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タグ【初心者】の記事一覧

初心者向け!かぎ針編みの基本の編み方4つ&おすすめのレシピ3選

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初心者向け!かぎ針編みの基本の編み方4つ&おすすめのレシピ3選

手芸や編み物などのハンドメイドに興味がある人の中には、趣味や仕事として「かぎ針編み」を始めたいという人もいるでしょう。かぎ針編みは、細かなものから大きめのものまで幅広い作品を作りやすく、気軽に小物を作ってみたい人にもおすすめです。 この記事では、かぎ針編み初心者がはじめに知っておくべきことや、かぎ針編みの基礎テクニックについて紹介します。かぎ針編み初心者が手作りしやすい人気のレシピも併せて確認し、かぎ針編みを楽しむ生活をスタートしましょう。 かぎ針編み初心者がはじめに知っておくべきこと かぎ針編み初心者がかぎ針編みを始めるにあたり、まずはかぎ針編みにおける正しい糸(毛糸)や針の持ち方を理解しておくことが重要です。 ここでは、かぎ針編みを行う上で基本となる糸の持ち方やかぎ針の持ち方を解説します。基本的な道具である「かぎ針」や「糸切りばさみ」などを準備した上で、糸とかぎ針の正しい持ち方・使い方を確認しましょう。 かぎ針編みに必要なアイテムについては、下記の記事で紹介しています。 糸の持ち方 かぎ針編みを行う際の糸の持ち方には、押さえておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、右利きの人が右手でかぎ針を持ち、左手で糸を持つ場合の持ち方について紹介します。 ■左手で糸を持つ場合 左の手のひらを上に向け、薬指と小指の間に使用する糸を挟む 中指の上を通して人差し指の下をくぐり、人差し指で糸を表に返す 糸を中指と親指でつまむようにして持つ 以上が、かぎ針編みを行う際の基本的な糸の持ち方です。なお、糸の持ち方は右手と左手で大きく変わるわけではありません。左利きの人など、右手で糸を持ちたい人は左右を入れ替えて手順を確認してください。 針の持ち方 一般的なかぎ針の持ち方は、鉛筆の持ち方と同じです。右利きの人は右手の中指でかぎ針を支え、親指と人差し指で軽く押さえるようにして持ちます。 なお、左利きの人は、利き手である左手でかぎ針を持っても、右手でかぎ針を持っても構いません。左右関係なく、「腕や手が疲れにくい」「作業効率がよい」など自分が作業を進めやすいほうを選びましょう。 【初心者向け】かぎ針編みの基本 かぎ針編みには、いくつかの編み方があります。かぎ針編み初心者が押さえておきたい基本の編み方は、次の6つです。 ■かぎ針編みの基本の編み方 くさり編み こま編み 中長編み・長編み だ円編み すじ編み 玉編み ここでは、初心者が理解しておきたい基本のかぎ針編みについて説明します。基本となる編み方をしっかり押さえ、かぎ針編みの基礎固めを行いましょう。 くさり編み くさり編みとは、かぎ針で編み始める際に最初の段を作る際や、立ち上がりの処理を行う際に使用する編み方です。かぎ針編みをスタートする際に最初に取り組むことになる場合が多いため、しっかりと理解しておきましょう。 ■くさり編みの編み方 (1) 糸をかぎ針にとる 糸を持っている手の親指と人差し指の間にある糸を奥側からかぎ針でとり、手前にねじって回転させる (2) 針先に糸をとる 針先のフック状の部分に糸をかけて(1)でできた輪の中に針と糸を通すように引き抜く (3) (2)を繰り返す 必要な目の数だけ(2)を繰り返す くさり編みは、表と裏がねじれてしまわないように編むことが大切です。ねじれやうねりが発生しにくくなるため、針の先端は常に下向きにしておきましょう。 こま編み こま編み(細編み)は、かぎ針編みで作品を作る際の最も基本的な編み方です。くさり編みで最初の段を作り、立ち上がりの処理をしてから、こま編みを始めます。 ■こま編みの編み方(前段がくさり編みの場合) (1) くさり編みの裏目を針で拾う くさり編みの最後の目の裏山を針で拾い、針を通す (2) 糸を針にかける 針の背で押し上げるように糸を引っかける (3) 糸を引き抜く (1)で拾った目に糸を通して引き抜く ■こま編みの編み方(前段がこま編みの場合) (1) 前段の目を拾う 前段のこま編みの目の頭(糸2本)を拾う […]

2021.10.26
かぎ針編みに必要な道具と選び方|初心者におすすめのアイテム購入法

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かぎ針編みに必要な道具と選び方|初心者におすすめのアイテム購入法

