PageTop

タグ【毛糸】の記事一覧

ダイソーにはどんな羊毛フェルトがあるの?種類や作り方を紹介!

ハンドメイド 7,352 view

ダイソーにはどんな羊毛フェルトがあるの?種類や作り方を紹介!

ダイソーは、羊毛フェルト用品のラインナップが豊富です。羊毛フェルト単体商品から、可愛いマスコットやブローチが作れるキットまで販売されているため、手軽に羊毛フェルトクラフトを始めてみたい方にはぴったりでしょう。 当記事では、ダイソーで販売されている5種類の羊毛フェルト用品の、概要や特徴を1つずつ丁寧に解説します。また、ダイソーのキットを使った羊毛フェルトの作り方や、作る際のコツなども紹介するため、羊毛フェルトでハンドメイド作品を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。 ダイソーの羊毛フェルト商品一覧!セリアとの違いは? 100円ショップで羊毛フェルト用品を購入するのであれば、ダイソーがおすすめです。以前はセリアにも、さまざまなキットが売られていたものの、2022年9月時点ではニードルのみの取り扱いとなっており、羊毛フェルト自体の取り扱いはありません。他の100円ショップでも、取り扱いがない・少ないところが多いため、特に羊毛フェルト初心者が試しで商品を購入する場合は、ダイソーで購入するほうがよいと言えます。 ダイソーで購入できる羊毛フェルト用品は、主に下記の5種類です。 【ダイソーのラインナップ】 羊毛フェルト 羊毛フェルトキット 羊毛フェルト用スターターセット 羊毛フェルト用ニードル 羊毛フェルト用ニードルホルダー ただし、ダイソーは店舗によって品ぞろえが異なります。在庫状況によっては購入できない可能性があることをご了承ください。 ここでは、ダイソーで取り扱っている羊毛フェルト用品の概要を紹介します。 羊毛フェルト ダイソーの「羊毛フェルト」には、1パックにつき20gの羊毛が入っています。20gは小物作りや部分使いに適した量です。 【主な取り扱い色】 ホワイト ダークアソート ブラウンアソート グレーアソート ピンクアソート イエローアソート ブルーアソート パステルアソート ビタミンアソート 作品例の見本カラー写真付きではあるものの、レシピや作業工程の説明書は付属していないため、自分自身で好きな作品を自由に作りましょう。 羊毛フェルトキット 「羊毛フェルトキット」には、パッケージに描かれた見本作品を作るのに必要な、ニードルやフェルト、丸カンなどのパーツと、詳細な手順が書かれたレシピが入っています。 【羊毛フェルトキットの種類と難易度の例】 レベル2(★★) 【ブローチ】 みけねこ ハリネズミ ひつじ パンダ パンダ(りんご) くま(アザラシ) 【マスコット】 たぬき ペンギン インコ レベル3(★★★) 【マスコット】 しろくま(スイカ) クマ(ミニカー) クマ(うきわ) ネコ リス 羊毛フェルトスターターセット ダイソーの「羊毛フェルト用スターターセット」に入っているのは、下記の2点です。 【内容物】 ニードル1本 羊毛フェルト用マット 羊毛フェルト用マットの上に別売りの羊毛フェルトを置き、ニードルでチクチク刺して作品を作ります。なお、ダイソーではマットのみの販売はしていないため、買い替えが必要になった際は、別の場所でマットだけ購入するか、もう一度スターターセットを購入しましょう。 羊毛フェルトニードル […]

