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タグ【生地】の記事一覧

パイル生地とは?ループパイル・カットパイルの違い・生地の特徴も

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パイル生地とは?ループパイル・カットパイルの違い・生地の特徴も

パイル生地はタオルや洋服、雑貨など幅広く使われています。柔らかな触り心地で、吸水性に優れていて、生地のクッション性が高い点も特徴の1つです。吸水性に優れていることから夏用の生地として重宝されてきましたが、さまざまなパイル織物が開発され、オールシーズン使われるようになりました。 この記事では、パイル生地の種類や特徴、他の生地との違いについて解説します。パイル生地はどのようなアイテムを製作するのに向いているかも紹介しますので、ぜひハンドメイドに役立ててください。 パイル生地とは パイルとは、円形の糸が生地の片面または両面に織り込まれた生地で、別名「タオル生地」とも呼ばれます。パイル生地の織り方は、たて糸とよこ糸を交互に織る平織りと、たて糸とよこ糸の繊維を1束以上ずらして織る綾織りがあります。 平織りは通気性が高く軽い作りになっており、綾織りは平織りよりも重く伸縮性があることが特徴です。綾織りは「ツイル」とも呼ばれ、伸縮性を生かしてジャケットやシャツなどの衣類によく使用されます。 パイル生地はどんなアイテムに使用されている? パイル生地はTシャツやパーカーなどの衣類によく使用されます。ループ状の糸で織り込まれた生地は吸水性に優れ、クッション性もあるため普段着はもちろん、ルームウェアとしても人気があります。市販のパイルパジャマは、表面だけパイル状になっているものがほとんどです。ハンドメイドにパイル生地を使う場合は、汗の吸収をより良くするために、両面パイルニットを使用しているものを選ぶとよいでしょう。 吸水性を生かして夏物の衣類に使用されることが多いパイル生地は、厚手の生地でも比較的軽い点が特徴です。生地の厚さや毛足の長さを変えると保温性が上がり、今ではオールシーズン対応できる生地となっています。大人向けのパイル地ウェアを販売しているブランドも増えており、パイル地のTシャツやパイルニットを使用したセーターなど生地の良さを生かした商品が販売されています。 また、パイル生地は正しく洗濯すると、柔らかな肌触りのまま長年使用できます。優しい手触りと肌に優しいオーガニックコットンパイルを使用して、赤ちゃんのおもちゃやスタイ(よだれかけ)などベビー用品を作るのもおすすめです。 パイル生地はタオルとして活用されるだけでなく、衣類、クッションやスリッパなどの小物からソファやベッドのカバーまで、幅広く使用される万能な生地と言えるでしょう。 パイル生地の種類|ループパイル・カットパイル パイル生地は、使われている円形の糸の加工方法によって2つの種類に分けられます。 ループパイル カットパイル ループパイルとは、円形の糸が切られていないパイル生地のことです。糸が円形のまま保たれているため、弾力性があり復元性にも優れています。ループパイルの長所を生かして、ラグやスリッパなど復元性が求められるアイテムによく使われます。 一方、カットパイルとは、円形の糸の先をカットした生地のことです。質感やデザイン性、触り心地に優れていて、洋服やタオルなどに使われています。「ベロア」や「コーデュロイ」もカットパイルでできた生地です。 パイル生地の主な特徴・魅力 ここでは、パイル生地の特徴や魅力についてご紹介します。 パイル生地の主な特徴・魅力 ・吸水性と発散性に優れている パイル生地は、円形の糸を使用しているため表面積が大きく、吸水性に優れています。発散性にも優れていて、衣類が吸いとった汗を素早く蒸発させるという特徴もあります。 ・弾力性がある 円形の糸が使用されているため、ふわふわとした独特の弾力性があります。復元する力もあるため、ラグやスリッパなど足元で使用する用品や、クッションなど弾力性を生かせるアイテムの生地として向いています。 ・柔らかな触り心地 柔らかく包み込むような手触りは、パイル生地の魅力の1つです。正しく洗濯すると、柔らかな触り心地のまま長く使用できます。 ・保温性がある 表面が円形の糸で覆われることで空気の層ができ、保温性が高まります。特にパイルが長めで、厚手のものを選ぶと冬でも快適に過ごせる衣類を作れます。 ・糸のほつれや毛羽落ちがある ループ状になっている糸に引っ掛けてしまうと、ほつれの原因になります。糸がほつれた場合、引っ張らずにハサミで切るようにしましょう。また、洗濯時には毛羽落ちがあるため、洗濯の方法には注意が必要です。 吸水性と保温性の両方を兼ね備えているため、パイル生地はオールシーズン使用できます。使う用途によっては、生地の厚さやパイルの長さなどに注意して生地を選びましょう。 柔らかい手触りは肌に優しいため、肌着や赤ちゃん用のおくるみ、ベビー用品を作るのにも向いています。幅広くさまざまなアイテムに使われることも、パイル生地の魅力です。 洗濯時の注意点は? パイル生地の柔らかな肌触りを保つためには、なるべく色分けをしてパイル地のものだけで洗うようにしましょう。また、塩素系の漂白剤や蛍光増白剤が入った洗剤は避け、天然由来の液体洗剤の使用をおすすめします。 洗濯機で洗う際は、たっぷりの水で洗うのがポイントです。多めの水で洗うと、パイル部分をつぶさず、ふんわりとした仕上がりになります。洗濯後は10~20回振り、パイルを立たせてから風通しの良い日陰に干します。長時間紫外線に当てるとゴワゴワとした手触りになるため注意が必要です。 パイル生地以外でタオルに使用されている主な生地 パイル生地は吸水・発散性に優れ、柔らかな肌触りがあり、タオルに使われることで有名です。パイル生地の他にタオルとして使用されている生地には、シャーリング生地やワッフル生地、マイクロファイバーなどが挙げられます。 ここからは、それぞれの生地の特徴と魅力をご紹介します。 シャーリング生地 パイル生地に使われているループ糸の先端部分を、片面だけカットして滑らかに仕上げられたものをシャーリング生地と言います。 シャーリング生地で作られたタオルは、円形の糸を均等にカットするため、表面が滑らかになり高級感があることから元々は贈答品として作られていました。プレゼントとしての需要が減るにつれて、生地に直接プリントできる特徴を生かして、イベントの記念品タオルやアーティストのグッズとして使用されることが多くなりました。 シャーリング生地は、パイルをカットすると毛足が短くなり、片面パイルになるため、パイル生地よりも吸水性が劣ります。吸水性の高い素材が欲しい場合は、なるべく厚手のシャーリング生地を選ぶようにしましょう。 ワッフル生地 ワッフル生地は、名前の通りお菓子のワッフルのような凹凸の折り目があります。特徴的な凹凸は、生地を織る際にタテ糸とヨコ糸を浮かせた状態で作ることによってできます。ワッフル生地はタオル生地としても使われますが、元々アウトドア専用の下着に使われていたことで有名です。 表面に凹凸の折り目があると糸と糸との間に空間ができるため、吸水性と吸湿性に優れているのが魅力です。ワッフル生地は他の生地と比べて毛羽立ちが目立ちにくいため、古くからタオル素材として重宝されています。 マイクロファイバー マイクロファイバーとは、ナイロンやポリエステルなどからできた極細の化学繊維から作られた生地です。マイクロファイバーの大きな特徴は極細の繊維です。髪の毛の100分の1ほどの細い繊維から作られており、洗剤を使用しなくても汚れがとれるため掃除に向いています。 繊維が極細であり、繊維自体に溝やすき間があるため優れた吸水性があります。また、吸水と同時に蒸発する仕組みになっているため、コットンなどの自然素材で作られている生地よりも速乾性にも優れています。 まとめ パイル生地は、吸水性に優れていて、柔らかな触り心地と弾力性があります。保温性もあるため、生地の厚さやパイルの長さを適切に選ぶとオールシーズン使用できます。 パイル生地を洗濯する際はなるべく漂白剤は避けて、たっぷりの水で洗いましょう。日陰で干すと、柔らかな手触りを保てます。 パイル生地は生地の色や厚みなど種類が豊富です。衣類や日用品に至るまで、さまざまなものを作る時に使用できます。ハンドメイドの素材としてパイル生地を購入する際は、用途に合った生地を手芸店で探しましょう。

