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タグ【お裁縫】の記事一覧

【初心者向け】パッチワークの基本の作り方や必要な材料を解説!

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【初心者向け】パッチワークの基本の作り方や必要な材料を解説!

色とりどりの布を縫い合わせるパッチワークは、比較的簡単に作れる一方で、ファッションアイテムなどを魅力的にかわいらしく彩ってくれる手芸です。スカートやバッグなどにパッチワークを利用したり、クッションカバーやラグなどをパッチワークで作ったりすれば、華やかな作品に仕上がるでしょう。布を縫い合わせれば作れるため手縫いでき、初心者でも作りやすいのもパッチワークの魅力です。 この記事ではパッチワーク作りに必要な材料や道具、パッチワークの基本となる「フォーパッチ」の縫い方について解説します。 パッチワークとは パッチワークとは、小さい布切れをつなぎ合わせて作る、ヨーロッパ発祥の手芸のことです。パッチワークの始まりは、ぼろぼろになった衣服からまだ使用できる部分を切り出し、つぎはぎして1枚の生地を作っていたことと言われています。かつては生活の知恵の1つだったパッチワークは、今では芸術性の高さが人気を呼び、手芸作品づくりに多く活用されるようになりました。 パッチワークを作るにあたって、使用する布のサイズや形、色柄などに決まりはありません。生地は自分で自由に選択でき、組み合わせによってまったく違ったイメージを持つ作品が作れます。彩り豊かで目を惹くデザインも多く、スカート・バッグなどのファッションアイテムや、クッションカバー・ラグといったインテリア雑貨に用いられることも多い手芸です。 手縫いでパッチワークを作るのに必要な材料・道具 パッチワークを手縫いで作る際には、以下の材料や道具を揃えておくとよいでしょう。 ピース(ハギレ) パッチワークで使うハギレ(小さな布)のことをピースと呼びます。手持ちの布から準備する場合は、サイズごとに仕訳しておくとよいでしょう。素材はストレッチのないコットン100%のものがパッチワークに適しています。 手芸初心者の場合はパッチワーク用のカットクロスを購入するのがおすすめです。慣れてきた場合、着なくなった古着を裁断してピースにするのも楽しいでしょう。 型紙 パッチワークの縫い線を分かりやすくするのに使います。ある程度硬さのある厚紙や、クリアケースを利用するとよいでしょう。 アイロン 縫い代を倒したり、生地を折ってクセを付けたりするのに使います。 チャコペン 鉛筆タイプや水で消えるタイプ、時間が経つと自然に消えるタイプなどさまざまな商品があるため、好みのものを探してみてください。 針 針は数種類を用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。ピーシング針(縫い針)として使用するメリケン針の8~9番、キルティング針、キルトしつけ針を用意しておくとよいでしょう。 糸 ピーシング(布地を縫い合わせる)用には50~60番でポリエステル100%のものが適しています。 指抜き 指抜きは、縫い目を細かく揃えるのに効果的です。 ハサミ 布切りハサミと糸切りハサミの2種類を準備してください。 上記の裁縫道具は、手芸専門店のユザワヤで揃えるのがおすすめです。 ユザワヤ公式ネットショップはこちら 【初心者向け】パッチワークの基本「フォーパッチ」の縫い方 パッチワーク初心者の場合、慣れていない方でも作りやすい「フォーパッチ」で制作するとよいでしょう。フォーパッチはパッチワークの基本的な縫い方で、4枚の布を縫い合わせて1枚にすることがベースとなります。 パッチワークをフォーパッチで制作する場合の縫い方について解説するので、参考にしてください。 裏布の型紙を作る 最初に裏布の型紙を作ります。型紙を作らずに作品作りをすることも可能ですが、型紙で縫い線を明確にしておくときれいに仕上げられるため、特に初心者は型紙を準備するのがおすすめです。 今回はできあがりサイズ10×10センチを想定します。型紙用の用紙に10×10センチの正方形を書き、周囲に7ミリの縫い代をつけてカットしてください。パッチワークの縫い代は7ミリが基本であり、7ミリのラインが入ったパッチワーク定規も販売されているため、不安な方は購入を検討しましょう。 型紙ができたら、裏布の上に型紙を乗せ、型紙に沿って生地を裁断してください。 表布の型紙を作り裁断する 5センチ四方の表布の型紙を作ります。厚紙に5×5センチの正方形を書き、周囲に7ミリの縫い代をつけてカットしてください。さらに、中心の5×5センチの部分をカッターで切り抜き、額縁のような状態にします。型紙の中心部を切り抜くことで、布に縫い代の目印をつけやすくなるほか、壁紙を当てたまま柄の確認が可能になります。 次に表布となる生地を裏返して、柄のバランスを見ながら型紙をセットします。布の柄によっては、カットする位置でパッチワーク作品の印象が大きく変わるため、よく確認しながらセットしましょう。位置が決まったら、チャコペンで型紙の内側・外側に線を引き、外側の線に沿って生地を裁断してください。 上記の作業を合計で4枚分繰り返し、パッチワークに使用する4枚の表布を準備しましょう。 縫い代を合わせて布を縫い合わせる 切り取った4枚の表布を、2×2枚の正方形になるように並べます。色や柄が好みの配置になるよう、何度か組み合わせを変えて確認するとよいでしょう。あえて組み合わせを吟味せず、ランダムに並べるという方法を取るのも魅力的です。 組み合わせが決まったら、縫い代を合わせてまち針で止め、布同士を縫い合わせます。まずは上2枚から縫い合わせましょう。生地を中表に重ね、右側の縫い代の角2か所をまち針で止めます。さらに角と角の間もまち針で1か所止めておくと安心です。 次に針と糸で縫い代を並縫いします。縫い始めと縫い終わりは布がずれないように一針返し縫いをし、縫い代の角にはしっかりと針を通すようにしましょう。縫い終わったら玉結びをしてください。上段2枚を縫い終わったら、下段2枚も同様に縫い合わせましょう。 縫い代を片側に倒す 上下の布を組み合わせて正方形にするためには準備が必要です。縫い合わせた布を広げて縫い代を片側に倒してください。縫い代の方向は上下のパーツで交互になるように倒すのが一般的です。 また、縫い代を色が薄い布に倒すと表側から透ける可能性があるため、色が濃いほうの布に向けて倒すとよいでしょう。倒した縫い代にはアイロンをかけてください。縫い代を倒す方向に迷った場合は、縫い代を中央で左右に開く方法でも問題ありません。 2組を縫い合わせる 上下のパーツを、生地の表同士を合わせて重ね、左右の角や中心のハギ目が合うように調整してください。縫い代の角2か所と、角の間の中心をまち針で止めます。そして、始めと終わりに返し縫いをしつつ、縫い代を並縫いしましょう。並縫いをする際には、縫い代の角と中心のハギ目にも針を通すようにしてください。 縫い終わったら生地を開き、4枚の生地でできた正方形の布になっていることを確認しましょう。中心の縫い代は色が濃いほうの布に向けて倒し、アイロンをかけます。 最後に表布と裏布を縫い合わせましょう。表布と裏布を表同士で重ね合わせ、四つ角とハギ目をまち針で止めます。次に外周の縫い代をぐるりと並縫いします。底の部分は4センチ程度の返し口を開けておきましょう。 できたら返し口から表に返し、四つ角をきれいに整えます。返し口を奥まつりで縫えばフォーパッチの完成です。 ユザワヤで買えるパッチワーク向けの生地 パッチワークを手作りする際には、初心者でも扱いやすいパッチワーク用の生地を購入するのもおすすめです。ユザワヤではパッチワーク作りに適しているさまざまな色柄の生地を多数販売しているので、ぜひ一度チェックしてみてください。 今回は、ユザワヤで購入できるパッチワーク向けの生地の中から3つを紹介します。 ・パッチワークカットクロス 無地 126 […]

2024.05.28
裁縫の基本「並縫い」とは?やり方や縫うコツ・ぐし縫いとの違いを解説

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裁縫の基本「並縫い」とは?やり方や縫うコツ・ぐし縫いとの違いを解説