2022.11.28
【100均】DAISOで買える毛糸18選!手芸専門店で買える毛糸も紹介

ハンドメイド おすすめ店舗 編み物 2,891 view

【100均】DAISOで買える毛糸18選!手芸専門店で買える毛糸も紹介

ダイソーには、100円で購入できる多様な毛糸が販売されています。素材や色、形状などのバリエーションが豊富なため、作りたい作品に合う自分好みの毛糸を探してみてはいかがでしょうか。 当記事では、ダイソーで販売されている毛糸の中から特に人気の毛糸を18選紹介します。また、Can★DoやSeria、手芸専門店で購入できる毛糸の特徴についても解説するため、毛糸を購入する予定がある方はぜひ参考にしてください。 【100均】DAISOで購入できる毛糸18選 DAISOでは、アクリルやポリエステルといった合成繊維だけでなく、ウールやアルパカなどの天然繊維を使った毛糸も扱っています。また、カラーや形状の種類も豊富です。 ここでは、バリエーションに富んだDAISOの毛糸の中から、おすすめ人気商品を18選紹介します。 ウール100%毛糸(並太、WN33、紫紺色) 人気の天然繊維、ウール100%の毛糸です。紺色がかったダークパープルは、シックで落ち着いた作品作りに適しています。まるで空気を編み込んだような、ふんわりとした柔らかさが魅力です。 毛糸(ファンシーフープ、FF3、アイスブルー) シフォンケーキのようなふっくらとした感触と、ブルー・ブラウン・ホワイトのコントラストがかわいらしい、並太の毛糸です。アクリル100%で伸縮性に優れているため、棒針編みにおすすめです。 毛糸(ミックスケーク、ペールピンク) ピンク・グレー・ホワイトなどのカラーが混ざりあった、かわいいながらも落ち着いた雰囲気を持った毛糸です。糸の形状は、編み目が美しく仕上がるストレートヤーンで、太さは並太タイプです。 春夏毛糸(Recycle Cotton、RE3、シェルピンク) リサイクルコットン100%使用の、春夏向け毛糸の定番です。しっかりとした編み地ができるので、コースターやバッグなどの作品を編むのに適しています。あみぐるみ作りにもおすすめです。 毛糸(グリッターベール、スモーキーブラック) ざっくりと編むことができる、モヘア調の毛糸です。ラメがほどよく入っているため、上品な光沢感を生かした作品が編めます。マフラーやスヌードなどの材料に使って、おしゃれなアイテム作りに挑戦してみましょう。 アクリル毛糸(抗菌防臭、カラフル、トリッキーマーブル) ポップでカラフルな色合いが目を引くアクリル毛糸です。東レ抗菌防臭繊維を使用しているため、ファッション小物や雑貨のほか、エコたわしクリーナーを編むのにもおすすめです。 毛糸(デザインヤーン、エスニックブラウン) 編みやすいストレートヤーンの毛糸で、華やかで色鮮やかなエスニック調の配色が施されています。バッグやソックスなどを編めば、コーディネートのアクセントになる、個性的な作品が仕上がるでしょう。 リサイクルポリエステル毛糸(3、ティールグリーン) 落ち着いた雰囲気のグリーンが印象的な毛糸です。環境に配慮した、リサイクルポリエステルを100%使用しています。ポリエステルは強度があるため、バッグ作りにおすすめです。 グラデーションウール(G20、ミモザ) 黄色いミモザの花をイメージした、鮮やかな発色のグラデーションが特徴的な毛糸です。天然繊維のウールでできているため、柔らかくあたたかな手触りが魅力です。 アクリル毛糸(1ホワイト) マフラーや手袋を編むのにぴったりな、スタンダードなホワイトカラーのアクリル毛糸です。均一に撚られたまっすぐなストレートヤーンなので、編み物初心者の方でも扱いやすいでしょう。 毛糸(ネップラメ、NL4、ブラウン) ふわふわとした手触りが特徴的な、モヘアタッチの毛糸です。ブラウンの色合いの中にほどよくラメ糸がちりばめられているため、落ち着きすぎない垢抜けた印象の作品ができます。 毛糸(ファジー、Z3、スカイ) 天然繊維モヘアのような柔らかさや、淡く毛羽立つタッチが魅力的なアクリル毛糸です。やさしい色合いの段染めを施しているため、編み上がりは美しいグラデーションカラーになります。 コットンヤーン(極太、インディゴブルー) しっかりとした極太のコットン毛糸です。丈夫で肌触りがよいため、さまざまな肌質・年代の方が安心して手に取ることができます。セーターやマフラーの材料におすすめです。 毛糸(アルパカプラス、P1、ミルキーホワイト) ウールやアクリルに、高級素材のアルパカが加えられた毛糸です。アルパカの毛は、保温性が高い上に、軽くて丈夫という優れた素材です。扱いやすい中太タイプなので、さまざまな作品を編めるでしょう。 シフォンムース C1ミルキーホワイト 丈夫で編みやすく、ふわふわとした感触が心地よいベーシックなアクリル毛糸です。マフラーやセーター、ブランケットなど、どのようなハンドメイド作品にも使える汎用性の高い素材です。 レース糸 #20太 ラメ ホワイトシルバー コットン97%、ポリエステル3%を使用した、ラメ入り極細タイプのレース糸です。コースターやアクセサリー、帽子など、気分を盛り上げる華やかなアイテムを手作りできるでしょう。 リユース撚糸 国内のニット繊維会社から排出される残糸を再利用した、環境にやさしい糸です。色味はランダムのため、ネットで購入する場合はどのような色の糸が届くか分からないといった点も楽しめるでしょう。 リユース合糸 複数の糸の繊維を撚らずに合わせただけの、ナチュラルな糸です。廃棄量を削減する目的で、国内の残糸を再利用して作られています。環境に配慮したサステナブルな商品です。 【100均】Can★Doで購入できる毛糸 主要な100円ショップの1つであるCan★Doでも、さまざまな毛糸が店頭で売られています。スモーキーカラーやパステルカラーがおしゃれな毛糸や、ふわふわ・もこもこで触り心地抜群のファンシーヤーン毛糸など、ハンドメイド活動に生かせる商品が豊富です。 ただし、Can★Doの公式サイトでは毛糸が販売されていないため、購入の際は店頭に足を運ぶ必要があります。 【100均】Seriaで購入できる毛糸 Seriaでも魅力的な毛糸が数多く提供されているため、趣味や手芸活動の幅が広がります。くるくるとしたカールがかわいらしいファーヤーンの人気毛糸は、思わずなでたくなるような感触です。 Can★Doと同様で、Seriaの公式サイトでは毛糸の購入ができません。そのため「Seriaの毛糸がほしい」と思った場合には実店舗に行く必要があります。 手芸専門店で購入できる毛糸 豊富なカラーや太さ、素材からお気に入りの毛糸を見つけるなら、手芸専門店の利用がおすすめです。手芸専門店には100均などのほかのショップでは見かけない、珍しいカラーや素材の毛糸を取り扱っています。ショップによっては、そのショップ限定のカラーを扱っており、人と被らない作品に仕上がります。長さもさまざまであり、110円以下で購入できる商品も豊富なため、100均以上に安価で購入できます。 さらに、抗菌防臭など作品づくりにおいて嬉しい機能をもつ毛糸や季節に合った毛糸を扱っていることも、手芸専門店の魅力と言えるでしょう。 […]

2022.11.28
あみぐるみとは?必要なものや編み方、キットの選び方を解説!

