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カテゴリー【ハンドメイド】の記事一覧

BASEでハンドメイド作品は売れる?特徴とメリット・デメリット

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BASEでハンドメイド作品は売れる?特徴とメリット・デメリット

ハンドメイド商品を売る手段の1つに、BASEを利用してネットショップを立ち上げる方法があります。ハンドメイド作家の中には、BASEがどのようなサイトなのかよく分からず、利用をためらっている人もいるでしょう。BASEの利用には向いている人と向いていない人がいるため、特徴を知っておくことが大切です。 そこで今回は、BASEの概要や特徴、利用するメリット・デメリット、BASEで販売する流れなどについて詳しく解説します。 BASEとは?概要と特徴を紹介! BASE(ベイス)は、BASE株式会社が提供しているネットショップ作成サービスです。ネットショップの開設は専門知識がないと難しいイメージがありますが、BASEを利用すれば誰でも簡単にできます。実際、BASEを利用したショップの開設数は170万件を突破する勢いです(2022年3月時点)。 出典:BASE「ネットショップを無料でかんたんに。」 すでに基本のショップシステムが整っているため、独自に構築する必要がなく、専門知識は要りません。おしゃれなデザインテーマが豊富なため、理想のイメージに近いショップが作れます。サイト作成経験や知識がある人なら、より自在にカスタマイズすることも可能です。 ショップの立ち上げにかかる費用や月額料金がかからない点も、大きな魅力といえます。あまり売上がなかった月でも、「月額料金の支払いがあって辛い」といったことがありません。売れたときはBASEに手数料を支払う必要がありますが、売れるまでは費用がかからないため、気軽に挑戦できます。 ネット販売経験のない初心者向けのサポートも手厚く、ショップ運営で困ったときはチャットで相談することも可能です。 BASEとminneの違い ハンドメイド作品を販売する際によく使われるマーケットサイトに、minne(ミンネ)があります。minneは、約79.5万の作家やブランドが集まり、1,410万点以上の作品が並ぶハンドメイド販売サービスです(2021年9月末時点)。 出典:minne「販売者登録マニュアル」 minneに登録すると自分だけのショップページが作成でき、ハンドメイド作品を出品するだけですぐに販売できます。 BASEとminneの主な違いは、次の通りです。 BASE minne サイトの種類 ネットショップ作成サービス ハンドメイド専用マーケットサイト 初期費用 無料 無料 月額費用 無料 無料 販売手数料 かんたん決済手数料:3.6%+40% サービス利用料:3% 10.56% 振込手数料 振込手数料:一律250円 事務手数料:2万円未満で500円/2万円以上で0円 一律220円 売上金振込日 振込申請後10営業日以内に振込 月末締めの翌月末払い ハンドメイド作家がBASEを利用するメリット・デメリット ネットショップサービスは非常にたくさんあり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。利用を開始してから「合わなかった」「失敗したかも」などと思うことは避けたいものです。 自分のハンドメイド作品や売り方などに合うサイトを見つけるためには、サービスの特徴やメリット・デメリットを知り、比較・検討することが欠かせません。 メリット1:機能や決済方法が充実している BASEは「BASE Apps」という拡張機能を提供しています。70種類以上もの機能があり、ほとんどが無料で利用可能です。 拡張機能を取り入れれば、たとえば送料の詳細設定や納品書のダウンロード、売上データの管理などができるようになり、店舗運営が便利になります。セール価格を設定したりクーポンを発行したりできるほか、Instagram連携やメルマガ配信もでき、幅広いマーケテイングが可能です。 7種類もの支払方法に対応している、BASEオリジナルの決済サービス「BASEかんたん決済」が開設後すぐに使えるのも魅力的なポイントです。 メリット2:初心者でも使いやすい BASEのシステムは、Webに関する知識やサイト制作の経験がほとんどない初心者でも使いやすいように工夫されています。必要な設定方法のほとんどが分かりやすく、直感的な操作が可能です。サイトデザインや商品の登録も、必要な情報を入力して画像をアップするだけでよく、難しい作業はありません。 また、分からないことがあれば、BASEの運営にメールやチャットで相談できます。丁寧なフォローで疑問が解消できるため、専門知識のない初心者でも安心です。 デメリット1:売上が増えるほど手数料が高くなる BASEは導入費用や月額費用がない代わりに、1回の注文に決済手数料(金額×3.6%+40円)とサービス利用料(金額×3%)がかかるシステムです。 たとえば、注文金額3,000円で送料に500円かかる場合、決済手数料166円、サービス利用料105円の合計271円を支払わなければなりません。1件ならそれほど負担ではない金額でも、仮に同じ注文が10件入ると支払う手数料は2,710円になります。 気軽に始められるものの、売上が上がると手数料の負担が大きくなる点はBASEのデメリットです。 デメリット2:集客力が弱い BASEはネットショップ業界ではよく知られているものの、大手ECサイトと比べると一般的な知名度は高くないため、集客力は弱めです。BASEで開店しただけでは、人がどんどん集まるような状況になるのは難しいでしょう。 Instagramとの連携やブログの作成など、拡張機能をうまく使って認知度を高めたり、人気ショップの集客方法を研究したりなど、集客率を高める工夫が必要です。 BASEでハンドメイド作品を販売するときの流れ! 「BASEで開業しても売れない」という声を聞くこともあるでしょう。実際、作品があまり売れず困っているショップもあります。一方で、順調に売上を上げているショップがあることも事実です。売上に違いが生まれる理由として、集客力の差が挙げられます。 […]

2022.04.13
ハンドメイド活動で売上管理はなぜ重要?売上管理の方法やポイントも

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ハンドメイド活動で売上管理はなぜ重要?売上管理の方法やポイントも

ハンドメイド活動を継続的に行う上で、売上管理は非常に大切です。しかし、売上管理と聞くと難しく感じたり、「確定申告も必要なのかな?」と不安に思ったりする方もいるでしょう。 当記事では、売上管理の重要性・やり方・スムーズに売上管理をするポイントを解説します。売上管理に苦手意識を持つ方も、自分に合った方法を見つければ難しくありません。ハンドメイド作家さんやハンドメイド活動を始めたばかりの方は、ぜひ参考にしてください。 ハンドメイド作家が売上管理をすべき理由 ハンドメイド作家さんが売上管理をすべき理由は次の2つです。 ・確定申告に必要である ハンドメイド活動のみで生計を立てている場合、1年間で48万円以上の所得があると確定申告が必要になります。また、本業が別にあり副業でハンドメイド活動をしている場合、1年間で20万円以上の所得があると確定申告が必要です。 そのため、現在は売上が少なくても確定申告を見据えて、現状の売上を把握しておくとよいでしょう。 ・売上と利益率の改善につながる 売上管理をすると、売上や利益率の改善にもつながります。材料費以外の配送料や販売手数料などの諸経費を考えずに商品の値段を設定すると、赤字になり、一向に利益が得られない状態が続くでしょう。 売上と利益がいくらあるのか記録をつけると、現状のお金の流れが分かりやすくなり、赤字を防ぐことができます。売上管理をして売上げアップと利益率の改善につなげましょう。 上記のような理由以外にも、「売上が見える化されてもベーションが上がる」「在庫管理がスムーズにできる」などのメリットがあります。 ハンドメイド活動の売上管理の方法 売上管理の方法や表の書き方はそれぞれ自分に合った方法や、取扱商品に適した方法を選ぶことが一般的です。売上管理表の項目も、管理方法によって異なります。 一方で、どのような形式の売上管理表にも記載することが望ましい代表的な項目もあり、下記が一例です。 【売上管理表の項目例】 販売日 商品名 販売場所 販売価格 材料費 配送料 販売手数料 売上金額 収入と支出、利益がどのタイミングでいくらあったのか把握できる内容にすることがポイントです。 ここでは、ハンドメイド活動の売上管理方法を4つ挙げ、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。ここで挙げる方法を参考に、自分に合った売上管理方法を見つけましょう。 帳簿・ノート 帳簿やノートは手書きで簡単に売上管理ができます。帳簿やノートを使った売上管理には、以下のメリットとデメリットがあります。 メリット デメリット お金をかけず始められる 手軽に始められる 自分好みの様式を使える 修正が大変である 保管する場所が必要となる 書く手間がかかる 帳簿やノートはお金をかけず手軽に始められるのが大きなメリットです。しかし、PCやスマートフォンと違って修正が大変というデメリットがあります。 次に、売上管理の記入例を紹介します。 日付 内容 支払い金額 収入金額 1/28 バッグ用パーツ 1,000円 0円 1/29 ねこ柄バッグ 0円 4,000円 帳簿やノートは手書きで売上管理をしたい人やPC・スマホなどのデジタル機器が苦手な人におすすめです。 エクセルなどの表計算ソフト PC操作が得意なら、エクセルなどの表計算ソフトで売上管理をするのがおすすめです。表計算ソフトを使った売上管理には、以下のメリットとデメリットがあります。 メリット デメリット 計算の手間が省ける […]

