PageTop

タグ【パーツ】の記事一覧

テグスとは?種類やサイズ・選び方を解説!入手場所や使い方も

ハンドメイド 初心者さん向け 13,099 view

テグスとは?種類やサイズ・選び方を解説!入手場所や使い方も

近年、家で過ごす時間が増え、ビーズクラフトなどのハンドメイドが人気を集めています。ハンドメイドのビーズアクセサリー作りなどに欠かせないのが、テグスと呼ばれる糸です。しかし、実際にどのような種類のテグスがあるのかまでは、知らない人も多いのではないでしょうか。 この記事では、テグスの種類やサイズ、選び方や入手できる場所から、ビーズアクセサリー作りにおけるテグスの使い方まで紹介するため、ぜひ参考にしてください。 テグスとは? テグスとは、漢字で「天蚕糸」と書き、釣り糸やハンドメイドアクセサリーの材料などに活用される糸です。中国から伝わったとされるテグスは、昔は天蚕の幼虫から得られる「絹糸腺」を引き伸ばして作る、大変高価な品でした。現在では、ナイロン製や化学製品のテグスが主流となり、100円ショップや手芸店などで気軽に購入可能です。 テグスには、具体的に以下のような用途があります。 アクセサリー 服やバッグの型形成 テグスを編み込んだ服などのアート作品 ポップなどの吊り下げ展示 釣り、延縄漁業 鳥の侵入防止など 釣りなどで使うテグスは「ライン」とも呼ばれ、幅広いサイズ展開が特徴です。テグスを使ったアクセサリーの中には、ビーズクラフトのネックレスにブレスレット、指輪やピアスなどがあります。細くて強度が高いテグスは、ビーズとビーズをしっかり繋げられる点が魅力で、作品作りに欠かせないアイテムです。 テグスのサイズ テグスのサイズは1号、2号などの号数で表現され、数が大きくなるほど太くなります。0.1号などの細めのテグスもあり、用途によって使い分けられる点が特徴です。ビーズクラフトなどでは、主に2〜3号のテグスが使用されます。 主なテグスの号数と直径サイズは、以下の通りです。 1号…直径0.17mm 2号…直径0.23mm 3号…直径0.29mm 4号…直径0.33mm 8号…直径0.47mm 1号サイズは特に細いため、丸特小ビーズを使う場合や、同じビーズに何度も糸を通すテグス編みに適しています。また、3号以上のサイズは大きいビーズを使う場合など、強度が必要な作品作りに最適です。 テグスの種類 テグスの種類は、普通のテグスと伸縮性のあるテグスの大きく2つに分類できます。普通のテグスにはナイロンやフロロカーボン、ホンテロン(ポリエステル)などの種類があり、ネックレスや衣装装飾などの固定したいものへの使用に便利です。 伸びるタイプのテグスには、繊維状のスーパーアンタロンやオペロン、透明なゴム状のモビロンやアンタロンなどの種類があります。伸びるテグスは、ブレスレットやリングなど、伸縮性が必要なアクセサリーに使います。6〜8号の太めのサイズが多い点が特徴です。 【素材別】テグスの強度の違い テグスは素材ごとに強度が異なります。伸縮性がない通常のテグスは、強度が高い順にフロロカーボン、ホンテロン(ポリエステル)、ナイロンと続きます。