ハンドメイド初心者の方がまず習得しておきたい縫い方が、「並縫い」です。等間隔に並んだ縫い目が特徴で、誰もが学生時代に家庭科で習った裁縫の基本となる縫い方になります。手縫いでハンドメイド作品を作る際には特によく登場する縫い方のため、今後ハンドメイド作品を作ってみたいという方は、おさらいしておくのが良いでしょう。 当記事では、裁縫の基本である「並縫い」の縫い方ときれいに縫うときのコツ、並縫いが役立つシーンについて解説します。 並縫い(なみぬい)とは? 並縫いとは、布同士を縫い合わせたいときや仮縫いしたいときなどに使われる、裏表を等間隔で縫う手芸技法です。 並縫いは和裁・洋裁のどちらでも使われる裁縫の基本であり、初心者でも比較的簡単にできる縫い方です。裁縫やハンドメイドが初めての方は、まずは並縫いからマスターするのがよいでしょう。 また、並縫いと混同されやすい縫い方に「ぐし縫い」があります。ぐし縫いは基本的な縫い方は並縫いと同じですが、縫い目の間隔が並縫いよりも細かいのが特徴です。並縫いは縫い目の間隔が3〜4ミリ程度であるのに対し、ぐし縫いは2ミリ程度の間隔で縫い進めます。 ぐし縫いは縫い目が細かい分、並縫いよりも丈夫な仕上がりとなります。作品作りの際に「ぐし縫い」と指示がある場合には、できる限り細かい縫い目を意識することで強度やクオリティがアップするでしょう。 裁縫の基本!並縫いのやり方 並縫いは基礎的な裁縫技法であり、やり方を覚えておけば簡単な縫い物には一通り対応できるのが魅力です。 並縫いの手順は以下の通りです。 1 まずは針穴に糸を通して玉結びします。糸は1本取り・2本取りのどちらでも問題ありません。 2 玉結びが隠れるように裏側から針を刺し、結び目で止まるまで糸をすべて表側に引っ張ります。 3 縫い進める方向に針を刺し、布の裏側から3〜4ミリ先に針先を出します。針を抜き切らずに再度3〜4ミリ先に針を刺し、さらに布の裏側から3〜4ミリ先に針先を出すという作業を繰り返しましょう。針を刺す右手だけを動かすのではなく、左手も布を上下させるように動かすのがコツです。 4 4〜5針分すくったら、布の表側で針を最後まで引き抜きましょう。強く引っ張りすぎると縫い目が突っ張ってしまうため注意してください。 5 (3)(4)の作業を繰り返し、最後まで縫い終えたら玉止めします。玉止めは結び目が見えないよう、布の裏側で処理しましょう。 きれいに並縫いをするコツ 並縫いは手縫い技法の中でも非常にシンプルな縫い方です。一見簡単そうにも思えますが、シンプルである分きれいに縫えていないと縫い目の粗が目立ち、「手芸初心者が縫った仕上がり」という印象が強くなってしまうでしょう。 並縫いをきれいに縫い進めるには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、並縫いをきれいに縫うコツを3つ解説します。 縫い目間隔を統一する 並縫いは縫い目が裏表の両面に出る縫い方です。縫い目間隔を揃えることで、表側から見ても美しい仕上がりとなります。 裁縫が得意でない人は、縫い目を付けたい場所にチャコペンなどで印を付けておくのがおすすめです。また、数針ずつ縫うのが難しい場合には、ひと針ずつ糸を引き抜きながらゆっくり丁寧に縫い進めるのもよいでしょう。 数針ずつまとめて縫う際は、慣れるまでは糸を引き抜く前の段階で布をならし、表面から見える針の間隔をチェックするのも有効です。糸を引き抜いた後は針が見えていた場所が縫い目となるため、美しい等間隔になっているかどうかを確認しましょう。 また、並縫いは表側だけでなく裏側の縫い目の間隔もすべて統一された仕上がりがベストです。縫い目を確認する際は、裏側もチェックするとさらに質が上がるでしょう。 布端と縫い目を並行にする 布端と縫い目との間隔が一定でないと、縫い目がガタガタになってしまいます。布端と並行に縫い進めるよう意識すれば、美しいステッチに仕上がるでしょう。 直線縫いをする場合は、数針ずつすくうことで縫い目のガタつきを防げます。ひと針ずつすくうと針を刺す高さが揃いにくくなるため、裁縫初心者の人は数針ずつ縫うテクニックを身に付けられるよう練習するとよいでしょう。 また、あらかじめチャコペンでガイドラインとして直線を引いておくのもおすすめです。チャコペンは水で簡単に落とせるものを使用すれば、跡が残る心配もありません。 布にシワができないようにする 数針ずつ縫い進める場合、糸を引き抜く前の段階では布が手繰り寄せられたような状態となっています。布にシワができたまま縫い進めると縫い目がつって見た目が悪くなるため、その都度布をならしてシワを伸ばすことを意識しましょう。 また、針を持つ右手と布を持つ左手が離れすぎていると布が緩み、狙った位置に針を刺しづらくなります。等間隔でまっすぐ縫い進めるためには、左手で布を軽く引っ張るように伸ばし、適度に張った状態をキープしておくことが重要です。 並縫いの用途・活躍する場面 並縫いは手縫いの技法の中でも基本となる縫い方であり、小物作りや雑巾作りなどのさまざまな場面で使われています。並縫いを活用できる場面を知っておけば、作品作りの幅が広がるでしょう。 ここでは、並縫いの用途や活躍する場面について詳しく解説します。 しつけ縫いをするとき しつけ縫いとは、本縫い・飾り縫いの前に布がずれないよう簡単にとめておくための作業です。しつけ縫いにより、作品を美しく仕上げることが可能です。 しつけ縫いにはさまざまな種類があります。ミシンをかける前に仮止めする「置きじつけ」や、ズボンの裾上げの際に折り代を押さえる「押さえじつけ」が一般的です。 しつけ縫いは本縫いの後に糸を抜くのを前提としているため、縫い終わりは糸を切るのみで玉止めをしないのが特徴です。また、ミシン縫いの前のしつけ縫いでは、本縫いしたい場所から縫い代側に1ミリ寄せて縫うことで、しつけ糸を抜きやすくなります。 しつけ縫いには専用の「しろも」と呼ばれる細く弱い糸を使用します。 縫い目を見せたいとき 並縫いは裏表どちらにも縫い目が出るため、あえて縫い目が目立つ糸を使ってアクセントにするのもおすすめです。 たとえばパッチワークのステッチは、縫い目そのものがデザインの一部となっています。元の生地の反対色やポップな色の糸を選べば、ワンランク上のおしゃれな仕上がりとなるでしょう。 また、体操服などにネームタグ・ゼッケンを付ける際は目立ちにくい色の糸を選びがちですが、糸の色を変えて縫い目を生かすことで簡単におしゃれさを演出できます。 縫い目を目立たせるデザインでは、まっすぐ等間隔で縫うことを特に意識しましょう。 ギャザーを作るとき 並縫いは洋服や小物のギャザー寄せにも役立ちます。ギャザーを作ると華やかさやふんわり感が出るため、作品のクオリティがぐっと上がります。 手縫いでギャザーを作る際は、並縫いを2本縫って糸を引っ張りながらギャザーを寄せた後、ミシンで本縫いすると美しく仕上げることが可能です。 より手軽に手縫いのみで済ませたい場合には、糸を2本取りして1本並縫いし、ギャザーを寄せてから玉結びする作り方がおすすめです。 まとめ 並縫いとは、生地の裏表を等間隔で縫う手芸技法です。さまざまなシーンで利用される裁縫における基本の縫い方で、和裁・洋裁どちらにも対応しています。並縫いに似ている「ぐし縫い」とは並縫いより細かい間隔で縫う手芸技法で、縫い方自体は並縫いと変わりません。 きれいに並縫いをしたい場合は、縫い目の間隔を統一させたり布端と縫い目を並行にして塗ったりするところがポイントです。間隔にバラつきがあったり平行に縫えていなかったりすると、縫うのに慣れていない初心者っぽさがでてしまうため注意しましょう。

2024.05.28
ゴム付き三角巾の作り方|必要な道具と向いている生地も紹介

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ゴム付き三角巾の作り方|必要な道具と向いている生地も紹介