2022.02.21
ハンドメイドの委託販売とは?メリット・デメリットと成功のポイント

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ハンドメイドの委託販売とは?メリット・デメリットと成功のポイント

ハンドメイド作家が作品を売るための方法には、ハンドメイドマーケットへの出店やネットショップの開設以外に、委託販売が挙げられます。ハンドメイド活動をしている人の中には、「委託販売で自分の商品の売上を増やしたいけれど、どのような仕組みなのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。 この記事では、ハンドメイドの委託販売の仕組みとメリット・デメリット、委託販売で成功するためのポイントについて紹介します。 ハンドメイドの委託販売とは?卸販売との違い ハンドメイドの委託販売とは、自作のハンドメイド作品を雑貨店やアクセサリーショップなどに置き、自分の代わりに販売してもらうことです。委託したお店で商品が売れると、委託料や場所代などの手数料を差し引いた売り上げが自分に入金されます。手数料がどれだけかかるのかは委託先によって異なります。 よく似た販売方法である卸販売との違いは「自分の作品をお店に買い取ってもらうかどうか」です。卸販売ではお店が作品を直接買い取るため、納品したタイミングで売り上げが確定します。しかし、お店側が利益を出すために委託時の販売価格よりも安い仕入れ値を提示する場合も多いです。 ハンドメイドの委託販売先 ハンドメイドの委託販売先は、主に実店舗・ネットショップの2種類です。実店舗では、委託販売用のレンタルボックスのほかに、雑貨店やレストラン、カフェ、美容院、変わったところでは道の駅に置いてもらえることもあります。ネットショップに委託販売する方法には、ネットショップに作品を預けて受注から発送まで代行してもらう方法と、商品紹介のみ依頼して自分で発送まで行う代わりに手数料を安く抑える方法があります。 実店舗の委託販売先は、気になるお店に直接問い合わせたり、普段通っているお店にお願いしたりすることで探せます。ネットショップに委託販売先したい場合は、インターネットなどで検索すると、時期によってはサイト内に委託販売の募集が掲載されていることがあるため、常に情報をチェックすることが重要です。 ハンドメイドの委託販売のメリット・デメリット ハンドメイドの委託販売には、メリット・デメリットが多く存在します。自分が後悔しないためには、本当に委託販売をするべきかどうか判断する場面では、メリット・デメリットをよく検討することが重要です。 ここでは、ハンドメイドの委託販売のメリット・デメリットを紹介します。 メリット1:販売機会が増える 委託販売では、自分が行けないような場所に作品を置き、普段は知り合えないような幅広い年齢層の人に商品を見てもらう機会が多くなるため、購入率が上がる可能性があります。 特にお店に作品を置く場合は、販売委託スペースに興味を持ってくれた人に直接手にとって見てもらえ、作品の魅力が伝わりやすいことがメリットです。目の前ですぐに自分のファンになってもらえることもあるでしょう。 メリット2:ハンドメイド作家としての知名度が高まる 委託販売を通して作品をたくさんの人に見てもらえれば、ハンドメイド作家としての知名度が高まることもあります。委託販売を行うお店の店員は集客や接客のノウハウが身についている場合が多く、自分の作品のよさがより伝わるようなディスプレイや宣伝をしてもらえます。 特に知名度や人気が高いオシャレなお店に置く場合、多くの人に注目される機会が増え、無名の作家でも一気に人気が上がる可能性が高くなります。 デメリット1:商品の説明ができない 委託販売では、ハンドメイドマーケットに出品する場合と違い、自分がお客さんに直接商品の説明をすることはできません。作品の紹介コメントを商品に付けたり、委託販売先で代わりにPRしてもらうことは可能ですが、伝えられる量にどうしても限りが出てきます。また、場合によっては自分自身の思いとは異なる説明をされてしまい、作品の魅力が正しく伝わらない恐れもあります。 さらに、お客さんからの感想や要望などのメッセージを直接受け取れないため、今後の作品制作に反映させにくいところも難点です。 デメリット2:オーナーとのやり取りが負担になる 委託販売はオーナーによってやり方や目的が異なり、自分とは相性が合わない場合もあります。どのように委託販売するのか、売上の分配はどうするかなど、委託販売先のオーナーとは金銭が絡むやり取りをすることもあるため、コミュニケーションが負担に感じるかもしれません。 また、お店によっては毎月の納品数や出品アイテムのジャンルを指定されることもあり、自分と合っていない条件だと委託販売を長く続けることが難しくなります。そのため、委託契約を結ぶ前に、オーナーから条件などを詳しくヒアリングすることが大切です。 ハンドメイドの委託販売を成功させるポイント4つ! 委託販売でハンドメイド作品が売れるかどうかは、委託販売店によって大きく異なります。「思ったよりも売れなかった」という状態にならないよう、委託販売をするときは成功させるためのポイントを把握することが重要です。ここでは、ハンドメイドの委託販売の成功させるポイントを4つ紹介します。 用途が明確な商品を用意する 委託販売の場合、自分では商品の説明ができないため、お客さんにとって用途が明確な作品を用意することが大切です。委託先のお店やサイトに訪れたお客さんがせっかく作品に興味を持って手にとってくれても、説明が一切なく使用用途が分からなければ、購入には至りません。自分ではどのような商品か詳しく理解していても、初めて見た人には使い方のイメージが湧かないこともあります。 作品の特徴や具体的な使用方法の解説を一緒に添えるなど、お客さんが見ただけで商品の用途が伝わるような工夫が必要です。 実店舗に足を運ぶ 実店舗に委託販売をお願いする場合は、一度足を運んでお店の立地や店舗の規模、営業時間などを事前に確認しましょう。営業日が少なかったりお客さんがあまり来なかったりするようなお店では、ハンドメイド作品を見てもらう機会は減ります。また、せっかく作品を見てもらっても、お店に来店する客層と合っていなければ購入されません。 お店が遠方で直接赴くのが難しい場合は、Googleマップなどで周辺の環境を調べましょう。お店の公式サイトやSNSなどの写真でも店舗情報を確認できますが、自分の目で確かめておくと確実です。 SNSを活用する 自分がどのような作品を売っているのか知ってもらうには、SNSの活用が不可欠です。InstagramやTwitterなどで自分の作品を定期的に宣伝し続けることで多くの人の目に留まり、気に入ってもらえれば、自分のファンを増やすことができます。 特に、ほかのハンドメイド作品もたくさん並ぶレンタルボックスに委託販売する場合は、自分の作品が埋もれてしまいやすくなります。SNSを積極的に活用して自分のファンを獲得すれば、「この作家さんの商品がほしい!」と指名買いされる可能性が高くなります。 手数料を正確に把握する お店などに委託販売をお願いする際は、手数料がどれくらいかかるのか正確に把握しましょう。自分の商品が全部売れても、手数料が見合っていなければ損をすることになりかねず、赤字が続けばハンドメイド作品の継続は難しくなります。 お店によりますが、委託販売手数料はネットショップなら商品の10%程度、実店舗なら20%〜40%程度の金額が相場です。委託販売を始める際は、手数料が相場よりかけ離れていないか確認しましょう。 ただし、委託基本料や振込手数料など、委託販売にはほかにもさまざまな費用がかかる場合があります。委託販売先の支払いシステムを確認し、納得した上で契約することが重要です。 まとめ ハンドメイドの委託販売とは、お店などで自分の代わりに商品を販売してもらうことです。自分の作品が多くの人の目に触れることで、販売機会を増やせます。ただし、委託販売には手数料がかかり、委託先のオーナーによって雰囲気も異なるため、事前に金額や条件を確認してから契約を結ぶことが大切です。 また、手にとった人がすぐに使い方を理解できる作品づくりも求められます。ハンドメイド制作に必要な道具や材料を入手するなら、ユザワヤのようなホビー材料専門店がおすすめです。材料を大量に仕入れているお店であれば、質の高い素材や生地を安く購入できます。ワークショップも開催されているため、これからハンドメイドを始めたい人はぜひ利用してみましょう。 参考:ユザワヤ