2022.06.10
シーチング生地とは?4つの用途と使用するときの注意点など!

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シーチング生地とは?4つの用途と使用するときの注意点など!

バッグや小物のハンドメイドに初めて挑戦する際、多くの人は生地選びに頭を悩ませてしまうでしょう。ハンドメイドに使われる生地としてポピュラーなシーチング生地は、初めての作品作りにも最適な扱いやすさと手頃な価格が魅力です。 当記事では、シーチング生地の特徴や使用用途、エコバッグや化粧ポーチなどの作り方の手順を紹介します。シーチング生地を使用する際の注意点も合わせて解説するため、これからハンドメイドに挑戦する人はぜひ参考にしてください。 シーチング生地とは? シーチング生地とは、ハンドメイドに使われる生地の中で最もベーシックな平織生地です。もともとは敷布として使用されていた生地で、「シーツ」が名前の由来となっています。基本的には綿100%の素材が多いですが、リネンやポリエステルなどを含む生地もあります。 シーチング生地は大番手で織られたことによるざっくりとした織り目が特徴で、薄手から厚手まで豊富な種類があります。また、シーチング生地は色や柄もバラエティ豊かです。「カラーシーチング」と呼ばれる色の付いた生地は、バッグや小物などによく使われます。染色前の生成り色の生地はかなり安価なため、練習用や試作用に使うのもよいでしょう。 シーチング生地の特徴 シーチング生地の特徴として、以下の5つが挙げられます。 手に入れやすい 手頃な価格 初心者でも扱いやすい 通気性に優れている 種類が豊富 シーチング生地は最も基本的な生地であるため、手芸店であれば必ず取り扱いがあるでしょう。ほかの生地と比較して価格が安く、手軽に購入できるところも魅力的です。 織り目が粗いことから生地を重ねても縫いやすく、はさみでの裁断もスムーズに行えます。ハンドメイド初心者でも作業しやすいため、初めての作品作りに最適な生地です。 また、通気性に優れたサラッとした生地のため、汗が乾きやすいという特徴があります。さまざまなアイテムに幅広く使用できる生地ですが、もともと敷布の意味もあるぐらいなので、特に枕カバーやシーツなどの寝具類に向いている生地です。 シーチング生地は種類が多く、厚みや色の違いのほか、プリント柄やしわ加工のあるものなど豊富なラインナップの中から選べることも特徴です。肌触りのよい上質な生地などはその分価格も上がりますが、基本的には同じような価格帯で購入できます。作りたい作品や好みに合わせて生地を選びましょう。 シーチング生地とブロードの違い シーチング生地と似た生地としてあげられるのが「ブロード」です。ブロードとは、美しい光沢感が特徴の柔らかな平織生地です。本来は羊毛を使った毛織物をブロードと呼んでいましたが、現在では綿素材で織られた生地を指すのが一般的です。 ブロードはヨコ糸よりもタテ糸が多いことから、横畝(よこうね)と呼ばれる生地表面の盛り上がりが見られるのが特徴です。横畝は目立ちすぎず凹凸も大きくないため、手触りはすべすべとしています。 シーチング生地とブロードは同じ綿の平織物ですが、ブロードはシーチング生地より織り目が細かく織られていることから、強度が高いという特徴があります。また、シーチング生地は寝具類やバッグなどに使われる通気性のよい安価な生地であるのに対し、ブロードはシャツやブラウス等の衣服に使用される丈夫で高級感のある生地です。 下記の記事では、オックス生地というハンドメイド作品にもよく使われる平織りの生地を紹介しているため、興味のある人はぜひ参考にしてください。 シーチング生地の用途とは?作り方も紹介! シーチング生地は取り扱いやすく安価な生地であることから、本番前の試作品に使用されることもあります。シーチング生地での試作は自宅でハンドメイドを楽しむ人はもちろん、プロの世界でも行われている方法です。 ここでは、シーチング生地の使用用途とシーチング生地を用いた作品の具体的な作り方を紹介します。 エコバッグ シーチング生地は薄手で軽いため、普段から持ち歩くことの多いエコバッグにおすすめの生地です。 エコバッグの作り方は、以下の手順です。 (1)持ち手を作る 持ち手となる生地を2枚用意します。好みの長さと幅を決めたら長さはそのままで、幅を2倍にして生地を切りましょう。生地の両端にアイロンをかけ、幅が半分になるように折ってステッチします。 (2)エコバッグ本体を作る 本体用に大きく切った生地を袋状になるよう縫い合わせます。エコバッグの耐久性を上げたい場合は、袋縫いをするのがおすすめです。 (3)持ち手を縫い付ける 持ち手をまち針で本体に固定し、縫い付けます。 (4)袋口を縫う 袋口をアイロンでしっかりと三つ折りにして、折り口の端をステッチしたら完成です。 化粧ポーチ シーチング生地はちょっとした小物を入れるためのポーチにも最適な生地です。軽くてかさばらないため、出先で使うコスメを入れておく化粧ポーチを作るのもよいでしょう。 化粧ポーチの作り方は、以下の手順です。 (1)生地を用意する 表布、内布、接着芯をそれぞれ2枚ずつ用意します。生地サイズは縦15cmほど、横はファスナーの長さより3cm長めにカットしましょう。接着芯を表布の裏に貼ります。 (2)目印となる切り込みを入れる それぞれの布を横向きに置き、上部の中心位置に浅く切り込みを入れます。ファスナーも同様に、中心位置に切り込みを入れてください。 (3)生地を縫い合わせる ファスナーを裏返し、生地を中表になるように合わせて、1枚目の表布と内布、2枚目の表布と裏布の順に縫い付けます。 (4)角と返し口を縫う 縫い代をアイロンで開き、角の端から2cmの部分を縫い付けます。返し口の開いた部分を縫い合わせ、形を整えたら完成です。 クッションカバー シーツや枕カバーとして使われるシーチング生地は、クッションカバーにもおすすめです。インテリアのアクセントとなるよう、さまざまな色や柄の中から自分好みの生地を選びましょう。 クッションカバーの作り方は、以下の手順です。 (1)本体を縫い合わせる 縦47cm、横105cmの布を用意します(仕上がりサイズは縦横45cm)。横の辺にロックミシンをかけ、縦の辺はアイロンで三つ折りにしたら、ステッチをします。 (2)両側を折り畳んで縫う 両側を仕上がりサイズに合わせて中表で折り畳み、横の辺を縫い合わせましょう。表に返して角を整えたら完成です。 エプロン シーチング生地は洗濯機で洗えるため、エプロンを作るのもよいでしょう。お気に入りのデザインの生地を選べば、毎日の料理が楽しくなります。 […]

