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裁ちばさみのおすすめの選び方|素材・メーカーの違いも解説

お裁縫 367 view

裁ちばさみのおすすめの選び方|素材・メーカーの違いも解説

裁ちばさみは、布地をきれいに切るために欠かせないアイテムです。多くのメーカーから販売されており、種類も豊富なことから、良い裁ちばさみを選ぶためには、複数のポイントを押さえることが大切です。 この記事では、裁ちばさみの基本的な知識を紹介するとともに、裁ちばさみの選び方をさまざまな観点から解説します。用途に合わせた裁ちばさみの素材やサイズの選び方に加え、裁ちばさみのおすすめメーカーも紹介するため、自分に合った良い裁ちばさみを選びたい人は、ぜひ参考にしてください。 裁ちばさみとは? 「裁ちばさみ」とは、布地を切ることに特化したはさみを指します。一般的には「裁ちばさみ」と呼びますが、「布切りはさみ」や「ラシャ切ばさみ」と呼ぶこともあります。 裁ちばさみと、紙を切るときに使用するはさみの違いは、刃の鋭さです。裁ちばさみは、繊維を織ったり編んだりした柔らかい布地を切る用途専用に作られているため、刃が薄く鋭い特徴があります。 一方で、紙を切るはさみは、繊維を絡ませて固めた紙を切るため、刃が厚い構造で、裁ちばさみほど鋭くありません。そのため、繊細な裁ちばさみで固い紙などを切ると、切れ味が落ちて柔らかい布地が切れなくなります。裁ちばさみを長く使うためには、布地を切る用途にのみ使用することが大切です。 裁ちばさみの選び方のポイント 自分に合った裁ちばさみを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。選び方のポイントを踏まえた上で、自分にぴったりの裁ちばさみを選びましょう。 ・最適なサイズを選ぶ 裁ちばさみは、手の大きさや用途に合うサイズを選ぶことが重要です。240mmを標準とした場合、手が大きい人は少し大きめの260mm以上のサイズを選ぶと使いやすいでしょう。手が小さい人は、200mm前後の裁ちばさみもおすすめです。 また、切る機会が多い布地のサイズに合わせて、裁ちばさみを選ぶことも大切です。大きな型紙に合わせて切り出す際は大きな裁ちばさみが、パッチワークや小物用の小さな布地を切る際は小回りの利く小さな裁ちばさみが便利です。 ・布地を切りやすい重さで選ぶ 裁ちばさみの重さもチェックしましょう。用途によって切りやすい裁ちばさみの重さが異なります。大きな布地を直線で切るときは、重さがある裁ちばさみを使うと刃先が安定し、直線を保ったままきれいに切れます。一方、曲線や細かい部分を切るには、手元で調整しながら切れる軽い裁ちばさみがおすすめです。 ・安全性を考慮して選ぶ 裁ちばさみは刃先が鋭いため、取り扱いに注意する必要があります。保管や持ち運びのときの安全性を考え、刃先を収納できるケースやキャップ付きの裁ちばさみがおすすめです。特に子ども用の裁ちばさみは、けが予防のためにもケース付きを選びましょう。 また、裁ちばさみは、用途や布地のサイズによって2本以上を使い分けることがおすすめです。以上のポイントを参考に、自分に合う裁ちばさみを選んでください。 【裁ちばさみの選び方】おすすめの素材3選 裁ちばさみを購入する際は、素材の特徴や違いを理解した上で選ぶ必要があります。素材は、重さや切れ味、強度といった点で、裁ちばさみの使いやすさに大きく影響します。 裁ちばさみの用途によっておすすめの素材が異なるため、素材の違いを踏まえて、自分にとって最適な裁ちばさみを選びましょう。 ステンレス ステンレスは、空気中の湿気などでサビにくく、裁ちばさみに使われる鋼材の中では軽いことが特徴です。お手入れに手間がかからない上に、手ごろな値段で販売されています。使い勝手が良いため、手軽に使える裁ちばさみが欲しい人におすすめの素材です。 ただし、安さ重視でステンレスの裁ちばさみを選ぶと、切れ味が長持ちしない場合があります。また、安全性を考慮して刃先を丸く加工した商品もありますが、細かい部分を切りたい場合には向きません。