 伸ばした粘土の上に(1)で作った型紙を置き、デザインナイフで型紙通りにカットします。 粘土にひび割れができている場合は、水で濡らした指でなぞり、表面を滑らかにしましょう。 (4)デザインナイフでデザインする カットしたオーブン陶土に、デザインナイフでデザインを描きましょう。キャラクターなら目や鼻の線などを入れます。力を入れすぎて貫通しないよう、注意が必要です。 (5)1日以上乾燥させる デザインが完成したら、1日以上乾燥させましょう。湿度や温度によって乾きにくい場合もあるため、十分に乾かすことが大切です。 […]

2022.10.28
ダイソーで手芸用ペンチは買える?ペンチの使い方や注意点も解説

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ダイソーで手芸用ペンチは買える?ペンチの使い方や注意点も解説

家で過ごす時間が増えている方も多い中、気軽にできるアクセサリー作りに挑戦したいと考える方もいるのではないでしょうか。最近ではダイソーなどの100均でも、手芸用品が販売されています。アクセサリー作りにかかせないペンチをダイソーで買うことができれば、気軽にアクセサリー作りを始めることができるでしょう。 そこで今回は、アクセサリー作りにかかせないペンチはダイソーに売っているのかどうかや、ペンチの使い方・注意点について解説します。また、簡単なアクセサリーのレシピやおすすめのペンチなども紹介するため、ぜひ参考にしてください。 アクセサリー作りの必需品!ペンチはダイソーで売っている? ペンチとは、ハサミのような形状をしたビーズクラフトの必需品で、ビーズやワイヤーなどの細かなパーツや素材をつかむときに便利な工具です。 アクセサリー作りに必要なペンチは、ダイソーでも売っています。手芸用品店などで販売されているペンチは1,000円以上するものが多いため、ダイソーであれば手頃な値段で購入できる点が魅力です。 ダイソーで売っている手芸用ペンチは、以下の3種類です。 ●手芸用丸ペンチ 先が丸くなっているペンチ。手芸コーナーに置いてあることが多い。 ●細工用丸ペンチ 先が丸くなっているペンチ。工具用のため、工具コーナーに置いてあることが多い。 ●平ペンチ 先が平たくなっているペンチ。ダイソーの平ペンチは、手芸用品店などのペンチよりも先が太くなっている。工具コーナーに置いてあることが多い。 ペンチの置いてある場所は店舗によって違いがあるため、お店に確認しておきましょう。 100均で買える!アクセサリー作りに必要な基礎工具3つ アクセサリー作りに必要な基礎工具は、以下の3つです。 平ペンチ(平ヤットコ) 丸ペンチ(丸ヤットコ) ニッパー 基礎工具3つが揃えば、さまざまな種類のアクセサリーを作ることができます。また、ヤットコとはペンチの一種で、ペンチには切断機能があり、ヤットコには切断機能がない点が特徴です。 基礎工具3つのそれぞれの概要・用途は、下記の通りです。 ●平ペンチ(平ヤットコ) 先端が平らになっており、パーツを挟んだり金具をしめたりする時に使用する。 ●丸ペンチ(丸ヤットコ) 先端が丸くなっており、ピンやワイヤーを丸く曲げる時に使用する。 ※パーツを挟んだり、金具をしめたりする時にも使用できますが、平ペンチよりも先が細くて丸いため、安定感があまりありません。 ●ニッパー ピンやワイヤーを切断する時に使用する。 ペンチでパーツをはさんだり曲げたりといった作業をする時は、内側がギザギザになっていないものを使うようにしてください。ギザギザのものを使うと、ワイヤーや素材に傷がついてしまうため、注意しましょう。 100均で販売している工具の使い心地は? 実際に100均の工具を使ったことがある方の感想や商品レビューを、以下にまとめています。 バネが弱くすぐに使えなくなる サビやサビ止め用の油でパーツが汚れてしまう 先が太めで細かい作業には向いていない 使いづらくピンに傷がついてしまった 100円の安さなら、この使い心地は十分よい ハンドメイドアクセサリー作り初心者の方の場合は、最初は試しに100均で工具を揃えてみるのもよいでしょう。しかし、手芸用品店の工具の使い勝手や耐久性を考えると、長期的に使う場合は手芸用品店の工具のほうがおすすめと言えます。 手芸用ペンチの使い方 手芸用ペンチには、平ペンチと丸ペンチがあります。それぞれの特徴や使い方は以下の通りです。 種類 特徴 使い方 平ペンチ 先が平たいため、力が入りやすくホールド力がある。力のいる作業に向いている。 パーツを挟んだり、金具をつぶしたりする時などに使う。 丸ペンチ 先が丸く、先端に行くほど細くなっていくため、使う位置によって色々な大きさの丸を作ることができる。 ピンやワイヤーを丸く曲げる時などに使う。 ペンチはメーカーによって呼び方が異なります。「手芸用ペンチ」「手芸用ヤットコ」「ラジオペンチ」など名称が異なっているため、購入する時は確認をするようにしましょう。 ペンチの使い方のコツは、持ち手の片方を親指、もう片方を4本の指で握るように持つことです。しっかり握ることで力が入り、ペンチが使いやすくなります。また、パーツを丸く曲げる時は、利き手じゃない方の手で平ペンチを使ってパーツを掴み、利き手で丸ペンチを持って曲げることで、小さなパーツでも作業がしやすくなります。 手芸でペンチを使うときの注意点 アクセサリー作りは、手先を駆使した細かい作業になるため、ペンチを使う時には注意が必要です。例えば、ペンチに指をはさんでしまったり、ニッパーで手を傷つけてしまったりして、けがをしてしまうこともあります。作業時は十分に気を付けましょう。 またペンチに力を入れた時に、小さなパーツだと滑ってどこかに転がってしまい、パーツがなくなってしまうということもあります。細かい作業時に集中力が途切れてしまった場合は、一度休憩してから再開するとよいでしょう。 ペンチがあれば作れる簡単アクセサリー ここからは、「ペンチがあればどういったアクセサリーが作れるのか」を知りたい方向けに、ペンチだけで作れるアクセサリーのレシピを紹介します。 パーツを繋げたり通したりするだけの簡単なピアスやネックレスのため、ペンチさえ用意すれば作ることができます。ハンドメイド初心者の方も、ぜひ気軽に挑戦してみてください。 […]