2022.05.23
ピケとは?素材の特徴・魅力・生地の種類も紹介

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ピケとは?素材の特徴・魅力・生地の種類も紹介

ピケは、畝(うね)のような凹凸が特徴的な生地の一種です。生地表面に現れる独特の表情と機能的な魅力の多さから、シャツなどのファッションアイテムに多く利用されるほか、ハンドメイドの材料としても活用されています。 この記事では、ピケ素材の特徴や長所など、ピケの魅力を紹介します。また、ピケにはコーデュロイや鹿の子、ワッフルなど、よく似た素材も存在します。それぞれの素材との違いについても解説するため、手芸やハンドメイドの作品作りの参考にしてください。 ピケとは?素材の特徴を解説 ピケの語源はフランス語で、「浮き出し織り」を表しています。畑の畝(作物を植えるために土を直線状に盛り上げたもの)に似た立体的な模様がある生地です。本来ピケは、横方向に畝のあるものを指しますが、最近では縦方向のものやひし形、斜めの畝なども総称してピケと呼ばれるようになりました。 ピケの最大の特徴は、二重織りという折り方で作られていることによる丈夫さです。経糸(たていと)に表と裏に出るものの2種類を使い、また、緯糸(よこいと)も表裏それぞれの経糸と織り合わせる2種類の糸を用いて、表と裏を別組織で織られています。 厚手で丈夫でありながら、生地表面に立体感があるため通気性にも優れています。肌触りもサラリとしているため、シャツやパンツ、夏用の帽子など、さまざまな用途で使われている生地です。 ピケに使われる生地 ピケに使われる生地で特に有名なのはコットンで、「コットンピケ」と呼ばれています。しかし、ピケに使われるのはコットンだけではなく、ウールやポリエステルなどにも使われることがあります。 ここでは、ピケによく使われる生地それぞれの特徴を紹介します。 ●コットン コットンとは綿素材のことです。植物である綿花の種子毛から作られており、通気性と吸湿性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かい、季節を問わず活躍する素材です。 また、コットンは繊維の毛先に丸みがあるため、肌への刺激が少なく柔らかな肌触りであることも大きな特徴で、インナーやタオルなどにもよく使われます。 リネンなどの他の天然素材と比較して、コットンは水にも熱にも強いため、自宅で気軽に洗濯やアイロンがけができる点も大きな魅力です。 ●ウール ウールとは羊毛のことを言います。正確には、アルパカやカシミヤなど、他の動物の毛から作られた生地も総じて「ウール」と呼ばれますが、羊毛以外は原材料の動物の名前で表記されることが多いため、基本的にウールと表記されているものは羊毛素材と考えて問題ありません。 ウールには、保湿性が高く吸湿性に優れているという特徴があります。冬は熱を逃しにくいため暖かく、夏は汗を発散してくれるためサラッと着られる、オールシーズン活躍する生地です。また、ウールは伸縮素材でストレッチ性が高いため、厚手の生地でも着脱しやすいというメリットもあります。 ●ポリエステル ポリエステルとは、ペットボトルと同じポリエチレンテレフタレートという化学物質を原料とする、合繊繊維で作られた生地です。 ポリエステルピケの最大の特徴は、耐久性の高さです。天然素材の繊維に比べて丈夫なため、洗濯に強く、繰り返し洗っても型崩れを起こしたり縮んだりすることがほとんどありません。 また速乾性も高く、汗によるべたつきも軽減することから、スポーツウェアにもよく利用されています。さらにポリエステルは石油を原料としているため、コットンや麻といった天然素材に比べ、虫が寄り付きにくく、保管しやすいというメリットもあります。 ピケの魅力 ピケ素材は生地表面に独特の表情があるため、1枚で着ても物足りなさを感じにくく、他の服と重ねて着る際にも重宝します。 また、通気性に優れている点もピケの大きな魅力になっています。風通しの良さと、肌にまとわりつかないふんわりとした柔らかさは、特に春や夏といった汗をかきやすい季節に活躍するでしょう。 ピケと他の素材の違い ピケと似た素材は、多岐にわたります。これから紹介する3種類の生地は、表面に立体的な模様があるという点ではピケと共通していますが、それぞれ特徴が違う素材です。特徴が違えば、生地の長所や適した用途も変わってきます。 ここでは、コーデュロイ、鹿の子、ワッフルについて、生地の特徴やピケとの違いを解説します。それぞれの違いを知ってハンドメイド作品作りに役立ててください。 コーデュロイ コーデュロイもピケ同様、表面に畝のような立体感のある模様がある生地です。しかし、コーデュロイとピケでは織り方が異なります。コーデュロイはパイル織物の一種であり、パイル糸を生地の下地から表面に出すという手法で作られています。そのため生地には厚みがあり、保湿性や保温性に優れているのが特徴です。 コーデュロイは主にコットンで作られますが、ウールやナイロンといった素材との混紡で作られることもあります。 またニットとの相性が良く、ビロードのような柔らかい光沢と肉厚な生地感もコーデュロイの魅力の1つです。実用的な暖かさはもちろん、見た目にも暖かみが感じられる冬にぴったりな生地となっています。その一方で、コーデュロイには摩擦に弱いというデメリットもあり、生地の表面が擦れすぎると毛羽立ちや模様が潰れる原因になってしまいます。 鹿の子 鹿の子(かのこ)は表面にひし形の凹凸がある生地です。凹凸の形が日本の伝統的な和柄「鹿の子」に似ているため、鹿の子と呼ばれるようになりました。この凹凸により生地と肌が触れ合う面積が少なくなるため、清涼感のある着心地となります。 鹿の子は通気性にも優れているため、ポロシャツやスポーツウェアといった暑い季節にぴったりの生地です。そのため、鹿の子生地は洗濯後も比較的早くに乾きます。 ピケにもひし形模様の生地がありますが、鹿の子はニット生地の一種で平編みの変形組織のため、ピケとは異なる生地になります。 ワッフル ワッフルはその名の通り、表面にお菓子のワッフルのような凹凸がある生地です。凹凸の形から別名「蜂巣織り」とも呼ばれています。 ワッフルは厚みと柔らかさが特徴の生地で、吸水性や吸湿性が高いことから、タオルやシーツといった汗や水分の吸収が求められる商品に多く活用されています。また適度に保温性があり、ストレッチ性や柔軟性に優れた素材のため、ベビー用品に利用されることも多い生地です。その一方で、ワッフルは強い生地ではなく、洗濯によって縮んだり変形したりしやすいというデメリットがあります。 ワッフルはピケのように表面に凹凸がある生地ですが、ピケはきつく張ってできる盛り上がりが模様になるのに対し、ワッフルは経糸と緯糸を浮かすことで模様を作っている点で異なります。 ピケで作った作品のお手入れ方法 ピケで作った作品のお手入れ方法は、手洗いが理想です。ピケ素材は表面に畝状の凹凸があることが大きな特徴ですが、この凹凸は摩擦にあまり強くありません。ピケの生地は畝の部分が擦れることで毛羽立ったり潰れたりしやすいため、丁寧にお手入れをしなければピケ独特の生地感が損なわれてしまいます。洗濯機を利用する場合は、畳んで適切な大きさの洗濯ネットに入れて洗ってください。洗剤は素材に優しい中性洗剤を利用しましょう。 コーデュロイや鹿の子、ワッフルなども、ピケと同じく立体的な模様を持つ生地のため、摩擦や刺激に強くありません。そのためピケと同様に手洗いや洗濯ネットを使って洗うのがおすすめです。「水洗い不可」や「ドライマーク」の表示がある生地は自宅での洗濯ができないため、クリーニングを利用してください。生地が毛羽立ったり毛玉になったりしないよう、大切にお手入れしましょう。 まとめ ピケは畝に似た立体的な模様のある生地です。丈夫で通気性に優れたピケ素材は、シャツやパンツ、夏用の帽子など身近な多くの商品に利用されています。 ピケに似た素材としてコーデュロイや鹿の子、ワッフルなどが挙げられます。それらに共通しているのは、生地表面に立体的な模様が生じることです。また摩擦に弱いという共通点もあるため、ピケやピケに似た素材を使った作品は、洗濯の際は手洗いをするなどして生地に負担をかけないお手入れ方法を選んでください。 手芸に関する商品はオンラインで手軽に購入できる時代です。ピケ素材で作品を作る際には、ぜひネットで道具や生地を探してみましょう。特にホビー材料の大型専門店「ユザワヤ」は、販売している商品が多岐にわたるためおすすめです。 参考:ユザワヤ