かぎ針編みはハンドメイドの中でも人気が高く、作れる作品の幅も広いため、趣味や仕事でかぎ針編みにトライしたいと考えている人も多いでしょう。かぎ針編みを始めるにあたり、どのような道具を揃えると不便を感じることなく作品づくりができるのか、悩んでいる人は少なくありません。 当記事では、かぎ針編みに必要な道具や特徴、選び方について解説します。かぎ針編みで便利に使えるアイテムや、かぎ針編み初心者におすすめの商品の購入方法も併せて確認し、楽しいかぎ針編み生活をスムーズにスタートさせましょう。 かぎ針編みに必要な道具5つ|アイテムの選び方 かぎ針編みを始める上で揃えるべき道具として、次の5つのアイテムが挙げられます。 ■かぎ針編みに必要な5つの道具 かぎ針 糸切りばさみ メジャー とじ針 糸 それぞれの道具には複数の種類があり、用途などによって選ぶべき種類が異なります。 ここでは、かぎ針編みに必要な道具の特徴や必要となる理由、初心者向けのアイテムや選択する際のポイントについて解説します。自分が編みたい作品に適した道具を選びましょう。 かぎ針 「かぎ針」は、先端に糸をかける爪(フック)がついている編み針のことです。かぎ針にはさまざまな種類の太さ(号数)があり、使用する糸の太さによってかぎ針の号数を変える必要があります。糸のラベルには使用するかぎ針の号数の目安が記載されていることが多いため、ラベルの表示を参考にして作品に使用したい糸の太さに適したかぎ針を選ぶようにしましょう。 かぎ針の素材には、金属やプラスチック、木・竹などがあります。初心者の場合は、糸の滑りがよい金属製のものを選ぶとよいでしょう。針の両側にフック状の爪がついているタイプは、異なる太さの毛糸も編めるため便利ですが、手への負担が気になる場合は持ち手の部分にグリップがついているタイプもおすすめです。 糸切りばさみ かぎ針編みでは糸を切るケースも多いため、裁縫用の「糸切りばさみ」を用意しておくことも大切です。糸切りばさみには「U字型」「X字型」の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。 ■糸切りばさみの種類 種類 形状 特徴・メリット U字型(和ばさみ・握りばさみ・和裁ばさみ) 刃を開く手間がないため握った後にすぐ糸を切れる X字型(洋ばさみ・ラシャはさみ・洋裁ばさみ) 工作用のはさみと同じ感覚で使用できる 使いやすく感じる糸切りばさみのタイプは個人の好みによって異なります。特徴・メリットをふまえた上で、使い勝手がよいと考えられるタイプを選びましょう。 メジャー 手袋や帽子、セーターなど、人が身につける服や小物をかぎ針編みで作りたいという人も多いでしょう。身につける人のサイズや伸縮性の高い編地の寸法を測るためにも、「メジャー」は必ず用意しておきましょう。 メジャーにもさまざまな種類がありますが、かぎ針編みで使用する場合はメジャーのテープが柔軟になっているものがおすすめです。服や小物を作る場合、メジャーのテープの長さは1~2m程度あれば十分活用できるでしょう。 とじ針 「とじ針」とは、針先端が丸くなっている編み物用の針のことであり、編み始めや編み終わりなどの糸端の処理に使用するアイテムです。余っている糸を編地に入れ込むようにして始末できるため、作品の仕上がりをより一層美しくすることができます。 とじ針は、かぎ針と同様に糸の太さによって使い分ける必要があります。これからかぎ針編みをスタートする人は、複数の号数のとじ針がセットになっているものを選ぶとよいでしょう。 糸 かぎ針編みはかぎ針を使って糸を編む方法であるため、糸の準備は不可欠です。最初に編みたい作品を決め、レシピなどを参考にして適切な太さ・素材の糸を探しましょう。 作りたい作品にもよりますが、かぎ針編み初心者の場合、「並太」程度の太さで真っすぐな糸(ストレートヤーン)がおすすめです。暖かさが欲しい場合は「ウール」、洗える素材にしたい場合は「アクリル混」など、使用目的から素材を考えてもよいでしょう。見た目や感触などもふまえた上で、編みたい作品に合った糸を選んでください。 かぎ針編みであると便利な道具4つ|おすすめな理由 かぎ針編みを始める上で、基本の道具と一緒に用意しておくと便利なアイテムもあります。 ■かぎ針編みをする際にあると便利な道具4つ 糸通し 段数マーカー 段数カウンター 編み物専用の定規 ここでは、上記のアイテムの特徴や、かぎ針編みの際にあると便利な理由について解説します。それぞれのアイテムの特徴やおすすめするメリットをチェックした上で、必要だと感じたものを用意しましょう。 糸通し 「糸通し(スレダー)」とは、縫い針やとじ針の穴に糸を通しやすくするためのアイテムです。かぎ針編みで使用するとじ針の穴は、一般的な縫い針と比べると大きめですが、使用する糸も太くなるため、糸通りが悪く針の穴に糸を通すことに時間がかかる場合があります。 糸通しを用いると、柔らかい糸でもスムーズに針に通すことが可能です。糸通しは縫い針と共通して使用できる利便性の高いツールであるため、1つ持っておくと便利に活用できるでしょう。 段数マーカー 「段数マーカー(段数リング)」とは、編地の「段」や「目」に目印をつけられるアイテムのことです。かぎ針編みは目を拾う位置を探すことが多く、何度も目を数えて編む場所を繰り返し確認することも珍しくありません。特に初心者の場合は目を数えるだけで時間がかかり、なかなか編み進められないことも多々あります。 段数マーカーを活用すれば、一度数えたところに目印をつけられるため、初心者でもスムーズに編み進めることが可能です。初心者の場合、軽くて邪魔になりにくいプラスチック製のリング状のカラフルな段数マーカーを検討してみましょう。 なお、小さな安全ピンを段数マーカーとして代用することも可能です。手持ちの安全ピンがある場合は、こちらを段数マーカーの代わりに使用してもよいでしょう。 段数カウンター かぎ針編みなどの編み物では、何段も編み目を重ねていくことで作品を作っていきます。手のひらサイズの小物であれば段数を数える手間もそれほどかかりませんが、マフラーやバッグなど比較的段数の多い作品を編む場合には、現在何段目を編んでいるか忘れてしまう可能性もあります。 「段数カウンター(段数計)」は、何段編み終わっているか記録するためのアイテムです。段数カウンターを使用すれば、何段まで編み終わっているか数え直しをせずにすむため、手間をかけずに編み進められるでしょう。 編み物用に販売されているものもありますが、事務用のカウンターでも十分に活用できます。また、紙に正の字を書いたり、段数マーカーをチェーン状に連結したりといった工夫でもカウントすることも可能です。「紙をなくす」「段数マーカーが外れる」などの心配がある人は、段数カウンターを利用するとよいでしょう。 編み物専用の定規 […]

2021.10.26
レジンとは?レジン液の種類や選び方・必要な道具の基礎知識

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レジンとは?レジン液の種類や選び方・必要な道具の基礎知識