子供が小学生になると、給食当番や家庭科の授業などで三角巾やエプロンが必要になります。三角巾は、学校側が用意してくれるケースもありますが、場合によっては各家庭で準備しなければなりません。 当記事では、子供でも比較的着用しやすい「ゴム付き三角巾」の作り方を、手順を踏んで解説します。また、三角巾作りに向いている生地やアレンジ方法、ゴム付き三角巾を作るにあたって事前に用意しておきたい必要な材料・道具を確認しましょう。 三角巾作りに必要な材料・道具 まずは、三角巾を手作りする際に必要な材料や道具について確認しましょう。当記事で紹介している作り方は「できるだけ簡単に作る」をコンセプトにしているため、型紙セットは使用せず、材料や道具も必要最低限に抑えています。 【材料】 本体の生地:縦50cm×横60cm(ヘッドサイズ52~56cmの場合) 平ゴム:10cm(幅2cmを推奨、長さは頭のサイズによっても異なる) 縫い糸(普通地用) 【道具】 ハサミ チャコペン(なければ鉛筆でもOK) アイロン 定規 ゴム通し(安全ピンなどでの代用も可) 縫い針 or ミシン 子供用三角巾は、実際の頭囲よりも若干小さく作るのがおすすめです。頭にぴったりとフィットし、調理中に外れてしまう心配もありません。 ユザワヤでは、三角巾作りに必要なものが一度に揃います。自宅に居ながら買い物ができるオンラインショップも大変便利で、子供用のハンドメイド作品にピッタリな布も、50cm以上から10cm単位での購入が可能です。三角巾を手作りする際は、ぜひご利用ください。 ホビー材料の通販「ユザワヤ公式ネットショップ」 ゴム付き!三角巾の作り方 ゴム式の三角巾は、帽子をかぶるようなイメージで装着でき、後ろで結ぶ必要がありません。バンダナが結べない年齢のお子様でも、簡単に着脱が可能です。 ミシンがあればより簡単に作れますが、縫う部分がそこまで多くないため手縫いでの作成も十分に可能でしょう。以下では、ゴム付き三角巾の具体的な作り方を順番に解説します。 生地の裁断をする まずは、布の裏面が表にくるように半分に折り曲げ、生地にカット線を引いていきましょう。 折り曲げた部分(縦) 36cm 下の部分(横) 12cm 縦の開いている方 8cm チャコペン(または鉛筆)と定規を使って線を引き、線に沿ってカットします。この時、尖った部分が45度(布を広げた時に90度)になるようカットすると後ろ姿が綺麗に仕上がります。 カットした端切れは、次の工程でゴム紐用に使いますので取っておいてください。 ゴム紐部分を縫う 生地の端切れ部分を使って、ゴム紐を作ります。まずは、ゴム紐の幅に合わせて布地をカットしましょう(ゴム紐を布でカバーせずそのまま縫い付ける方は、この工程を省略してください)。 【布地の大きさ】 縦:ゴム幅×2+2cm 横:17cm(ゴムの長さ+7cm)例)ゴム幅が2cmの場合、縦6cm×横17cm カットした布地を裏面が外側になるよう半分に折り、縫い代5㎜で縫って筒状にします。生地を表に返し、ゴムを通して両端を縫い合わせたらゴム紐の完成です。 ゴム紐の部分のみ他の色布を使うと、良いアクセントになってお洒落に仕上がります。 三角巾の端を縫って頂点部分を始末する 三角を作る2辺に、端から0.7cm、1.5cmのラインで線を引きます。頂点部分からも0.7cm、1.5cmのラインで横に線を引きましょう。 頂点を0.7cmの部分でカットしてから、1.5cmの部分で折り曲げます。次に、両辺を先ほど引いた線に沿って三つ折りにし、縫って固定します。この時、マチ針で固定してもよいですが、アイロンでくせ付けすると非常に縫いやすくなるためおすすめです。 ゴム紐を縫い付ける 三角巾の両サイドと底辺を5mm幅で折り曲げて縫います。その後、三角巾の下の長方形部分(着用時に額にあたる生地の部分)を半分に折って上端をミシンで縫いましょう。この時、折り曲げた部分も底辺から3mmほどのところをミシンで縫っておくと仕上がりがきれいになります。 今縫い上げた部分の両サイドにできた筒状の部分に、先ほど作ったゴム紐を挟み込むようにして縫ったら完成です。 三角巾作りに向いている生地 三角巾作りでは、基本的に肌触りがよく吸水性にも優れている綿素材がおすすめです。他にも、化学繊維には傷みにくく長く使えるというメリットがあります。 三角巾作りに向いている4種の生地を、それぞれ詳しく紹介します。 オックス オックスとは「平織り生地」のことで、別称オックスフォード生地です。ランチョンマットやエプロン、布小物などオールマイティに使用でき、ソーイング初心者さんにも扱いやすい生地として知られています。 【オックス生地の特徴】 丈夫でありながらしなやかさも併せ持つ ポピュラーな生地で、デザインが豊富 ほどよい厚みで扱いやすい […]

2024.05.28
初心者向け|フェルトの縫い方3つと必要な道具・縫うコツを解説

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初心者向け|フェルトの縫い方3つと必要な道具・縫うコツを解説

フェルトは柔らかい手触りで縫いやすいため、ハンドメイド初心者の方でも扱いやすい素材です。どなたが作っても作品が温かみのある仕上がりになるのも、魅力と言えます。フェルト作品作りでは基本の縫い方をいくつか覚えると、フェルトマスコットやアップリケなどさまざまな作品に使えるため覚えておくのがおすすめです。 当記事では、フェルトの基本となる縫い方3つと、きれいにフェルトを縫うコツを解説します。フェルト作品を作ってみたいという方は、ぜひ参考にしてください。 フェルトを縫うときに必要な道具 フェルトを縫うときに必要な道具は以下の通りです。 フェルト 作りたい作品に合わせて、好みの色を選びましょう。 糸 手芸店で一般的に取り扱われており、色の種類も豊富なため、25番刺繍糸がおすすめです。縫い目を目立たせたくない場合は、フェルトと同色のものを選びましょう。 針 普通布地用の縫い針、細めの刺繍針がおすすめです。刺繍針は、数字が大きくなるほど太さが細くなります。 厚紙と鉛筆 作品パーツの型紙を作るために使います。 ハサミ 型紙作りやフェルトの裁断に使います。 上記のほかにも、まち針やレシピなど、作品に応じてさまざまな手芸用品を使います。例えば、フェルトマスコットを作るときには、わたや接着剤なども必要です。 ただし、キットを使えば必要なものが揃っているため、道具を揃えなくてもすぐに作品作りが始められます。ユザワヤではフェルトを使用したさまざまなキットを販売しています。フェルト作品を作ってみたい方は、ぜひ下記リンクから詳細をご覧ください。 フェルト キット| ホビー材料の通販「ユザワヤ公式ネットショップ」 フェルトの縫い方3種 フェルトは、カラーが豊富で安く手に入るため、気軽に作品作りに挑戦でき、自分好みにアレンジしやすいのが魅力です。布地よりも厚いため、手芸初心者の方が縫いやすく、扱いやすい点もおすすめのポイントと言えます。 以下では、フェルト作品を作るときの基本ステッチを3種類紹介します。 ブランケットステッチ ブランケットステッチは、ブランケットの縁にほどこされているステッチです。フェルトやアップリケといった素材の縁を縫う際にも使われます。 フェルトの縁を縫い合わせる際のブランケットステッチの手順は、以下の通りです。 1 縫い合わせるフェルトを重ねたら、生地の裏(2枚の間)から表へ出します。針を出す位置や縫い幅は、作品によって調整しましょう。 2 1で針を出したポイントから真左に数ミリ間隔を空けた位置で、手前から奥(裏側)に向かって針を半分まで刺します。 3 針先の下にフェルトから出ている糸を置き、針を引き抜き、糸を引き締めます。 4 ステッチの幅と長さが同じくらいになるように注意しながら、2と3を繰り返して縫い合わせていくと、ブランケットステッチのできあがりです。 巻きがかり縫い 巻きかがり縫いも2枚の布やフェルトの縁を縫い合わせたり、中綿の入り口を処理したりする際に使われます。巻きかがり縫いの手順は以下の通りです。 1 縫い合わせるフェルトを重ねたら、布端から数ミリのところに針がくるように、生地の裏(2枚の間)から表へ出します。針を出す位置や縫い幅は、作品によって調整しましょう。 2 針を出したところの左または右に数ミリ進んだところで、後ろ側の生地から手前に向けて針を刺します。 3 縫い進める方向をめがけて斜め先へ針を出して縫い合わせ、ロープのように糸を引き締めましょう。 4 2と3を繰り返すと、巻きかがり縫いができあがります。 巻きかがり縫いは、布端に近い部分を縫っていくと、仕上がりがよりきれいに見えておすすめです。 たてまつり縫い まつり縫いには、さまざまな種類があり、用途に合わせて使い分けできるのが特徴です。中でも、たてまつり縫いはワッペンやアップリケなどを縫い付けるときに活躍します。表面に縦方向の縫い目が見えるため、カラフルな手縫い糸で仕上げると作品デザインのアクセントにできます。 布地にフェルトを取り付ける際のたてまつり縫いの手順は以下の通りです。 1 布地とフェルトを重ねたら、玉結びをした糸が通った針をフェルトの裏(2枚の間)から表へ出します。針を出す位置や縫い幅は、作品によって調整しましょう。 2 フェルトから出した糸が垂直になるように布地に針をまっすぐ刺します。 3 2で布地をすくったまま、1で最初に針を出した位置から数ミリ左へ針を出して、糸を引き締めます。 4 2と3を繰り返すと、たてまつり縫いのできあがりです。糸が放射線状になるほうに縫うのがコツです。 […]

2024.05.28
本返し縫い・半返し縫いの基礎知識と縫い方|きれいに仕上げるコツも

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本返し縫い・半返し縫いの基礎知識と縫い方|きれいに仕上げるコツも