2022.02.14
ハンドメイドで稼ぐには?何から始めるべきか1から丁寧に説明!

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ハンドメイドで稼ぐには?何から始めるべきか1から丁寧に説明!

趣味を生かして副業でハンドメイド販売を始めたものの、どうすれば稼げるのかと不安を抱えている人もいるでしょう。ハンドメイド販売で稼ぐためには、作品に合う販売サイトに登録し、目標を立てて継続して取り組むことが必要です。 この記事では、ハンドメイドで稼ぐために何から始めたらよいか迷っている初心者に向けて、サイト選びから登録、発送までの流れを説明します。また、継続して稼ぐために重要なポイントや、ハンドメイド作品がより売れるようになるコツについても紹介します。 ハンドメイドで稼ぐのに始めるべきことは? ハンドメイドで稼ぐために特別な学歴や資格は必要ありません。作品を作って販売サイトに公開し、買い手が付けばハンドメイドで稼ぐことが可能です。 本格的にハンドメイド販売を始めるなら、開業届の提出が必要です。本来、個人で事業を始める場合は、開業届の提出が義務付けられています。未提出による罰則はないものの、継続的な収入がある場合には提出したほうがメリットは多いでしょう。 またサイト販売する際は、オリジナル作品や、独自のアイデアでアレンジした作品を制作して販売してください。材料を買うときは、品ぞろえが豊富なユザワヤなどの大型手芸店を使うと便利です。店舗はもちろんオンラインでも購入できるため、手軽に欲しい材料を購入できます。 ハンドメイドで稼げるようになる期間は? ハンドメイド販売で稼げるようになるまでの期間は、人によって異なります。作品作りの才能がある人でも、すぐに稼げるとは限りません。販売を始めて数か月間売れない人もいます。 そのため、いきなり「何十万も稼ぎたい」と大きな目標を立てると挫折してしまいます。まずは月に1万円稼ぐことを目標にしましょう。もちろん、コンスタントに月1万円稼ぐことも簡単ではありません。作品を作ってラインナップを増やしたり、安心して買えるように写真や詳しい情報を掲載したりといった、地道な積み重ねが必要です。目標に向けて取り組むことが稼げるようになる近道と考え、日々努力を続けることが大切です。 【初心者向け】ハンドメイドで稼ぐ方法 店舗やショッピングモールなどの一角を使って、ハンドメイド作品を販売するイベントを見かけたことはあるでしょう。販売イベントでは、直接お客様とコミュニケーションを取りながら販売できるメリットがあります。しかし、ディスプレイ準備や出店費用などがかかるため、初心者がいきなり販売イベントに参加することは難しいでしょう。 初心者がハンドメイド販売で稼ぐためには、まずはハンドメイド販売ができるサイトやアプリを使うことがおすすめです。以下では、ハンドメイドの販売サイトやアプリを使って販売する方法を3つの段階に分けて説明します。 STEP1:販売するサイト・アプリを選ぶ まずは、ハンドメイド作品を販売するサイトやアプリを選びましょう。ここでは、販売サイトやアプリの中でも人気が高いminne、Creema、BASE、メルカリの特徴を説明します。 minne アプリダウンロード数1,306万回 ユーザーは20代~40代のハンドメイド好きが多く、9割が女性 国内最大級のハンドメイドマーケット Creema アプリダウンロード数1,000万回 ユーザーは20~40代のハンドメイド好きな女性中心 作家1人あたりの売り上げが高い 店舗への出店やイベント開催など、作家へのサポートが手厚い BASE アプリダウンロード数800万回 簡単にネットショップを開設できる ファンが少ない初心者だと稼ぎにくい メルカリ アプリダウンロード数7,100万回 ユーザーの年齢層が幅広く、男女差は少ない フリーマーケットのため、ハンドメイド作品以外の出品がメイン 値下げ交渉が多く、低価格のものが好まれる 販売サイトごとに特徴が異なるため、ユーザー数はもちろん利用ユーザーの傾向や好み、サポート体制などを確認して、自分のハンドメイド作品に合うサイトを選ぶことが重要です。 STEP2:登録して実際に作品を出品する 販売するサイトやアプリを決めたら、登録して作家名を決め、プロフィールを書きます。作家名は覚えやすく、読みやすい名前がおすすめです。難しい名前は覚えにくいため、ユーザーの記憶に残りづらい傾向があります。 作品名は、売れ行きに影響を与える重要な要素です。作品を購入するユーザーを想定し、検索キーワードを予測してつけてください。商品ページにもこだわりましょう。サイズや素材の質感が伝わる作品画像や説明文を掲載することで、実際に手に取って確認できないユーザーの不安を払拭できます。 作品の価格設定も大切です。材料費や手数料、制作にかかる手間も考えて決めてください。売れても利益が出ない販売価格では継続が難しく、モチベーションも下がってしまうでしょう。 STEP3:受注したら作品を梱包・発送する 登録した作品が売れたら、入金を確認してから作品を梱包し、発送します。入金前の発送はトラブルにつながる可能性があるため、避けてください。 輸送中の破損を防ぐために、ハンドメイド作品に適した箱や袋を使用して丁寧に梱包しましょう。また、ちょっとした心づかいで感謝の気持ちを伝えられます。きれいにラッピングしたりショップカードやお礼状を付けたりすると、ユーザーに喜んでもらえるためおすすめです。お礼メッセージの送信や、レビューに返信することもよいでしょう。 下記の記事では、おすすめの梱包方法やお礼状の例文を具体的に紹介しています。 ハンドメイドでより稼ぎ続けるためのコツ ハンドメイド販売で稼ぐために最も重要なポイントは、コツコツと地道に努力を重ねることです。その上でより多くのユーザーに購入してもらい、ハンドメイド販売で稼ぎ続けるためには、売れるコツを押さえて販売するとよいでしょう。 以下では、より稼ぎ続けるために実践してほしい販売のコツをお伝えします。 心理学を取り入れて作品を売る 心理学の知識を活用し、販売方法を工夫しましょう。「決定回避の法則」と「ゴルディロックスの原理」を理解すると、作品の購入率アップにつなげられます。 「決定回避の法則」とは、選択肢が多いと決断しづらくなる心理現象のことです。また、「ゴルディロックスの原理」は、同じような選択肢が3つ並んでいると、中間をちょうどよいと判断し選ぶ確率が高くなることを表します。日本でも「松」「竹」「梅」の3段階の価格帯があると、質も金額も中間の「竹」が多く選ばれることが有名です。つまり選択肢を減らして価格帯を3つに分けると、心理学的に中央の価格帯にある商品を選びやすくなります。 そのため、ハンドメイド作品を販売するときは、作品数を増やしすぎないよう注意してください。販売金額を松竹梅の3つの価格帯に分けて、販売したい作品の金額が中央になるように設定するとよいでしょう。 高評価のレビューをもらえるように工夫する 評価は購入率に大きく影響します。高評価のレビューをもらえるように対応を工夫しましょう。質問や注文が来たらスピーディーに対応し、ユーザーに不安を与えないことがポイントです。発送時には可愛くラッピングし、手書きのお礼状を添えると喜ばれます。購入時の満足度が高ければリピーターになってくれる可能性もあるでしょう。 また、低評価のレビューが付いてしまった場合でも、誠意をもって対応することが大切です。内容に納得できなかったとしても、相手が不快な思いをしたことは事実です。まずはお詫びを伝えて状況を確認し、その上でレビューの内容が明らかに間違っている場合には、丁寧に訂正を伝えましょう。 ハンドメイドで稼ぐためでもやってはダメなことも…! 稼ぎたいからといって、法律に違反しているハンドメイド作品を販売してはなりません。たとえば、キャラクターの生地を使った作品や、形をマネした作品を無断で販売することは、著作権違反となるため禁止されています。 また、ハンドメイド作品のレシピが無料で公開されているサイトや販売されているキットで作ったアクセサリー類なども、商用利用が制限されている場合がほとんどです。最悪の場合、アカウント停止や刑事罰の対象となるケースもあるため、注意してください。 著作権を守った作品づくりをする方法については、下記の記事で詳しく解説しています。 […]