ハンドメイド 編み物 2,504 view

あみぐるみとは?必要なものや編み方、キットの選び方を解説!

あみぐるみは、毛糸とかぎ針を使って作る人気のクラフトです。ころんとした可愛い見た目とニット素材の素朴な手触りが心地よく、日本だけでなく世界中に愛好家が存在します。 編み物や手芸の経験がない人の中には「あみぐるみ制作にチャレンジしたいけど、初心者でも簡単に作れるのか」などと不安に思う人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、あみぐるみを始めるために必要な道具や材料をはじめ、あみぐるみ制作の基本の編み方、初心者でもあみぐるみが簡単に制作できるおすすめのキットを紹介します。あみぐるみ制作を始める一歩として、ぜひ参考にしてください。 あみぐるみとは? あみぐるみとは、毛糸を編んで作るぬいぐるみの一種です。かぎ針を使って編んだ立体的な人形の中に綿を詰めて作ります。可愛いマスコットキャラクターからディティールにこだわったおしゃれで複雑な人形まで、幅広い表現が可能で奥が深いところが、あみぐるみの魅力です。 あみぐるみは初心者でも作れる? あみぐるみの制作は一見難しそうに見えますが、実は必要な道具や材料が少なく、他の趣味に比べて比較的安く揃えられるため初心者でも気軽に始められます。編み方も基本を覚えれば、初めてでもそれほど難しくありません。 また、初心者向けの「あみぐるみキット」も多数販売されています。キットなら必要な材料が必要な量だけ手に入る上に、編み図や解説も付いているため、迷わずに制作できます。 あみぐるみ制作で使用するもの あみぐるみ制作を始めるのに必要なものと、選び方のポイントは以下の通りです。 ・かぎ針 長時間編んでも疲れにくいグリップ付きがおすすめです。毛糸の太さによって針のサイズが違うため、毛糸のパッケージに表示されているかぎ針の推奨サイズの目安を参考に購入しましょう。 ・毛糸 価格が安く色の種類が豊富な、アクリル100パーセントの毛糸がおすすめです。 ・綿 水洗いできるものや弾力があるものなど、さまざまな種類が販売されています。好みや使いやすさに応じて選びましょう。 ・とじ針 主にパーツを縫い合わせるときに使用します。糸の太さに合わせて針のサイズを選びましょう。 ・さし目 動物や人型のあみぐるみの目となるパーツです。編み目に差し込んで使うタイプと糸で縫い付けるタイプがあります。あみぐるみの雰囲気に合わせて選びましょう。 ・手芸用ボンド あみぐるみのパーツを貼り付ける際に必要になります。小さいパーツを貼り付ける場合は、ペンタイプのボンドがおすすめです。 ・ピンセット 小さなあみぐるみや、細かいパーツに綿を詰めるときにあると便利です。 あみぐるみ制作で使用する基本の編み方 ここでは、基本となる「輪の作り方」と「細編み」を紹介します。まずは次の2つの編み方をマスターしましょう。 ・輪の作り方 輪は、あみぐるみを作るときの土台となります。 (1) 右手で糸の端を持ち左手の小指と薬指の間に糸を挟む (2) 薬指と中指の前を通って人差し指と中指の間に糸を挟み、人差し指に1回巻き付ける (3) 中指と薬指の後ろに糸を通し、中指と薬指に2回巻き付ける (4) 糸の端を左手の薬指と小指の間に挟んで、中指・薬指・小指を折り曲げる (5) 針を中指の爪側から糸の下をくぐるように入れ、人差し指にかかっている糸を引っかける (6) (4)でひっかけた糸を、再度中指の糸の下をくぐって爪側に引き出す ・細編み 細編みは、あみぐるみの面を編むときに活用します。 (1) 針に糸をかけ輪の作り目を中に通し、立ち上がりの鎖目を1目編む ※ここで編んだ目は(2)以降1目として数えない (2) 輪に針を通して指にかかっている糸を引き出す際、指にかかっている糸は輪を通さずもう一度指に引っかけ、針にかかっている2本のループごと引き抜く (3) 必要な目数を編んだらほどけないように大きめのループを作り、糸端を引いて動いた輪の中心の1本を引っ張り、輪を引き締める (4) 再度糸端を引いて輪の形を整える 【初心者向け】あみぐるみキットの選び方 初めてあみぐるみを制作するとき、どのような道具や材料を選べばよいのか迷うことも少なくありません。最近は、豊富な種類のあみぐるみキットが販売されているため、初心者はキットを購入し、練習することから始めるとよいでしょう。 最初からさまざまな材料を買い揃えるよりも、あみぐるみキットを購入したほうが材料に無駄がなく、手軽かつ効率的です。 ここでは、初心者向けにあみぐるみキットの選び方と、選ぶときに気を付けたいポイントを紹介します。 […]

