ダイソーの人気フェルト8選|おすすめの使い方や毛玉の対策方法も

フェルトを使ったハンドメイド作品作りに挑戦したい人は、まずは100円ショップなどで安価に手に入れることもおすすめです。ダイソーのフェルトは種類が豊富なため、自分好みのフェルトを見つけることができるでしょう。
当記事では、ダイソーで購入できるフェルトの色やサイズ、おすすめの使い方などを種類別に詳しく解説します。また、フェルトの毛玉を予防する方法や、できてしまった場合の対処方法、洗濯方法なども紹介するため、フェルト初心者の人はぜひ参考にしてください。
目次1
ダイソーのフェルトを紹介!セリア・キャンドゥとの違いは?
フェルトとは、ヒツジやヤギなどの動物の毛に、蒸気や圧力などを加えて絡み合わせて布状にしたものです。フェルトについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
フェルトは手芸用品店のほか、ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップでも購入できます。中でもダイソーのフェルトは、セリアやキャンドゥのフェルトと比べて色や種類が豊富で、生地の質もよいと評判です。
ここでは、ダイソーで購入できるフェルトを8つのタイプごとに紹介します。ただし、店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合もあることに注意してください。
大判フェルト
ダイソーでは、「フェルト 約70×60cm(ハンドウォッシュ)」という、大判フェルトを取り扱っています。カラーラインナップは、赤や青などの原色系から、白や黒などのモノトーン系、ベビーブルーやベビーイエローなどのパステル系まで全14色です。サイズが大きく、手洗いもできるため、クッションやティッシュカバーなど、清潔に保ちたい大きめの雑貨作りに向いています。
アソートフェルト
ダイソーでは、以下に挙げる4種類のアソートフェルトが販売されています。
○フェルト(5枚)
18cm×18cmサイズのフェルトが5枚セットになっている商品です。レッド系やパステル系、くすみカラーなど、全部で13種類あります。同系色でまとめられているため、ブローチやガーランドなどのおしゃれなアイテムの制作にうってつけです。
○フェルト(ラメ、3枚)
18cm×18cmサイズのラメ入りフェルトが3枚セットになっています。ヘアアクセサリーのような女の子向けアイテムの制作にぴったりです。
○洗えるフェルト
18cm×18cmサイズで、6枚入りです。ブルー系3枚・パープル系3枚のセットと、オレンジ系3枚・グリーン系3枚のセットがあります。洗濯できる上、ノンホルマリンの安全なフェルトであるため、赤ちゃん向けのおもちゃ作りにおすすめです。
○洗えるカラーフェルト(10枚)
9cm×9cmサイズが8枚と、18cm×9cmサイズが2枚の10色セットです。豊富なカラーと洗えるというメリットを生かし、子どもが楽しく遊べるおままごとセットやマスコット人形などを作るとよいでしょう。
プリントフェルト
ダイソーには、動物柄やドット柄、星柄やフルーツ柄など、さまざまな模様のプリントフェルトがあります。サイズは40cm×30cmと大きめで、手洗いも可能です。そのままランチョンマットとして使用したり、ぬいぐるみ用の服やアクセサリーの材料にしたりするなど、幅広く活用できます。
和柄フェルト
ダイソーでは、うろこ柄や花柄、麻の葉柄など、おしゃれなデザインの和柄フェルトも購入できます。サイズはプリントフェルトと同サイズの、40cm×30cmで、手洗いもできるため、清潔さを維持できます。がま口ポーチやつまみ細工のような和風アイテムを手作りしたいときに活躍するでしょう。
シールフェルト
ダイソーでは、以下に挙げる2種類のシールフェルトを取り扱っています。
○シールフェルト 10枚入り
9cm×9cmサイズのシールフェルトが、10枚入っているカラフルなセットです。ライトカラーとビビットカラーの2種類あります。タペストリーや布絵本など、細かいパーツが多いアイテムの制作におすすめです。
○シールフェルト18cm角 3枚
ビビットカラーやグラデーションなど、さまざまなカラーバリエーションがある、3枚入りのシールフェルトセットです。フォトフレームのような、大きめで複雑な作りのアイテムを制作したいときに活用するとよいでしょう。
厚地フェルト
ダイソーでは、「厚地フェルト(メランジ調)」も販売しています。サイズは17.5cm×29.5cm、種類は、赤・青が1枚ずつ入ったセットと、グレー・茶が1枚ずつ入ったセットの2種類です。厚みがあってしっかりとしているため、小物入れやペンケース、ブックカバーなどの制作に適しています。手洗いができる点も、魅力的なポイントです。