2022.05.17
オックス生地とは?特徴から種類とメリット・デメリットまで

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オックス生地とは?特徴から種類とメリット・デメリットまで

オックス生地は手芸店でよく見かける生地ですが、具体的にどのような作品が作れるのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。肌触りや通気性が良いことで知られ、シワになりにくい点もオックス生地の特徴です。 当記事では、オックス生地の特徴や用途、メリットやデメリットを解説します。オックス生地を使って作品を作るときのポイントについても紹介するため、ぜひハンドメイド活動に生かしてください。 オックス生地とは? オックス生地とは、タテとヨコに糸を2本ずつ引き揃える、もしくはタテ2本とヨコ1本を引き揃えて編んだ平織りの生地です。この数本の糸を束ねて平織りする織り方は斜子織り(ななこおり)とも呼ばれます。 オックス生地の「オックス」は、「オックスフォード」の略で、イギリスの名門大学であるオックスフォード大学が由来です。 生地ブランドの「トーマスメイソン」が、由緒正しきオックスフォード大学の学生に愛される生地を作ろうと考え、販売したことが始まりとされています。トーマスメイソンは、オックスフォード生地だけでなく、「ケンブリッジ」「エール」「ハーバード」という名門大学の名前をつけた生地も作りましたが、その中で現在も人気の生地として定着しているものがオックスフォード生地になります。 オックス生地は、シャツの素材として使われることが多いです。オックスフォードシャツは、肌への刺激が少ない綿(コットン)100%のものが主流で、他の繊維と混紡されることはほとんどありません。 オックス生地の特徴 オックス生地の特徴は、肌触りと通気性が良いことです。通常の平織り生地がタテ糸とヨコ糸を1本ずつ交互に織るのに対し、オックス生地は2本ずつ織っているため隙間が多くなり、通気性が良くなります。ゆえに春夏に着用するシャツに使われることが多いです。 また、糸を束ねているため生地がやや厚手でしっかりしており、シワになりにくいのも特徴です。さらに、カジュアルなシャツの場合、多少のシワは味になるため、アイロンをかけずにそのまま着用できる点も大きなメリットでしょう。 オックス生地のシャツと一口に言っても、使用する糸の太さによって印象がガラリと変わるため、カジュアルからフォーマルまで、どのようなシーンにでも対応できる多様な風合いを持っています。 オックス生地はシャツだけでなく、ブラウスやワンピース、巾着やポーチといった小物など幅広いアイテムに使用できることも魅力です。 オックス生地の種類4つ オックス生地は、使用する糸の太さで以下の4種類に分かれます。 オックスフォード ヘビーオックス ピンポイントオックス ロイヤルオックス それぞれの特徴をまとめたものが、以下の表です。オックス生地はシャツに使われることが多いため、それぞれの生地で作ったシャツがどのようなシーンで使われるのかという点についても解説しています。 使われる糸 シャツの用途 オックスフォード およそ20~40番手 カジュアル ヘビーオックス およそ10~40番手 カジュアル ピンポイントオックス およそ80~100番手 ビジネス ロイヤルオックス およそ100~140番手 ビジネス ※糸の太さは番手の数字が大きいほど細く、小さいほど太くなります 細めの糸で織られるピンポイントオックスとロイヤルオックスは、通常のオックスフォードより柔らかく、光沢感が増した仕上がりです。そのためフォーマルな印象となり、ビジネス用のシャツとしてよく着用されています。 オックス生地と「シャンブレー」の違い オックス生地と似た生地に「シャンブレー」があります。シャンブレーは霜降り状の色ムラがあり、オックス生地と同様に平織りで編まれているため、丈夫で軽い点が特徴です。玉虫色のような光沢があり、上品でありながらどこか華やかな印象を与える生地です。 オックス生地とシャンブレーは主に使用する糸と織り方の点で異なります。シャンブレーはタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使う生地ですが、まれにタテヨコともに色糸が使われることもあります。一方、オックス生地は使われる糸の色が特に決まっていません。 また、シャンブレーはタテ糸・ヨコ糸ともに1本ずつの糸を平織りした生地ですが、オックス生地は数本の糸を束ねて平織りした生地です。 さらに、オックス生地は綿100%のものが多くを占めますが、シャンブレーは綿だけでなく麻100%やポリエステル100%のものもあります。通気性はどちらも優れていますが、オックス生地のほうがより通気性が高くなります。 オックス生地の用途 オックス生地は、シャツやスカートなどの洋服作りに最適です。綿100%のオックス生地は吸水性が高く、汗を吸い取ってくれるため普段着はもちろん、特にワンピースや浴衣を作るときにおすすめです。大人向けの服だけでなく、ベビー服や子ども服にも使えます。 また、オックス生地は丈夫で繰り返しの洗濯にも耐えられるため、体操着やコップを入れる巾着、ランチョンマットなどの子どもの入園・入学グッズ作りにも重宝します。 もし、通園バッグなどのバッグ類を作る時は、重いものを入れても耐えられるよう、内布をつけたり接着芯を貼ったりしてより頑丈にすることがおすすめです。場合によっては、バッグ作りにはオックス生地でなく帆布(はんぷ)やキルトなど、より厚手の生地を選びましょう。 オックス生地は洋服や巾着、バッグ以外にも、クッションカバーなどのインテリア用品からテーブルクロスなどのキッチンアイテムまで、さまざまなものが作れるオールマイティな生地です。余ったハギレは、コースターや2枚仕立てでポーチやペンケースなどの布小物も作るのもおすすめです。 オックス生地のメリット・デメリット! ここでは、オックス生地をハンドメイドで使うときのメリットとデメリットを紹介します。 【メリット】 初心者でも扱いやすい 比較的価格が安い カラーや柄のバリエーションが豊富 オックス生地のメリットは手芸初心者でも扱いやすい点です。しっかりしている生地のため、家庭用ミシンで縫いやすく、アイロンでしっかり折り目をつけられます。 また、手芸用品店での取り扱いも多いため、たくさんの生地の中から好みのものを選ぶことができます。価格も安く、もし失敗してもやり直ししやすい点もメリットです。 さらに、オックス生地はカラー展開が豊富な点も魅力です。柄も無地だけではなく、キャラクター柄などの生地も多く販売されているため、女の子でも男の子でも気に入るものが見つかるでしょう。 【デメリット】 […]