2022.10.05
極太毛糸の使い道・おすすめ7選|編み方も簡単に紹介

編み物 8,077 view

極太毛糸の使い道・おすすめ7選|編み方も簡単に紹介

極太毛糸とは、毛糸の中でも太さのある種類を表します。しかし、メーカーごとに分類基準が異なり、太さにばらつきがあるため、実際の太さや作れるアイテムが分からずに困惑している人もいるでしょう。 この記事では、極太毛糸の太さについて詳しく解説するとともに、極太毛糸の使い道や制作におすすめの作品を紹介します。初心者向けの制作アイテムも紹介するため、極太毛糸の使い道に迷っている人や、手軽におしゃれな作品作りをしたい人は、ぜひ参考にしてください。 極太毛糸とは? 極太毛糸とは、太さのある毛糸のことで「ごくぶとけいと」と読みます。毛糸の太さを表すために用いられる表記は、主に下記の6種類です。 太い← →細い 超極太 極太 並太 合太 中細 極細 極太毛糸は、超極太よりも細く並太よりも太い毛糸であり、毛糸の中でも太さのある種類です。 ただし、毛糸の太さの分類方法・基準は、メーカーごとに異なります。毛糸の表記は、極太や並太といった表記以外にもさまざまなバリエーションがあるため、購入時は注意が必要です。 極太毛糸の太さ 毛糸の太さを表す基準には、「番手」と「WPI」があります。 ・番手 番手は、糸の太さを表す世界共通の基準であり、繊維業界では番手で表現することが一般的です。番手には、綿番手・麻番手・毛番手があり、素材による紡績方法の違いから、それぞれ異なる基準で表します。 毛糸の太さを表す「毛番手」は、以下の計算式で求められます。 毛番手=糸の長さ(m)/糸の重さ(g) つまり、重さ1kg・長さ1Kmの毛糸は1番手、重さ50g・長さ1mの毛糸は0.02番手です。番手は糸の重量に対する糸の長さから算出するため、番手が大きいほど細い糸を、小さいほど太い糸を表します。毛糸の重量と長さが分かる場合は、自分で計算して番手を導き出すと、太さを比較しやすいでしょう。 ・WPI WPIは「ラップ・パー・インチ」の略で、目盛り付きの棒に毛糸を巻き付け、1インチの幅に何周毛糸を巻けるかによって太さを測る方法です。毛糸を20回巻けた場合は、20WPIと表します。 なお、極太毛糸の太さを番手とWPIで表すと、下記の数字が目安です。 番手 WPI 極太毛糸 1~1.9 7~8 極太毛糸の使い道7選 極太毛糸には、さまざまな使い道があります。極太毛糸の魅力である太さを生かした作品作りはもちろん、作業を進めやすいことから、すぐに作品を完成させたい人にも向いています。短い期間で制作を楽しめるため、編み物初心者にもおすすめの毛糸です。 ここでは、極太毛糸を使った作品の中から、人気の高いアイテムを7つ紹介します。 【雑貨】掃除モップ 極細毛糸で、フローリング用掃除モップに取り付けるおしゃれなエコアイテムが作れます。特にアクリル毛糸は、掃除モップ制作に向いている素材です。汚れやほこりをキャッチしやすく、縮みにくい特徴があるため、掃除モップを制作する時は極太のアクリル毛糸を使用しましょう。 掃除モップは、かぎ針を使うと簡単に編めます。モップに装着する部分には細編み、床を拭く部分にはリング細編みと2つの編み方を組み合わせ、モップのサイズに合うように作りましょう。 掃除モップは、編み目が乱れても気にならないため、編み物初心者の練習におすすめの作品です。洗って繰り返し使えるため、使い捨てシートの購入費用の節約にもなります。 【雑貨】小物入れ 極太毛糸を使って、暖かみのある小物入れを作ることもおすすめです。入れたいものに合わせてサイズを調整しやすいため、収納ケースとしても便利に使えます。 小物入れは、底面から編み始めます。細編みで中心の目を作り、段が変わるごとに少しずつ目を増やしましょう。入れたいものと毛糸の太さに合わせて、底面のサイズを決めてください。底面が編み上がったら、目を増やさずに側面を編み進めます。底面と同じ方法で側面を編み上げれば、シンプルでかわいい小物入れの完成です。 好みで上部に留め金を付けてもよいでしょう。おしゃれに仕上げたい人は、側面を編む途中で模様編みを入れると編み目の変化を楽しめます。 ティッシュカバーや化粧小物ポーチなどの小さいものから、大きめのバスケットまで、サイズを変えてさまざまな用途で活用しましょう。 【ファッション】セーター 編み物で一度は作ってみたい作品といえば、手編みのセーターではないでしょうか。セーター作りは編み物の中でも時間がかかり、難しいイメージがあります。速く編み上がる極太毛糸であれば、セーター作りにも挑戦しやすいでしょう。 セーターは、パーツごとに作り、仕上げにはぎ合わせる方法が一般的です。着る人のサイズに合わせるため、細かく採寸してから編み始めます。また、編み図の通りに作っても、毛糸の太さによって編み上がりサイズに差が出ます。実際に使う毛糸でゲージを取り、寸法に合わせることが大切です。 極太毛糸を使って、もこもこの暖かいセーター作りを楽しみましょう。 【ファッション】帽子 極太毛糸を使った暖かいニット帽の制作もおすすめです。ニット帽は上級者向けの難しいデザインもあるものの、基本的には1つの編み方で完成するため、初心者にも作りやすいアイテムです。 ニット帽を制作する際は、ひたすら編み続け、頭のサイズに合わせた長さの編み地を作ります。編み地の両端をはぎ合わせて筒状にしてください。頭頂部にあたる部分に毛糸を通して引き絞り、穴が見えないようにしっかりと編み合わせましょう。お好みで頭頂部に飾りを付けても、おしゃれに仕上がります。 【ファッション】バッグ 極太毛糸で簡単なバッグ作りにチャレンジしましょう。毛糸の風合いを生かした手作りバッグを使って、幅広いおしゃれが楽しめます。子ども用の小さなポシェットやスマホケースなども、作りやすくかわいいアイテムです。 バッグは小物入れを制作する時と同じように、底面から作り始めます。底面や本体部分が編み上がったら、糸をつなげたまま持ち手部分を編み、本体部分に編み付けます。 毛糸のバッグを作る際は、内布を付けることがおすすめです。バッグの編み目が伸びることや、荷物の引っかかりによる型崩れを防げます。 【インテリア】ランプシェード 極太毛糸の太さを生かしたランプシェードは、編まずに作れるアイテムです。 まず、作りたいランプシェードと同サイズの風船を膨らませ、毛糸をランダムに巻き付けます。水に溶いた接着剤を毛糸に塗り、乾くまで陰干ししてください。乾いたら中の風船を割り、毛糸玉の中に照明を入れて完成です。 […]