ナイロンは3つの素材の中では強度が低めですが、結び目の結束強度に優れており、値段もお手頃な点が魅力です。 伸びるテグスの場合は、モビロンやアンタロンなどのゴム状のものが、繊維状のスーパーアンタロンやオペロンよりも高い強度を持ちます。スーパーアンタロンやオペロンを使って、ブレスレットなどのアクセサリーを作るときは、テグスを二重にするのがおすすめです。 テグスの選び方 ビーズアクセサリーなどのハンドメイド用テグスの号数は、ビーズの大きさや作るデザインを基準に選びましょう。ビーズクラフトの中には、テグスを編み込みながら形成する方法もあります。編み込む場合は、1つのビーズに何度もテグスが入ることを想定して、余裕ある太さを選択することが大切です。 また、目的の用途に特化した専用テグスを選ぶのも1つの方法です。ビーズアクセサリーの中でも特に人気を集めるネックレスには、専用糸が販売されています。専用のテグスは、ほつれが少なく、初心者でも扱いやすい点が魅力です。 専用糸の中には、表面がワックス加工された「ビーズワーク専用」のものもあり、ビーズをよりスムーズに通せます。さらに、素材やテグスの色によっても仕上がりが異なるため、好みに沿って完成イメージを固めてからテグスを選択しましょう。 テグスはどこで買える? 手芸用や釣り用などに使われるテグスは、以下のような場所で購入可能です。 手芸店 100円ショップ 釣り具屋 ホームセンター 手芸店や釣り具屋などの専門店では、多種多様な太さ・素材のテグスが販売されています。加えて、大手100円ショップやホームセンターの手芸用品コーナー、釣り具コーナーでも購入可能です。 手芸専門店ユザワヤでは、ビーズアクセサリー作りなどにおすすめの、バラエティ豊かな手芸テグスを用意しています。 ユザワヤ公式ネットショップ「テグス・コード・ワイヤー」の販売ページはこちら ビーズアクセサリー作りにおけるテグスの使い方 ビーズアクセサリーを作るときのテグスの使い方には、以下の2つがあります。 通す 強度が強く扱いやすいテグスは、ビーズに通して繋げることで、ネックレスやブレスレットを作るときに活躍します。 編む テグスは、ビーズを通しながら編むことも可能です。ビーズ同士を編み込むことで、さまざまなモチーフや装飾品を作ったり、アクセサリーの強度を高めたりできます。 テグスの便利技 ここでは、ビーズアクセサリー作りにおけるテグスの便利技を3つ紹介します。 ・透明のテグスは先端を油性マジックで黒く塗る 透明テグスは見えづらいため、先端を油性マジックで黒く塗ってビーズに通しやすくする方法がおすすめです。 ・先端を斜めに切る 小さいビーズになかなかテグスが通らない場合は、テグスの先端を斜めに切りましょう。先が尖るため、ビーズにテグスを通しやすくなります。 ・湯気に当てる クセがついたテグスは扱いづらいため、やけどに気を付けながら湯気に当てて元に戻しましょう。強く引っ張るとテグスが切れてしまうこともあるため、注意が必要です。 テグスの編み技 […]