2022.01.25
ミンネとは?他のサイトとどう違う?登録方法や販売時の注意点も

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ミンネとは?他のサイトとどう違う?登録方法や販売時の注意点も

ハンドメイド作品の販売ができるサイトには、専門サイトからフリマサイトまでさまざまなサイトがあります。そのため、ハンドメイド作品の販売を考えているものの、どれを使ったらよいか迷っている人は多いでしょう。 この記事では、国内最大級のハンドメイド販売サイトであるミンネの基本情報や特徴を伝えるとともに、ミンネを利用する際の流れや注意点についても説明します。ミンネの特徴を理解して、ハンドメイド販売に役立てましょう。 ミンネとは?基本情報を紹介! ミンネ(minne)とは、ハンドメイド作品の売り手と買い手をつなぐ、国内最大級のハンドメイドマーケットです。運営会社はGMOペパボ株式会社で、アプリダウンロード数は1,306万回以上、79万件を超えるハンドメイド作家やブランドが作品を販売しています。 ミンネで扱う作品は多岐にわたり、大カテゴリーでは19個、小カテゴリーでは288個もの作品に分かれます。ものづくりの総合プラットフォームとして広く創作活動を支援しており、個人からの出品に限らず法人の出品やセレクトショップの代理販売も可能です。さまざまな人がミンネを利用し、企業の規模や自分のペースに合ったショップ運営を行っています。 ミンネの名前は博多弁が由来です。博多弁では「見てみんね(ちょっと見てみたら?)」「やってみんね(一緒にやってみない?)」のように、語尾に「みんね」を付けて行動を促す意味を表します。 ミンネの特徴 ミンネで人気の作品は、アクセサリーやファッション、バッグなどの小物、家具です。女性向けのおしゃれな作品や、自分で作れないような質の高い作品に人気が集まる傾向があります。 また、イベント開催やメディア掲載、企業とのコラボも積極的に行っており、作家活動をさまざまな形で支援していることも特徴です。オンラインで販売のノウハウを勉強したり、対面でのものづくり支援を受けたりできるため、ハンドメイド販売のヒントを得られるでしょう。 また、ユーザーや作家が安心して利用できるよう、アプリの表示異常や動作エラーなどの稼働状況の監視、不正アクセスやウィルス対策などのセキュリティ強化にも取り組んでいます。 ミンネの口コミ・評判 ミンネの口コミや評判にはどのようなものがあるでしょうか。実際に使った人からの評判をチェックしてみましょう。 ・SNSアカウントなどと連携が可能 ミンネのプロフィールページでは、SNSやブログとのリンク設定が可能です。SNSを活用して制作過程や作品のこだわりを発信したり、新作の販売を告知したりすることで、ファン獲得や販売促進に役立ちます。 ・ショップページをカスタマイズできる 既定のデザインから大きな変更ができない販売サイトが多い中、ミンネではショップページのカスタマイズが可能です。カバー画像やショップ名の字体も選べるため、自分のこだわりを生かしたおしゃれなショップページを作成できるでしょう。 ・ライバルが多い ハンドメイド専門の販売サイトであるミンネには、同じジャンルのハンドメイド作品が多く出品されています。そのため、質や価格で比較されやすい点に注意しましょう。ライバルに比べて付加価値のある作品づくりや、こだわりの世界観を演出するなど、「このショップだから買いたい」と思うファンを作ることが重要です。 メルカリやクリーマとの違い ミンネと、メルカリ・クリーマとの違いは、下記の通りです。 特徴 ユーザー層 ミンネ 世界観や作り手のこだわりが伝わる作品が好まれる 9割が女性 20代~40代の女性が中心 メルカリ ユーザー数が多い 値下げ交渉が多く、市販より低価格の作品が多い 中古商品がメイン 男女差はそれほどない 20代~40代が中心 幅広い年齢層のユーザーがいる クリーマ 高品質の手作り作品が多く、リピート率が高い 価格設定が高め 20代~40代の女性が中心 販売手数料 使いやすさ ミンネ 10.56%(税込)※送料も対象 ページの操作性がよい シンプルなサイトデザインで作品の雰囲気を邪魔しない メルカリ 10%※送料対象外 匿名配送により相手に個人情報を開示せずに取引可能 クリーマ 11%(税込)※送料込みの場合は送料も対象 プロモーション広告により優先的な訴求が可能 サイトを使った販売に限らず、大規模イベントや常設店舗も展開 メルカリは圧倒的なユーザー数で新規顧客の獲得を目指せるものの、低価格のリサイクル品がメインのためハンドメイド作品の需要は多くありません。利用ユーザーを考えると、ハンドメイド作品専門のミンネやクリーマのほうがハンドメイド作品の需要は高いと言えます。 各サイトとも無料で利用でき、販売時に手数料がかかります。販売手数料は、各サイトでそれほど違いはありません。送料に手数料がかかるかどうかはサイトや条件により異なるため、送料を含んだ総額で考えることが重要です。 【作家向け】ミンネの登録方法とポイント ミンネでハンドメイド作品を販売するためには、会員登録と販売者登録をした上で、作品を登録する手順を踏む必要があります。登録に使うメールアドレスと電話番号を用意して、会員登録と販売者登録を行ってください。売り上げを入金する口座が決まっている場合は、口座情報も手元に用意しておくとよいでしょう。 以下では、会員登録から作品を登録するまでの手順とポイントを簡単に紹介します。 […]

2022.01.25
Creemaの評判は?実際の口コミ評価やトラブルの実態を調査!

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Creemaの評判は?実際の口コミ評価やトラブルの実態を調査!