2022.03.15
毛糸の通販サイトおすすめ27選!ネットで上手に毛糸を買う方法も

おすすめ店舗 編み物 10,815 view

毛糸の通販サイトおすすめ27選!ネットで上手に毛糸を買う方法も

編み物に使う毛糸を購入するときは、品揃え豊富な通販サイトの利用がおすすめです。毛糸の通販サイトでは、さまざまな素材・メーカー・ブランドの春夏毛糸・秋冬毛糸が販売されています。 「通販サイトを利用したいと思っていても、通販サイトでの毛糸の買い方が分からない」という人や、「おすすめのサイトを知りたい」という人も多いのではないでしょうか。当記事では、通販サイトを使った毛糸の買い方と、少量注文・大量注文それぞれでおすすめの毛糸の通販サイトを紹介します。 通販サイトを使った毛糸の買い方 実店舗で毛糸を買うときは、毛糸を手に取って質感や色味を確かめる人も多いでしょう。しかし、通販サイトでは購入前に商品を手に取ることができません。 通販サイトを使って毛糸を買うときは、次の3つのポイントを確認することが大切です。 ・糸ラベル 毛糸の糸ラベルには、メーカーや素材、ゲージ・糸の長さ・染色ロットなどの情報が記載されています。同色の毛糸を複数購入もしくは追加購入したいときは、染色ロットを確認しましょう。 染色ロットとは、染色加工で使用する染色機ごとに振られた番号のことです。同じ色番の毛糸も、染色ロットが異なる場合は色に多少の違いが表れます。染色ロットが同じであれば色の違いはありません。 ・ゲージ ゲージとは、編み物の標準的な目数・段数のことです。手編みするときは、レシピ記載のゲージを目安にして毛糸のゲージを選びます。 ただし、ゲージの目数・段数に必ず従わなければ失敗するわけではありません。目数・段数は変えることで仕上がりのやわらかさを変えられるため、毛糸のゲージはあくまでも目安として考えましょう。 ・糸の長さ 毛糸1玉あたりの糸の長さは共通ではなく、商品ごとに糸の長さが決まっています。編んでいる途中で毛糸が不足しないように、必要な糸の長さをしっかりと考えた上で購入しましょう。 レシピに沿って編んでいる場合も、ゲージの取り方を多少変えるだけで必要な糸の長さは変わります。ゲージの目数・段数を増やす場合は、レシピよりも長く糸を取りましょう。 通販サイトでは、メーカーや素材が異なる毛糸が多数販売されています。商品の検索機能が充実した通販サイトも多く、必要な毛糸を簡単に探し出したり、異なる毛糸同士を比較した上で購入したりできる点がメリットです。 【少量注文】おすすめ毛糸の通販サイト14選 多くの通販サイトでは「一定金額以上の購入で送料無料」といった送料無料の条件を定めています。毛糸を少量注文するときは購入金額が高くなりにくいため、送料無料となる購入金額が低い通販サイトの利用がおすすめです。 少量注文に適した、おすすめ毛糸の通販サイト14選を紹介します。 ユザワヤ楽天店 ユザワヤ楽天店は、老舗手芸専門店のユザワヤが楽天市場に出店する通販サイトです。ユザワヤは実店舗もあり、全国に60店舗以上を展開しています。 サイト名称 ユザワヤ楽天店 サイトURL https://www.rakuten.co.jp/yuzawaya/ 送料無料の条件(税込) 3,980円以上を購入 取扱メーカー DMC・クロバー・オリムパス・ダイヤモンド毛糸・元廣 ユザワヤ楽天店の毛糸は、メーカー毛糸・オリジナル毛糸・素材で大きくカテゴリ分けされています。メーカー毛糸の取扱メーカーは15社以上で、メーカーによっては春夏・秋冬で毛糸が分類され、季節に合わせた素材を選べます。 オリジナル毛糸はユザワヤ限定商品の毛糸です。オリジナル毛糸は商品名に中細や並太と記載があり、商品名を見るだけで糸の太さを把握できます。 ユザワヤ楽天店では毛糸の同ロット希望に対応しています。少量注文でも染色ロットの違いを出したくない人は、ユザワヤ楽天店がおすすめです。 毛糸蔵かんざわ 毛糸蔵かんざわは、かんざわ株式会社が運営する毛糸専門の通販サイトです。毛糸蔵かんざわは群馬県に実店舗があります。 サイト名称 毛糸蔵かんざわ サイトURL https://www.rakuten.ne.jp/gold/kanzawa/ 送料無料の条件(税込) 3,979円以上を購入 取扱メーカー オリムパス・野呂英作・ダルマ・ハマナカ・リッチモア 毛糸蔵かんざわの毛糸は、秋冬毛糸とサマーヤーンで大きくカテゴリ分けされています。各毛糸はメーカー別のカテゴリ分けもあり、お気に入りメーカーの毛糸をすぐに発見できるでしょう。 毛糸蔵かんざわは、毛糸の検索機能も充実しています。「糸の太さで選ぶ」では極細~超極太の7種類から、「糸の種類で選ぶ」ではツイード・アルパカ毛糸・ロービングなどの素材から、毛糸を検索可能です。 また、商品ページには販売毛糸を使用した完成作品の画像も掲載されています。完成作品も参考に編糸選びをしたい人に、毛糸蔵かんざわはおすすめです。 シュゲール楽天店 シュゲール楽天店は、クラフトハートトーカイグループの藤久株式会社が運営する、手芸用品専門の通販サイトです。 サイト名称 シュゲール楽天店 サイトURL https://www.rakuten.ne.jp/gold/shugale/ 送料無料の条件(税込) 3,980円以上を購入 取扱メーカー ウイスター・オリムパス・ダルマ・ハマナカ・尾州の毛糸 シュゲール楽天店の毛糸は、春夏毛糸・秋冬毛糸・レース糸の3つに大きくカテゴリ分けされています。各毛糸はメーカー・ブランド別のカテゴリ分けもあり、尾州の毛糸のようにこだわりの毛糸も揃えていることが特徴です。 […]