2022.10.28
パンフラワーとは?魅力や作り方、おすすめの粘土も紹介!

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パンフラワーとは?魅力や作り方、おすすめの粘土も紹介!

パンフラワーとは、粘土工芸の一種で、パン粘土で作ったお花のことです。耐久性があり、子どもやお年寄りでも華やかな作品が簡単に作れるといった魅力があります。インテリアとして飾る、プレゼント用に手作りするほか、お子さんと一緒に作品作りを楽しむのもよいでしょう。 当記事では、パンフラワーの概要や歴史、クレイフラワーとの違いやパンフラワーの作り方から、おすすめのパンフラワー用粘土まで詳しく紹介します。パンフラワーを作ってみたい・飾ってみたいという方は、ぜひ参考にしてください。 パンフラワーとは? パンフラワーとは、粘土工芸の1つで、「パン粘土」や「パンフラワー専用粘土」と呼ばれる、小麦粉で作った粘土を使って制作します。名前の通り、お花を模した粘土細工で、花弁を一枚ずつ手作業で作り、色付けには絵の具やカラー粘土を使用します。パンフラワーは、材料に粘土やボンドなどを使用しているため、食べることはできません。 粘土が材料ですが、湿気に強く耐久性がある上に、カビなどが生える心配もなく、汚れたら水で洗える点が特徴です。関東を中心にさまざまな地域でパンフラワー教室が開かれているので、新しい趣味を始めたい方にもおすすめのハンドメイドのジャンルです。 パンフラワーの歴史 元々パンフラワーは、メキシコや中南米で生まれた民芸品で、「Flor de Migajon de Pan(スペイン語でパンの中身で作った花)」と呼ばれています。余ったパンを素材にお花を作ったことから、「パンフラワー」と呼ばれるようになりました。はじめは、神への捧げものとして扱われていましたが、現代では日用品雑貨や手芸工芸品として作られています。 日本でも、昔は食パンにボンドを混ぜて粘土を作っていました。しかし、日本のような湿気の多い環境では、保存状態が悪くカビてしまうなど、管理が困難だったとされています。今では、パン粘土・石粉粘土・樹脂粘土・紙粘土といった、専用の粘土ができたこともあり、カビや保存状態の心配をする必要がなくなりました。当時と比べると格段にパン粘土の質が上っており、質の向上に伴って完成度の高い作品を作ることが可能となりました。 パンフラワーの魅力 パンフラワーの魅力やおすすめの用途は、下記の通りです。 パンフラワーの魅力 パンフラワーの魅力は、お花のデザインも色も自分好みに決められるという点です。置きたい場所やシチュエーション、贈り物なら相手の好みや生活スタイルに合わせて自由自在に作ることができます。またお花だけでなく、人形やアクセサリーなど、自分の発想次第でさまざまな物を創作することも可能です。 パンフラワーは粘土で作るため、自然乾燥させるだけで色や形が変わらないまま、ずっと楽しむことができる点も魅力です。本物のお花と違って鮮度を気にする必要もなく、子どもから高齢者まで誰でも気軽に作れるのが、パンフラワーの人気の理由と言ってよいでしょう。 