レジンは、ハンドメイドで使用される素材のひとつです。レジンを使うことで、透明感とツヤのあるアクセサリーを作ることができます。素材の扱いやすさや制作できるアクセサリーの種類の多さなどから、ハンドメイドを楽しむ人に高い人気があります。 当記事では、レジンの概要やレジン液の種類、レジンアクセサリー作りに必要な道具を紹介します。簡単なUVレジンアクセサリーの作り方も解説するため、レジンを使ったハンドメイドにぜひ挑戦してみましょう。 レジンとは? レジン(resin)とは、英語で「樹脂」を意味する言葉です。樹脂には、「天然樹脂」と「合成樹脂」の2種類があります。松脂(まつやに)や漆、柿渋などの天然樹脂は、塗料や接着剤として昔から重宝されている素材です。天然樹脂は、冷えると固まり、熱を加えると液状になる性質を持っています。 一方で、石油などから人工的に作る合成樹脂は、天然樹脂と似た特性を持ちながらも、天然樹脂より安価で扱いやすいことが特徴です。ハンドメイドで使用するレジン液は合成樹脂に該当し、紫外線や化学反応により固体化します。 レジン液の主な種類 レジンでハンドメイドアクセサリーを作るときには、レジン液を使用します。レジン液は、UVレジンとエポキシレジンの2種類が主流です。一般的にレジン液と言えば、UVレジンを指します。 ここでは、UVレジンとエポキシレジンの特徴、作品作りにおけるメリット・デメリットを解説します。 初心者も扱いやすい「UVレジン」 UVレジンは、「紫外線硬化樹脂」と呼ばれる液体です。UVレジン液の中には、紫外線を受けることで固体化を始める物質が含まれています。UVライトを当てると5分程度、太陽光の当たる室内であれば30分~1時間程度で樹脂が固まることが特徴です。 エポキシレジンと比較した場合、UVレジンには以下のメリット・デメリットがあります。 メリット 2種類の液体を混ぜ合わせる工程が不要で、硬化不良の失敗が少ない UVライトを使うと5分程度で固まるため、短時間で作品を制作できる 制作中に気泡が発生しにくい デメリット 紫外線が届く部分のみ固まるため、作品の厚みが制限される ライトの当たり方にムラが出るため、複雑な形の作品は制作が難しい 着色剤を使用すると、レジンが固まりにくい 厚い仕上がりとなる「エポキシレジン」 エポキシレジン(エポキシ樹脂)は、「主剤」と「硬化剤」の2種類を混ぜ合わせ、化学反応を起こすことにより固まる液体です。エポキシレジンが完全に固まるまでには、常温で1~2日を必要とします。 UVレジンと比較した場合、エポキシレジンのメリット・デメリットは下記のとおりです。 メリット 完成後の透明感が高く、手触りがよい 化学反応で固体化するため、複雑な形・厚みのある作品を制作できる UVレジンよりも値段が安い デメリット 2つの液体の分量を間違えると硬化不良を起こす 固体化するまでに時間がかかるため、短時間で多くの作品を制作することが難しい 制作中に気泡が発生しやすい 【初心者向け】レジンアクセ作りの道具 レジンアクセサリーを初めて作る人は、前述した2種類のレジンのうち、UVレジンの使用をおすすめします。UVレジンをおすすめする理由は、樹脂が固まるまでの時間が短く、レジン液も1つで完結する気軽さが初心者向きであるためです。 ここでは、UVレジンアクセサリー作りで最低限必要となる基本の道具・材料を5つ紹介します。> UVレジン液 UVレジン液は、ハードタイプ・ソフトタイプなど、パッケージに硬化後の質感が明記されています。ハードタイプ・ソフトタイプの特徴は下記のとおりです。 ハードタイプ 硬化後はガラスのようになめらかな質感で、クリアな仕上がりになる 液体の粘度が高く、注入時に液が垂れにくい ソフトタイプ ・硬化後も手で曲げられる 硬化後の素材を任意の形に切り、オリジナルのパーツを制作できる レジンアクセサリーを作るときは、ハードタイプのUVレジン液をおすすめします。メーカーごとにレジン液の性質は少しずつ異なるため、制作がうまくいかない場合は違うメーカーのレジン液を試してみるとよいでしょう。 UVライト UVライトは、天候や気温に左右されず、短時間で作品を制作するために必要な道具です。UVライトの種類は、出力別に6W・9W・36W、形はドーム型・ペン型などがあります。おすすめは、36Wのドーム型UVライトです。 36Wのドーム型UVライトは庫内が広く、ある程度の大きさ・厚みのある作品を制作できます。また、ドーム型は庫内で紫外線が反射するため、短時間で効率的にレジン液を硬化させることが可能です。UVライトを選ぶときは、ライトの取り外し・交換ができ、アフターフォローがしっかりしているメーカーの製品を選びましょう。 ミール皿もしくはシリコン型 ミール皿は、アクセサリーパーツの一種です。ミール皿にレジン液を流し込み、固めることでミール皿を器としたアクセサリーが出来上がります。ミール皿の代表的な形は、下記のとおりです。 ラウンド型(丸) オーバル型(楕円) スクエア型(四角) フレーム型(空枠) シリコン型では、レジン液を流し込んで固めることで、型通りのパーツが出来上がります。型から外したパーツに金具を付けることで、ピアス・ネックレス・ヘアゴム・キーホルダーなど、さまざまなアクセサリーを制作することが可能です。シリコン型は、UVライトが透過する透明なものを選びましょう。 封入パーツ 封入パーツとは、レジン液の中に閉じ込める素材のことを言います。封入パーツを変えることで、作品のバリエーションを自由に増やすことが可能です。代表的な封入パーツには、次のような種類があります。 ドライフラワー […]

2021.10.26
初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

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初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

レジンは、ガラスのような透明度が特徴のハンドメイド素材です。ハンドメイドに興味がある人の中には、レジンクラフトに挑戦したいものの、何から始めてよいか分からず躊躇している人もいるのではないでしょうか。 当記事では、初めてのレジン作りに必要な道具や、安価に道具を揃える方法、初心者におすすめのレジンアクセサリーのレシピを紹介します。レジン作品作りで失敗しないためのコツも解説するため、初めてのレジン作品作りを成功させたい人は、参考にしてください。 初めてのレジン作りに必要な道具 初めてのレジン作りで準備しておきたい道具は、下記のとおりです。必要性の高い道具から順に記載しています。 <必ず必要な道具> □UVレジン液 □レジン液を流し入れる土台(シリコンモールド・ミール皿など) □薄手のゴム手袋 □マスク <用意しておきたい道具> □つまようじ □ピンセット □封入パーツ(ラメ・ビーズ・ドライフラワーなど) □作りたいアクセサリーの金具 <あると便利な道具> □UVライト □シリコンマット □着色剤 □接着剤 アクセサリー用のレジン液は、UVレジンとエポキシレジンの2種類が有名です。初めて使用する場合は、手軽さが魅力のUVレジンをおすすめします。 UVレジンは、室内の日の当たる場所で30分~1時間程度で固まることが特徴です。天候に左右されず短時間でレジンを固めたい場合は、UVライト(UVランプ)を購入するとよいでしょう。 100均で揃えられるアイテム なるべく道具代を節約したい人は、100円均一ショップで道具を買う方法がおすすめです。 <100円均一ショップで揃えられる道具> □UVレジン液 □レジン液を流し入れる土台 □薄手のゴム手袋 □マスク □つまようじ □ピンセット □封入パーツ □作りたいアクセサリーの金具 □UVライト □シリコンマット □着色剤 □接着剤 UVレジン液は、速乾・ハードタイプがアクセサリー制作に最適です。アクセサリー制作では細かい作業を行うため、ゴム手袋は手にフィットする薄手の商品を選んでください。 レジン作りが初めての人は、まずは最低限必要な道具を揃えましょう。慣れた段階で道具の種類を増やしたり、質の高い材料に切り替えたりすることで、無駄な出費を抑えられます。 初めてでも作れる!レジンアクセサリーのレシピ レジンは、アイデア次第でさまざまなサイズ・デザインの作品制作が可能です。初めて挑戦するレジンアクセサリーは、できる限りシンプルなデザインで、工程の少ないレシピをおすすめします。 ここでは、簡単なレジンアクセサリーのレシピを2つ紹介するため、初めてレジンアクセサリーを作る際の参考にしてください。 フレームを使ったアクセサリーの作り方 フレームの大きさによって、キーホルダー・チャーム・ネックレスなど、好みのアクセサリーに加工できます。アクセサリーのフレームは、金具を取りつける穴(カン)があるものを選びましょう。 フレームを使ったアクセサリー作りに必要な道具と作り方は、以下のとおりです。 <必要な道具> □UVレジン液 □UVライト(もしくは太陽光) □フレーム(カンつき) □封入パーツ □アクセサリー用の金具 □ピンセット □つまようじ □シリコンマット(フレームの土台として使用) <作り方> (1) […]