「ハンドメイド作品を販売したいけど、Creemaってどんなサイトだろう?」 「Creemaに掲載されている作品を購入したいけど、トラブルが起きないか心配…」 このような不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。実際に使用している人の口コミを知ることで、不安解消につなげることができます。 この記事では、Creemaの良い評判と悪い評判、Creemaで起きたトラブルの実態と解決法についても紹介します。Creemaを通してハンドメイド作品の販売や購入を安心して楽しめるよう、当記事を参考にしてください。 Creemaの評判はどう?実際の口コミを調査! Creema(クリーマ)とは、日本最大規模のハンドメイド販売サイトです。クーポンなどのPRツールを使った販促を行っていることや、作家1人あたりの売上がほかの大手ハンドメイドマーケットプレイスに比べて高いことが特徴です。 ネット販売以外にも、大規模なイベントや常設店舗への出店などを通したものづくりのサポートが充実しています。サイト登録や出品は無料で、手数料がかかるのは取引成約時のみです。決済はCreemaが仲介するため、安心して利用できます。 Creema以外のハンドメイド販売アプリに関しては、下記の記事で紹介しています。 ここからは、購入者と出品者に分けて、Creemaの良い評判と悪い評判を紹介します。 【購入者側】Creemaの良い評判 まずは、Creemaを利用して商品を購入した人の良い評判を見てみましょう。 <購入者側の良い評判> アクセサリーのデザインや素材に強いこだわりがあります。ハンドメイドサイトでは市販品より安く購入でき、かわいくて素材が良い作品のラインナップが豊富です。Creemaの人気作家の作品はデザイン性が高く、いつも満足しています。 作品のクオリティがハンドメイドと思えないほど高く、作家さんの対応も丁寧です。周りと被らないため、友だちへのプレゼント探しにも重宝しています。 相談に親身になって対応してくれたため、安心して依頼できました。素晴らしい作品を丁寧に制作してくれて、感謝しています。 出典:みんなの評判ランキング「Creema(クリーマ)の口コミ・評判」 販売している作品のクオリティや、作家の丁寧な対応について評価する口コミが多い傾向にあります。口コミにあるように、市販品では売っていないようなオリジナルデザインの作品を手に入れられるのは、ハンドメイドならではのうれしいポイントです。 【購入者側】Creemaの悪い評判 Creemaの口コミには、購入者側からの悪い評判もあります。 <購入者側の悪い評判> クレジット決済で購入していても、返金時は銀行口座振り込みになります。 高評価を付ける雰囲気があり、レビューは参考になりません。マイナスのことを書くとクレーマー扱いされかねないため、購入商品が説明と異なっていた場合でも良い点を見つけて高い評価を付けています。 商品が届かず受け取り完了操作をしなかったら、いつの間にか受け取り完了したことになっていました。 出典:みんなの評判ランキング「Creema(クリーマ)の口コミ・評判」 キャンセル時の返金に関しては、購入から期間が経過すると銀行振り込みになる場合があります。キャンセルのタイミングや購入時の決済方法によって返金方法が異なるため、事前にチェックしておきましょう。 出典:Creema help「キャンセル時の返金はどのようにされますか?」 また、Creemaは発送通知から2週間経過すると自動で受け取り完了になる仕組みです。購入者が受け取り完了処理を忘れると、出品者への支払いが確定しないため、自動で処理されるようになっています。商品がなかなか届かない場合は、配送荷物の追跡確認をしたり購入者側から出品者へ問い合わせたりしましょう。 出典:Creema help「受取完了通知が行われない場合はどうしたらいいですか?」 【出品者側】Creemaの良い評判 出品者側から見たCreemaの良い評判には、下記が挙げられます。 <出品者側の良い評判> 費用を払って作品をプロモーションしてもらえる機能はありがたいです。iichi、minne、BASEも利用していますが、Creemaが一番売れています。購入者に良い人が多く、リピーターになってくれる人もいます。 リピート率が高く、ほかのフリマアプリより高い価格で売れています。 Creemaとminneに出品しています。比較するとCreemaのほうが売れやすく、購入者の質が高いように感じます。 出典:みんなの評判ランキング「Creema(クリーマ)の口コミ・評判」 売れやすさや高い価格で売れることに対する良い評判が多い傾向にあります。リピート率の高さやプロモーション機能から、ほかの販売サイトではなくCreemaをおすすめする声も少なくありません。 【出品者側】Creemaの悪い評判 出品者側からの口コミを参考に、Creemaの悪い評判もチェックしてみましょう。 <出品者側の悪い評判> 購入者のマナーが悪く、発送をせかされたり何度も質問されたりして振り回されました。 最近は既製品や業者のものとみられるアイテムの出品が多く、ハンドメイド作品が探しづらい状態になっています。 業者やメーカーの出品が多く、PRにお金をかけられない個人の作家は、なかなか購入に結びつきません。業者やメーカーは出品できないルールを作ってほしいです。 出典:みんなの評判ランキング「Creema(クリーマ)の口コミ・評判」 Creemaは多くの人が利用するため、中には購入者とのやり取りに振り回されてしまった人もいます。ネット上で顔が見えない環境下でのやり取りだからこそ、お互いに丁寧な対応を心がけることが必要です。 また、Creemaは業者の利用も可能です。個人の出品者にとっては、業者が多いと不利になると感じるかもしれません。しかし、Creemaには手作り作品の購入を目的に多くの人がサイトに訪れるため、作り手の世界観や温かみが伝わる作品は特に好まれるでしょう。 【購入者側】Creemaのトラブル評判は? それほど頻発するわけではありませんが、Creemaで商品を購入した際にトラブルに巻き込まれた人もいます。購入者側からの口コミをもとに、実際のトラブルと解決法を紹介します。 ・思っていた作品と違うものが届く? どのような媒体で商品画像を見るのかによって色の写り方などが変わるため、自分の想像とは異なる商品が届くこともあります。実物を確認できないオンラインショップでは、写真や商品説明などをよく見て購入することが重要です。その上で、不明点があれば作家に直接質問しましょう。本当に自分が欲しいものなのか、サイズや形状は問題ないのかを考え、納得できるまでは購入を控えるとトラブル防止につながります。 ・商品がすぐに届かない? 商品の発送が思っていたよりも遅く、すぐに届かないケースもあります。必要になるタイミングが分かっている場合は、購入前に作家にいつ発送してもらえるのかを確認しましょう。「販売作品に対する評価」で発送不備に関する口コミがないかを見ることも有効です。 また、購入後は取引ナビにアクセスすると配送状況を確認できます。発送予定日を超過しているのに未発送だったり、発送連絡後に購入作品がなかなか届かなかったりする場合は、作家もしくは運営会社に問い合わせましょう。 【出品者側】Creemaのトラブル評判は? […]

2022.01.25
UVレジン液のおすすめ11選!初心者向けUVレジン液の選び方とは

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UVレジン液のおすすめ11選!初心者向けUVレジン液の選び方とは