パンフラワーのおすすめの用途 パンフラワーは、生け花のようにインテリアとして部屋に飾ることで、お部屋を明るく、華やかに装飾できます。また、母の日などの特別な日に、一生懸命作った手作りのパンフラワーをプレゼントすれば、相手も喜んでくれるでしょう。子どもの夏休みの課題として、親子で一緒に制作するのもおすすめです。 パンフラワーとクレイフラワーの違い クレイフラワーとは、樹脂粘土で作ったお花のことを指します。樹脂粘土を使うことで、繊細で美しく、本物のお花と見違えるほど完成度の高い作品にすることが可能です。 パンフラワーとクレイフラワーの違いや共通点は、下記の通りです。 パンフラワーとクレイフラワーの違い パンフラワーとクレイフラワーでは、使う材料や手触りなどが異なります。どちらも粘土を使って制作しますが、使用する粘土がパン粘土・パンフラワー専用粘土の場合は「パンフラワー」、樹脂粘土の場合は「クレイフラワー」となります。 また、パン粘土は乾くとプラスチックのような質感となりますが、反対に、樹脂粘土はスポンジのような質感に変化することが特徴です。 生花にはない共通点 パンフラワーとクレイフラワーには、生花にはない共通点があります。パンフラワーとクレイフラワーはどちらも粘土で作る作品のため、生花のように枯れることもなく、半永久的に鑑賞を楽しむことができます。また、生花と違って花粉が落ちないため、アレルギー持ちの方でも安心して部屋に飾れる点が魅力です。 パンフラワーは自分で作れる? パンフラワーは道具と材料を揃えれば、誰でも簡単に作ることができます。 以下の項目では、パンフラワー作りに必要な材料と、詳しい作り方について紹介します。これからハンドメイドを始めてみたい方やお花が好きな方などは、ぜひ参考にしてみてください。 パンフラワー作りに必要な材料・道具 パンフラワー作りには、主に以下のものが必要です。 ●必要な材料 パン粘土 ワイヤー フローラテープ ボンド 油絵の具、アクリル絵の具、カラー粘土 パン粘土は、パンフラワーを作るためのメインとなる材料です。茎や葉を作ったり、くっつけたりなどのアレンジの際は、ワイヤーやフローラテープ、ボンドがあるとよいでしょう。また、粘土に着色したり作品に色付けをしたりするための絵の具も必要です。粘土の種類によっては、カラー粘土を混ぜて着色する方法もあります。 ●必要な道具 ハサミ カットローラー 伸ばし棒 細工棒 粘土用葉型 つまようじ ラップ 粘土を伸ばしたり成形したりする際にあると便利なのが、伸ばし棒や細工棒といった粘土用工具です。また、粘土用葉型やつまようじも用意しておくと、粘土に細かな模様を付けるときに役立ちます。 ほかにあると便利なものとして、クリアファイル、ペンチ、ニッパーなどもあります。もし粘土が残った場合は、ラップに包んで保管しておくと乾燥しないため、ラップも用意しておくとよいでしょう。 パンフラワーの作り方 ここでは、パンフラワーを作る方法やアレンジ方法について紹介します。 1 パン粘土を伸ばす パン粘土を伸ばし棒や細工棒などで、薄く均等に伸ばします。 2 […]