2021.10.26
【縫い方の一覧】手縫いの基本的な縫い方9選!

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【縫い方の一覧】手縫いの基本的な縫い方9選!

手縫いは、ひと針ひと針を丁寧に縫い進めることで、ぬくもりを感じるハンドメイド作品に仕上げられる点が大きな魅力です。また、手縫いの基本を習得すると、ミシンを出し入れする手間をかけず、ハンドメイド作品の製作に取り組めます。 この記事では、手縫いの基本的な縫い方を解説します。「バザーに出す商品や子ども用のスクールグッズを製作したい」「手縫いの基礎知識を習得し、自信を持って裁縫に取り組みたい」という人は、ぜひ参考にしてください。 縫い方の種類は覚えるべき? 裁縫の腕を上げたいのなら、さまざまな種類の縫い方を覚えることをおすすめします。手縫いの縫い方には非常に多くのバリエーションが存在し、用途によって適切な縫い方が異なるためです。また、さまざまな種類の縫い方を覚えることには、下記のようなメリットも期待されます。 裁縫をスムーズに進められる 生地の種類や希望とする仕上がりに応じ、適切な縫い方を選択できる なお、行う作業の種類によってはミシン縫いが推奨されることもあるため、注意しましょう。たとえば、厚手の生地を扱う作業は、ミシン縫いのほうがスムーズです。さまざまな種類の縫い方を覚えるとともに、ミシン縫いとの役割分担を意識することが、裁縫の腕を上げるためのポイントと言えるでしょう。 縫い方以外に裁縫初心者が知っておきたい情報は、下記の記事にまとめています。 【基本】手縫いの縫い方一覧 裁縫では、基本とされる縫い方をひと通り覚えた上で、適切に使い分けることが大切です。ここからは、手縫いにおいて基本とされる9種類の縫い方を一覧形式で紹介します。さまざまな縫い方を習得し、自分自身のアイデアをハンドメイド作品の製作に活かしましょう。 玉止め 玉止めとは、手縫いの最後に糸を固定することです。玉止めは、手縫いの終了位置に針を当て、糸を2〜3回巻いた後に針を引き抜き、結び玉を作成します。玉止めでは、糸を巻く回数を増やすことで、大きな結び玉を作成することが可能です。結び玉の作成後は0.2cm〜0.3cm程度の糸を残し、糸切りはさみで切りましょう。 玉止めのコツは、糸を巻いた後の針と生地を親指の爪で十分に固定することです。玉止めが完成するまで親指の力を緩めることなく、生地と極力近い位置に結び目を作成しましょう。 玉止めの手順について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。 玉結び 玉結びとは、手縫いの最初に作成する結び目です。玉結びには、糸が生地から抜けることを回避する役目があります。玉結びの作り方は大きく分けて、指のみで作成する方法・針で作成する方法の2種類です。 指のみで作成する場合は人差し指の先に糸を巻き、人差し指と親指で糸を押さえた状態から人差し指を引き抜くことで、玉結びを作成します。糸を巻く人差し指は、右手・左手のどちらでも構いません。針で作成する場合は針に糸を2〜3回巻き、巻いた部分を指で押さえて固定し、針を引き抜くことによって玉結びを作成します。 玉結びの手順について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。 なみ縫い なみ縫いとは、生地の表面・裏面と交互に針を通し、3〜4mm間隔の縫い目を作成する縫い方です。なみ縫いは手縫いの基本に該当する縫い方で、2枚の生地を縫い合わせるときなど、さまざまなシーンで活用されます。また、以下のような場面においてもおすすめの縫い方です。 ミシン縫い前のしつけ パッチワーク しつけとは、「ミシン掛け前に生地を固定する」「裾上げするときの折り代を押さえる」などの目的で一時的に縫うことです。しつけでなみ縫いする際の縫い目は、0.5cm〜1.5cm間隔で作成します。 なみ縫いの手順について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。 ぐし縫い ぐし縫いとは、なみ縫い同様に表面・裏面と交互に針を通す縫い方です。ただし、ぐし縫いとなみ縫いでは、縫い目の細かさが異なります。ぐし縫いは、なみ縫いよりも細かい、2mm程度の縫い目を作成することが一般的です。 ぐし縫いは、スカート・ブラウスなどのギャザーを作成する際に主に使用します。ギャザーを作成する際には2本のぐし縫いを行い、左右から絞ると、美しく仕上げることが可能です。なお、ぐし縫いは手縫い特有の縫い方に該当します。ミシン縫いでは、細かい縫い目の直線縫いも「なみ縫い」と呼ぶことが通常です。 半返し縫い 半返し縫いとは、「ひと針進む」「半針返す」を繰り返す縫い方です。半返し縫いでは、表面・裏面が異なる縫い目に仕上がります。表面の縫い目は空間のない直線形、裏面の縫い目は等間隔の空間を伴う点線形です。 半返し縫いは、主に下記のような場面において使用します。 ニット生地を縫うとき ぬいぐるみを製作するとき やや厚手の生地を縫うとき なみ縫い・ぐし縫いと比較して強度が高いことが、半返し縫いの特徴です。また、半返し縫いは一定の伸縮性を持つ縫い方であるため、ニット生地を縫う際にも採用されます。 本返し縫い 本返し縫いとは、「ひと針進む」「ひと針返す」を繰り返す縫い方です。本返し縫いは非常に丈夫な縫い方であるため、厚手の生地を縫う際に活用します。また、下記のような場面においても本返し縫いが適しています。 バッグやズボンを製作するとき ファスナーやマジックテープを縫うとき マスクなど、毎日洗濯するアイテムを製作するとき 本返し縫いの縫い目は、ミシン縫いを行ったときのように仕上がります。そのため、本返し縫いは「ミシン縫いは避けたいが、縫い目を丈夫に仕上げたい」というときに重宝される縫い方です。 まつり縫い まつり縫いとは、縫い目が目立たないように縫う縫い方です。まつり縫いには複数の種類が存在し、それぞれ用途が異なります。 概要 主な用途 縦まつり 縫い目を縦方向に作成する方法 フェルトアップリケ付け 体操服のゼッケン付け 渡しまつり 生地の折り山同士を合わせ、コの字を描くように縫う方法 高級スーツのラベル付け 流しまつり 縫い目を斜めに作成する一般的なまつり縫い ズボンの裾上げ 奥まつり […]