手縫いには多様な縫い方があり、中でも基本とされるのが「本返し縫い」です。手縫いの中では、もっとも丈夫に縫うことができ、手芸・裁縫を始める上で身につけておきたい縫い方です。 当記事では、手縫いの基本である本返し縫いとはどのような縫い方なのかという点にくわえて、バックステッチや半返し縫いといった縫い方との違いを解説します。本返し縫い・半返し縫いそれぞれのやり方や、きれいに仕上げるコツも紹介するため、裁縫初心者やハンドメイド作家として活動したい方は、ぜひ参考にしてください。 本返し縫いとは? 本返し縫いとは、縫い目の間隔を空けずにミシン目のように仕上げる手縫い技法です。手縫いの中ではもっとも丈夫に仕上がる縫い方であり、小物作りやほつれの補修などで活用されています。 本返し縫いは「1針縫って1針分戻る」のが基本であり、表から見ると隙間なく針目が並んだ仕上がりとなります。厚めの布地を縫い合わせるときや、洗濯の頻度が高いアイテムを手作りする際には特におすすめです。 また、巾着型小物入れのように、頻繁に開け閉めする袋物アイテムのハンドメイドにも役立ちます。 本返し縫いとバックステッチの違い 本返し縫いと似た縫い方に「バックステッチ」があります。 バックステッチの縫い目は、本返し縫いと同じくミシン縫いのような見た目に仕上がるのが特徴です。また、縫い進める手順も本返し縫いとまったく同じです。 本返し縫いとバックステッチの違いは、それぞれの役割にあります。本返し縫いは生地を縫い合わせることを目的としているのに対し、バックステッチは糸で刺繍することを目的としています。 縫い始めと縫い終わりの糸処理も違いの1つです。本返し縫いは基本的に玉結び・玉止めで処理しますが、バックステッチでは刺繍専用の糸端処理が施されるのが特徴です。 本返し縫いとバックステッチは同じ縫い方ですが、利用シーンによって呼び方が変わることを押さえておきましょう。 本返し縫いと半返し縫いの違い 本返し縫いと似た縫い方に「半返し縫い」があります。半返し縫いは、針を半分返しながら縫う技法であり、表側から見ると並縫いのような仕上がりになるのが特徴です。 本返し縫いと半返し縫いは、どちらも糸を重ねながら縫い進めるという点では共通しています。しかし、本返し縫いは1針縫って1針分戻るのに対し、半返し縫いは1針縫って半針分戻るため、本返し縫いのように縫い目がつながらないという違いがあります。 両者はどちらも強度が高い縫い方である点がメリットです。本返し縫いは、糸が重なる部分が多いため、半返し縫いよりもさらに丈夫に仕上げることが可能です。 本返し縫いは、厚手の生地をしっかり合わせたい場合に向いています。半返し縫いは、糸の重なりが少なく縫い目が柔らかくなるため、薄い生地や伸縮性のある生地を丈夫に縫い合わせるレシピに最適です。 手縫いの縫い方には本返し縫いや半返し縫い以外にもさまざまな技法があり、用途や作品の種類によって適切な縫い方が異なります。基本的な縫い方を一通り押さえておけば、生地や用途に合わせて使い分けができるでしょう。 本返し縫いのやり方 本返し縫いのやり方・手順は、以下の通りです。 手順(1)針に糸を通して玉結びする 本返し縫いに使う糸を選んだら、針に通して玉結びします。糸は1本取り・2本取りのどちらでもかまいません。 手順(2)布の裏側から針を刺す 布の裏側から針を通します。次の手順で1針分戻ることになるため、縫い始めより1針分先に針を刺しましょう。結び目が留まるまで、糸をすべて表側に引き抜きます。 手順(3)縫う方向の反対側に針を刺す 手順(2)で針を刺した場所から1針分戻って針を刺し、裏側に引き抜きます。ここで針を刺した箇所が縫い目のスタートとなることを押さえておきましょう。 手順(4)裏側から縫う方向に1針分進めて針を出す 裏側から1針分進めて針を刺し、表側に引き抜きます。この時点では手順(2)で刺した針目を跨いだ状態となっています。 手順(5)手前の縫い目に針を戻して刺す 1針分戻って手前の縫い目のすぐ隣に針を刺し、縫い目をつなげるように縫いましょう。 手順(6)同じ要領で縫い進める さらに裏側から1針分進めて針を出します。同じ要領で作業を繰り返します。 手順(7)布の裏側で玉止めする すべて縫い終えたら布の裏側に針を出し、玉止めしたら完成です。 本返し縫いをきれいに仕上げるためのコツ 本返し縫いをきれいに仕上げるには、いくつかのポイントがあります。本返し縫いは表側からも縫い目が見えるため、コツを押さえて縫い進めれば仕上がりのクオリティをアップさせることが可能です。 ここでは、本返し縫いをきれいに仕上げるコツについて詳しく解説します。 縫い目の隙間を空けないようにする 本返し縫いは、ミシン縫いのような仕上がりとなり、縫い目がつながっているように隙間なく並ぶのが特徴です。また、裏面は糸が重なって一直線になります。 縫い目と縫い目の間に隙間があると見た目のクオリティが下がってしまうため、隙間ができないように縫い進めるのが重要です。針を戻す際は、手前の針穴のすぐ隣に刺すと隙間なく縫うことが可能です。 隙間を空けずに縫えば、表側はもちろん裏側の縫い目も美しく重なります。 チャコペンを使って針の刺す位置を揃える 針目の高さが揃っていないと、縫い目がガタガタになってしまいます。針を刺す位置・高さをまっすぐに揃えられるよう意識しましょう。 裁縫が得意でない場合には、あらかじめチャコペンを使ってガイドラインを引いておくと安心です。 糸の引き加減を均一にする 針を刺した後に糸を力強く引っ張りすぎると、布が縮んでギャザーができてしまいます。本返し縫いは強度が高いため、1度ギャザーができると解消するのが難しくなります。縫い目をしごいても元に戻らない可能性が高いでしょう。 糸を引っ張りすぎて布が縮まないよう、糸を引く加減が均一になるよう意識しながら縫い進めるのがおすすめです。 半返し縫いのやり方 本返し縫いのやり方をマスターすれば、半返し縫いも簡単にできます。半返し縫いのやり方・手順は以下の通りです。 手順(1)布の裏側から針を刺す 針に糸を通して玉結びしたら、布の裏側から針を通します。次の手順で半針分戻ることになるため、縫い始めより半針分先に針を刺しましょう。結び目が止まるまで、糸をすべて表側に引き抜きます。 手順(2)縫う方向の反対側に針を刺す 手順(1)で針を刺した場所から半針分戻って針を刺し、裏側に引き抜きます。 手順(3)裏側から縫う方向に1針分進めて針を出す 裏側から1針分進めて針を刺し、表側に引き抜きましょう。 […]

2024.05.28
半返し縫いとは?詳しいやり方・きれいに仕上げるポイントも

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半返し縫いとは?詳しいやり方・きれいに仕上げるポイントも