2022.05.16
海外製の輸入生地を購入できるサイトを紹介!購入時の注意点も!

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海外製の輸入生地を購入できるサイトを紹介!購入時の注意点も!

オリジナルデザインの衣服や小物を作るハンドメイド活動が人気となっています。実店舗や大手通販ショップなどでハンドメイドに使用する好みの生地が見つからないと悩んだときは、海外製の輸入生地に挑戦するのがおすすめです。 当記事では、海外製の輸入生地を購入できるサイトを紹介します。初めて輸入生地を購入する人は、購入する際の注意点も確認しましょう。日本製の生地とは雰囲気の異なる海外生地を取り入れて、素敵なハンドメイド活動に生かしてください。 海外製の輸入生地を購入できるサイト10選! 輸入生地は「インポート生地」と呼ばれることもあり、国ごとに生地の特徴が異なります。使う糸や染料によって、日本製の生地とは質感に違いが生まれます。また、柄や素材の違いを楽しむことができるのも魅力です。 ここでは、海外の輸入生地を購入できるサイトを紹介します。 Lumiere Douce(ルミエールドゥース) 出典:https://lumiere-douce.shop-pro.jp Lumiere Douceでは、フランスやイギリスなどヨーロッパ各地の輸入生地を購入することができます。ティルダやギッターマン、キャスキッドソンなどのブランド生地、ヨーロッパ風の花柄、動物柄の生地など幅広く取り揃えていることが特徴です。 北欧風のチロルリボンや花の刺繍が施されたリボンなど、手芸材料も揃えることができます。インパクトのある華やかなヨーロッパの輸入生地を購入したい人におすすめのサイトです。 Kurumi House 出典:https://kurumihouse.shop-pro.jp Kurumi Houseでは、フランスを中心としたヨーロッパ諸国の輸入生地を扱っています。フランスの伝統的なデザインである「トワルドジュイ」や上品でラグジュアリーな印象の「ダマスク」などの生地が購入可能です。 フランス国旗のトリコロールやエッフェル塔をプリントした生地、刺繍が施された生地など、豊富なデザインから生地を選ぶことができます。ジャガードやゴブランなどの織物も扱っているため、カーテンなどのインテリアアイテムとして使える生地を探している人にもおすすめです。 FAB HOME 出典:https://www.rakuten.co.jp/fabhome/ FAB HOMEは、ヨーロッパのトップブランドを中心に世界各地の輸入生地を扱うサイトです。常時30種類以上のブランドの生地を取り揃えているため、豊富なバリエーションの中から自分の好みのデザインを選ぶことができます。 商品ごとに写真や動画での紹介がされており、質感や色味を確認しやすいのもポイントです。また、生地の種類やデザイン、ブランドなどカテゴリーがしっかり分類されているため、求めている生地を探しやすいサイトです。 fabric.com 出典:https://www.fabric.com インターナショナルな通販サイト「Amazon」の子会社として、輸入生地を販売しているのがfabric.comです。輸入生地をAmazonで購入できるため、 Amazonユーザーにとって使いやすいサイトです。 世界中から取り寄せた輸入生地は数万点に及びます。生地の購入にバリエーションの豊富さを求めている人におすすめのサイトです。公式サイト・Amazonの販売ページともに、英語表記であったり、販売価格がドル表示であったりするため、購入の際には注意が必要です。 USAコットンショップ w-you 出典:https://w-you.mame2.net USAコットンショップw-youは、アメリカから直輸入した生地を販売するサイトです。針通りの良いUSAコットンを使用したブロードやシーチングなどの生地を多く販売しています。また、アメリカの老舗生地ブランドや人気デザイナーの生地も購入可能です。 ヴィンテージ感のある色やポップな柄を組み合わせた生地が多く、華やかな輸入生地を求めている人におすすめです。1辺30cmと小さめサイズで販売している生地もあり、複数の生地をつなげて作るパッチワークにも向いています。 jumble shop one 出典:https://www.jumbleshop-one.com jumble shop oneは、イギリス・アメリカ・オーストラリア・ドイツ・フィンランドと多くの国の生地を取り扱うサイトです。小さめのカットクロスをセットにしたチャームパックや1メートル単位でお買い得に購入できる生地など、用途に合った長さから生地を選べます。 公式ブログでは、新しく入荷した生地や季節ごとのイベントに合った生地などの商品情報を紹介しています。生地の写真も多く、カラフルな柄や色味がイメージしやすいサイトです。 FELI-DA 出典:https://feli-da.com/ FELI-DAは、アメリカのフロリダ州に拠点を置く「ART GALLERY FABRICS」の生地を扱っています。自然光のもとで生地の写真撮影を行うため、実際の色味が伝わりやすくなっています。 上質なプレミアムコットンを使用したART GALLERY FABRICSの生地は手触りがよく、洋服などの肌に触れるものを作るのにぴったりな素材です。実際にワンピースやスカートの型紙がセットになった生地も販売されているため、輸入生地で洋服作りをはじめたい人にもおすすめです。 clothful 出典:https://clothful.com clothfulは、ヨーロッパやアメリカを中心に取り寄せた輸入生地を扱うサイトです。品質の良さにこだわり、独自のルートから輸入生地を仕入れて販売しています。インドコットンを使用した刺繍糸やメリノウールでできたイギリス産の毛糸など、生地以外にも質の高い輸入素材を購入可能です。 海外の有名ブランドの生地はもちろん、日本の良質な生地も販売しています。国内外問わず、さまざまな生地を検討したい人におすすめのサイトです。 ENOP WISE […]