2022.10.28
軽量粘土とは?特徴や他のタイプの粘土との違いを解説

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軽量粘土とは?特徴や他のタイプの粘土との違いを解説

粘土を使ったハンドメイド作品は、ハンドメイドマーケットなどでも人気の高いジャンルです。ハンドメイドに使える粘土には、さまざまな種類がありますが、今回は初心者でも扱いやすい「軽量粘土」について、取り上げます。 軽量粘土の概要や着色方法から、樹脂粘土・紙粘土との違い、軽量粘土で作れるハンドメイド作品の作り方まで詳しく解説します。また、おすすめの軽量粘土についても紹介するので、軽量粘土を使ったハンドメイドに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。 軽量粘土とは 軽量粘土とは、とにかく軽いという点が特徴の粘土で、フェイクスイーツやブローチなど、淡い色合いの作品を作るのに適した素材です。柔らかく扱いやすい粘土で、ハンドメイド初心者の方でも、自分の理想の形を作りやすいです。自然乾燥で固まるため、作品を作っている際に固まったりヒビが入ってしまったりした場合は、少し濡らすことで柔らかさを取り戻し、ひび割れの補修も可能です。 また軽量粘土は、強度があまりないことから、乾燥後に力を加えると壊れる可能性がある点に注意してください。耐水性も弱い粘土のため、作品を仕上げる際はニスでコーティングして補強する必要もあります。 軽量粘土と樹脂粘土の違い 樹脂粘土とは、樹脂から作られている粘土です。開封直後などは、硬くて成形が難しい場合もあるため、少し水を加えて柔らかくする必要があります。また樹脂粘土は・乾燥後に縮む特性があり、成形する際は少し大きめに作ることがポイントです。表面がつるつるしている素材のため、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーやキーホルダーに適しています。 軽量粘土と比べて、樹脂粘土は重みがあり耐水性に優れています。加えて、軽量粘土よりも長時間の乾燥時間が必要となります。1日程で固まる樹脂粘土もあれば、4日程必要な樹脂粘土もあるため、どの程度乾燥時間が必要になるのかを確認しておきましょう。 軽量粘土と紙粘土の違い 紙粘土とは、図画工作などの学校教育の場でよく使用される粘土で、糊やパルプ、水から作られている素材です。初めは柔らかいため子どもでも扱いやすいですが、時間が経過すると水分が抜け、軽さと硬さが出てきます。乾燥が始まると水を加えても形成できなくなる点に注意してください。 軽量粘土と紙粘土の大きな違いは、素材の材料で、軽量粘土は樹脂粘土に微小中空樹脂を混ぜて作られた軽量樹脂粘土になります。また紙粘土は、軽量粘土と比較すると発色が悪く、色付けが難しいです。 軽量粘土の着色方法 形成した軽量粘土をよく乾燥させた後、アクリル絵の具や水彩絵の具、カラーペンなどで着色します。ただし、水彩絵の具やカラーペンの場合、着色後にニスでコーティングすると色がにじむ場合もあるため、耐水性があってにじみにくい、アクリル絵の具の使用がおすすめです。 また、着色を一通り終えて乾燥させた後に、改めて作品に色を付ける場合、スポンジや筆に残った水分によって色が落ちてしまうケースもあるので気をつけましょう。 軽量粘土は、濃いめの色を表現することが難しいため、パステルカラーやナチュラルカラーを生かした作品を作りましょう。もし黒色や赤色などの濃いめの色を使用したい場合は、始めから着色された市販の軽量粘土を購入することをおすすめします。 人気の軽量粘土 ここでは、人気の軽量粘土について、特徴や魅力などを紹介します。 (1)軽量粘土 『やわらかねんど 使い切りパック マゼンダ 402001』 PADICOパジコ 色鮮やかなマゼンダカラーの軽量粘土で、7gずつ小分けで包装されており、使い切りやすく保管もしやすい商品です。 個包装の数は全部で18個にもなるため、介護レクリエーションや手芸のワークショップなどの催し物で使用しやすいでしょう。そのままのカラーで使用するだけでなく、他のカラー粘土を混ぜて色を作ることも可能です。 出典:ユザワヤ「軽量粘土 『やわらかねんど 使い切りパック マゼンダ 402001』 PADICO パジコ」 (2)軽量粘土 『Hearty Color (ハーティカラー) 50g レッド 3154』 PADICOパジコ ハーティクレイカラーシリーズの商品で、ビビットな赤色が特徴的なカラー粘土です。スイーツデコやクリスマスの飾り用など、幅広い小物のハンドメイド作品を制作できます。 そのまま使用できますが、他の粘土と混色しやすいといった特徴もあります。また、伸びがよくて扱いやすい上に、乾いた後は壊れにくい仕上がりになる点も魅力です。 出典:ユザワヤ「軽量粘土 『Hearty Color (ハーティカラー) 50g レッド 3154』 PADICO パジコ」 (3)軽量粘土 『Hearty Soft (ハーティソフト) […]