2022.10.05
サンキャッチャーとは?開運効果や種類を解説!作るときのポイントも

ハンドメイド 556 view

サンキャッチャーとは?開運効果や種類を解説!作るときのポイントも

お部屋のオブジェとして飾れるサンキャッチャーは、部屋に飾ることで幸運が訪れると言われており、開運インテリアとして興味を持つ方が増えています。また、種類や飾り方次第で、空間の印象がおしゃれになることもあり、注目度の高いクリスタル雑貨です。 今回は、サンキャッチャーとはどのようなものなのかをはじめ、開運効果や種類、選び方などを詳しく紹介します。また、作り方のポイントも言及しているため、サンキャッチャーのハンドメイドに挑戦したい方は必見です。 サンキャッチャーとは? サンキャッチャーとは、美しいガラス製のクリスタルで作られた、存在感のあるインテリアアクセサリーです。太陽の光の反射で虹色に輝くことから、別名「レインボーメーカー」とも呼ばれています。 また、光とともに運気も取り入れられると言われており、幸運を呼ぶ風水アイテムとしても人気です。ここでは、クリスタルガラス製のサンキャッチャーの基本情報を、次の4つに分けて解説します。 開運効果 種類 選び方 危険性 サンキャッチャーの開運効果 サンキャッチャーには、よい運気の流れを作る効果があると言われています。 ・部屋を明るい雰囲気にする 窓辺に置くことでクリスタルが太陽の光を取り込んで反射し、部屋が明るい雰囲気になります。キラキラと虹色の光が映し出され、空間が華やかな印象になるでしょう。 ・家の悪い気を拡散すると言われている サンキャッチャーは、北東や南西の方角につるすことで、クリスタルに反射した光と同時に悪い気も一緒に拡散し、方位除けの効果があると言われているアイテムです。 ・癒しの効果が期待される 虹を見ると幸運な気持ちになる方が多いように、サンキャッチャーの虹色の光は、日々の疲れをやわらげたり、感情が穏やかになったりする効果を与えることも期待できます。 サンキャッチャーの種類 お部屋を虹色に彩るサンキャッチャーには、大きく分けると3種類あり、それぞれ飾り方が異なります。 ・つるしタイプ ワイヤーやチェーン、紐などで通したクリスタルを、カーテンレールや天井などからつるすタイプです。太陽の光が入ると、レインボーカラーのプリズムが浮かび上がり、部屋の中が幻想的な雰囲気になります。 ・据え置きタイプ 移動させるのに便利な据え置き型サンキャッチャーは、直置きをはじめ、台座、スタンドにかける商品もあります。光があたる場所に動かしたり好きなところに置いたりできるため、使い勝手がよい点が特徴です。 ・ストラップタイプ ストラップタイプのサンキャッチャーは、キーホルダーとして肌身離さず持ち歩けます。バッグや小物などにつけて、お守り替わりに持ち歩きたい方におすすめです。 サンキャッチャーの選び方 サンキャッチャーを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。 ●ボトムクリスタルの形状 クリスタルの底の形によって、取り込める光の量も変わってきます。拡散性の高いボール型や透明感が綺麗なドロップ型などがあるため、お好みで選びましょう。 ●クリスタルの種類 クリスタルは主に次の3種類があり、それぞれ透明感や特徴が異なります。コスパも考えた上で、自分に合うものをチョイスすることがおすすめです。 クリスタルガラス:透明度が高い K9クリスタル:エコ素材で輝きが綺麗 ソーダガラス:耐久性が高く安い ●パーツの構成 クリスタルパーツが多いほど、光を多く取り込めて、部屋の中がきらびやかな雰囲気になります。ビーズや天然石をあしらったものなどもあるため、パーツの全体的なバランスを考えて選びましょう。 サンキャッチャーにおける火事の危険性 虫眼鏡のような凸レンズのはたらきがあるアイテムの場合、光を一点に集めることで温度が上昇し、火災の原因になる可能性もあります。しかし、サンキャッチャーのクリスタルガラスは、細かなカットにより受けた光を拡散しているため、火事が発生するリスクはなく、安全と言えるでしょう。 ただし、多面カットが施されていないパーツには、光が集中しやすいため、サンキャッチャーを自作する際には気をつけましょう。サンキャッチャーを手作りする上で意識したい、火事を引き起こさないためのポイントについては、下記の「3-1. 収れん火災に注意する」でも詳しく解説しております。 サンキャッチャーは自分で作れる? お部屋を素敵に演出でき、なおかつ癒しも与えてくれるサンキャッチャーは、材料をそろえれば、自分で簡単に作ることが可能です。材料は、100均や手芸屋などで比較的安い価格で手に入り、制作費がリーズナブルに抑えられます。 また自作することで、お部屋のインテリアに合わせて、自分の好きな形・色などのパーツ構成や、サイズを選ぶことができる点も嬉しいポイントです。初心者の方でも挑戦しやすいため、世界に1つだけのオリジナルサンキャッチャーを手作りしてみましょう。 ここでは、サンキャッチャー作りに必要なものや、あると便利なキットについて紹介します。 サンキャッチャー作りに必要な物 ハンドメイドでサンキャッチャーを作るにあたり、必要な材料は以下の通りです。 クリスタル ビーズ テグス・紐・ワイヤー はさみ ペンチ・平ヤットコ つぶし玉 ガラスビーズやクリスタル素材は、バラエティ豊かな色や形があるため、完成イメージや部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。 テグスやワイヤーは、サンキャッチャーを支えるベースとして使用するため、どちらか一方を用意します。テグスは、はさみでもカットできる細い釣り糸で、作品の透明感を高めたい方は、テグスがおすすめです。一方、大きなクリスタルやビーズを多用する場合は、耐久性の高いワイヤーを選びましょう。ワイヤーを使用する場合はペンチや平ヤットコが必要です。 つぶし玉は、クリスタルやビーズを固定するために使う小さな玉で、ペンチでつぶすことができます。自分が作りたいデザインをイメージし、クリスタルやビーズをテグス、もしくはワイヤーに通して、サンキャッチャーを作りましょう。 初めてのサンキャッチャー作りにはキットが便利 […]

2022.10.05