2022.03.24
商用利用可能な生地を購入できるサイト6選|確認方法も解説

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商用利用可能な生地を購入できるサイト6選|確認方法も解説

近年、ハンドメイドの人気が高まっており、フリマアプリなどで作品を販売する人も増えています。その際「この生地は商品として販売しても大丈夫なんだろうか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 素材の商用利用について正しい知識がないまま作品を販売すると、著作権侵害にあたる可能性があります。商用利用可能な生地かどうか、事前に確認することが大切です。 当記事では、商用利用可能な生地の確認方法と、商用利用可能な生地を購入できるサイトを紹介します。 ハンドメイド作品を販売する場合は「商用利用可能な生地」で ハンドメイド作品を販売する場合、著作権について配慮が必要です。著作権とは、著作物を他者に勝手に使用されないよう保護するための権利であり、著作物の創作と同時に発生します。 出典:日本弁理士会「著作権とは」 該当する著作物に、小説、音楽、絵画、地図、アニメ、漫画、映画、写真などがあり、生地の使用についても著作権の制限が設けられていることがあります。よくある事例は、ハンドメイド作品にアニメキャラクターやブランドのロゴなどを無断で使用する行為です。これらが著作権侵害にあたることは広く知られており、プリント生地など材料として売られている場合でも注意が必要です。 また、作品の素材となる生地によっては商用利用(生地を使用して作った作品の販売)が禁止されているものもあり、作家がデザインしたプリント生地などが該当します。ハンドメイド作品を販売する際、素材となる生地について著作権を侵害しないためには、商用利用が可能と明記されている生地を用いる必要があります。 商用利用可能な生地か確認する方法 生地には商用利用が可能なものと不可なものがあり、使いたい生地が商用可能な生地かどうかは次のポイントで見分けることができます。 ・販売サイトで表示の確認をする まずは、販売サイト内の表示をチェックしましょう。商用利用可能かどうかは商品ページや、よくある質問などに記載されていることがほとんどです。商用利用禁止と書かれている場合、ハンドメイドの作品に利用することはできません。 ・著作権マークの有無の確認をする 商用利用可能かどうかは、生地の耳(生地の端部分)に記されている場合もあります。生地の耳には、商用利用不可、製品化販売禁止と記載されている他、CマークやRマークなどの著作権マークが記されています。 また、商用利用自体は可能ではあるものの、個人の制作物であることの明記が必要であったり、国内のみ商用利用が可能であるなど利用条件が付けられていたりするケースもあるため注意が必要です。サイト内などに商用利用の表記が記されていない場合は、サイトに直接問い合わせましょう。 商用利用可能な生地を購入できるサイト6選 ハンドメイド作品に使える生地を販売しているサイトでは豊富な商品を取り揃えていますが、サイトによって取り扱っている生地は多種多様です。ハンドメイド作品に使う生地を探している場合は、商用利用可能な生地を取り扱っているサイトでの購入がおすすめです。 すべての商品が商用利用可能であるとは限りません。中には、商用利用が不可な生地もあり、個別で確認する必要がある点に注意しましょう。 以下では、商用利用可能な生地を購入できる通販サイトのおすすめ6選を紹介します。 ホビーラホビーレ 出典:ホビーラホビーレ ホビーラホビーレは、生地やニット、刺し子などを中心とした手芸用品を扱う通販サイトです。豊富に取り揃えられたオリジナル商品が特徴で、生地柄は無地から花柄、季節イベントのプリント柄までバラエティーに富んでいます。 商品は基本的に商用利用可能のものが多いですが、キャラクター生地など一部ライセンス商品については、商用利用不可となっているため注意しましょう。 ホビーラホビーレは、フェミニンで可愛いデザインの商品が多く、ポーチやクッションカバーなどの小物作りにおすすめのサイトです。 大塚屋 出典:大塚屋ネットショップ 大塚屋は、名古屋に本店を構える老舗生地販売店の通販サイトです。洋服作りに適した生地を安価で取り揃えており、販売しているすべての生地が商用利用可能となっています。 繊維や生地の特徴や秋冬の生地特集など、参考になるページが多数掲載されており、ハンドメイド作品に利用しやすいことが魅力です。また、生地は10cm単位からカット販売を行っている他、購入検討を前提にサンプルの無料郵送も行っています。 大塚屋は、小物からスカートやコートまで、どの布作品の材料でも揃えられるおすすめのサイトです。 テキスタイルモール 出典:テキスタイルモール テキスタイルモールは、多数の卸企業の商品を取り扱う日本最大級の生地通販サイトです。最大の特徴は豊富な商品数であり、取り扱っている生地や副資材は1,000種類以上にも及びます。豊富な商品数から検索機能が充実しており、商品カテゴリから販売企業、混用率、特性・加工などあらゆる角度からの検索が可能なため、探している生地を見つけやすいでしょう。 テキスタイルモールは法人だけでなく一般消費者も利用でき、すべての生地が1mから購入できます。また、反物での販売も行われており、大掛かりな作品制作や定番作品の素材など大量に仕入れたい人におすすめです。 生地の森 出典:生地の森 生地の森は、衣料用生地を専門とした通販サイトです。リネン生地などの天然繊維を中心とした、オリジナルの生地を販売しています。素材の特性を知り尽くした職人によって丁寧に作り出された生地は、天然素材本来の魅力を生かした深みのある風合いと鮮やかな発色が特徴で、無地生地だけでなく柄生地の取り扱いもあります。 商用利用について規制はありませんが、生地の森の名称などを無断使用することは著作権侵害にあたります。そのため、SNSにハンドメイド作品を載せる際は、「生地の森」のハッシュタグの使用について注意が必要です。 生地の森は、夏物シャツや羽織りなど、天然素材を使ったハンドメイド作品を作りたい人向けの、おすすめのサイトです。 nunocoto fabric 出典:nunocoto fabric nunocoto fabricは、2,000種類以上のデザイナーズファブリックを取り扱う通販サイトです。バリエーション豊富なプリントデザインが特徴で、布小物や入園入学グッズ作りに役立つデザインが揃っています。プリント生地は、オックス、ダブルガーゼ、ビエラ、キャンバス、ローン、ツイルの6種類の綿生地から選べる仕様です。 販売している生地はすべて商用利用が可能で、販売の際は「nunocoto fabric使用」といった記載も必要ありません。また、ワンピースや布小物などの型紙やレシピを無料で公開しており、ハンドメイド作家初心者に優しいサイトです。 ユザワヤ 出典:ユザワヤ公式ネットショップ ユザワヤは、日本各地に実店舗を構える大型手芸用品店の通販サイトです。生地だけでなく副資材やビーズなど、手芸用品の取り揃えは多肢にわたり、業界最大の商品数を誇ります。商用利用可能なテキスタイルブランドを多く取り揃えており、リバティプリントやマリメッコ、USAコットンなど、輸入生地の豊富さが魅力です。 詳しい商用利用については、各ページ内の商品説明に記載されています。中には、商用利用不可な生地もあるため注意しましょう。 さまざまなジャンルのハンドメイド作家におすすめの、利用しやすいサイトです。 まとめ ハンドメイド作品に使う素材にも著作権が存在するため、作品販売の際は注意が必要です。商用利用が可能な生地を用意して、作品作りに利用しましょう。 今回紹介した商用利用可能な生地を販売している6つのサイトは、取り扱っている生地にそれぞれの特徴があります。こだわりの詰まったオリジナル生地から珍しい輸入生地まであり、さまざまなハンドメイド作品に利用できます。サイトを見ているだけで新しい作品のヒントになるため、作品の幅が広がるでしょう。 これからハンドメイド作品の販売を始めたい人や、新しいジャンルの材料や道具を購入したい場合は、材料などを一通り買い揃えられるユザワヤなどを利用してみてはいかがでしょうか。 […]