値段だけで判断せず、切れ味や性能、自分にとっての使いやすさをチェックして選びましょう。 着鋼 着鋼(ちゃっこう)は、全体には軟鉄を使用し、刃部分に鋼を使った裁ちばさみです。鋼は、鉄に少量の炭素を加えた合金であり、軟鉄よりも硬い性質を持っています。着鋼は軟鉄と鋼を部位によって使い分け、折れにくい軟鉄のしなやかさと硬い鋼の切れ味の良さを生かした素材です。 着綱の裁ちばさみは、鋭い切れ味が持続し、布地を裁断しやすいものの、ステンレス製や全銅の裁ちばさみに比べて値段が高い傾向があります。刃が折れたり欠けたりしにくいため、裁ちばさみを長く大切に使いたい人におすすめの素材です。 全鋼 切れ味重視の人は、はさみ全体に鋼を使った全鋼の裁ちばさみがおすすめです。硬く鋭利な刃が特徴で、薄い布地はもちろん、厚みのある布地もスムーズに切り出せます。 全綱の裁ちばさみは、切れ味が良く重量があるため、大きな布地の切断にも向いています。値段は、着綱とステンレスの中間程度の価格帯が多い傾向です。 なお、全鋼の裁ちばさみは刃が硬く鋭い切れ味である反面、素材の柔軟性が低く、落とした衝撃で折れたり刃先が欠けたりする恐れがあります。そのため、取り扱いや使用後のお手入れ方法に注意が必要です。 【裁ちばさみの選び方】おすすめのメーカー3選 裁ちばさみは、多くのメーカーから販売されています。どのメーカーも品質の高い裁ちばさみを販売しており、メーカーによって強みはさまざまです。そのため、どのメーカーの裁ちばさみが良いかは、人によって異なります。 以下では、裁ちばさみを選ぶ際におすすめしたいメーカーを3つ紹介します。主要メーカーの概要や特徴を踏まえて、自分に合う裁ちばさみを選びましょう。 庄三郎 「庄三郎」は、日本を代表するはさみメーカーの1つです。刀鍛冶職人の技術をはさみに取り入れ、鋭い切れ味の裁ちばさみを作り続けています。 庄三郎は均一な製品づくりを実現するため、多くの製造工程で機械化を進めていますが、はさみの切れ味やかみ合わせは職人が昔ながらの方法で仕上げをしています。経験により培った技術のもと、職人の手によって丁寧に調整した裁ちばさみは、驚くほど心地の良い切れ味です。 庄三郎の裁ちばさみは品質の良さから知名度が高く、多くのプロに愛用されています。 菊一文字 「菊一文字」は、700年以上の伝統がある京都の刃物メーカーです。卓越した技術と伝統を大切に、高品質な刃物づくりを行っています。幅広い価格帯の裁ちばさみを扱っており、熟練の職人技で作る軽い切り心地と使いやすさが支持されています。 研ぎ直しや修理などのアフターサービスも、菊一文字の魅力です。購入から年数がたった製品でも引き受けてくれることから、日本のみならず海外の人からも愛用されています。1本持っていれば、メンテナンスしながら世代を超えて愛用できるでしょう。 ツヴィリング J.A. ヘンケルス 刃物の産地であるドイツの有名刃物メーカー「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」は、長い歴史を持つブランドです。特徴的な双子のマークを見たことがある人は多いでしょう。 包丁や鍋などの調理器具を販売しているイメージが強いツヴィリング J.A. ヘンケルスは、裁ちばさみも製造しており、鋭い切れ味で人気があります。刃はサビにくいステンレスを使用しており、お手入れが簡単です。強化樹脂の持ち手はソフトな握り心地であるため、長い時間使っても疲れにくい裁ちばさみです。 まとめ 裁ちばさみは、きれいに布地を切断するためには欠かせません。裁ちばさみを選ぶ際は、手の大きさや重さだけではなく、素材による違いやメーカーの特徴を理解した上で、自分の用途に合う製品を選びましょう。 また、大きな布地を切る用途と、細かい部分を調整する用途に向いている裁ちばさみは異なります。そのため、可能であれば2つ以上の裁ちばさみを使い分けることがおすすめです。 ハンドメイド品の材料や道具を販売している「ユザワヤ」では、さまざまなメーカーの裁ちばさみを取り扱っています。購入を検討している人はチェックしてみてはいかがでしょうか。 参考:ユザワヤ

