minne(ミンネ)のアクセス数は重要?解析方法やアップのコツも
ミンネでは手軽にハンドメイド作品を出品できる一方、掲載されている商品の数も多いため「自分の作品があまり見てもらえない」と感じている方もいるでしょう。ミンネにはアクセス解析という機能があり、閲覧数をチェックすることで商品をより多くのユーザーに見てもらうための工夫や対策を考えられます。
当記事では、ミンネのアクセス解析で分かることや基本的な見方、チェック頻度、アクセス解析をしてアクセス数を増やすポイントなどを解説します。ミンネでなかなかハンドメイド作品が売れないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次1
ミンネのアクセス解析とは?
ミンネには、登録している作品がどの程度ユーザーに見られているのかが分かる、アクセス解析機能があります。
アクセス数は、実店舗における来店者数に当たるものです。一般的な商品であれば、来店するお客さんの数が多いほど購入率は高くなります。そのため、ハンドメイド作家などがミンネで売上を伸ばすためには、アクセス数を増やすのがポイントです。
ミンネでアクセス数を増やすためには、アクセス解析を利用して改善を繰り返すことが重要になります。
アクセス解析で分かること
ミンネのアクセス解析で分かるのは、以下3つの情報です。
作品ページの総合的なアクセス数 |
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日別の総合的なアクセス数が1週間分表示されます。折れ線グラフで表示されるため、アクセス数の推移が一目で分かりやすいのがポイントです。 |
ユーザーが検索したキーワード |
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ユーザーがどのようなキーワードで検索し、作品ページに辿り着いたのかが分かります。キーワードごとに検索してアクセスされた回数と、検索されたキーワードの順位も上位14個まで知ることが可能です。 |
アクセスが多い作品 |
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出品している作品のうち、アクセス数が多い作品がランキング形式で表示されます。分かるのは上位8位までです。 |
なお、販売者自身の閲覧数はアクセス数に含まれません。
アクセス解析の基本的な見方とチェック頻度
アクセス解析の結果は、会員ページの「アクセス解析」から見ることができます。マイページの「その他」から「アクセス解析」を選択するだけで簡単にチェックできるため、初めての人も一度確認してみてください。
アクセス解析をチェックする頻度は人によって異なりますが、定期的にチェックすると売上アップに活用しやすくなります。1日のアクセス数を正確に確認するには、アクセス解析を1日2回チェックするのがおすすめです。
ミンネのアクセス解析は、データ更新前にチェックすると前日のアクセス数は0になっています。まずは前日のアクセス数が0のタイミングで、アクセス解析の左上に表示されている総アクセス数をチェックしておきましょう。ミンネ側がデータ更新を行って前日のアクセス数が反映されたら、データ更新前の総アクセス数と差し引きすることで、前日の正確なアクセス数を割り出せます。
ミンネに限らず、ECサイトでは、1つの作品が売れるためには1日のアクセス数が100以上必要と言われています。1日のアクセス数が100未満の場合、まずは100を超えるために工夫を重ねるとよいでしょう。
ミンネでアクセス解析をしてアクセス数を増やすポイント
ミンネでは基本的に、何も対策をしなければアクセス数は低いままです。ピックアップ商品として紹介されたりイベントなどの特集で紹介されたりすれば、一時的にアクセス数が増えることはあります。しかし、取り上げられなくなればアクセス数は元に戻る可能性があるため注意が必要です。
ミンネで継続してアクセス数を増やすためには、自力で工夫する必要があります。今回はアクセス数を増やすポイントを6つ紹介するので、参考にしてください。
検索キーワードを意識する
ミンネで商品を探す人の多くは、キーワードを入力して検索をかけます。そのため、購入者がどのようなキーワードで検索をかけるかを、購入者目線で予想することが大切です。