半返し縫いとは、「ひと針縫う」「ひと針の半分戻る」という工程を繰り返す縫い方で、布をしっかりと縫い合わせる際に使います。半返し縫いに似た縫い方に「本返し縫い」があり、どのように違うかが気になる方もいるでしょう。 この記事では、半返し縫いとはどのような縫い方かを、強度や用途を交えながら詳しく解説した上で、やり方やメリット・デメリット・きれいに仕上げるポイントなどを紹介します。裁縫を始めたばかりの方や、新しい縫い方にチャレンジしたいという方もぜひ参考にしてください。 半返し縫いとは? 半返し縫いとは、ひと針縫って、ひと針の半分戻ることを繰り返す縫い方のことです。糸を重ねて縫うため、強度が上がって頑丈になります。 半返し縫いをした時の裏側は糸が半分ずつ重なっていて美しい見た目ではないため、裏面を隠すようにして作品に活用するとよいでしょう。頑丈になる縫い方でありつつも、縫い目が固くなりすぎないため、薄手の生地や伸縮性がある生地に縫っても生地本来の特性を活かせます。 本返し縫いとの違い 本返し縫いとは、縫い目の間をあけずに、ひと針縫ってひと針分戻るという縫い方のことです。仕上がりはミシンで縫ったようになります。本返し縫いは他の手縫いの中で最も頑丈になるため、厚手の布を縫い合わせる、または強度が必要な作品を作成する時などに向いています。 本返し縫いは縫い目が固く頑丈さがあるものの、柔らかさはなくなるため、伸縮性のある生地には不向きと言えるでしょう。生地が伸びた際に引っ張られ、糸が切れることがあります。 一方で半返し縫いは本返し縫いよりも頑丈さは弱くなるため、柔らかい仕上がりになり伸縮性がある布地に使えます。作品に使う布地によって、縫い方を変えるのがおすすめです。 半返し縫いと本返し縫いの強度・用途 半返し縫いは本返し縫いと比べて少し強度は弱くなる一方で、伸びがよいため人気のある技法です。半返し縫いで少し緩めに縫うことにより、布を引っ張った際に糸が切れず伸びるため、柔らかい生地やぬいぐるみなどの伸縮性が求められる作品作りの時に向いているでしょう。 半返し縫いの主な用途は、以下の通りです。 ぬいぐるみ作成 ニット生地を使う時 編み物の編み地をつなぐ時 一方で、本返し縫いはしっかりとした頑丈な作りになるため、主に強度が必要な物や作品を手作りする際などに活用されています。本返し縫いの主な用途は、以下の通りです。 ポーチに付いているファスナー バッグ ズボンなどの服 マジックテープ 厚手の布を縫い合わせる時 洗濯の頻度が多いアイテム 半返し縫いのやり方 「半返し縫いを取り入れるのは難易度が高い」と感じる人がいるものの、一度覚えると大変便利で、手芸やハンドメイドの際に役立ちます。慣れていない時に縫い目が大きくなったとしても、まずはやり方やコツをしっかりと覚えることが大切です。 また、半返し縫いは、手縫いの方法の1つである並縫いよりもひと目ごとに使う糸が多くなるため、ある程度の長さが必要です。あらかじめ糸の長さを十分にとり、以下の手順・やり方でチャレンジしましょう。 (1)布の裏から針を刺す玉結びをしたら、結び目が表側に出ないように、布の裏側から針を刺します。針を刺したらしっかりと引き抜き、結び目で止まるまで引っ張りましょう。 (2)縫っていく方向の逆側に針を刺す左方向に縫っていく際には、糸の右側の半針目の位置に針を刺します。 (3)縫っていく方向にひと針分のところから針を出す糸の右側に刺した針を、今度は糸の左側から出します。糸からひと針分先にあたる場所から針を出しましょう。 (4)前の縫い目との半分程のところに針を刺す手順2と同様に、縫っていく方向と逆方向に針を刺します。以降は2と3の手順で縫っていきます。 縫いたいところまで縫い終わったら、結び目が表に出ないように、布の裏側で玉止めをしましょう。 半返し縫いのメリット・デメリット 半返し縫いは手芸やハンドメイドが趣味、またはこれから作品作りを始めようと考えている人におすすめです。しかし、半返し縫いにはさまざまなよいところがある一方で、デメリットもあることを知っておきましょう。 ここでは、半返し縫いのメリット・デメリットをご紹介します。 メリット 半返し縫いのメリットは、以下の通りです。 手縫いでも強度がある 伸縮性に優れている ミシンなしですぐに作品作りができる 半返し縫いは手縫いの中でも強度があることが特徴と言えます。ミシン縫いほどの強度はないものの、糸を半分返して縫う方法のため、生地を締めてしっかりと縫い付けることが可能です。 一般的な手縫いの場合は強度が弱く、使ったり洗濯したりすることでほつれることがあります。しかし、半返し縫いは手縫いでも頑丈さがあるため、一般的な手縫いの中でも作品作りによく取り入れられています。 半返し縫いは縫い目が固くなりすぎないため、伸縮性に優れていることもメリットの1つです。また、半返し縫いによって頑丈さのある作りにできるため、ミシンなしですぐに布小物作りなどにチャレンジできます。 デメリット 半返し縫いのデメリットは、以下の通りです。 裏側は糸が重なり、見た目が少し悪い 薄い生地に縫うとシワになる 半返し縫いを取り入れた場合、縫ったところの裏では糸が重なってしまうため、裏の見た目が少し悪くなります。半返し縫いをする時は、裏側が見えないようなところに使うのがおすすめです。 例えば、中縫いだけ半返し縫いにして、糸の重なりを外から見えないようにするのもよいでしょう。また、半返し縫いは半針分戻って糸で引き締めつつ縫う方法のため、薄い生地では縫い目にシワが出てしまうことがあります。特に、高密度で薄手の素材を使う際は、シワにならないように注意しましょう。 半返し縫いをきれいに仕上げるポイント 半返し縫いで手芸やハンドメイド作品作りをする際には、きれいな仕上がりになるポイントもマスターするとよいでしょう。きれいに仕上げるポイントは、「真っ直ぐに揃った縫い目にする」「間隔は3ミリ程にする」「生地や作品によって調節する」の3つです。以下で詳しくご紹介します。 (1)真っ直ぐに揃った縫い目にする半返し縫いは表の縫い目が並縫いのようになるため、真っ直ぐに揃っているときれいに見えます。半返し縫いを真っ直ぐ揃っている仕上がりにするためには、針を刺すところと糸が出ているところが直線上に並んでいるようにすることが大切です。真っ直ぐに縫えない場合は、縫う前にチャコペンシルで直線を引きましょう。 (2)間隔は3ミリ程にする半返し縫いの表の糸の長さは3mm程にすると作品作りに時間がかかりすぎず、きれいな仕上がりになります。縫い目を短くすればしっかりとした作りにはなるものの、針の進みが悪くなって完成までに多くの時間がかかってしまいます。間隔は3ミリ程を目安にして縫うと、どのような生地でも安定的に作業を進められるでしょう。 (3)生地や作品によって調節する縫い目によって強度や仕上がりが異なるため、生地や作品によって調節することが大切です。例えば、薄い生地や柔軟性のある生地の場合は、細めの針と糸を使うことをおすすめします。半返し縫いは強く糸を引っ張って縫うと生地がよれてしまって、後で平らにならすのが困難になります。縫い目を少し緩めると、伸びのよい仕上がりになるため、意識して作業しましょう。 まとめ 半返し縫いはミシンを使わずに頑丈に縫い付けられる技法の一種で、縫い目に余裕があるため伸縮性のある生地や薄い生地の特性を生かせることが特徴です。半返し縫いと似た本返し縫いとの違いは、一針縫った後に戻る長さです。本返し縫いは一針分戻るので、半返し縫いよりも強度が高くなります。 半返し縫いを行う際は縫い目を揃える・3ミリ程度の間隔を目安にする・強度を調節するなどのポイントを意識することで、より美しくほつれにくい作品を作ることができるでしょう。

2024.05.28
千鳥がけの縫い方|千鳥がけの基本情報・コツ・他のまつり縫いの種類

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千鳥がけの縫い方|千鳥がけの基本情報・コツ・他のまつり縫いの種類

千鳥がけとは手縫いのまつり縫いの一種であり、裏面で糸を交差させたジグザグの縫い目が特徴です。強度がありロックミシンの代わりにほつれ止めに使うこともできます。縫い目がアクセントとなる千鳥がけに挑戦したいものの、やり方が分からない・難しそうで挑戦するか悩んでいるという方もいるでしょう。 この記事では千鳥がけの用途などの基本情報を踏まえ、縫い方やコツを詳しく解説します。千鳥がけ以外のまつり縫いの種類にも触れるため、ぜひお役立てください。 そもそも千鳥がけとは? 千鳥がけとは、手縫いの手法の1つです。糸を交差させる縫い方で、ジグザグな縫い目が特徴です。縫い目が千鳥の足どりに似ていることから、「千鳥がけ」の他、「千鳥ぐけ」「千鳥縫い」と呼ばれています。 まつり縫いの中でも、表面に縫い糸が目立ちにくい点がメリットです。ただし、他のまつり縫いと千鳥がけは、縫い進める方向がそれぞれ異なります。 千鳥がけは、糸を交差させて縫い進めるため、布地をしっかり固定できます。手間はかかるものの、覚えておくと手芸やハンドメイド作品の製作に役立つ縫い方です。 千鳥がけの用途 千鳥がけの主な用途は、下記の通りです。 ズボンやスカートの裾上げ 洋服の袖丈詰め ファスナーの縫い付け ほつれ止め 飾り縫い 表面に縫い目が目立ちにくいメリットを生かして、裾上げや袖丈詰め、ファスナーの縫い付けなどに用いられます。デニム生地の裾上げや、ずれやすい生地への縫い付けも可能です。 強度があるため、ロックミシンの代わりとしてほつれ止めをすることもできます。また、ジグザグ模様が表に出るように縫うことで、布地のアクセントにもなります。アイディア次第でさまざまな楽しみ方ができる縫い方です。 千鳥がけの縫い方 千鳥がけは、通常の縫い方に比べて手順が多い縫い方です。裁縫初心者には難しそうに見える縫い方ではあるものの、何度か練習するうちに感覚をつかめるようになります。 まずは針の運び方や生地のすくい方を確認しつつ、ゆっくり縫い進めましょう。 千鳥がけの具体的な手順は、下記の通りです。 1 縫い始め 布地の左端から縫い始めます。折り山の約5ミリ下の位置を目安に、玉結びが隠れるように内側から針を出しましょう。 2 表地をすくう 針を出した場所から右約5ミリ先にある折り山のすぐ上の表地をすくいます。すくう表地は、織り糸2本が目安です。右から左へと糸をすくって針を運びましょう。生地をすくいすぎると、表面の縫い目が大きくなるため注意が必要です。 3 縫い代の生地をすくう 針を出した位置から右5ミリ・折り山の下5ミリの位置で縫い代の生地をすくいます。すくうのは、縫い代側の生地1枚だけです。長い針を使うと、仕上がり線をそろえやすくなります。 4 繰り返す (2)(3)の手順を繰り返します。裏面にはジグザグな縫い目が並び、表面には小さな縫い目が点々とまっすぐに並んでいればOKです。縫い目をきれいに仕上げるために、等間隔で生地をすくいましょう。 5 縫い終わり 縫い終わりは、表地を少しすくって玉止めをします。表地と縫い代の生地の間に針を入れて、縫い代の生地の適当な場所に糸を引き抜くと、きれいに糸始末ができます。 表面の生地をすくった縫い目をできるだけ目立たなくしたい場合は、生地と同じ色の糸を使いましょう。 裾上げの場合は、約1~2cm織り上げてマチ針やしつけ縫いで固定しておきます。薄手の生地は、三つ折にするときれいに仕上がります。 千鳥がけでファスナーを取り付ける場合は、ファスナーがずれないようにマチ針で固定しておきましょう。表地のすくい方が足りないとファスナーが取れやすくなるため、糸が目立たない程度にしっかりとすくって縫い付ける必要があります。 千鳥がけのコツ 千鳥がけは、針の動かし方や縫い目のバランスを意識することで、表地と縫い代の生地どちらもきれいに仕上がります。千鳥がけを使った裁縫や作品作りをしたい方は、縫い方のコツをマスターしましょう。 千鳥がけをマスターするために押さえておきたいコツを3つ紹介します。 針運びが逆であることを意識する 千鳥がけでは、針運びが一般的な縫い方と逆であることを意識しましょう。 右利きの方の場合、通常の針運びの方向は右から左です。しかし、千鳥がけは針運びが逆のため、左から右の方向に縫い進めます。 左利きの方は、右から左に縫い進めます。布地の右端から縫い始め、最後は左端で玉止めをして完成です。方向を間違えるときれいな仕上がりにならない場合があるため注意しましょう。 縫い目を均等にクロスさせる 千鳥がけは、縫い目が均等になるほど装飾的に美しい仕上がりになります。 裾上げなど表面に響きにくい用途の場合は、縫い目が均等でなくても大きな支障はありません。しかし、布地のアクセントに千鳥がけを使う場合は、縫い目が不揃いにならないように均等にクロスさせることが大切です。 とはいえ、千鳥がけに慣れていない状態で縫い目を均等にするのは難しいと言えます。まずは、裏側にチャコペンで印を付けて、生地をすくう場所を明確にしましょう。 何度か繰り返すうちに、チャコペンなしでも感覚で均等に縫えるようになります。 糸を強く引っ張りすぎない きれいな千鳥がけを目指すには、糸の引っ張り具合が重要です。 糸を強く引っ張りすぎてしまうと、生地が引きつれてシワの原因になります。縫い進めながら、糸が張りすぎていないか確認すると失敗を防げます。 また、糸を引っ張る力が弱すぎると、緩みが出て見た目が悪くなるため注意しましょう。優しく引くぐらいの感覚で縫い進めることがポイントです。 千鳥がけ以外のまつり縫いの種類 裾上げやファスナーの取り付けは、千鳥がけ以外の方法でもきれいに仕上げることができます。 […]

