100均（ダイソー）で買える金具の種類｜キーホルダーの作り方

オリジナルのキーホルダーを手作りしたいけれど、失敗してお金を無駄にしてしまわないか心配な方も多いでしょう。低コストで金具を入手したい場合、購入先として100均が挙げられます。最近では、手芸店以外にもキーホルダーなどの制作に必要な金具が売られています。

100均と一口に言ってもダイソーやセリア、キャンドゥなど、複数のブランドがあります。この記事では、ダイソーをメインに販売されている金具の種類と使い方を紹介します。

キーホルダーの制作に必要な金具は100均で買えます。低コストで金具を揃えたい方やハンドメイド初心者の方は、100均でキーホルダーの材料を購入するのが⁡おすすめです。

同じ100均でも、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの種類や店舗によって、取り扱っている金具の色味・形などのタイプが異なります。

ダイソーで売っているキーホルダー用の金具は、主に以下の3種類です。

上記の金具はキーホルダー作りに使える他、アクセサリーの制作にも使用できます。色は基本的に銀と金の2種類です。色についても、好みや作りたいものに合わせて選ぶとよいでしょう。

ここでは、それぞれの金具の特徴や使い方、ダイソー商品の詳細について紹介します。

丸カンはリング状のシンプルな部品です。丸カンには、壊れにくく、取り付けたパーツが外れにくいという特徴をもちます。

ここでは、ダイソーの丸カンの中から3つピックアップし、それぞれの特徴を紹介します。

丸カンと丸カンセットはシンプルな形状で、1袋に封入されている数が多いのが特徴です。

丸カンの素材は真鍮、丸カンセットは鉄となっています。丸カンセットは2種類のサイズが1パックになっているので、作りたいものに適したサイズが分からない場合にも⁡おすすめです。

デザイン丸カンは表面に模様が施されており、通常の丸カンとは違うおしゃれな雰囲気があります。作りたいもののデザインが明確に決まっている方や、キーホルダー・アクセサリー作りに慣れている方に⁡おすすめの商品です。

カニカンとは、蟹の爪のような形状をした留め具を指します。出っ張ったフックを下に引っ張ることで金具が開き、アクセサリーパーツなどを簡単に付け外しできる点が魅力です。

ここでは、ダイソーのカニカンのうち以下の2種類について紹介します。

ダイソーのカニカンは8個入りで、本体は真鍮、バネは銅合金で作られています。

回転軸付きのカニカンは4個入りで、全長約5.3cmとやや大きめなのが特徴です。キーホルダー制作はもちろん、アクセサリーやチャーム作りにも適しています。カラーが3色展開な点もポイントです。

ダイソーでは、丸カン・カニカン・アジャスターの3種がワンセットになった商品も販売しています。アジャスターとは、アクセサリーなどの長さを調節するために使用するチェーンパーツのことです。オリジナルキーホルダーを作る際にアジャスターが必要な場合は、他の金具とセットになった商品を購入するとよいでしょう。

丸カン・カニカン・アジャスターセットの材質は、カニカンが真鍮、丸カンが銅、アジャスターがスチールです。サイズはカニカンが約1.2cm、丸カンが約0.5cm、アジャスターが約6cmとなっています。

ナスカンはカニカンに近い役割をもつ留め具で、形状が茄子に似ていることからこの名前が付けられました。カニカンと同様に、フックを引き下げることで金具が開き、アクセサリーパーツなどの付け外しが可能になります。

ここでは、ダイソーで売っているナスカンのうち以下の4種類について紹介します。

ダイソーのナスカンの材質は、亜鉛合金とスチールです。ナスカンは銀・金以外にもカラー展開があります。作りたいキーホルダーのイメージに合わせて選びましょう。

ダイソーでは、手作りキーホルダーに使えるさまざまなパーツが売っています。「キーホルダーパーツ」という名前で売られている商品も複数あり、それぞれキーホルダーとしてアレンジしやすい商品です。

キーホルダーパーツの中には、個性的なカラーや形の商品もあります。オタ活・推し活に特化した商品もあり、オリジナルキーホルダーの目的・方向性などがはっきりしている方にも⁡おすすめです。

キーホルダーの金具はダイソー以外にも手芸専門店やパーツ専門店で販売されています。

手芸専門店などで扱う金具は、カラーや形状のバリエーションが豊富なので作りたい作品に合ったものを見つけられます。また価格帯もさまざまで、パーツによっては100均よりも安く販売されているため、商品選びによっては低コストで金具を揃えることが可能です。

以下では、キーホルダーの金具を販売している手芸専門店と、扱っている商品の特徴を紹介します。

ユザワヤでは、ゴールドやシルバーといった一般的な金具からカラーの金具まで、種類が豊富です。形状としては、ボールチェーンやスナップフック、カン付きストラップ、カラビナなどがあり、手持ちのバッグやスマホケースなどキーホルダーを付けるものに適した商品を購入できます。

また、単体での販売・セットでの販売があるため、制作数に合わせて商品を選べる点も魅力です。さらに、100均と比べて手芸専門店の金具は品質や材質が良く、変色や壊れにくさといった耐久性が高い傾向にあります。

ユザワヤの「金具」はこちら

アクセサリーパーツ・手芸材料専門のpocheでも、定番のゴールドやシルバー、金古美の金具を販売しており、制作物の雰囲気に合った商品を選択できます。桜型の金具もあるため季節に合わせたキーホルダーを制作することも可能です。

材質が良いものの価格はそこまで高くなく、ものによっては100均と同価格の金具もあります。質と価格の両方どりをしたい方にはpocheがおすすめです。

pocheの「金具」はこちら

手芸専門店にはキーホルダーの金具はもちろん、キーホルダーの制作に役立つやっとこやレジン液、封入パーツ、ビーズなども揃っているため、一度で必要な材料が集まります。

たとえば貴和製作所では、スマホ用のストラップも販売しており、専用のストラップを使用することで通常はスマホケースには付けられないカラビナやナスカンなども使えるようになります。

また、最近人気の推しカラーのアイテムも取り揃えており、1つのお店で希望するカラーのアイテムを一式購入することができます。

貴和製作所の「金具」はこちら

ダイソーやセリア、キャンドゥなどの種類によって取り扱っている金具のタイプやカラーバリエーションが違います。キーホルダーのイメージが決まっているなら、100均よりも手芸専門店での購入がおすすめです。

ユザワヤなどの手芸専門店はダイソーなどの100均と比べて金具の種類が豊富にある他、キーホルダーの制作に活用できるビーズやレジンといったパーツも販売しています。アジャスターがセットになっている商品もあるので、いろいろなハンドメイドが楽しめます。

ユザワヤ公式ネットショップはこちら