2021.10.26
棒針のサイズの選び方!種類・長さ・号数の違いを丁寧に解説

ハンドメイド 編み物 5,661 view

棒針のサイズの選び方!種類・長さ・号数の違いを丁寧に解説

趣味や副業で編み物を始めた人の中には、棒針編みでの手編みに挑戦したい人もいるでしょう。しかし、編み物に使用する棒針には豊富な種類のサイズがあるため、どれを選べばよいか悩んでいる編み物初心者の人も多いのではないでしょうか。 この記事では、棒針編みの初心者の人に向けて、棒針の種類と特徴、「長さ」「号数」といったサイズの選び方について解説します。自分が編みたい作品に合った棒針を選び、素敵な編み物ライフを始めましょう。 【基本】棒針の種類 編み物に使用する棒針は、自分が作りたい作品に適した種類を購入することが重要です。棒針の基本的な種類と概要は、以下のとおりです。 ・2本針 針の一方に玉がついている棒針であり、多くの場合2本セットで販売されています。片方の端が玉付きであるため、編んでいるときに針から目が落ちることがない魅力があります。マフラーやセーターの前身頃・後ろ身頃のような平面の編地を編む際に使用するとよいでしょう。輪状には編むことができない点に注意してください。 ・4~5本針 針の両端がとがっており、2本針のように玉がついていない棒針です。4~5本のセットとなって販売されてます。輪状・筒状の編地を編む際に活用されることが多く、さまざまな大きさの輪・筒を作成できるアイテムです。針の片側に棒針キャップを追加で装着して一緒に使用すれば、2本針として使用できる点もメリットといえるでしょう。 一方、長い4~5本針で小さな円筒状の編地を編もうとすると、針が邪魔で使い心地・編み心地がよくないといったデメリットもあります。先端がとがっているため、注意しながら編むこともポイントです。 ・輪針 2本の編み針をチューブ(コード)でつないだ棒針です。多くの場合、輪状・筒状の編地を編む際に使用されますが、勉強して上級者レベルまで技術を磨けば、特殊な編み方も覚えられます。一般的な編み方で1種類の輪針を使用すると特定の長さ・直径の作品しか編めないため、多様な編み方を学習して応用テクニックを身につけることが大切です。 なお、棒針の素材には竹製や金属製、プラスチック製などがあります。いずれの素材でも構いませんが、初心者には手先に負担がかかる心配がなく、比較的強度が高い竹などの材質の棒針がおすすめです。 自分が編みたい作品に適した種類の棒針の見当がついたら、実際に使用する棒針のサイズを選ぶステップに進みます。棒針のサイズの選び方を理解し、作品に合った道具を選べるようになりましょう。 棒針のサイズの選び方(1)長さ 棒針を選ぶ際には、「2本針」「輪針」といった棒針の本数・形状に注目するだけでなく、編みたい作品に適した長さのツールを選ぶことも重要です。 ここでは、「2本針」「4~5本針」「輪針」といった種類別に、編みたい作品に適切な長さの棒針を紹介します。素敵な作品を編むためにも、編みたい作品にベストな長さの棒針を選びましょう。 2本針を使う場合 2本針は大きく分けて「長い針」「短い針」の2種類があります。棒針編みでは、基本的には使用する棒針の長さよりも短い幅の作品しか編むことができません。長い針であれば長い幅・短い幅の両方の作品を編めますが、長い針で短い幅の作品を編む際には、取り回しや使い勝手が悪くなる点に注意が必要です。 編みたい作品 適切な長さ マフラー 23cm前後の短い棒針※幅広のマフラーであれば30cm前後の一般的な長さの棒針もおすすめ セーター 33~40cm程度の長めの棒針 4〜5本針を使う場合 4~5本針の長さの種類は2本針よりも多く、12~40cmの間の長さの針が数種類存在します。小物作りの際には短めの棒針を、帽子などを編む際には中程度の長さの棒針をといったように、作品に応じて最適な種類を選びましょう。 編みたい作品 適切な長さ 手袋・靴下・レッグウォーマー・アームウォーマーなどの小物 12.5~16cm程度の短めの棒針 帽子 20~25cm程度の中程度の長さの棒針 セーター・マフラー 30~40cm程度の長めの棒針 輪針を使う場合 輪針の種類も4~5本針と同様に多く、40~120cmの間の長さの針が数種類存在します。輪状・筒状の編地を編む場合には「輪針の長さ=編地の円周」となるため、編む作品のサイズに応じて輪針の長さを変えるようにしましょう。一般的な編み方で輪針を使用する場合の目安は下記のとおりです。 編みたい作品・箇所 適切な長さ 帽子・えり周り・袖まわり 40cm前後の輪針 子ども用のセーター・スヌード 60cm前後の輪針 セーター・スヌード・シャツ前側のうち合わせ部分 80cm前後の輪針 セーター・スヌード 100cm前後の輪針 セーター 120cm前後の輪針 輪針は、チューブと棒針が固定されている種類と、さまざまな長さのチューブを付け替えられる種類があります。輪針で編む作品が多い場合には、複数のチューブを付け替えられるタイプも活躍するでしょう。 棒針のサイズの選び方(2)号数 棒針のサイズを決める要素の1つに「棒針の長さ」が挙げれらますが、適切なサイズを選ぶためには「棒針の太さ(号数)」にも注目する必要があります。 編み糸に合った棒針の号数は毛糸のラベル(タグ)に表示されているため、必ず確認したうえで棒針の号数を選ぶ参考にしてください。編み図(設計図)のあるレシピでは、毛糸の太さの目安も記載されているケースが多いため、事前に確認しましょう。 ここでは、毛糸の太さに応じた棒針の号数について説明します。 細い毛糸を使う場合 棒針は号数の数字が小さいほど、編み針の直径が小さくなります。比較的細い毛糸を使用する場合は、0〜4号といった細めの棒針を選ぶとよいでしょう。 […]