2024.05.28
手縫いで簡単にズボンの裾上げ・裾直しをする方法5つを紹介!

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手縫いで簡単にズボンの裾上げ・裾直しをする方法5つを紹介!

特に成長期のお子さんを持つ家庭にとって、ズボンの裾上げや裾直しを手早く自分でできると便利です。また、自分で購入したズボンの裾をぴったりの長さに調整できれば、お店で頼まなくてもよくなり、費用を節約できます。 この記事では、ズボンを裾上げするときの長さの決め方や、手縫いで簡単に裾上げをする方法、手縫い以外で裾上げや裾直しをする方法について解説します。縫い方を応用すればスカートの裾上げにも使えるため、ズボンを普段はかない方もぜひご一読ください。 ズボンの裾上げ・裾直しの長さを決めるポイント 裾上げで失敗しないためには、最初に適切な長さをきちんと決める必要があります。理想は裾がかかとのあたりに来て、地面と裾の距離が1~2センチほどになる長さです。 長さを決めるときは、ズボンのウエストを正しい位置に合わせることも大切です。男性は腰骨の位置、女性はおへその位置で合わせましょう。ウエスト位置がずれていると、裾上げ丈が短くなりすぎたり長くなりすぎたりしかねません。短くしすぎると直せないので、ウエスト位置をしっかりと合わせてから長さを決めるようにしましょう。 その上で、以下の3つの点から裾上げする長さを決めてください。 ズボンの太さ ズボンが細めの場合は裾を短めに、太めの場合は裾を長めにすると、バランスがよくなります。 カジュアル・フォーマルの違い 短めの裾はカジュアル、長めの裾はフォーマルな印象になります。ズボンのデザインやなりたいイメージに合わせ、しっくりくる長さを考えましょう。 また、スーツのスラックスの裾上げは、裾に折り返しのないシングルと折り返しのあるダブルの2パターンがあります。礼服の場合はシングルが適切です。ダブルはカジュアル感が生まれます。 ズボンの生地の種類 デニム生地など選択で縮みやすい生地は、裾上げ前に洗っておきます。裾上げしてから洗濯すると、縮んで丈が短くなりすぎる可能性があるためです。先に洗って縮みを出しておけば、適切な長さを見極めやすくなります。洗う時間がない場合は、長めに裾上げするとよいでしょう。 裾上げする長さが決まったら、クリップか待ち針を留めて目印をつけましょう。 【縫い方別】ズボンの裾上げを手縫いで簡単にする方法 自分でズボンの裾上げを手縫いする場合は、以下の裁縫道具の準備が必要です。 アイロン 裁ちばさみ 針 まち針もしくはクリップ ズボンに合った糸 チャコペン アイロンで縫い代部分を折ってから縫うと、きれいに仕上がります。縫い目が目立たないよう、糸はズボンの表地に近い色を選びましょう。 縫う前に、裾上げする長さを決めて待ち針やクリップで印をつけておきましょう。縫い針に糸を通し、玉結びします。また、縫い終わりは玉止めしてください。 上記のような道具を購入する場合は、1度ですべてそろうユザワヤなどのハンドメイド・手芸用品専門店が便利です。ぜひ以下のリンクからご確認ください。 ユザワヤ公式ネットショップはこちら 以下では、裾上げする際に用いられる主な手縫い方法を5つ紹介します。 流しまつり縫い 裾上げによく使われている縫い方です。裏側から見たときに縫い糸がななめになるように縫う方法で、ななめまつり縫いとも呼ばれます。表側の縫い目が目立たない点が大きな特徴です。 基本的な縫い方は以下の通りです。 縫い代を三つ折りにし、内側の玉結びが見えない位置から針を刺して折山から出す 針が出ている位置から2~3ミリ離れた表布を少しだけ針先ですくう 糸が出ている位置から6~7ミリずらし、縫い代の裏側から針を入れて通す 2と3を繰り返す スーツなどのフォーマルなズボンを裾上げするなら、流しまつり縫いがよいでしょう。やや緩めの縫いあがりになるため、柔らかい生地のズボンを裾上げするときにも向いています。 奥まつり縫い 特に縫い目が目立たない状態にしたい場合は、奥まつり縫いが向いています。布と布の間に糸を隠すような縫い方で、表からはもちろん、裏から見ても縫い目が目立ちません。 基本的な縫い方は以下の通りです。 縫い代の端を少し折り返し、縫い代の裏側から針を刺して通す 5ミリほど針を動かして表布を少しだけすくい、縫い代の折り返し部分から針を抜く 1と2を繰り返す 折り返した部分を戻す 奥まつり縫いは糸がほとんど出ないので、擦り切れにくいのも特徴の1つです。 縦まつり縫い 糸が縦向きになるように縫うまつり縫いです。表布と縫い代がしっかり密着するため、強度が高くなります。 基本的な縫い方は以下の通りです。 縫い代の端を三つ折りにして、1度開き、内側から折山の2ミリほど下に針を刺す 三つ折りを戻し、針が出ている位置の真上から表布を少しだけ針先ですくう 三つ折りの内側から折山の2ミリ下に針を通す 2と3を繰り返す 縦まつりは、アップリケやゼッケンなどをつけるときによく用いられる縫い方です。縫い目を目立たせたくない場合は、縫い幅を短くしましょう。 千鳥掛け 糸を交差させながら縫う方法で、ジグザグした縫い目になるのが特徴です。生地同士がしっかり密着し、強度が高くなります。右利きの方は左から右のほうに、左利きの方は右から左のほうにと、通常とは逆方向に縫い進めるのがコツです。 基本的な縫い方は以下の通りです。 縫い代を三つ折りにし、1度開き、内側から針を刺して折山から抜く […]

2024.05.28
三つ折り縫いとは?基本の縫い方やきれいに仕上げるポイントを解説!

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三つ折り縫いとは?基本の縫い方やきれいに仕上げるポイントを解説!