2021.10.26
初心者向け!毛糸の種類と特徴を素材・紡績・太さ・形状別に解説!

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初心者向け!毛糸の種類と特徴を素材・紡績・太さ・形状別に解説!

色とりどりの毛糸が並べられている手芸屋さんの棚は、見る人の目を楽しませてくれます。しかし、いざ編み物用の糸を選ぼうとするとどれを選べばよいのかが分からなくなり、すごすごと引き返した経験がある人もいるのではないでしょうか。 作品を納得のいく仕上がりにするためには、毛糸の種類と特徴をひととおり押さえた上で適切な毛糸を選ぶことが大切です。 今回は、素材・紡績・太さ・形状といった4つの観点から主な毛糸の種類を紹介します。毛糸の種類と特徴を知り、用途に合った毛糸を選びたい人は、ぜひ参考にしてください。 素材における毛糸の種類7つ 毛糸を選ぶ際、まず注目したいものが素材です。選ぶ素材によって、作品の肌触りや機能性が大きく変わります。毛糸の主な素材は、下記の7つです。 種類 特徴 ウール ウールは動物性の天然繊維で、一般的には羊毛を原料とするメリノウールを指します。「繊維の王様」と呼ばれるほど、最もポピュラーな素材です。ふんわりとしていて保温性が高く、吸湿性・放湿性に優れています。 獣毛 獣毛は、動物性の天然繊維です。主な獣毛としては、以下の4つが挙げられます。 カシミヤ:カシミヤ山羊の毛を原料とする高級素材です。「繊維の宝石」と呼ばれています。毛質がきめ細やかで、肌触りもなめらかです。 モヘヤ:アンゴラ山羊の毛を原料とする高級素材です。子どもの毛は細くて柔らかく、大人の毛は太くて硬いという違いがあるものの、いずれも上品な光沢感があります。 アンゴラ:アンゴラうさぎの毛を原料とする高級素材です。毛が細いために軽く、なめらかな肌触りがします。染色性に優れている点も、注目ポイントです。 アルパカ:アルパカの毛を原料とする高級素材です。毛先が丸みを帯びており、弾力があります。軽くて保温性が高く、耐久性にも優れています。 アクリル アクリルは、ウールによく似た化学繊維です。ふっくらとしていて軽く、保温性が高い点が魅力です。ほかの素材と混合しやすい点や、発色がよい点も、大きな特徴と言えます。汚れを吸着する性質も備えているため、エコたわしの材料にピッタリです。 ポリエステル ポリエステルは、綿をはじめとする植物性の天然繊維に似せて作られた化学繊維です。熱や摩擦に強く、耐久性に優れています。速乾性に優れている点も、特筆に値するでしょう。 綿(コットン) 綿(コットン)は、綿花を原料とする植物性の天然繊維です。吸水性が高く、肌にやさしいため、肌が敏感な人に贈るセーターやマフラーの材料として活用するとよいでしょう。熱に強く丈夫である点も、綿の大きな長所です。 麻(リネン) 麻(リネン)は、フラックスという亜麻科の植物を原料とする植物性の天然繊維です。耐久性が高く、水に濡れると強度が増します。通気性・速乾性に優れており、さらりとした肌触りであるため、春夏用のアイテム作りにうってつけです。 絹(シルク) 絹(シルク)は、蚕の繭から取れる生糸を原料とする動物性の天然繊維です。通気性・保温性に優れている上に、つややかで美しい光沢ときめ細やかでなめらかな肌触りを兼ね備えています。 棒針編みをする場合には、伸縮性があるウール・獣毛・アクリル・ポリエステルの毛糸を選ぶとよいでしょう。一方、伸縮性がない綿・麻・絹の毛糸は、かぎ針編みにおすすめです。 紡績における毛糸の種類2つ 編み物の質感にもこだわりたい人は、紡績の種類もチェックしましょう。毛糸は紡績の方法によって下記の2種類に分類できます。 種類 特徴 紡毛糸(ぼうもうし) 紡毛糸は、短い繊維を撚り合わせて作る糸です。繊維の太さも方向もバラバラであるために空気が多く含まれ、毛羽立っていて膨らみがある柔らかな仕上がりとなっています。 梳毛糸(そもうし) 梳毛糸は、長い繊維を撚り合わせて作る糸です。繊維の太さと方向が一定であるため、毛羽がなくなめらかな仕上がりとなっています。 紡毛糸のメリットは、保温性に優れ、毛玉ができても目立たないことです。一方、梳毛糸には、質感がシャープで、毛玉ができにくいというメリットがあります。なお、梳毛糸は紡績工程が多い分、紡毛糸より高価です。 太さにおける毛糸の種類6つ 編み糸を選ぶ際には、太さを確認することも大切です。毛糸の太さは作品の厚みや風合いに影響を及ぼします。主な毛糸の太さは、下記の6種類です。 種類 特徴 極細 (ごくぼそ) 極細は、8番手以上、太さ1mm以下の毛糸です。中でも、13番手以上、太さ0.8mm以下のものは超極細(ちょうごくぼそ)と呼ばれることがあります。 中細 (ちゅうぼそ) 中細は、3.5~5番手、太さ1~1.6mmほどの毛糸です。4.8~8番手、太さ1~1.2mmほどの毛糸は合細(あいぼそ)と呼ばれることがあります。 合太 (あいぶと) 合太は、2.5~4番手、太さ1.8~2mmほどの毛糸です。 並太 (なみぶと) 並太は、1.5~2.9番手、太さ2~3mmほどの毛糸です。1.5~2番手、太さ2.5~3mmほどの毛糸は太(ふと)と呼ばれることがあります。 極太 (ごくぶと) 極太は、1~1.9番手、太さ3~5mmほどの毛糸です。1~1.2番手、太さ4~5mmほどの毛糸は極々太(ごくごくぶと)と呼ばれることがあります。 超極太 […]