2022.10.28
石粉粘土とは?使い方や保存方法も解説

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石粉粘土とは?使い方や保存方法も解説

石粉粘土とはその名の通り、石を細かな粉状にしたものを原料に作られた粘土です。乾燥すると石や陶器のような風合いになる点が魅力で、石粉粘土を使ったアクセサリーや小物類は人気の高いハンドメイド作品です。 当記事では、石粉粘土の概要・安全性・保存方法、紙粘土との違いに加えて、石粉粘土を使ったハンドメイド作品の作り方について紹介します。石粉粘土を使ったハンドメイド活動を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。 石粉粘土とは 石粉粘土とは、乾燥すると石膏や陶器のように硬くなる特徴がある粘土のことです。石を細かい粉状にしたものに接着剤のような薬品を混ぜた粘土であることから、「石塑粘土」とも呼ばれています。セリアやダイソーなどの100均でも販売されているので、手軽に手に入れることが可能です。 石粉粘土は乾燥後でも、粘土同士の接着や、彫刻刀・デザインナイフで削って模様をつけることができます。自由度が高く、強度も強いためアクセサリーやフィギュアなどのハンドメイド作品作りにおすすめです。 また各メーカーで、きめの細かさや乾燥前の柔らかさが異なり、「軽量石粉粘土」といった軽さがウリの商品もあるので、作りたい作品ごとで使う粘土を変えてもよいでしょう。 石粉粘土の安全性 石粉粘土は安全性が高く、素手で作業することが可能な粘土です。ただし注意点として、使用後は必ず石鹸で手を洗い、発疹やかゆみの症状が出た場合は、すぐに使用を中止してください。指紋が気になる場合や、爪の間に入るのが苦手な方は手袋をして作業してもよいでしょう。 対象年齢については、「3才未満に与えないでください」の表記の他にも、「6才以上から使用可」など、メーカーによって異なります。また、対象年齢が記載されていないメーカーもあります。記載がない場合も、誤飲や窒息の恐れがあるので、小さい子の手の届くところには保管しないようにしましょう。 石粉粘土と紙粘土の違い 紙粘土は紙を細かくしたものに糊が混ざってできています。軽量で価格が安く、水をつけることで柔らかくなる性質や、手につきにくいといった特徴があるので、子どもでも手軽に使うことができます。着色する場合は、アクリル絵の具と水性ニスがおすすめです。 缶や瓶にくっつけることができるので、リメイク作品に向いているでしょう。しかし、乾燥後は衝撃に弱くヒビが入った場合は破損することもあります。紙粘土に比べ、石粉粘土は少し重さがありますが衝撃に強いです。また、伸びやすく乾いても縮みにくいため、細く薄い作品を作りたい場合にも適しています。 石粉粘土の使い方 石粉粘土の基本的な使い方を紹介します。 石粉粘土を袋から使いたい分だけ取り出し、柔らかくなるまでよくこねる 色をつける場合は、アクリル絵の具を粘土に混ぜ、全体に色がつくまでさらにこねる 作りたい形に形成する 1日〜数日程度、自然乾燥させる 完全に乾燥したら、ヤスリを使い、形や表面をなめらかに整える アクリル絵の具で部分的な着色をしたり、ツヤ感や強度を出すためにニスを塗ったりする 数時間〜1日乾燥させれば完成 また、石粉粘土を使う上で押さえておきたいポイントも紹介します。 袋から使いたい分のみ、ヘラなどで切り分けて取り出す 硬いと感じた時は、水を混ぜることで柔らかくなる 乾燥後も粘土を盛ったり、削ったりすることができる 乾燥後の着色は、アクリル絵の具だけでなく色鉛筆でも可能 乾燥後も水に溶ける性質があるので、取り扱いに注意が必要 袋の中の粘土に直接触れて保存するとカビの原因にもなるため、使う分だけ切り分けて使いましょう。 ピアスの作り方 ここでは、ピアス作りに必要な材料と道具、作り方の手順について紹介します。石粉粘土アクセサリーは、石っぽい質感や陶器のような仕上がりになる点が魅力です。花の形やモロッカン模様、バロック模様など、陶器風の質感を生かしたピアスを作ってみましょう。 材料 石粉粘土 アクリル絵の具 ニス ピアスやイヤリングの金具 フェルト 装飾パーツ 多用途接着剤 道具 割り箸 伸ばし棒 粘土用のヘラ 筆 カッター 【作り方】 こねて柔らかくした石粉粘土の両サイドに割り箸を置き、その上から伸ばし棒を使って均等に伸ばす 粘土用ヘラやカッターを使い、好みのサイズ・形に切り抜いて形を整える(装飾パーツを使う場合は、この段階で粘土に埋め込む) 1日〜数日程度、自然乾燥させる 絵の具で着色し、1日乾燥させる ニスを塗り、くっつかないようツルツルした場所で1時間〜数日乾かす 多用途接着剤でピアスやイヤリングの金具を裏面につける 肌あたりをよくするために、金具の丸皿よりもひとまわり大きくフェルトを切って、接着剤で金具にフェルトを貼りつける 1日以上乾燥させれば完成 工程3で自然乾燥させた後にも、削って模様をつけることが可能です。ぷっくりと厚みをつける場合はニスを2〜3回程度重ね塗りしたり、お手持ちのレジンで固めたりしてもよいでしょう。 ブローチの作り方 […]