検索キーワードを分析し、ユーザーのニーズに合った作品を作ることも有効な手段と言えます。反対に、あえて人気があまりないキーワードを狙い、ニッチな需要に応えるのもおすすめです。
また、検索結果に表示されるよう工夫することも重要になります。例えば、「ハンドメイド」や「アクセサリー」のような大まかすぎるキーワードには人気作品がすでに多くあり、自分の作品を見つけてもらうのは大変です。タイトル・タグ・説明文などには「ハート ピアス シンプル」のように、作品を表す特定のキーワードを入れるとよいでしょう。
定期的に新しい商品をアップする
売上が思うように伸びなくても、新作を作り続けることは重要です。最初は売れることを目標にせず、スキルアップも兼ねて作品作りを続けましょう。作り続けるうちにユーザーからの反応がよい作品の方向性などが見えてくるため、売れる作品を制作しやすくなります。
また、ミンネでは新作をアップした日はアクセス数が上がりやすい傾向があります。新作をアップした際にフォロワーに通知が届くことも、アクセス数が上がる要因の1つです。そのため、定期的に新作をアップできれば、作品を目にするユーザーの数も増えます。目安として、1週間に1回程度新作をアップするとよいでしょう。
SNSなどで宣伝する
よい作品を制作しても、ユーザーに知ってもらえなければ売上アップにつながりません。作品をユーザーにPRする手段の1つとして、SNSなどを利用した宣伝が効果的です。
SNSは、日本はもちろん世界中でたくさんの人が利用しているため、多くのビジネスアカウントが販促ツールとして活用しています。SNSの多くにはシェア機能があり、フォロワー以外にも自分の投稿が広がる点が大きなメリットです。
また、YouTubeやブログで、商品の魅力や制作裏話などを発信するのもおすすめです。YouTubeやブログで販売サイトにはない情報を得られれば、興味を持つ人やファンになる人も増えるでしょう。
購入者の視点で写真を撮る
ミンネなどのネットショップでは、ユーザーは実際に商品を手に取ることができません。そのため、商品の見た目や色味といった情報を知ってもらう手段として、写真は非常に重要です。
商品写真は自然光で撮ることが推奨されています。電気をつけて撮ると、電気の色の影響を受けて商品の色味が変わって見えたり、撮影者の手などの余計な影が入ったりするためです。加えて、慣れないうちは白背景で撮影すると、簡単に明るい商品の写真が撮れます。
アクセサリーなどの写真を撮るときは、実際に使用している場面も撮るとよいでしょう。シチュエーション写真があるとユーザーは自分が使用しているシーンを想像でき、商品を選びやすくなります。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグとは、SNS上で使われている「#」から始まるキーワードのことです。投稿の文章内にハッシュタグを使うことで、ユーザーは同じハッシュタグが使われている商品をまとめて閲覧できます。ほかの販売者の作品につけられたハッシュタグから自分の作品に辿り着くユーザーも増え、アクセス数アップにつながりやすいのがポイントです。
ハッシュタグは作品登録の「ハッシュタグ」の項目で5つまで設定できます。作品のテイストやモチーフ名、季節など、ユーザーが検索しやすい人気のハッシュタグを活用するとよいでしょう。
作品の順番を変える
ミンネでは、作品ページに表示される作品の順番を自分で決められます。特に季節ものの商品を扱っている場合、適した季節が来たらその商品が上位に表示されるよう並び順を変えておくと、アクセス数増加につながるでしょう。
中には、12月に入ってクリスマス商品を上位に表示させていたけれど、お正月の特集に掲載されるようなケースもあります。お正月の特集に掲載された場合、お正月向けの商品を探すユーザーが多く訪れることが予想されます。そのため、作品ページの上位に表示される作品もお正月向けのものに変えておくのがおすすめです。
まとめ
ミンネのアクセス解析では、作品ページの総合的なアクセス数やユーザーが検索したキーワード、アクセスが多い作品などの情報が確認できます。アクセス数を増やすには、購入者がどのようなキーワードで検索するのかをある程度予測し、検索されやすいキーワードを狙うのがおすすめです。
売上が思うように伸びない場合でも、定期的に新しい商品をアップすることで次第にユーザーから良い反応をもらえることもあります。商品をより多くの人に知ってもらうには、SNSを活用して情報を発信することも大切です。