2022.02.21
トイクロスとは?フェルトの違い・売っている場所を紹介!

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トイクロスとは?フェルトの違い・売っている場所を紹介!

副業や趣味でハンドメイドをしていると、「トイクロス」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。トイクロスは一般のフェルトとは異なる素材のため、トイクロスを使うことで創作の幅を広げることが可能です。 今回は、トイクロスとフェルトの違いや、ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリット、トイクロスの使い方・販売場所を紹介します。トイクロスを使ったハンドメイドに興味のある人は、作品作りの参考にしてください。 トイクロスとは? 「トイクロス」とは、マジックテープ(面ファスナー)がくっつくフェルトのような生地のことです。フェルトやスエードに似た質感の生地に、マジックテープのチクチクしたオス面(フック)を貼り付けることができます。メーカーによって、「マジッククロス」「キッズクロス」「トイニット」「マジックスエード」と商品名が異なります。 生地を裁断したままでもほつれず、色の選択肢が豊富にあることが、トイクロスの特徴です。発色の良いカラフルな色合いで、ぬいぐるみや布の絵本、パネルシアターといった布製の子どものおもちゃに広く利用されています。 トイクロスとフェルトの違い トイクロスは、生地の風合いや色の豊富さなどはフェルト生地と似ているものの、「素材」「繊維」「厚さ」が異なります。トイクロスとフェルトの違いは、下記のとおりです。 <素材> 布に表と裏がある 耐久性がある 冬だけでなく、季節を問わず一年中使用できる トイクロスは、フェルトと異なり表面と裏面の区別があります。マジックテープの貼り付くけば立った面が表、テープの貼り付かない滑らかな面が裏です。また、トイクロスは布に耐久性があり、フェルトのように扱う間にけば立って布自体がすり減ることはありません。フェルトは温かみのある素材で冬の小物の材料としてよく使われますが、トイクロスはサラサラとした素材のため年中違和感なく使うことが可能です。 <繊維> ポリエステルなどの化学繊維でできている 縮まないため、洗濯ができる 羊毛などでできているフェルトと異なり、トイクロスはポリエステルやナイロンといった化学繊維で作られています。化学繊維は水に濡れても縮みにくいため、トイクロスは洗濯可能です。また、布の折り目やシワが気になる場合は、アイロンをかけて直すこともできます。 <厚さ> フェルトよりやや薄い トイクロスは、フェルトより厚さが薄く滑らかです。フェルトは羊毛などの天然繊維ならではの厚さとハリがありますが、化学繊維のトイクロスは薄くてしなやかであり、簡単に縫ったりハサミでカットしたりできます。けば立った毛足が短くて薄いトイクロスの中には、スエード生地に近い質感のものもあります。 フェルトについては、下記の記事でも詳しく説明しています。 ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリット ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリットには、以下が挙げられます。 ●パーツの取り外しができる トイクロスにはマジックテープがくっつくため、小道具などにマジックテープを貼れば、自由にパーツの取り外しができます。保育園で使うパネルシアターやエプロンシアターなどにトイクロスは便利な素材です。 ●色が鮮やかなため華やかな作品ができる トイクロスは、生地の発色が良く鮮やかな色合いのため、華やかな作品を作ることが可能です。赤、ピンク、黄、緑、青といったカラフルな色から、グレーや黒といったシックな色まで、色の選択肢は幅広くあります。 ●作品を清潔な状態に維持できる トイクロスは洗濯できるため、トイクロスで作った作品が汚れた場合は気軽に洗うことができます。また、糸くずやホコリなどは、粘着テープや粘着式クリーナー(コロコロ)などで簡単に取ることが可能です。 ●扱いが簡単で作品を作りやすい トイクロスは、生地を切りっぱなしにしてもほつれません。フェルトよりも薄くしなやかであるため、作業時の負担もそれほどかかりません。 トイクロスは取り扱いやすく創作の幅が広がるため、ハンドメイド初心者にもおすすめです。トイクロスを使って、さまざまなハンドメイド作品を作ってみましょう。 ハンドメイドする際のトイクロスの使い方 ハンドメイド作品におけるトイクロスの使い方には、下記があります。 <ぬいぐるみや人形の洋服> トイクロスは、スエードのような手触りのため、ぬいぐるみ用の生地に適しています。切りっぱなしにしてもほつれず、人形用の小さな洋服作りにも便利です。ぬいぐるみや洋服を作る際には、あらかじめ生地にアイロンをかけ、折り目やシワを伸ばすようにしましょう。裁断については、普通の生地と同じように取り扱って問題ありません。切りっぱなしのまま、トイクロスを縫い合わせることが可能です。 <手シアター・エプロンシアター> トイクロスは、マジックテープを簡単に貼り付けられるため、手袋シアター・エプロンシアター用の素材に適しています。手袋シアターを作る場合は、手袋にトイクロスを用い、人形などの小道具にあらかじめマジックテープを取り付けておきましょう。マジックテープは、チクチクとした硬いオス側を使います。 トイクロスはどこに売っている? トイクロスは、主に手芸専門店で購入できます。トイクロスは市販のぬいぐるみや子どものおもちゃによく使用されているものの、ハンドメイド利用における個人の需要はまだ低いと言えます。