2022.10.28
透明粘土とは?ダイソーの粘土から定番の高品質粘土まで

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透明粘土とは?ダイソーの粘土から定番の高品質粘土まで

透明粘土は、さまざまなハンドメイド作品で使用されている粘土素材です。アクセサリーやフィギュアのみならず、ハロウィンやクリスマスなどのイベントグッズを作りたい方などにも人気を博しています。しかし、透明粘土の特徴や使い方について、よく理解している方は少ないのではないでしょうか。 当記事では、透明粘土の基礎知識を分かりやすく解説します。透明粘土と樹脂粘土の違い、おすすめのハンドメイド作品の作り方などもまとめているため、粘土DIYやハンドメイドに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。 透明粘土とは 透明粘土は、樹脂粘土の一種です。スイーツデコやアクセサリーの材料として使用されることが多く、乾燥後にきれいな透明感が出る点が他の樹脂粘土にはない特徴です。メーカーによっては乾燥前から半透明のものや、ペースト状態のものなど、多様な種類があります。 透き通るような質感の作品を作れる点が魅力の透明粘土は、着色することも可能です。色付けには、水性ペンやアクリル絵の具、水彩絵の具や油絵の具などを使いましょう。他の粘土の場合は、カラー粘土と混ぜて色を出すやり方もありますが、透明粘土は他種の粘土と混ぜると、透明感を損なう可能性もあるため、あまりおすすめはできません。 透明粘土の質感・完成後の強度 透明粘土は、他の樹脂粘土と比べて少しオイリーな質感のため、初めて扱う際には驚く方もいるのではないでしょうか。とても柔らかい触感で、力があまりない方でも扱いやすいですが、表面が少し油っぽい分、ほこりやゴミなどがくっつきやすい点には注意が必要です。 よくこねてから形成することで、硬化後もしなやかな弾力性を保つことができ、ひび割れや破損などを起こしにくくなります。また、耐水性も高いですが、あくまでも生活防水レベルのものがほとんどのため、濡れた状態で放置したり水に浸したりしないようにしましょう。 透明粘土はダイソーでも購入できる 透明粘土は、ダイソーやセリアなどの100円均一ショップでも購入できます。特にダイソーで人気を集めている透明粘土が「おゆプラ」です。 おゆプラの概要は、下記の通りです。 商品サイズ 1.6×0.6×6cm 材質 エラストマー(合成ゴム) 内容量 3個入り 種類(色、柄、デザイン) アソートなし 参考:【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア「おゆプラ ホワイト」 おゆプラは、80度以上のお湯に浸けたり熱風にあてたりすることで柔らかくなるプラスチック粘土です。キャンドゥやセリアなどでは、「おゆまる」という名前で販売しているところもあります。 冷めると固まりますが、固まった後でもお湯に浸ければ何度でも作り直すことができます。100円という手軽な値段で買えるため、お湯の扱いに気をつければ子ども用のおもちゃとしても使用できるでしょう。 ハンドメイド活動においては、アクセサリーやキーホルダー、フィギュアなどを作っている方がいます。お店により、取り扱っている粘土の種類やカラーが異なるため、興味のある方は店舗に問い合わせてみましょう。 人気の定番・透明粘土2選 ここでは、本格的なハンドメイド活動でも使える、高品質の透明粘土や透明感のある樹脂粘土についてご紹介します。 ■透明粘土 『すけるくん 200g』 ジャックス 「透明粘土 『すけるくん 200g』 ジャックス」は、開封したては真っ白な粘土ですが、乾燥していくにつれて透明になる粘土です。完成後に「粘土用塗料『すけるくんコート液 (水溶性) 100g』 ジャックス」を塗ることで、さらに透け感とツヤ感がアップします。粘土と併せての購入を検討するのもよいでしょう。 また、乾燥した後もある程度の柔らかさを保つ粘土で、瑞々しさを生かした果物や、金魚などの動物アートにも適しています。 出典:ユザワヤ「透明粘土 『すけるくん 200g』 ジャックス」 ■樹脂風粘土 『Grace (グレイス) 200g』 日清アソシエイツ 「樹脂風粘土 『Grace (グレイス) 200g』 日清アソシエイツ」は、樹脂粘土の中では透明度が高く、マカロンやタルトなどのフェイクスイーツやフルーツデコ作りに適しています。 他にもさまざまな用途で使用される粘土ですが、特におすすめな使用方法としては、半透明の花びらを使ったフラワークレイです。きめが細かく弾力性もあるため、薄く伸ばしたパーツを使用する作品に向いています。着色には、グレイスカラーやアクリル絵の具を使いましょう。 出典:ユザワヤ「樹脂風粘土 『Grace […]

2022.10.28