2021.10.20
【初心者向け】裁縫の基本|必要な裁縫道具・縫い方を丁寧に解説

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【初心者向け】裁縫の基本|必要な裁縫道具・縫い方を丁寧に解説

裁縫に挑戦するにあたって「どのような裁縫道具を揃えればよいのか」「縫い方の基本がわからない」と悩む人は多いでしょう。スムーズに裁縫を始めるためにも、まずは裁縫の基本を押さえることがおすすめです。 当記事では、初心者が用意すべき道具類や道具選びのポイント、初心者が知っておきたい基本的な縫い方を解説します。ボタン・裾の縫い方も説明するため、裁縫を始める前に押さえておくべき点を知りたい人は参考にしてください。 【一覧表】初心者が用意すべき裁縫道具 まずは、初心者が裁縫をする場合に用意すべき裁縫道具を紹介します。手芸店などで購入する際の参考としてください。 針 針は大きく分けて「縫い針」と「まち針」の2種類がある。縫い針には長針と短針があり、太さも1号から12号まであるため、自分の持ちやすい長さ、縫いやすい太さのものを選ぶことがポイント。 糸 糸には「手縫い糸」と「ミシン糸」の2種類があり、手縫いの際は手縫い専用の手縫い糸を準備する。糸の太さは細口から太口までさまざまな種類があるため、布地の厚さなど用途に合わせて選ぶ。 はさみ 糸を切る場合は「糸切りばさみ」、布を切る場合は「裁ちばさみ」を準備する。小さな布地を切る場合や細かい作業をしたい場合は、小ぶりの裁ちばさみを用意する。 ピンクッション(針山) ピンクッションは手縫い針やまち針を刺しておくクッションで、「布タイプ」と「マグネットタイプ」の2種類がある。中材には種類があり、オイルが染み込んでいるものがおすすめ。 リッパー リッパーは、糸を切ったり縫い目をほどいたりするときに使用する。玉付きリッパーを選ぶことで、布に傷を付けることなく糸をほどくことが可能。 チャコペン チャコペンは、布を切る位置や縫う場所などのガイドを書き込む際に使う道具。フェルトペンタイプ・鉛筆タイプ・シャーペンタイプ・チョークタイプ・パウダータイプがあり、用途によって適切なペンは異なる。 上記の針・糸・はさみは必須アイテムで、ピンクッション・リッパーなどはあると便利です。針穴に糸を通す作業が苦手な場合は糸通しも準備しましょう。 初心者必見!裁縫の基本的な縫い方 初心者が裁縫を始めるにあたり、縫った糸が布から外れないようにする処理の仕方や、基本的な縫い方などを押さえておくことが大切です。 ここでは、玉結び・玉止め・なみ縫い・返し縫いの4つの縫い方を解説します。いずれも基礎的な部分であるため、4つの縫い方をマスターすれば裁縫がスムーズに進み、縫い上がりも美しくなります。 初心者のうちは最初から本番の裁縫に取り掛かるのではなく、余った布などで練習して、基本的な縫い方をマスターするとよいでしょう。 玉結び 玉結びとは、縫い始める前に糸の端に玉状の結び目を作ることです。糸の端に玉結びを作ることで、縫った糸が布から外れてしまうことを防ぎます。 <玉結びの手順> (1) 玉結びを作りたい糸の端を人差し指の先に1周半程度巻き付ける (2) 親指と人差し指で巻き付いた糸が2重になっている部分をはさむ (3) 親指と人差し指をすり合わせるようにして、数回、糸をより合わせる (4) 糸をより合わせた場所を押さえながら人差し指を抜き、糸の端を引く 玉結びの結び玉が小さい場合は、上記の手順を1回から2回繰り返して適切な大きさにしましょう。 なお、玉結びを失敗してしまった場合は、ほどけそうなら結び目をほどきます。ほどくことが難しい場合は、糸切りばさみで結び目を切ってやり直してください。玉結びの成功のコツは、(4)で糸を引く際により合わせた場所を確実に押さえることです。 玉止め 玉止めとは、縫い終わったあとに糸の端に結び目を作ることです。糸が布地から抜けないように、玉状の結び目を目立たない場所に作りましょう。玉止めをする際に、縫い目側の糸を引っ張ってしまうと、縫い目がよれてしまうため注意が必要です。 <玉止めの手順> (1) 縫い終わりの糸の出口に針を置き、針に糸を2回程度巻き付ける (2) 針に巻き付けた糸の部分を、針を持っていない手の親指で押さえる (3) 針を引き抜いて結び目を作る (4) 結び目がほどけないようしっかりと糸を引いたあと、3mm程度残して余分な糸を切る 玉止めの玉状の結び目を大きくしたい場合は、(1)で針に糸を巻く回数を増やすとよいでしょう。上手に玉止めをするためのコツは、(2)で親指で押さえるときにしっかりと押さえておくことです。 なみ縫い なみ縫いとは、もっとも基本的な縫い方で、縫った布地の表面・裏面ともに均一な長さの点線状の縫い目が表れる縫い方です。直線・曲線どちらも縫うことができ、2枚の布地を縫い合わる際や仮縫いなどで使われ、巾着のような小物作りもできます。 <なみ縫いの手順> (1) 玉結びをして布地の裏面に針を刺し、表面に出てきた針を3~4mm先に刺す (2) また、裏面に出てきた針を3~4mm先に刺す (3) (1)~(2)を縫い終わりの場所まで交互に繰り返す […]

2021.09.24
ハンドメイド作品の販売方法は5つ!メリット・デメリットを比較

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ハンドメイド作品の販売方法は5つ!メリット・デメリットを比較