2022.03.15
目打ちとは?種類・おすすめの使い方から道具の選び方まで

お裁縫 初心者さん向け 3,177 view

目打ちとは?種類・おすすめの使い方から道具の選び方まで

目打ちは裁縫の際に、きれいに角を出したり縫い目を解いたりと、幅広いシーンで活躍する道具です。目打ちがあるのとないのとでは、作品の仕上がりに大きな差が出ます。本格的に手芸を始める際に1本は持っておくと、作品作りに幅が出るでしょう。 目打ちにはさまざまな種類があり、目的に応じて適したものを選ぶ必要があります。当記事では、目打ちの種類や使い方、目打ちを選ぶ際のポイントを紹介します。目打ちの利便性や魅力を知り、よりよい作品作りのために目打ちを活用してみてください。 目打ちとは? 目打ちは裁縫道具の1つで、一般的には柄に円錐形の刃先がついた、キリやアイスピックのような形をしています。形が似ている道具の1つに「千枚通し」がありますが、目打ちと千枚通しでは役割や形に若干の違いがあります。 千枚通しは、複数枚の紙を重ねたまま穴を開けるための道具で、細長い形です。一方、目打ちは千枚通しよりもずんぐりとした形をしています。千枚通しと同様に、目打ちは穴を開ける用途にも使われますが、他にもさまざまなシーンで役立つマルチな道具です。 目打ちの活用シーン 裁縫の作業効率を高め、作品をより美しく仕上げるためには、目打ちが欠かせません。目打ちの活躍シーンは幅広く、具体的には次のような用途で使われます。 ■目打ちの活用シーン ミシンを使う時 ミシンをかける際に目打ちで布を押さえると、まち針やしつけ糸と同じように布がずれるのを防ぐことができます。また、目打ちで布を送ることも可能です。目打ちは先端が細いため、細かい作業が必要な時に重宝します。 角を出す時 中表に縫ったものをひっくり返す時、目打ちを使うときれいに角を出すことができます。角をきれいに出すことで完成度に差が出ることも多く、バッグなどの小物作りで活躍します。 印をつける時 目打ちの尖った先端で生地に小さな穴を開け、目印とすることができます。チャコペンより印をつけやすく、ボタンやポケットをつける位置の印つけに便利です。 縫い目の糸を解く時 手縫い・ミシン縫いにかかわらず、縫い目をほどく際にも目打ちが使えます。リッパーで縫い目を解くと縫い糸を切ってしまう恐れがありますが、先端が円錐形の目打ちなら糸を切らずに解くことが可能です。 生地に穴を開ける時 目打ちは千枚通しのように生地に穴を開けることができるため、ハトメやカシメなどの小さな穴を開ける際にも活躍します。 印をつけたり生地に穴を開けたりする場合は、千枚通しでも代用品になりえます。ただし、生地や糸を引っかける可能性があるため、穴開け以外の用途に千枚通しを使うのはおすすめできません。 目打ちの種類|それぞれの使い方 目打ちと一口に言っても、次のようにさまざまなバリエーションがあります。 ■目打ちの種類 一般的な目打ち 根元が太い目打ち 細い目打ち 先端が細い目打ち 先端がなめらかな目打ち 先端が曲がった目打ち 先端にボールがついた目打ち 目打ちの種類によって、特徴や得意とする作業が異なります。一般的な目打ちが1本あれば、ある程度の用途には耐えますが、シーンに応じて目打ちを使い分けることで、作品をよりきれいに仕上げることができるでしょう。 ここでは、目打ちの種類と具体的な特徴を紹介します。それぞれの特徴を把握し、自分がよく行う作業や目的に応じた目打ちを探す参考にしてください。 