レジンアクセサリーはハンドメイド作品の中でも人気が高く、アイデア次第でさまざまなデザインを楽しめることが魅力です。UVレジン液の種類は豊富にあるため、自分に合ったものを選び、楽しく制作に取り組みましょう。 当記事では、UVレジン液の選び方と、おすすめのUVレジン液11選を解説した上で、シーン別のUVレジン液ランキング、おすすめのエポキシレジンを紹介します。また、UVレジン液使用上の注意点にも触れるため、初心者はもちろんハンドメイド作家の人も、自分に合うUVレジン液を比較検討する際に役立ててください。 初心者必見!UVレジン液の選び方 UVレジン液にはさまざまな種類があり、商品により仕上がりや扱い方が異なります。作品の質を高めるためには、自分の作風や目的に合ったUVレジン液を購入することが大切です。 ここでは、UVレジン液の選び方を7つ紹介します。商品説明だけでは分からないことも多いため、特に初心者は口コミやレビューを参考にしてもよいでしょう。 下記ではレジン液の種類や必要な道具について解説しているため、併せて参考にしてください。 【樹脂の硬さ】ハードorソフトorグミー UVレジン液の硬化後の硬さは、ハード・ソフト・グミーの3タイプに分けられます。下記は、それぞれの硬さによる特徴です。 ハード・ソフト・グミーの特徴 ハード 硬化後はガラスのように硬くなり、変形しにくいタイプです。ほかのタイプと比較して透明度が高く、ツルツルとした表面になります。耐久性もあり、多少の衝撃に耐えることができます。広い用途に使用でき、モールドを使用する際や、一般的なアクセサリー作りにおすすめです。 ソフト 柔軟性・弾力性を保ったまま硬化するタイプです。ハサミやカッターでカットしたり、ワイヤーを入れて固めて形を整えたりと、硬化後も自由に加工できます。スマホカバーやブレスレット、オリジナルパーツの制作におすすめです。レースや押し花などに使用し、素材の形を生かした作品作りにも向いています。 グミー 硬化後はグミのように仕上がり、曲げたりちぎったりすることができます。ソフトよりもさらに柔らかく、ぷにぷにとした質感が特徴です。グミ・ゼリー・プリン・餅などのフェイクスイーツ作りに向いています。ほかのタイプと比較すると、価格はやや高めの傾向です。 初めて購入する際は、扱いやすいハードタイプのUVレジン液がおすすめです。モチーフへ流し込みやすく、ピアスやネックレスなどさまざまなアクセサリー作りに使用できます。 ソフトタイプとグミータイプは、アレンジの幅を広げてくれる便利なアイテムであるため、求める質感や用途に合わせて追加で購入するとよいでしょう。 【着色の有無】クリアか色付きか UVレジン液には、無色透明のクリアタイプと、色付きのタイプがあります。UVレジン液のクリアタイプと色付きタイプの特徴は、以下の通りです。 ・クリアタイプ 販売されている多くのUVレジン液は、クリアタイプです。透明感が高く、中に封入する素材の色味や質感をきれいに見せてくれます。レジン専用の着色剤を使用すれば、好みの色合いのカラーレジンを作ることも可能です。ただし、自分で着色する際は、色ムラや硬化不良などの問題が起こる可能性があり、着色後のUVレジン液の保管方法も考慮する必要もあります。 ・色付きタイプ(カラーレジン) カラーレジンは、手軽に色付きのレジン作品を作れることが魅力です。自分で着色するよりも美しい仕上がりになり、色を作る手間もかかりません。着色剤を購入するより、コストを抑えられるケースもあります。ただし、微妙なニュアンスの色合いを再現することは難しいため、作品にこだわりを持つ人には向いていないと言えます。 作品の色が決まっている・少量のパーツを色付けしたいなどの場合は、カラーレジンが便利です。 一方、自分好みの色を表現したい人には、クリアタイプを購入して自分で着色することをおすすめします。最近では、くすみカラーや透明感の高いカラーなど、さまざまな色味の着色剤が販売されているため、自由自在な表現を楽しむことができるでしょう。 なお、初めてUVレジン液を購入する際は、汎用性が高いクリアタイプの購入をおすすめします。 【液体の粘度】高粘度か低粘度か UVレジン液の粘度により、扱い方や作れる作品が異なります。下記は、UVレジン液の粘度による特徴です。 ・高粘度と低粘度の特徴 高粘度 もったりとした質感のUVレジン液で、高く盛ることができます。ミール皿やセッティング枠を使用して、ぷっくりと立体的に仕上げたいときにおすすめです。流動性が低いため色が混ざりにくく、グラデーションや色分けも自由に行えます。ただし、気泡が入りやすいため注意が必要です。 低粘度 さらさらとした質感のUVレジン液で、気泡が抜けやすいことが特徴です。ムラなく均一に注ぐことができるため複雑な形のモールドにも行き渡りやすく、細かい作業に適しています。一方で、盛ることには不向きで、液だれが気になることもあります。 UVレジン液に気泡が入った際は、先が尖ったもので潰す・エンボスヒーターで温めるなどの方法で、丁寧に除去する必要があります。気泡が抜けやすい低粘度のUVレジン液であれば、初心者でも比較的きれいに仕上げることができるでしょう。深さのあるモールドに流し込む際も、気泡を巻き込みにくい低粘度のUVレジン液がおすすめです。 高粘度タイプは、レジンならではの立体感や、つややかさを表現できます。粘り気があり流し込みにくいため、高く盛ることを目的として使用しましょう。また、わざと気泡を入れた作品にしたい場合は、高粘度のUVレジン液を使用することで気泡が入りやすくなります。 低粘度と高粘度、どちらのUVレジン液にもメリット・デメリットがあるため、用途によって使い分けましょう。 【硬化時間】長めか短めか UVレジン液により、紫外線を照射してから固まるまでの時間に差があります。また、硬化時間はUVレジン液の性質だけでなく、紫外線の量や種類にも影響されます。紫外線量が多いほど硬化時間は短く、硬化スピードは太陽光<UVライト<LEDライトの順で速くなる傾向です。 下表は、紫外線の種類ごとによる硬化時間の目安です。 ・UVレジン液の硬化時間の目安 紫外線の種類 硬化時間の目安 LEDライト 約1~2分 UVライト(36W) 約3~10分 太陽光 約5分~数時間 大きく厚みがある作品は、硬化時間も長くなります。太陽光は天気や季節に影響されやすく、夏の日中であれば数分で固まることもあるでしょう。しかし、太陽光での硬化は変形する恐れもあるため、継続的にレジン作品を制作する場合は、UVライトの使用がおすすめです。なお、LEDライトを使用する際は、LEDライト対応のUVレジン液を使用してください。 高価なUVレジン液ほど硬化時間が短く、ハードよりもソフト・グミーのほうが硬化時間は長くなります。 作業効率を考えると、硬化時間が短いUVレジンがおすすめです。一方で、硬化時間が長いほうが表面がよれにくい、作品の微調整を行いやすいといったケースもあるため、作風や目的に合わせて選ぶとよいでしょう。 【臭いの有無】刺激臭は問題ないか UVレジン液は石油由来の合成樹脂からできているため、硬化前は多少なりとも刺激臭を発します。UVレジン液の刺激臭の強さや感じ方は人によりさまざまで、下記のような臭いを感じることもあります。 ・UVレジン液における刺激臭の感じ方の例 シンナー臭 […]

2022.01.25
ミサンガの長さはどれくらい?男女別の糸の長さの目安と調節方法

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ミサンガの長さはどれくらい?男女別の糸の長さの目安と調節方法