アクセサリーやバッグなどのハンドメイド作品を作っている人の中には、「ハンドメイド作品を販売したいけど、どのような方法があるのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。 ハンドメイド作品の販売方法には、ネットショップ、フリマアプリ、イベント出展などさまざまな方法があります。当記事では、ハンドメイド作品の販売方法とメリット・デメリットについて詳しく説明するため、自分に合った販売方法を選ぶ際の参考としてください。 【ハンドメイド】5種類の販売方法 ハンドメイド作品を販売する方法としては、ハンドメイドマーケット、ネットショップ、フリマアプリ、イベント出展、委託販売の5つがあります。 効果的に販売するためには、それぞれの販売方法のメリット・デメリットを把握することが大切です。以下では、各販売方法のメリット・デメリットを紹介します。 ハンドメイドマーケット ハンドメイドマーケット ハンドメイドマーケットとは、ハンドメイド作品を専門に販売するサイトのことです。Webサイト上で、作り手とユーザーが取引をし、販売サイトが決済代行をします。例えば「minne」や「Creema」や「iichi」といったサイトが有名です。 <メリット> 登録・出品に費用はかからない 多くの閲覧者に見てもらえる 売上金は、販売サイトが回収する さまざまな決済方法に対応できる ハンドメイドマーケットのメリットは、登録・出品にお金がかからないことです。写真と紹介文をサイトに掲載するだけで気軽に始められます。また、掲載サイトには多数のサイト訪問者がいるため、多くの人に作品を見てもらうことが可能です。 売上は、販売サイトがユーザーから回収するため、代金が未払いとなる危険性もありません。カード決済やコンビニ支払いといった多様な決済方法に対応することも可能です。 <デメリット> 販売手数料や振込手数料がかかる 出品者が多いため、目立たない 注文の受付、発送、問い合わせ対応は自身で行う ハンドメイドマーケットのデメリットは、販売の都度、販売手数料を販売サイトに支払わなければならないことです。また、売上金を銀行口座で受け取る際の振込手数料も、販売者の負担となります。 また、競合する出品者が多いため、出品しても目立ちにくい点が挙げられます。また、注文の受付や発送、問い合わせ対応といった作業も自分で行わなければなりません。 ネットショップ ネットショップは、インターネット上に自分専用の販売サイトを作り、販売する方法です。ハンドメイドマーケットと異なり、自分でサイトを運営するため、販売手数料を支払う必要はありません。 「BASE」「STORES」といったネットショップ作成サービスを活用することで簡単に作ることも可能です。 <メリット> 出品費用・販売手数料がかからない 好みにあったデザインのページにすることができる ネットショップのメリットは、出品費用がかからないうえに販売手数料もかからないことです。販売手数料がかからない分、収入を確保しやすくなります。また、ネットショップのデザインを自分の好きなテイストで作りこむことが可能です。 <デメリット> 集客が難しい 注文の受付、発送、問い合わせ対応は自身で行う必要がある ネットショップのデメリットは、ショップ開設後、自力で集客を行わなければならないことです。ショップで購入してもらうために、自力でサイト情報を拡散するなどして認知度や集客力をあげる必要があります。 また、注文の受付や、発送作業、問い合わせも全て自分で行わなければなりません。 フリマアプリ フリマアプリとは、アプリを使って個人間で売りたい商品を売買する方法です。手作り作品も多く扱われており、ハンドメイドマーケットと同じく商品の画像と説明文を用意するだけで気軽に始めることができます。 代表的なアプリとしては「メルカリ」「ラクマ」「PayPayフリマ」などが有名です。 <メリット> 年代・性別問わず利用者数が多い アプリの運営会社が決済を代行してくれる 出品しやすく購入しやすい仕組みや機能が整っている フリマアプリのメリットとしては、利用者が多いことが挙げられます。普段ハンドメイド作品に関心のない人など、幅広い購入者層の目に触れることも可能です。 運営会社が決済代行サービスを行うため、個人間の金銭のやり取りがなく、安心して取引をすることができます。 また、匿名で配送できるなどユーザーフレンドリーな仕組みや機能が多く、気軽に利用できることもメリットの一つです。 <デメリット> 値引きの依頼をされることがある 注文の受付、発送、問い合わせ対応は自身で行う フリマアプリのデメリットは、フリマアプリでは値引き依頼を受ける可能性があることです。価格設定通りに販売できないことが少なくありません。また、注文の受付や、発送、問い合わせ対応は自身で行います。 フリマアプリの注意点は、購入者が商品を受け取り、商品を評価してようやく取引成立となる点です。発送の不備で商品評価が下がることがないよう発送も丁寧に行いましょう。 イベント出展 イベント出展 イベント出展とは、ハンドメイド作家の集まる販売イベントなどに出展することです。ユーザーと直接対面で販売を行います。 「minne」や「Creema」といったハンドメイドマーケットが主宰で行うイベントも少なくありません。 <メリット> ユーザーに直接作品を見てもらえる ユーザーの反応をダイレクトに見ることができる […]