そのため、100円均一ショップではあまりトイクロスの取り扱いがありません。 トイクロスを購入したいときは、大手手芸店やインターネットの手芸専門店を利用するとよいでしょう。 ハンドメイドにおすすめのトイクロス 手芸専門店「ユザワヤ」では、オーダーカットのできるトイクロスを販売しています。ユザワヤが取り扱っているトイクロスは、エプロンシアターやコスチューム、ぬいぐるみ作りに適した、毛足の短いスエード調です。50cm以上から販売されており、10cm単位で注文することが可能です。カラーは白のほか、赤、ピンク、イエロー、ブルー、パープル、ブラウン、サックスなど豊富に揃っています。 ユザワヤのサイトへ ユザワヤは、全国に約60店舗を展開している、手作りホビー材料・手芸用品の大型専門店です。生地・裏地をはじめとする手芸用品の品揃えが豊富で、「ハンドメイドに必要なものが何でも揃う」としてハンドメイド愛好家に人気の老舗店です。 ユザワヤ以外にどのような手芸用品の通販サイトがあるのか気になる人は、下記の記事を参考にしてください。 トイクロスがない場合の代用生地 手元にトイクロスがない場合は、フレンチパイルやサンフレッシュを使うとよいでしょう。 ●フレンチパイル フレンチパイルは、化学繊維で作られているため裁断してもほつれず、洗濯も可能です。見た目もトイクロスに似ていますが、トイクロスより少し薄く柔らかい素材となります。淡いピンクや水色、ベージュなど優しい色合いが多く、赤ちゃんや幼稚園児向けのおもちゃなどによく利用されています。 ●サンフレッシュ サンフレッシュも、トイクロス・フレンチパイルと同様、裁断してもほつれない扱いやすい生地です。トイクロスより少し薄手で柔らかく、熱を逃しにくい保温性や汗を吸いやすく速乾性があることから、赤ちゃん用の衣類や寝具などに利用されています。化学繊維で作られており、洗濯することができます。 フレンチパイルもサンフレッシュもトイクロスの代用品として使えますが、サンフレッシュは色の展開が少ない点に注意してください。 まとめ トイクロスは、フェルトのような見た目でマジックテープがくっつく素材です。切りっぱなしにしてもほつれにくく、マジックテープで自由にパーツを付け外しできるため、ハンドメイド初心者でも扱いやすいでしょう。汚れたときは洗濯ができることも、トイクロスのメリットです。 トイクロスは豊富なカラーバリエーションが展開されているため、ぬいぐるみやエプロンシアター、おもちゃなど、さまざまなハンドメイド作品に利用できます。ユザワヤをはじめとする大型手芸店の通販サイトなどで購入できるため、トイクロスを活用してみてはいかがでしょうか。

2021.10.26
生地の通販サイトおすすめ23選!おしゃれで安い生地を買えるサイト

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生地の通販サイトおすすめ23選!おしゃれで安い生地を買えるサイト

ハンドメイドに使用する生地を買う際は、生地の取り扱いがある通販サイトを利用すると便利です。通販サイトは生地の種類や柄が豊富に揃っていて、必要な長さにカットしてもらえます。重くかさばる生地を、自宅に配送してもらえる点もメリットです。 通販サイトで生地を買うにあたり、どのように買えばよいかが気になる人も多いでしょう。本記事では、生地を通販サイトで買う際の買い方・注意点と、おしゃれで安い生地を買えるおすすめ通販サイト23選を紹介します。 通販サイトにおける生地の買い方 通販サイトにおける生地の買い方を、2つのステップに分けて解説します。 (1)生地の長さを指定する 生地を買う際は、自分で生地の長さを指定します。生地は生産された時点で布幅が決まっており、幅は指定できません。 生地には買うことができる「最低の長さ」と、指定できる「販売単位」が存在します。たとえば、生地の最低の長さが50cm、販売単位が10cm単位であれば、可能なサイズオーダーは50cm・60cm・70cm……と10cm刻みの数量です。 (2)料金計算を行い、購入手続きに進む 生地の単価は、基本的に1m単位で表示されています。指定した長さの生地がいくらになるかは、下記の計算式で料金計算を行いましょう。 1mの単価×指定した長さ(m)=生地の料金 たとえば、1m単価が550円の生地を、70cmで指定して買う際の料金は、550×0.7=385円となります。 また、生地は必要な量よりも長めに買うことがおすすめです。生地を長めに買っておくと、失敗した際のやり直しがききやすく、ミシンで試し縫いする際は、はぎれを確保することもできます。 通販サイトで生地を買う際の注意点 通販サイトで生地を買う際の注意点を2つ紹介します。 ●キャンセルや返品・交換はできない 通販サイトは注文が確定された時点で、お店側が注文の長さで生地を裁断します。基本的にキャンセルや返品・交換ができないため、注文確定前に生地の種類や長さに間違いがないことを確認してください。 ●商用利用できる生地か 販売されている生地の中には、商用利用NGの生地も存在します。制作した作品を販売したい人は、商用利用できる生地かどうかに注意しましょう。 【定番】生地の通販サイトおすすめ8選 定番の生地の通販サイトは、繊維業界と強いコネクションを持っています。上質な生地を多数揃えていて、品質の確かな生地を購入できる点が通販サイトのメリットです。 また、定番の生地の通販サイトではオリジナル生地を販売しているケースもあります。オリジナル生地は他店舗では入手できない魅力的な生地です。 以下では、定番の生地の通販サイトにおけるおすすめ8選を紹介します。 ユザワヤ公式ネットショップ

2021.09.10