ミサンガは、ユニセックスのアクセサリーやお守りとして、誰もが身につけられるファッションアイテムです。刺繍糸を結んで作れる手軽さや、色や結び方でオリジナリティを演出できることからハンドメイドでも人気が高く、初心者から上級者まで、幅広い人が好みの作品の制作を楽しめます。 ミサンガは「自然に切れると願い事が叶う」と言われており、親しい人へのプレゼントやハンドメイド作家の商品にも最適です。しかし、サイズが合わないと自然に切れる前に落とす、きつすぎて身につけられない、といったことが起きる可能性があります。 この記事では、ミサンガの適切な長さや手首・足首の正しい測定方法、ミサンガ作りに必要な糸の長さ、ミサンガの長さを調節する方法を紹介します。 ミサンガの長さの目安 ミサンガはブラジルのアクセサリーで、ブレスレットやアンクレットのように手首や足首に付けて使う紐状のアイテムです。ミサンガを常に身につけて過ごし、自然に切れると願い事が叶うと言われています。ブラジルのサッカー選手をきっかけに日本でも広く知られるようになりました。 ミサンガはユニセックスで誰でも使える上、結び方や色遣いで個性を出しやすく、ハンドメイドやプレゼントにも向いていますが、使い心地をよくするためには適切なサイズで作る必要があります。 ここでは、ミサンガの適切な長さの目安を紹介します。あくまで目安のため、不特定多数の人に販売する場合の参考にしてください。 女性の手首に付ける場合 女性の手首の太さは平均15cmと言われています。手首に付ける場合、本体の模様部分に1cmの余裕を設け、長さを調節する部分を10cm程度の長さで作ると、ちょうどよいサイズ感になります。 平均的な女性を想定して手首の太さを15cmと仮定すると、15cm+1cm+10cm=26cmがミサンガの適切なサイズです。つまり、女性の手首に付けるミサンガは、長さ25cm前後を目安に考えるとよいでしょう。 女性の足首に付ける場合 女性の足首の太さは平均19cmです。足首に付ける場合、ミサンガを適切なサイズにするには本体の模様部分には2cm、長さの調節部分として10cm程度余裕を持たせて作ります。足首に付ける場合は、模様部分の長さが手首に付けるものより若干長く設定すると程よいサイズ感になります。 一般的な女性用に足首の太さを19cmと仮定して作ると、ミサンガの長さは19cm+2cm+10cm=31cmです。女性の足首に付けるミサンガを作る場合は、30cm前後を目安にしましょう。 男性の手首に付ける場合 男性の手首の場合、太さの平均は17cm程度です。ミサンガ自体のサイズは女性の手首用に作る際と同じ考え方で、ミサンガ本体の模様部分に1cm、長さの調節部分として10cmを足しましょう。 一般的な男性を想定して、太さ17cmの手首に巻くものとして作ると、ミサンガの長さは17cm+1cm+10cm=28cmとなります。30cmを目安とするときりがよいですが、30cmでは平均的な手首の男性には少し緩い仕上がりになる可能性があるため、28cm~30cm程度の長さで作ると考えましょう。 男性の足首に付ける場合 男性の足首の太さは平均22cm程度です。男性の足首に付ける場合も、サイズの計算方法は女性の足首に付ける場合と同じで、模様部分に2cm、長さの調節部分として10cmの余裕を設けます。 一般的な男性用に、22cmの足首に巻くものを作ると、ミサンガのサイズは22cm+2cm+10cm=34cmとなります。男性の足首用のミサンガは35cm前後と考えて作るとよいでしょう。 手首・足首の正しい測り方 家族や友人など親しい人のためにミサンガを作る場合、手首や足首の太さを計測することでジャストサイズのミサンガが作れます。ここでは、手首・足首の太さを測る正しい方法を解説します。 手首、足首を測る際の手順は次の通りです。 手順1 メジャーを正しい場所に当てる 手順2 測りたい場所でメジャーを1周させて長さを読み取る 次に、メジャーを当てる場所と、サイズを測定する際のコツを部位別に紹介します。 部位 メジャーを当てる場所 測る際のコツ 手首 出っ張っている骨から少し上腕側にずらした場所 メジャーは手首に対して垂直に当てる 足首 くるぶしの少し上あたりの場所 つま先やかかとを上げず、足の裏を完全に地面につけて計測する 手首と足首のどちらを測る場合も、出っ張った骨から少しずらした場所を測定します。出っ張った骨の部分を測定すると大きめに計測されるため、測定する部分はよく確認しましょう。 また、メジャーで測定する際には、次のポイントにも注意が必要です。 ・測定する部位に力を入れない 測定する場所に力を入れると、サイズが実際よりも大きめに出てしまいます。測定する相手にはなるべくリラックスしてもらい、自然な状態で測定することで、より正確に計測できます。 ・メジャーをきつく巻きすぎない 正しく計測するには、メジャーは強く巻きすぎず、かつ測定部位にフィットさせるように巻きましょう。最初にメジャーをきつく巻き、徐々に緩めながら調節することで程よくメジャーをフィットさせられます。 ・自分で自分を計測するのは避ける 自分で自分の身体を計測する場合、手首であれば片手での計測、足首であれば不自然な姿勢での計測となり、正確な計測結果が得にくくなります。自分の身体は、なるべく他の人に計測してもらいましょう。 【結び方別】ミサンガの糸の長さの目安 ミサンガにはさまざまな結び方があり、同じサイズのものを作る場合でも結び方によって必要な糸の本数や長さなどが異なります。 下記は、ミサンガ作りに必要な糸の本数や長さ、編み上がりのサイズの目安を結び方別にまとめた表です。 結び方 三つ編み 平四つ編み 糸の本数 3の倍数(3本以上) 4の倍数(4本以上) 巻き糸用の長さ 各50cm […]

2022.01.25
【初心者向け】手芸の種類・必要な道具とおすすめのキット

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【初心者向け】手芸の種類・必要な道具とおすすめのキット

手芸を始めたいと思ったら「初心者でも簡単な手芸は何か」「どのような道具が必要か」をまず調べる必要があります。知識のないまま手芸店に行っても、たくさんの商品の中から必要なものを選ぶのは大変です。 手芸には、経験者向けから初心者向けまで、多くの種類があります。より手軽に始めたいなら、材料や道具がセットになった手芸キットを活用しましょう。手芸キットは、通販サイトでも購入することが可能です。 当記事では、初心者にも挑戦しやすい手芸と必要な道具、初心者向けの手芸キットの選び方と手芸別のおすすめキットを紹介します。 初心者におすすめの手芸と必要な道具 手芸と一口に言っても、さまざまな種類があります。その中でも初心者におすすめの手芸は以下の4つです。 編み物 裁縫 刺繍 羊毛フェルト それぞれの手芸を始める際に、必要となる道具は異なります。ここからは、それぞれの手芸の特徴や初心者におすすめの理由、必要な道具や道具集めのポイントなどを解説します。 編み物 編み物は、手芸の定番です。難しそうなイメージがありますが、糸と編み針さえあれば、気軽に始められます。指編みであれば編み棒も必要ありません。コースターやアクセサリーなどの小物から、マフラーやセーターの服飾品まで、さまざまなアイテムが作れるのも魅力です。 ■編み物を始める際に必要な道具 毛糸、綿糸、レース糸などの糸 編み針(かぎ針、棒針、とじ針) 糸切りばさみ 初心者におすすめの編み方は、基本の「かぎ針編み」と「棒針編み」です。まずはどの編み方で何を作るか考えてみましょう。編み方と作るものによって、使う道具は異なります。また、編み糸にもさまざまな色や太さ、素材があります。初心者におすすめなのは、明るい色の太い糸です。明るい色だと編み目が見やすく、太いほど早く編み上がります。 下記の記事では、糸の種類や編み方など、初心者向けに分かりやすく説明しています。 裁縫 裁縫は最も身近な手芸です。家庭科の授業で雑巾などを縫った経験のある人は多いでしょう。裁縫ができるようになると、ボタン付けや裾上げなど、実用的な技術を身に付けられます。上達すれば、マスクやポーチなどの小物のほか、ミシンを使って布バッグや洋服も作れます。布切れを継ぎ合わせて作るパッチワークもおすすめです。 ■裁縫を始める際に必要な道具 針(縫い針、まち針) 糸 はさみ(裁ちばさみ、糸切りばさみ) 裁縫をするのに便利な道具はいろいろありますが、最初は針・糸・はさみさえあれば問題ありません。上達するごとに新しい道具を揃えればよいでしょう。基本的な裁縫道具一式がセットになった、ソーイングセットもおすすめです。 裁縫に必要な道具、縫い方について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。 刺繍 刺繍は、リネンやコットンなどの布地に、糸で文字や絵、模様などを縫い付ける手芸です。ランニングステッチやクロスステッチなどの基本のステッチさえ覚えれば、手持ちのハンカチやシャツなどに、好きなイニシャルや絵柄を入れて楽しめます。必要な道具が少ないため、気軽に始められる手芸の1つです。 ■刺繍を始める際に必要な道具 刺繍糸 刺繍針 糸切りばさみ 刺繍糸は最もスタンダードな「25番刺繍糸」がおすすめです。刺繍したい絵柄に合わせて、糸の色を選びましょう。刺繍針は縫い針とは違い、針穴が大きく、針先が尖っていることが特徴です。太さや長さなどのサイズ違いのセットを購入するとよいでしょう。 羊毛フェルト 羊毛フェルトは、「ニードルフェルト」「ウェットフェルト」のどちらかの方法で羊の毛をフェルト作品にする手芸です。ニードルフェルトは、羊毛を専用の針(ニードル)で刺し、ぬいぐるみやマスコットなどの立体感のある小物を作ります。一方で、石鹸や洗剤を溶かしたお湯を使い、シート状のフェルトからマットやバッグなどの平面的なものを作るのがウェットフェルトです。どちらも複雑な工程がなく、初心者でも簡単に作ることができます。 ■羊毛フェルトを始める際に必要な道具 羊毛 ニードル フェルティングマット(なくても可) 石鹸や洗剤を溶かしたお湯 ニードルフェルトに必要な道具は、羊毛とニードルです。ニードルは針に返しが付いていて、ほかの針では代用できません。作業する際に敷くフェルティングマットは、発泡スチロールやスポンジなどでも代用できます。 ウェットフェルトに必要なのは、羊毛と石鹸や洗剤を溶かしたお湯だけです。周りが濡れてしまうため、洗面台やお風呂場で作業するとよいでしょう。 手芸初心者はキットの活用がおすすめ! 手芸が初めての場合、まずは手芸キットを使って練習するのがおすすめです。材料だけでなく、必要な道具がセットになっているキットもあり、手芸についての知識がなくても気軽に始められます。初心者向きのキットを選べば、失敗する心配もありません。最近ではおしゃれでかわいいデザインのさまざまなキットがあるため、好きなものを選びましょう。 手芸キットの選び方 手芸キットを選ぶ前に、どのような手芸で何を作るかを、ざっくりとでも決めておきましょう。その前提が決まっていなければ、たくさんの種類の手芸キットからどれを選べばよいのか迷ってしまいます。やってみたい手芸や作りたいものが決まったら、以下3つのポイントを押さえて、手芸キットを選んでみてください。 ・難易度 作りたいもののキットを見つけても、難易度が自分に合っていなければ、思っていたより時間がかかってしまったり、最後まで作り上げられなかったりするかもしれません。さまざまな難易度の手芸キットがありますが、自分のレベルに合わせて選びましょう。 ・キット内容 キット内容は作るアイテムによって異なります。特に確認が必要なのは、材料だけのセットなのか、道具もセットになっているのかどうかです。道具が手元にあるなら材料のキットを、そうでなければ道具もセットになったキットを選びましょう。 ・価格帯 キット内容や作れるアイテムによって、手芸キットの価格帯は数百~数千円の幅があります。「気軽に始めたい」「あまりお金をかけたくない」という場合は、安めのキットを選びましょう。もし失敗してしまっても、あまり後悔せずに済みます。 手芸キットは、挑戦したい手芸や作りたいものだけで選ばないようにしましょう。難易度やキット内容、価格帯を合わせてチェックすれば、自分にぴったりの手芸キットが見つかります。 初心者におすすめの手芸キット ここでは、手芸の種類ごとに初心者におすすめの手芸キットを4つ紹介します。それぞれの手芸キットの特徴とおすすめポイントも参考にしてみてください。 […]