2021.10.20
初心者向け!毛糸の種類と特徴を素材・紡績・太さ・形状別に解説!

初心者さん向け 編み物 5,100 view

初心者向け!毛糸の種類と特徴を素材・紡績・太さ・形状別に解説!

色とりどりの毛糸が並べられている手芸屋さんの棚は、見る人の目を楽しませてくれます。しかし、いざ編み物用の糸を選ぼうとするとどれを選べばよいのかが分からなくなり、すごすごと引き返した経験がある人もいるのではないでしょうか。 作品を納得のいく仕上がりにするためには、毛糸の種類と特徴をひととおり押さえた上で適切な毛糸を選ぶことが大切です。 今回は、素材・紡績・太さ・形状といった4つの観点から主な毛糸の種類を紹介します。毛糸の種類と特徴を知り、用途に合った毛糸を選びたい人は、ぜひ参考にしてください。 素材における毛糸の種類7つ 毛糸を選ぶ際、まず注目したいものが素材です。選ぶ素材によって、作品の肌触りや機能性が大きく変わります。毛糸の主な素材は、下記の7つです。 種類 特徴 ウール ウールは動物性の天然繊維で、一般的には羊毛を原料とするメリノウールを指します。「繊維の王様」と呼ばれるほど、最もポピュラーな素材です。ふんわりとしていて保温性が高く、吸湿性・放湿性に優れています。 獣毛 獣毛は、動物性の天然繊維です。主な獣毛としては、以下の4つが挙げられます。 カシミヤ:カシミヤ山羊の毛を原料とする高級素材です。「繊維の宝石」と呼ばれています。毛質がきめ細やかで、肌触りもなめらかです。 モヘヤ:アンゴラ山羊の毛を原料とする高級素材です。子どもの毛は細くて柔らかく、大人の毛は太くて硬いという違いがあるものの、いずれも上品な光沢感があります。 アンゴラ:アンゴラうさぎの毛を原料とする高級素材です。毛が細いために軽く、なめらかな肌触りがします。染色性に優れている点も、注目ポイントです。 アルパカ:アルパカの毛を原料とする高級素材です。毛先が丸みを帯びており、弾力があります。軽くて保温性が高く、耐久性にも優れています。 アクリル アクリルは、ウールによく似た化学繊維です。ふっくらとしていて軽く、保温性が高い点が魅力です。ほかの素材と混合しやすい点や、発色がよい点も、大きな特徴と言えます。汚れを吸着する性質も備えているため、エコたわしの材料にピッタリです。 ポリエステル ポリエステルは、綿をはじめとする植物性の天然繊維に似せて作られた化学繊維です。熱や摩擦に強く、耐久性に優れています。速乾性に優れている点も、特筆に値するでしょう。 綿(コットン) 綿(コットン)は、綿花を原料とする植物性の天然繊維です。吸水性が高く、肌にやさしいため、肌が敏感な人に贈るセーターやマフラーの材料として活用するとよいでしょう。熱に強く丈夫である点も、綿の大きな長所です。 麻(リネン) 麻(リネン)は、フラックスという亜麻科の植物を原料とする植物性の天然繊維です。耐久性が高く、水に濡れると強度が増します。通気性・速乾性に優れており、さらりとした肌触りであるため、春夏用のアイテム作りにうってつけです。 絹(シルク) 絹(シルク)は、蚕の繭から取れる生糸を原料とする動物性の天然繊維です。通気性・保温性に優れている上に、つややかで美しい光沢ときめ細やかでなめらかな肌触りを兼ね備えています。 棒針編みをする場合には、伸縮性があるウール・獣毛・アクリル・ポリエステルの毛糸を選ぶとよいでしょう。一方、伸縮性がない綿・麻・絹の毛糸は、かぎ針編みにおすすめです。 紡績における毛糸の種類2つ 編み物の質感にもこだわりたい人は、紡績の種類もチェックしましょう。毛糸は紡績の方法によって下記の2種類に分類できます。 種類 特徴 紡毛糸(ぼうもうし) 紡毛糸は、短い繊維を撚り合わせて作る糸です。