三つ折り縫いは、手芸・裁縫においてよく使われる布端処理の1つです。三つ折り縫いには糸のほつれを防ぐ役割があり、布端を2回折り込んで処理することできれいな仕上がりになります。服や小物などのハンドメイド作品を作っている方の中には、三つ折り縫いの基本的なやり方や手順を知りたい方もいるのではないでしょうか。 当記事では、三つ折り縫いのやり方や手順を工程ごとに分かりやすく解説します。三つ折り縫いできれいに布端処理をしたい方はぜひご覧ください。 三つ折り縫いとは? 手芸・裁縫における「三つ折り縫い」とは、布端(生地端)を処理する方法の1つを指します。生地を裁断すると、多くの場合生地の端から糸がほつれてきます。ほつれたままの状態でも作品は作れますが、見た目が良くなく使い心地も悪くなるため、布端の糸のほつれを防止する処理を行うことが一般的です。 三つ折り縫いは、ほつれてくる布端が内側になるように2回折り込み、生地の端が3重に重なるように折った上で折り目に近い部分を縫い、折った状態を維持させる縫い方です。布の端処理やズボンの裾上げ(すそ上げ)のスタンダードな手法であるため、ハンドメイド初心者は三つ折り縫いの基本的なやり方をしっかり理解し、練習しておきましょう。 三つ折り縫いの基本的なやり方 基本的な三つ折り縫いは、主に普通の厚みの布(ブロード・シーチングなど)や厚手の布(デニム・キャンバスなど)を扱う際に利用されます。ここでは、基本的な三つ折り縫いのやり方についてステップごとに確認しましょう。 なお、作品を作るにあたってミシンの購入を検討している方・ミシン初心者の方は、下記の記事も参考にしてください。 折り目の位置を決める 最初に、布の端を三つ折りにするための折り目の位置を2か所決めましょう。適切な折り幅は作りたい作品によって異なりますが、1cmの三つ折り縫いを作る場合、1本目の折り目は布端から5~7mmほどの位置に作ります。2本目の折り目(仕上がり線)は、1本目の折り目から1cm上の位置に作りましょう。 折り目の位置が決まったら、チャコペンや定規を使って目印となる直線を引いてください。チャコペンの種類や使い方によっては線が残るため、布の裏側(作品の内側になる面)に線をかくことをおすすめします。チャコペンの種類や使い方・選び方については、下記の記事も参考にしてください。 折り目を真っすぐつける 折り目の目印をつけたら、まず布端に近い1本目の折り目を目印の線に沿って真っすぐに折ります。折ったら折り目のクセをしっかりつけるために、折り目の部分にアイロンをかけましょう。1本目の折り目をつけ終わったら、布端から1本目の折り目までの折り幅が三つ折り縫いの内側にくるように2本目の折り目を折り、アイロンをかけてください。 アイロンをかける際は、折り幅が不揃いにならないよう均等に真っすぐな折り目をつけることが大切です。タイツやストッキングの台紙に使用されるような厚紙の直線部分を折り目に当ててアイロンをかけるなど、均等な直線の折り目をつける工夫をしましょう。厚紙に目盛りをつけ、手作りアイロン定規として使用するのもおすすめです。 端を真っすぐ縫い進める アイロンで真っすぐの折り目をつけ終わったら、次にミシンや手縫いで三つ折りの端を真っすぐに縫い進めます。三つ折りにした内側の折り目(1本目の折り目)から1mmほどの位置を縫いとめましょう。 ミシン縫いの場合は、縫い目が曲がったり布端から針が落ちたりしないよう注意してください。手縫いの場合は、目立ちにくいまつり縫い(たてまつりなど)で仕上げましょう。 完全三つ折り縫いのやり方 完全三つ折り縫いとは、布端から1本目の折り目までの折り幅と、1本目から2本目の折り目(仕上がり線)までの折り幅を同じにして三つ折り縫いを行う処理方法のことです。 基本的な三つ折り縫いは2つの折り幅が異なるため、三つ折り部分の厚みを軽減できるメリットがあります。一方で、シフォンやジョーゼットのような薄い布地では折り返しやほつれ部分が透けるデメリットがあるため注意が必要です。薄手の生地の場合は、見た目をきれいに仕上げられる完全三つ折り縫いを選ぶとよいでしょう。 ◆完全三つ折り縫いのやり方 (1) 2本の折り目位置を決めます。1cmの完全三つ折り縫いを作る場合、1本目の折り目は布端から1cmほどの位置に、2本目の折り目(仕上がり線)は1本目の折り目から1cm上の位置に作りましょう。 (2) チャコペンなどで折り目に目印をつけます。 (3) アイロンを使って折り目を真っすぐにつけます。 (4) 三つ折りにした内側の折り目(1本目の折り目)から1mmほどの位置を縫いとめます。 三つ折り縫いを応用してみよう! 三つ折り縫いは、直線部分だけでなく角や曲線にも施せます。直線部分に三つ折り縫いを作る場合よりも少し手間がかかるため、ポイントを押さえて作業するようにしましょう。ここでは、三つ折り縫いの応用として角や曲線に三つ折り縫いを行う際のコツを紹介します。 角の三つ折り縫い 角の三つ折り縫いの手順は直線部分に三つ折り縫いを作るときとほぼ同じですが、美しく仕上げるためには6枚分の生地が重なる角の部分の処理を適切に行う必要があります。このときの代表的な処理方法である「額縁縫い(額縁仕立て)」のやり方を押さえておきましょう。 まず、完全三つ折り縫いの手順でアイロンによる折り目をつけ終わったら、折り目をいったん開き、1本目の折り目で折ります。角の重なった部分は外側に出し、角を作る2辺の折り線が合うように角を三角形に折りましょう。三角形の斜辺と直角になるように折り幅を縫い、余分な縫い代をカットすれば完成です。 なお、額縁縫いが難しい場合は角の部分(布端から1本目の折り目まで)をL字の形にカットする方法もあります。1本目の折り目を折り、角を三角形に折った上で2本目の折り目をつけるようにしましょう。 曲線の三つ折り縫い 洋服やバッグのポケットなど、曲線の三つ折り縫いをするときは、チャコペンなどで仕上がり線の目印を布につけることから始めます。次に、布端から少し内側の部分をしつけ糸などでぐし縫いしましょう。仕上がり線と同様のカーブになるよう糸を引いたら、アイロンで折り目をしっかりつけてください。 次に、ぐし縫いをほどいて布端を5mmほど内側に折り込んで三つ折りにします。三つ折りにした部分をぐし縫いで仮どめしたら、仕上がり線のカーブに沿うように糸を引き、アイロンで折り目をつけましょう。曲線をキープしたまま三つ折りの内側の際を縫えば、曲線の三つ折り縫いが完成します。 三つ折り縫いをきれいに仕上げるポイント 三つ折り縫いをきれいに仕上げるには、三つ折り部分を縫う際に真っすぐ縫うことを意識するのが大切です。ミシンを使う場合は、ミシンの針先ではなく、布とミシン押さえの位置を見ながら縫うと真っすぐに縫いやすくなります。布を送る際には布に両手を添え、布と押さえの位置がずれないよう注意してください。 また、三つ折り縫いをきれいに仕上げるためのポイントは、三つ折り部分を縫うとき以外の作業にもあります。以下で紹介するポイントを押さえた上で、三つ折り縫いを美しく仕上げましょう。 縫い代全体にアイロンをかけない アイロンで三つ折り縫いの折り目をしっかりつけるときは、縫い代部分全体にアイロンをかけないように注意しましょう。縫い代全体にアイロンをかけると、繊維の方向によっては布が伸びてしまう場合があります。アイロンの先を使い、折り目だけにアイロンをかけましょう。生地の種類に応じて、アイロンを適切な温度に設定することも大切です。 布端から内側に捨てミシンをかける 布端の少し内側に捨てミシンをかけると、アイロンを使わずに三つ折り縫いをきれいに仕上げられます。捨てミシンは布端処理の方法の1つですが、三つ折り縫いでは折る位置のガイドとしても活用できます。ロックミシンや家庭用ミシンで「裁ち目かがり」や「ジグザグ縫い」で捨てミシンをしたら、縫い目に沿って三つ折りをしながら縫い進めましょう。 型紙やギャザーを活用する 曲線の三つ折り縫いをする際は、カーブに合った型紙を使用するのがおすすめです。仕上がり線と同じカーブを持つ厚紙(型紙)に合わせてぐし縫いした糸を引けば、仕上がり線と同じカーブを作れます。 また、ぐし縫いの代わりに粗ミシンをかけてギャザーを作るのも1つの方法です。均等な縫い目を早く作れるため、三つ折り縫いを行う曲線部分が長い作品にも活用できるでしょう。 まとめ 手芸・裁縫における「三つ折り縫い」とは、布端を処理する方法の1つです。三つ折り縫いをするときは、最初に折り目の位置を2か所決めて真っすぐに折り目をつけます。折り目をつけ終わったら、次に三つ折りの端を真っすぐ縫い進めましょう。 三つ折り縫いは、直線部分だけでなく角や曲線にも施せます。角の三つ折り縫いでは額縁縫いのやり方を活用し、曲線の三つ折り縫いではぐし縫いでうまくカーブになるように糸を引くのがポイントです。

2024.05.28
鎖編みとは?基本のやり方やきれいに編むポイントを初心者向けに解説

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鎖編みとは?基本のやり方やきれいに編むポイントを初心者向けに解説