モチーフフェルト
ダイソーでは、以下に挙げる3種類のモチーフフェルトを購入できます。
○モーイフェルトセット
動物のシルエットと、リンゴやお花といった可愛いモチーフが入ったフェルトセットです。「1」と「2」のシリーズがあり、それぞれA柄とB柄の2種類販売されています。小銭入れやカードケースのアップリケにぴったりです。
○フレークフェルトセット
愛らしいモチーフが印刷された、フレークフェルトのセットです。うさぎ・ねこ・くまの3種類があります。シンプルなアイテムをメルヘンチックにカスタマイズしたい人におすすめです。
○フルラージュフェルトセット
花柄のダイカットフェルトがセットになっています。バリエーションは、AとBの2種類です。アルバムのデコレーションやラッピングのアレンジなどに役立つでしょう。
羊毛フェルト
ダイソーは、近年人気の羊毛フェルトも取り扱っています。カラーバリエーションは、ダークアソートやピンクアソートなど、9種類あります。また、羊毛フェルトの作品作りに必要な「ニードル」や「ニードルホルダー」、羊毛フェルトマットとニードルがセットになった「スターターセット」なども購入可能です。
さらに、動物モチーフのキーホルダーやブローチを手軽に作れる「羊毛フェルトキット」も販売されています。動物以外にも、サンタクロースやパンプキンなど、季節のイベントに合わせたモチーフもシーズンごとに登場し、人気を集めています。
ダイソーの羊毛フェルトについて、もっと詳しく知りたい人や、実際に作ってみたい人は、下記のリンクを参考にしてください。
フェルトのお手入れ方法は?
フェルトには、毛玉ができやすく、見た目が損なわれやすいという弱点があります。また、放っておくと雑菌やカビが発生する恐れがあるため、特に赤ちゃんが使うものはできるだけ清潔にするよう意識しましょう。
しかし、基本的にフェルトは水に弱く、むやみに洗濯をすると縮んでしまう可能性もあるため、正しいお手入れ方法を知って実践することが大切です。
以下より、毛玉の予防方法や対策方法、洗えるフェルトと洗えないフェルトのお手入れ方法について詳しく紹介します。
毛玉の予防方法・対策方法
100円ショップで販売されているフェルトは、毛玉ができやすい傾向にあるため、特に入念な対策が必要です。
作品の制作前に、フェルトの表面へ「アイロン用スプレーのり」を吹きつけて、軽くアイロンがけしましょう。アイロン用のり剤によってフェルトがコーティングされるため、毛玉の予防につながります。
作品の完成後に毛玉ができた場合は、はさみで毛玉を丁寧にカットし、セロハンテープなどを使ってゴミを取り除きましょう。
洗えるフェルトのお手入れ方法
洗えるタイプのフェルトが汚れた場合は、洗濯機もしくは手で洗うことで、きれいにすることができます。それぞれの手順は、下表の通りです。
洗濯機を使用して洗う場合 | 洗濯ネットにフェルトを入れ、水とおしゃれ着用の洗剤を使って洗います。洗濯後は丁寧に形を整え、室内の風通しがよい場所で平干ししてください。 |
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手洗いする場合 | ぬるま湯とおしゃれ着用の洗剤を使い、優しく押し洗いします。洗い終わったらしっかりとすすぎ、タオルに包んで水気を取りましょう。その後、室内の風通しがよい場所で平干しします。 |
フェルトは、激しく揉んだり擦ったりすると型崩れするおそれがあるため、洗濯機を使用して洗う際には注意が必要です。フェルトの風合いをできるだけ損ないたくないのであれば、手洗いすることをおすすめします。
洗えないフェルトのお手入れ方法
洗えないフェルトが汚れた場合は、洗剤を溶かしたぬるま湯にタオルを浸して固く絞り、フェルトをタオルでトントンと軽く叩くようにして汚れを落とします。
次に、ぬるま湯に浸して絞ったタオルで、フェルトを叩いて洗剤を取り除き、風通しがよい場所で陰干ししましょう。乾いたときに表面が毛羽立っていたら、軽くアイロンを当てるときれいになります。
まとめ
ダイソーにはハンドメイド活動に使える、さまざまなフェルトが販売されています。例えば、大判サイズのフェルトや、たくさんのカラーがセットになったアソートフェルト、柄がプリント済みのフェルトなどがあります。また、羊毛フェルト商品の種類も豊富なため、作りたい作品に合わせて選ぶとよいでしょう。
フェルトは他の生地よりも、毛玉ができやすい上に、水に弱いといった特性があります。毛玉の予防には、アイロン用のり剤を使って、生地をコーティングすることがおすすめです。また、洗えないフェルトをお手入れする際は、洗剤+ぬるま湯に浸けたタオルと、ぬるま湯だけに浸けたタオルの2種類を用意し、軽く叩くようにして汚れや洗剤を落としましょう。