2021.09.15
まつり縫いとは?手縫い・ミシン縫いのやり方を丁寧に解説

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まつり縫いとは?手縫い・ミシン縫いのやり方を丁寧に解説

まつり縫いは、表の縫い目が目立たないように縫う方法であり、「裁縫の基本」とも言える縫い方です。基本的には手縫いで行うことも多いものの、専用の道具を使用することでミシンでも簡単にまつり縫いを行うことができます。 また、まつり縫いとひとくちに言っても、あらゆる種類・手法が存在します。生地の素材や厚さなどによって適切なまつり縫いの種類が異なるため、しっかり覚えておきましょう。 今回は、まつり縫いの基礎知識として、概要や種類から各種類のやり方とポイント、さらにミシンでまつり縫いをする方法まで詳しく解説します。洋服を繕いたい方や趣味や副業でハンドメイドを始めた方は、ぜひ参考にしてください。 まつり縫いとは?どんな種類がある? まつり縫いとは、生地の表側に縫い目を目立たせないように縫い留める手法です。主にスカートやズボンの裾上げ・裾直しをするときや、ワッペンを縫い付けるときに使用される縫い方で、手縫いで簡単に行えるという魅力も持っています。 まつり縫いの中でも、下記のようにあらゆる縫い方が存在しており、用途に合わせて適切な縫い方を選ぶことが可能です。 ななめまつり 奥まつり たてまつり コの字まつり 千鳥がけ ここからは、各種類の特徴や適切なシーンとやり方・コツを詳しく解説します。 まつり縫い(1)ななめまつりのやり方 ななめまつり縫いは、その名の通りななめに縫いつける方法で、スカートやズボンの裾上げによく用いられるやり方です。まつり縫いの中でも最も基本的な縫い方で、「流しまつり縫い」とも言われます。 ななめまつり縫いの具体的な手順は、下記の通りです。なお、ななめまつり縫いに限らず縫い始めは必ず玉結びをしてください。 (1) 生地を三つ折りにして、折り山の端から表側に針を出す (2) 布の表面を小さめにすくう(すくった部分が表側に出る) (3) 少し進んだ縫いしろの裏から再度折り山の表側に針を出す (4) (2)と(3)を繰り返し、玉止めをして完成 ななめまつり縫いの縫い目幅は、アイテムによって調節が必要となります。小さめのアイテムであれば1センチ未満、スカートやズボンの裾上げであれば1センチ以上2センチ未満で問題ありません。 まつり縫い(2)奥まつりのやり方 奥まつり縫いとは、布と布の間に糸が隠れるようなやり方です。表側だけでなく裏側の縫い目も目立たずほつれにくいことが特徴で、ななめまつり縫いと同様にスカートやズボンの裾上げによく行われます。 奥まつり縫いの具体的な手順は、下記の通りです。 (1) 布を折り返し、縫いしろの裏側から針を出す (2) 5ミリほど進んだ布の表面を小さめにすくう (3) 折り山の表側から針を出す(すくった布の表面くらいの小ささ) (4) (2)と(3)を繰り返し、玉止めをしたあと折り返しを元に戻して完成 奥まつり縫いをきれいに行うためには、最初の準備が重要です。事前に折り目をしっかりと付けて、布がズレないようにまち針を刺すなどしましょう。また、糸を引っ張るときに力が入っているとシワとなりやすいため、程よい力加減で糸を引くこともポイントです。 まつり縫い(3)たてまつりのやり方 たてまつり縫いとは、表側に縦方向の縫い目が目立つようなやり方です。ワッペン・名刺などのアップリケやパイピングに適した縫い方で、あえて糸の色を変えることでデザインのアクセントにもなります。 たてまつり縫いの具体的な手順は、下記の通りです。 (1) ワッペンなど貼り付けたいアイテムの生地裏側から針を出す (2) アイテムを貼り付けられる生地に、表側から垂直に針を刺す (3) 1ミリ程度進んで、裏側から再度針を出す (4) (2)と(3)を繰り返し、裏側もしくはワッペンの中で玉止めをして完成 たてまつり縫いの場合、表側は垂直にまっすぐ糸が渡りますが、裏側はななめに糸が渡るような形です。縫い目の始まりがバラバラだと統一感が出ずやや汚く見えてしまうため、均等に縫うことがポイントと言えます。 まつり縫い(4)コの字まつりのやり方 コの字まつり縫いとは、その名の通り折り山部分に「コの字」で糸を通していくやり方です。表側・裏側の縫い目が目立たないため、返し口を閉じるときや破れた・穴があいた洋服を修復させるときにコの字まつり縫いがよく行われます。 下記では、返し口を閉じるときのコの字まつり縫いの具体的な手順を紹介します。 (1) 返し口の少し手前の縫い目裏側から、表側に針を出す (2) 手前側の折り山を、直角に3ミリ程度すくって針を通す […]

2021.09.15
【初心者向け】編み物の基本|糸の種類・編み方を丁寧に解説

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【初心者向け】編み物の基本|糸の種類・編み方を丁寧に解説

編み物に挑戦しようとした際に、必要な道具や編み方の基本がわからず悩む人は多いでしょう。初心者がスムーズに編み物を始めるためには、編む道具や材料の選び方、編み方の基本などを知っておく必要があります。 当記事では、編み物に欠かせない糸の種類や選び方、初心者が覚えておきたい基礎的な編み方をわかりやすく解説します。編み物を始めるにあたり、どうすればよいのかわからない人にもおすすめの内容のため、参考にしてください。 編み物で使う糸の種類 編み物で使う糸は、原料が、動物由来のもの・植物由来のもの・人工的なものの3種類があり、代表的な糸としては次の7種類が挙げられます。 ウール 羊の毛 吸湿性に優れており、夏涼しく冬暖かい 型崩れや色落ちしにくい カシミヤ カシミヤヤギの毛 ふんわり柔らかな肌触りと上品な光沢が特徴 保温力があり型崩れしにくい モヘヤ アンゴラヤギの毛 毛足が長く光沢があり、ふんわりとした肌触り 通気性がよい シルク 蚕の繭から作られた絹 高級感のある光沢となめらかな肌触りが人気 保湿性・吸湿性・通気性に優れる コットン 植物の綿花からとれる繊維が原料 清涼感があり、肌触りがよい リネン 植物の麻が原料 吸湿性が高く、すぐ乾く爽やかさが特徴 アクリル ウールに似た風合いを持つ化学繊維 発色がよくウールよりも安価 糸は上記のように原料に加え、太さも極細から超極太まで多くの種類があります。また、形状もラメが織り込まれたものや、複数の色を組み合わせたもの、毛足の長いモール糸など多種多様です。 編み物初心者の糸の選び方 素材や太さなどのバリエーションが豊富な糸のなかで初心者が選ぶとよい編み糸を、色・素材・太さの3つのポイントから紹介します。 ・明るい色を選ぶ 編み物に慣れるまでは編み目を見ることが難しいため、初心者は、編み目が見やすいパステルカラーや暖色系などの明るい色の糸を使うと安心です。 ・毛足の長くない素材を選ぶ 毛足が長い糸は編む過程で毛足が絡まる関係で、編み間違ってもほどくことが難しいため、初心者のうちは避けたほうが無難でしょう。 ・太めの糸を選ぶ 細めの糸は編み上がるまでに長時間かかります。慣れるまで、編み上がりまで時間のかからない太めの糸がおすすめです。 初心者必読!基本の編み方 編み物をするうえで、覚える必要がある編み方にも多くの種類があります。そのなかでも基本の編み方が、かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みの3種類です。編み方が違うと使う編み針も変わるため注意しましょう。 かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みは比較的簡単で、さまざまな作品を作ることが可能な編み方のため、ぜひ挑戦してください。なお、初めから作品を作るのではなく、余った糸で少し練習をした後で作品に着手するとスムーズでしょう。 かぎ針編み かぎ針編みとは、棒の先端にかぎのように曲がったフックがついたかぎ針1本を使って編む方法です。かぎ針は長さが12cm程度と比較的短めのため、扱いやすく手編み初心者に向いています。 ここでは、かぎ針編みの基本であるくさり編みを紹介します。くさり編みは編み目がくさり状に連なる編み方です。例えば、花などをモチーフとしたブローチのようなファッション小物作りは、くさり編みだけでもできます。 <必要な道具> かぎ針 とじ針 糸切りばさみ 糸 <かぎ針編みの手順> (1) 利き手とは反対の手を開いた状態で人差し指と小指だけ前に出し、人差し指側に糸の端、小指側に毛糸玉がくるように糸をかける。 (2) 糸の端を引き出し、親指と中指で押さえながら、かぎ針に糸を1周巻きつける。 (3) […]

2021.09.15