繊維の太さも方向もバラバラであるために空気が多く含まれ、毛羽立っていて膨らみがある柔らかな仕上がりとなっています。 梳毛糸(そもうし) 梳毛糸は、長い繊維を撚り合わせて作る糸です。繊維の太さと方向が一定であるため、毛羽がなくなめらかな仕上がりとなっています。 紡毛糸のメリットは、保温性に優れ、毛玉ができても目立たないことです。一方、梳毛糸には、質感がシャープで、毛玉ができにくいというメリットがあります。なお、梳毛糸は紡績工程が多い分、紡毛糸より高価です。 太さにおける毛糸の種類6つ 編み糸を選ぶ際には、太さを確認することも大切です。毛糸の太さは作品の厚みや風合いに影響を及ぼします。主な毛糸の太さは、下記の6種類です。 種類 特徴 極細 (ごくぼそ) 極細は、8番手以上、太さ1mm以下の毛糸です。中でも、13番手以上、太さ0.8mm以下のものは超極細(ちょうごくぼそ)と呼ばれることがあります。 中細 (ちゅうぼそ) 中細は、3.5~5番手、太さ1~1.6mmほどの毛糸です。4.8~8番手、太さ1~1.2mmほどの毛糸は合細(あいぼそ)と呼ばれることがあります。 合太 (あいぶと) 合太は、2.5~4番手、太さ1.8~2mmほどの毛糸です。 並太 (なみぶと) 並太は、1.5~2.9番手、太さ2~3mmほどの毛糸です。1.5~2番手、太さ2.5~3mmほどの毛糸は太(ふと)と呼ばれることがあります。 極太 (ごくぶと) 極太は、1~1.9番手、太さ3~5mmほどの毛糸です。1~1.2番手、太さ4~5mmほどの毛糸は極々太(ごくごくぶと)と呼ばれることがあります。 超極太 […]

2021.10.20
毛糸の太さの特徴|棒針・かぎ針の号数や番手の調べ方・換算式も

編み物 ハンドメイド 9,759 view

毛糸の太さの特徴|棒針・かぎ針の号数や番手の調べ方・換算式も

手編みに初挑戦する人が編み図を前にして戸惑うことのひとつに、毛糸の選び方があります。お手本で指定の毛糸ではなく、「同じ模様で違う色や質感の作品が編みたい」と考える人も多いでしょう。 しかし、「お手本と同じ並太の毛糸と編み針で編んだにもかかわらず、違うサイズに仕上がった」という例は少なくありません。これは、同じ太さ表記でもメーカーによって実際の太さが異なるためです。 今回は、毛糸の太さを表す際に日本で使われている名称や各太さに適した棒針・かぎ針の号数、世界基準の単位などを解説します。 手芸で使われる毛糸の太さの特徴 手芸作品に毛糸を使う場合、「素材」の差以外にも「太さ」の差によって、作品の厚みや温かさといった編み上がりに大きな差が生じます。毛糸で編み物をする際は、作品の用途によって使い分けることで理想の編み物を制作することが可能です。 ここでは、手芸で使われる毛糸の太さについて解説します。 日本では主に6種類の太さの毛糸が使われている 日本の手芸界では、毛糸の太さを「並太」「合太」など大まかな表現で分類することが一般的です。市販の毛糸は、主に極細・中細・合太・並太・極太・超極太の6種表記が使用されており、メーカーによっては最大11種類の太さが用意されています。 各太さの名称と読み方、直径・番手・撚り数の基本的な目安リストは下記のとおりです。 細い → → → 超極細 極細 合細 中細 → → → → 合太 並太 並太 太 → → → 太い 極太 極々太 超極太 超々極太 超極細 読み ちょうごくぼそ 直径 ~0.8mm 番手 32~42番手 撚り ~2本 極細 読み ごくぼそ 直径 0.8~1mm 番手 18~24番手 撚り 2本 合細 読み あいぼそ 直径 […]

2021.10.20