一般的な目打ち スタンダードな目打ちです。穴を開ける、ミシンの布を送る、角を出すなど目打ちに求められる作業は一通りこなせます。手芸初心者で作品作りに目打ちが1本ほしい場合や、幅広いシーンで活用したい場合、コスパの高さを重視する場合は、一般的な目打ちの購入がおすすめです。 根元が太い目打ち 根元が太い目打ちは、さまざまな角度から力を入れやすい特徴があります。マクラメ用の商品として紹介されることもあり、マクラメアクセサリー作りにおすすめの目打ちです。また、目打ちとしては比較的大きめの穴を開けられるため、ハトメなどの穴を開ける際にも向いているでしょう。 細い目打ち 細い目打ちは、持ち手も含めて全体的にスリムなシルエットをしています。先端が細いため、小さな穴を開けたい場合に便利です。目打ちの中でも特に細かい作業に向いており、パールビーズのバリを取る時や糸を解く時など、指先での作業が難しいシーンで重宝します。 先端が細い目打ち 先端だけが細く、持ち手はやや太くなっているタイプの目打ちです。角を出す・縫い目を解く・刺繍糸を束から数本引き抜くといった細かい作業を得意とします。先端が細い目打ちは、全体的に細い目打ちと比べて力を入れやすいため、布にしっかり穴を開けたい場合におすすめです。 先端がなめらかな目打ち 先端がなめらかな目打ちは、生地や指を傷つけにくいメリットがあります。糸や繊維に引っかかったり糸割れを起こしたりしにくいため、角を出す・ミシンの布を送る・縫い目を解くなど、作品を傷つけずに仕上がりをよくしたい場合に使うとよいでしょう。また、繊維を荒らさずに済むため、ニットやデリケートな生地を取り扱う場合にも安心して使えます。 先端が曲がった目打ち 先端部分がカーブを描いている、特殊なタイプの目打ちです。先が曲がっているため、指や生地を傷つけない点に特化しており、ミシンの布を送る場合や縫い目を解く場合に活躍します。 先端が真っすぐな目打ちとの違いは、カーブ出しを得意としている点です。財布やポーチなど、丸みを帯びた作品を作る際におすすめです。 先端にボールがついた目打ち 先端に小さなボールがついている目打ちは生地や繊維を傷つけない点が特徴で、トラプントやブティなどのキルト・刺繍の作品作りにおすすめです。 先端にボールがついた目打ちは、ニットやデリケートな生地のミシンの布送り・角出しや、縫い目を解く作業にも向いています。生地に穴を開けたい場合にも、先端のボールの丸みによって繊維を断ち切らず織り目を広げられるため、安心して穴開けができます。また、チャコペーパーで型紙を転写する際の鉄筆にもおすすめです。 目打ちの選び方|おすすめの購入先 目打ちは各メーカーからさまざまな商品が出ているため、どれを買えばいいか迷うこともあるでしょう。多くの商品の中から自分に合った目打ちを選ぶためには、次のポイントに着目しましょう。 ■目打ちを選ぶ時のチェックポイント しっかり握れるか 目打ちは力を入れる作業や細かい作業で使うため、グリップ部分が握りやすいかどうがが重要となります。握った手に収まるサイズで、クッショングリップや滑り止めなどがついている目打ちがおすすめです。 錆に強い素材が使われているか 目打ちの先端の金属が錆びると、布に汚れや傷をつける恐れがあります。ハンドメイド販売を行う場合、商品の汚れや傷はトラブルの元となりえます。ステンレスなどの先端が錆びにくい素材でできている目打ちを選びましょう。 先端を保護するカバーがついているか […]