2021.12.21
刺繡キットのおすすめ5選!初心者に人気の刺繡キットはどれ?

刺繍・刺し子 ハンドメイド 447 view

刺繡キットのおすすめ5選!初心者に人気の刺繡キットはどれ?

刺繍は、世界中で古くから親しまれている手芸の技法です。刺繍は技法もデザインもさまざまで、作品のテイストもシンプルな模様から、アート作品のようなものまで幅広く、奥深い世界を持っています。 一方で、針と糸があれば、クッションカバーやふきんなど身の回りのものを彩ることができるため、誰もが作り手として楽しめるジャンルでもあります。ハンドメイド作家の活動だけでなく、刺繍は隙間時間の趣味にも最適です。 刺繍を始めたいが何から始めればよいか悩んでいる人には、まずは刺繍キットをおすすめします。キットによっては必要な道具が一式セットになったものもあり、誰でもすぐに始められるため便利です。当記事では、主に初心者に向けて刺繍キットの選び方とおすすめの刺繍キットを紹介します。 【初心者向け】刺繡キットの選び方 一口に刺繍キットと言っても、使用する技法やモチーフの難易度、キットの付属品などによってさまざまな種類があります。特に初心者が刺繍キットを選ぶ際は、刺繍の難易度などを踏まえて、自分が使いたい作品を作れるキットを選ぶとよいでしょう。 ここでは、初心者向けの刺繍キットを選ぶ際に着目すべき点を説明します。 刺繍の技法:自分のレベルに合うか 刺繍にはさまざまな技法があり、技法によって使うハンドメイド資材や仕上がり、難易度などが異なります。刺繍キットを選ぶ際は、キットで使われている技法や難易度に着目しましょう。難易度の高いキットを購入しても、途中で投げ出してはせっかくのキットが無駄になってしまいます。コツコツと続けるためにも、自分のレベルに合った技法や難易度の刺繍キットを選ぶことが大切です。 刺繍初心者には、クロスステッチや刺し子のキットをおすすめします。刺し子は、小学校の家庭科で取り入れられることもあります。クロスステッチや刺し子はガイドがついた布を使うため、初心者でも縫いやすいことが特徴です。 中級者向けの技法には、フランス刺繍やスウェーデン刺繍などのヨーロッパ刺繍があります。初心者は刺繍に慣れてから、中級者向けの技法に挑戦するとよいでしょう。 上級者向けの技法には、リボン刺繍やビーズ刺繍があります。リボン刺繍・ビーズ刺繍は針と糸以外の資材を使うため難易度は高いですが、仕上がりの美しい技法です。 セット内容:必要なものが含まれているか 刺繍キットを選ぶ際には、セット内容にも目を向ける必要があります。刺繍で作品を制作するには、刺繍針や刺繍糸、刺繍枠など専用のアイテムが必要です。刺繍キットには、刺繍の必需品を取り揃えたものから、材料だけのキットまでさまざまな種類があります。 初めて刺繍に挑戦する人や必要な道具を持っていない人には、針や糸、刺繍枠など刺繍に必要なアイテムがすべて揃っているキットがおすすめです。自前でわざわざ道具を揃えずとも、キットが手元に届くとすぐに作品制作に取りかかれます。 手芸の経験者で、ある程度道具が揃っている場合は、必要なアイテムだけが入ったキットで構いません。どのようなキットを使う場合も、必要な道具や手持ちの道具を確認してから購入しましょう。 人気!おすすめの刺繡キット5選 キットを選ぶ際には、完成した作品のかわいさに目がいきがちです。しかし、完成作品のかわいさに気を取られてキットを選ぶと手に負えなくなり、完成させられずに終わることもあります。 刺繍の上達には、作品を完成させることが大切です。特に初心者は作品のデザインよりも、簡単に作れる内容の刺繍キットを選ぶとよいでしょう。刺繍キットの難易度は、技法に加えて作品のサイズや糸の色数などでも変わるため、サイズが小さく、シンプルな図案のキットを選ぶことがおすすめです。 ここでは、初心者でもしやすい人気の刺繍キットを紹介します。刺繍キット選びの参考にしてください。 はじめてでもかんたん クロスステッチ(cosmo) 出典:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000110677/ct3978/page1/order/ 初心者におすすめの、クロスステッチで作る花のインテリアフレームです。デイジーの他に、ワスレナグサ、月見草、野バラの計4種類のラインナップが展開されています。刺繍糸やクロスステッチ用のクロス針などの基本的な道具がついたキットです。 製作時間の目安は4時間から6時間程度で、比較的簡単に完成させられます。ボタニカル柄は色鮮やかで見栄えがするため、かわいらしい作品を簡単に仕上げたい人におすすめです。 通常価格 2,090円(税込) 刺繍の技法 クロスステッチ 作品の種類 インテリアフレーム セット内容 刺繍糸2色 刺繍針 片面接着芯 フレーム 作り方説明書 用意するもの はさみ アイロン 両面テープまたはテープ 一目刺しのコースター(Olympus) 出典:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000111228/ct3983/page1/order/ オリムパス製絲の刺し子キットです。刺し子の中でも初心者にもおすすめの「一目刺し」という技法を使ってコースターを作成します。模様の違うコースターがそれぞれ5枚作れるキットとなっており、模様や色違いの計4種類のラインナップが展開されています。 作品を5つも作れる上に仕上がりもかわいらしく、初心者の練習に最適な刺繍キットです。 通常価格 1,650円(税込) 刺繍の技法 刺し子 作品の種類 コースター セット内容 晒木綿(白) 刺し子糸(細) 刺し子針 作り方説明書 用意するもの […]

2021.12.21