鎖編みとは、かぎ針編みで最初の段を作ったり立ち上がりの処理をしたりするときに使用する基本的な編み方の1つです。基本的な鎖編みのやり方やコツを押さえれば、鎖編み単体でもオリジナルのヘアアクセサリーやブレスレット、エコたわしなどの作品作りが楽しめます。 当記事では、かぎ針編みの初心者向けに、鎖編みの基本的なやり方やきれいに編み進めるポイントを紹介します。鎖編みの手順を押さえて練習したいという方は、ぜひご覧ください。 鎖編みとは? 鎖(くさり)編みとは、かぎ針を使用して毛糸を編む「かぎ編み」で、最初の段を作る際や段の立ち上がりの処理を行う際に使用する編み方を指します。その名の通りに鎖目状に編み目がつながる編み方であり、鎖編みだけでもブレスレットやヘアアクセサリー、ブローチのモチーフ、エコたわしなどの小物を作ることが可能です。 鎖編みは、かぎ針編みを始めた方の多くが最初に取り組む基本的な編み方であり、かぎ針編み作品のベースとなる重要な編み方の1つでもあります。鎖編みがきれいに揃っていないと、編地に歪みが出る恐れがあるため注意が必要です。編み方の基礎をしっかりと理解し、美しい鎖編みができるようマスターしましょう。 鎖編みの基本的なやり方 編み物作品を美しく仕上げるには、編み目の数をきちんと管理することが大切です。鎖編みは、編み図において「白い楕円形の編み図記号(編み目記号)」で示されています。編み図を見ながら作品を作る場合は、編み図に記載された記号の数だけ編み目を作り、目の数を数えながら編み進めていきましょう。 なお、鎖編みは1つの鎖目(輪っか)を1目としてカウントします。最初に作った目は目数に入れないことに注意してください。 鎖編みにおける目数の数え方の基本を押さえたら、実際に鎖編みにチャレンジしてみましょう。ここでは、鎖編みの基本的なやり方をステップごとに解説します。 毛糸とかぎ針を持つ かぎ針編みを始めるにあたり、道具(毛糸とかぎ針)の正しい持ち方を確認しましょう。かぎ針は利き手、毛糸は利き手と反対側の手で持つことが基本です。右利きの場合は右手にかぎ針を、左手に毛糸を持ちましょう。左利きの場合は反対になります。 毛糸を持つ際は、まず利き手の指で糸端をつまみ、利き手と反対側の小指と薬指の間に毛糸を挟みます。次に、糸端側の糸を利き手と反対側の手の人差し指に引っかけましょう。人差し指を立てた状態にキープし、同じ側の手の親指と中指で糸端をつまんでください。糸は程よく張り、緩すぎたり張りすぎたりしないように注意しましょう。 また、かぎ針の持ち方には、箸や鉛筆と同じように持つ方法と、ナイフとフォークを使うときと同様に人差し指をかぎ針に沿わせ、親指と中指で支えて持つ方法があります。2通りの持ち方を経験してみた上で、自分が持ちやすい持ち方を選びましょう。 作り目を作る 作り目とは、編み目のもとになる最初の目(輪)のことを指します。作り目を作る際には、編地の種類に応じて1~2号ほど太めのかぎ針を使用しましょう。 まず、毛糸を引っかけた人差し指と、毛糸をつまむ親指・中指の中間にある毛糸に対し、手前からかぎ針を当ててかぎ針の先を奥側下方向へと動かし、かぎ針に毛糸をかけます。下に向いたかぎ針の先を半円を描くように上方向へ動かし、下側の糸が手前で交差するような輪を作ってください。 輪ができたら、交差している部分を毛糸を持つ側の手の親指と中指でつまみます。かぎ針の先を手前から奥側に回して、つまんだ部分と人差し指の間にある毛糸をかけましょう。針先にあるかぎの部分に毛糸をかけて下に滑らせ、毛糸を輪に通した上で輪から引き出し、結び目を引き締めてください。 なお、手芸初心者やかぎ針に慣れていない方には、指で鎖編みの作り目を作る方法もおすすめです。糸端側が上になるよう毛糸を交差させて輪を作り、糸玉側の糸を輪の上側に渡しましょう。次に、渡した糸の中心を輪の奥側(下側)からつまみ、奥側へと引き出します。引き出した輪と糸端を適度に引っ張り、結び目を引き締めれば作り目が完成します。 編み進める 目数として数えない最初の輪ができたら、1目以降の目を鎖編みで編み進めましょう。 まず、毛糸を持つ手の親指と中指で最初の輪を押さえ、毛糸の手前側にかぎ針の背を当てます。かぎ針の背で毛糸を押し上げるようにしてかぎ針に毛糸を巻きつけてください。かぎの部分に毛糸を引っかけ、最初の輪に通して引き抜くと鎖編みの1つ目の編み目の完成です。作り目と1目以降の輪の大きさを揃えると、安定して編み進められます。 2目以降はこの作業の繰り返しになります。編み目が増えてきたら、毛糸(編地)をつまむ親指と中指の位置を上にずらし、かぎ針が入っている輪の根元を持つように持ち替えましょう。 糸の始末をする 鎖編みで必要な目数を編めたら、糸の始末をして鎖編みを終わります。最後の目を編み終わったら、かぎ針を最後の目に通したまま糸玉側の毛糸を10cmほど残し、ハサミなどで切ります。かぎ針に糸端を引っかけ、最後の目の輪の中に毛糸を通して引き抜きましょう。引き抜いた糸を引き締めれば作業完了です。 また、必要な目数よりも1目多く編んだ上で糸の始末を行う方法もあります。必要な目数よりも1目多く編んだらかぎ針を外し、多めに糸を引き出して大きな輪を作ってループの中心をハサミで切りましょう。糸玉側の糸は編地側に引いて編み目から外し、もう一方は編み進めた向きに引き締めてください。これで糸始末が完了します。 鎖編みの途中で糸を変える方法 鎖編みの途中で糸が不足した場合や色を変えたい場合、別の糸を継ぎ足せば鎖編みを続けられます。かぎ針編みの途中で毛糸を変える際は、次のような工程で毛糸を継ぎ足しましょう。 ◆鎖編みの途中で糸を変える際の手順 (1) かぎ針とつながっている糸(鎖編みで編み進めてきた糸)の端と新しい糸の端を合わせて、毛糸を持つ側の手の親指と中指で一緒に押さえる。 ↓ (2) 毛糸を持つ手の人差し指に新しい糸を引っかける。 ↓ (3) 新しい糸をかぎ針に巻きつけ、かぎの部分に引っかける。 ↓ (4) かぎ針が通っている目(輪)の中に、かぎ針の先と毛糸を通して引き抜く。 ↓ (5) 鎖編みで編み進めてきた糸の端と新しい糸の端を結び、ほどけないようにしておく。 鎖編みを1段だけ編む場合、糸どうしを結ぶ際にしっかりと結んでおくことが大切です。糸を変えた後に段数を増やして編み続ける場合は、結び目を拾いやすくするために緩めに結んでおきましょう。 きれいに鎖編みをするポイント かぎ針編みに慣れれば鎖編みも簡単にできるようになりますが、初心者の間は仕上がりが緩くなったり、まっすぐに編めなかったりするケースも少なくありません。ここでは、編み物初心者が鎖編みをきれいに編むためのコツについて解説します。 かぎ針の先端は下向きを意識する 「鎖編みがねじれてしまう」「編地がくるくる巻いてうねってしまう」など、まっすぐに編めない理由として、かぎ針の先端の向きが安定していないことが考えられます。先端が上を向いたり下を向いたりすると不要な動きが加わり、糸がねじれて編地に歪みが生じる場合があります。 かぎ針編みをする際は、かぎ針の先端が常に下向きになるよう意識するのがポイントです。かぎ針に糸を引っかける際も、かぎ針の先端を目(輪)の中に通す際も、かぎ針の先端が下向きの状態であることを確認した上で編み進めましょう。 糸が張りすぎないようにする 編み目が緩かったりきつかったりする場合は、糸の張り方を見直してみましょう。編み目が緩く隙間ができるときは、かぎ針に引っかける輪が大きすぎる可能性があります。かぎ針が編み目の中で浮いておらず、左右に編地が動く程度のベストな緩さになるよう、かぎ針の太さに合わせて適度な加減で輪を引き締めてください。 また、編み目がきつくなる理由としては、編む際の糸の張り具合が強すぎることが考えられます。毛糸をピンと強く張るのではなく、たるまない程度に少し緩めて張るようにしましょう。 まとめ 鎖編みはかぎ編みで最初に取り組む基本的な編み方の1つで、鎖編みがきれいに揃っていないと編地に歪みが出る可能性があります。鎖編みはかぎ針を利き手、毛糸を利き手とは反対側の手で持ち編み進めていきます。 鎖編みで必要な目数を編んだ後は、かぎ針を最後の目に通した状態で毛糸を10cmほど残しハサミなどで切りましょう。きれいに鎖編みをするには、かぎ針の先端は下向きを意識して糸は張りすぎないようにするのがポイントです。

2024.05.28