2022.01.25
【初心者向け】手芸の種類・必要な道具とおすすめのキット

ハンドメイド 初心者さん向け 1,403 view

【初心者向け】手芸の種類・必要な道具とおすすめのキット

手芸を始めたいと思ったら「初心者でも簡単な手芸は何か」「どのような道具が必要か」をまず調べる必要があります。知識のないまま手芸店に行っても、たくさんの商品の中から必要なものを選ぶのは大変です。 手芸には、経験者向けから初心者向けまで、多くの種類があります。より手軽に始めたいなら、材料や道具がセットになった手芸キットを活用しましょう。手芸キットは、通販サイトでも購入することが可能です。 当記事では、初心者にも挑戦しやすい手芸と必要な道具、初心者向けの手芸キットの選び方と手芸別のおすすめキットを紹介します。 初心者におすすめの手芸と必要な道具 手芸と一口に言っても、さまざまな種類があります。その中でも初心者におすすめの手芸は以下の4つです。 編み物 裁縫 刺繍 羊毛フェルト それぞれの手芸を始める際に、必要となる道具は異なります。ここからは、それぞれの手芸の特徴や初心者におすすめの理由、必要な道具や道具集めのポイントなどを解説します。 編み物 編み物は、手芸の定番です。難しそうなイメージがありますが、糸と編み針さえあれば、気軽に始められます。指編みであれば編み棒も必要ありません。コースターやアクセサリーなどの小物から、マフラーやセーターの服飾品まで、さまざまなアイテムが作れるのも魅力です。 ■編み物を始める際に必要な道具 毛糸、綿糸、レース糸などの糸 編み針(かぎ針、棒針、とじ針) 糸切りばさみ 初心者におすすめの編み方は、基本の「かぎ針編み」と「棒針編み」です。まずはどの編み方で何を作るか考えてみましょう。編み方と作るものによって、使う道具は異なります。また、編み糸にもさまざまな色や太さ、素材があります。初心者におすすめなのは、明るい色の太い糸です。明るい色だと編み目が見やすく、太いほど早く編み上がります。 下記の記事では、糸の種類や編み方など、初心者向けに分かりやすく説明しています。 裁縫 裁縫は最も身近な手芸です。家庭科の授業で雑巾などを縫った経験のある人は多いでしょう。裁縫ができるようになると、ボタン付けや裾上げなど、実用的な技術を身に付けられます。上達すれば、マスクやポーチなどの小物のほか、ミシンを使って布バッグや洋服も作れます。布切れを継ぎ合わせて作るパッチワークもおすすめです。 ■裁縫を始める際に必要な道具 針(縫い針、まち針) 糸 はさみ(裁ちばさみ、糸切りばさみ) 裁縫をするのに便利な道具はいろいろありますが、最初は針・糸・はさみさえあれば問題ありません。上達するごとに新しい道具を揃えればよいでしょう。基本的な裁縫道具一式がセットになった、ソーイングセットもおすすめです。 裁縫に必要な道具、縫い方について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。 刺繍 刺繍は、リネンやコットンなどの布地に、糸で文字や絵、模様などを縫い付ける手芸です。ランニングステッチやクロスステッチなどの基本のステッチさえ覚えれば、手持ちのハンカチやシャツなどに、好きなイニシャルや絵柄を入れて楽しめます。必要な道具が少ないため、気軽に始められる手芸の1つです。 ■刺繍を始める際に必要な道具 刺繍糸 刺繍針 糸切りばさみ 刺繍糸は最もスタンダードな「25番刺繍糸」がおすすめです。刺繍したい絵柄に合わせて、糸の色を選びましょう。刺繍針は縫い針とは違い、針穴が大きく、針先が尖っていることが特徴です。太さや長さなどのサイズ違いのセットを購入するとよいでしょう。 羊毛フェルト 羊毛フェルトは、「ニードルフェルト」「ウェットフェルト」のどちらかの方法で羊の毛をフェルト作品にする手芸です。ニードルフェルトは、羊毛を専用の針(ニードル)で刺し、ぬいぐるみやマスコットなどの立体感のある小物を作ります。一方で、石鹸や洗剤を溶かしたお湯を使い、シート状のフェルトからマットやバッグなどの平面的なものを作るのがウェットフェルトです。どちらも複雑な工程がなく、初心者でも簡単に作ることができます。 ■羊毛フェルトを始める際に必要な道具 羊毛 ニードル フェルティングマット(なくても可) 石鹸や洗剤を溶かしたお湯 ニードルフェルトに必要な道具は、羊毛とニードルです。ニードルは針に返しが付いていて、ほかの針では代用できません。作業する際に敷くフェルティングマットは、発泡スチロールやスポンジなどでも代用できます。 ウェットフェルトに必要なのは、羊毛と石鹸や洗剤を溶かしたお湯だけです。周りが濡れてしまうため、洗面台やお風呂場で作業するとよいでしょう。 手芸初心者はキットの活用がおすすめ! 手芸が初めての場合、まずは手芸キットを使って練習するのがおすすめです。材料だけでなく、必要な道具がセットになっているキットもあり、手芸についての知識がなくても気軽に始められます。初心者向きのキットを選べば、失敗する心配もありません。最近ではおしゃれでかわいいデザインのさまざまなキットがあるため、好きなものを選びましょう。 手芸キットの選び方 手芸キットを選ぶ前に、どのような手芸で何を作るかを、ざっくりとでも決めておきましょう。その前提が決まっていなければ、たくさんの種類の手芸キットからどれを選べばよいのか迷ってしまいます。やってみたい手芸や作りたいものが決まったら、以下3つのポイントを押さえて、手芸キットを選んでみてください。 ・難易度 作りたいもののキットを見つけても、難易度が自分に合っていなければ、思っていたより時間がかかってしまったり、最後まで作り上げられなかったりするかもしれません。さまざまな難易度の手芸キットがありますが、自分のレベルに合わせて選びましょう。 ・キット内容 キット内容は作るアイテムによって異なります。特に確認が必要なのは、材料だけのセットなのか、道具もセットになっているのかどうかです。道具が手元にあるなら材料のキットを、そうでなければ道具もセットになったキットを選びましょう。 ・価格帯 キット内容や作れるアイテムによって、手芸キットの価格帯は数百~数千円の幅があります。「気軽に始めたい」「あまりお金をかけたくない」という場合は、安めのキットを選びましょう。もし失敗してしまっても、あまり後悔せずに済みます。 手芸キットは、挑戦したい手芸や作りたいものだけで選ばないようにしましょう。難易度やキット内容、価格帯を合わせてチェックすれば、自分にぴったりの手芸キットが見つかります。 初心者におすすめの手芸キット ここでは、手芸の種類ごとに初心者におすすめの手芸キットを4つ紹介します。それぞれの手芸キットの特徴とおすすめポイントも参考にしてみてください。 […]

2021.12.21
刺繡キットのおすすめ5選!初心者に人気の刺繡キットはどれ?

ハンドメイド 刺繍・刺し子 440 view

刺繡キットのおすすめ5選!初心者に人気の刺繡キットはどれ?

刺繍は、世界中で古くから親しまれている手芸の技法です。刺繍は技法もデザインもさまざまで、作品のテイストもシンプルな模様から、アート作品のようなものまで幅広く、奥深い世界を持っています。 一方で、針と糸があれば、クッションカバーやふきんなど身の回りのものを彩ることができるため、誰もが作り手として楽しめるジャンルでもあります。ハンドメイド作家の活動だけでなく、刺繍は隙間時間の趣味にも最適です。 刺繍を始めたいが何から始めればよいか悩んでいる人には、まずは刺繍キットをおすすめします。キットによっては必要な道具が一式セットになったものもあり、誰でもすぐに始められるため便利です。当記事では、主に初心者に向けて刺繍キットの選び方とおすすめの刺繍キットを紹介します。 【初心者向け】刺繡キットの選び方 一口に刺繍キットと言っても、使用する技法やモチーフの難易度、キットの付属品などによってさまざまな種類があります。特に初心者が刺繍キットを選ぶ際は、刺繍の難易度などを踏まえて、自分が使いたい作品を作れるキットを選ぶとよいでしょう。 ここでは、初心者向けの刺繍キットを選ぶ際に着目すべき点を説明します。 刺繍の技法:自分のレベルに合うか 刺繍にはさまざまな技法があり、技法によって使うハンドメイド資材や仕上がり、難易度などが異なります。刺繍キットを選ぶ際は、キットで使われている技法や難易度に着目しましょう。難易度の高いキットを購入しても、途中で投げ出してはせっかくのキットが無駄になってしまいます。コツコツと続けるためにも、自分のレベルに合った技法や難易度の刺繍キットを選ぶことが大切です。 刺繍初心者には、クロスステッチや刺し子のキットをおすすめします。刺し子は、小学校の家庭科で取り入れられることもあります。クロスステッチや刺し子はガイドがついた布を使うため、初心者でも縫いやすいことが特徴です。 中級者向けの技法には、フランス刺繍やスウェーデン刺繍などのヨーロッパ刺繍があります。初心者は刺繍に慣れてから、中級者向けの技法に挑戦するとよいでしょう。 上級者向けの技法には、リボン刺繍やビーズ刺繍があります。リボン刺繍・ビーズ刺繍は針と糸以外の資材を使うため難易度は高いですが、仕上がりの美しい技法です。 セット内容:必要なものが含まれているか 刺繍キットを選ぶ際には、セット内容にも目を向ける必要があります。刺繍で作品を制作するには、刺繍針や刺繍糸、刺繍枠など専用のアイテムが必要です。刺繍キットには、刺繍の必需品を取り揃えたものから、材料だけのキットまでさまざまな種類があります。 初めて刺繍に挑戦する人や必要な道具を持っていない人には、針や糸、刺繍枠など刺繍に必要なアイテムがすべて揃っているキットがおすすめです。自前でわざわざ道具を揃えずとも、キットが手元に届くとすぐに作品制作に取りかかれます。 手芸の経験者で、ある程度道具が揃っている場合は、必要なアイテムだけが入ったキットで構いません。どのようなキットを使う場合も、必要な道具や手持ちの道具を確認してから購入しましょう。 人気!おすすめの刺繡キット5選 キットを選ぶ際には、完成した作品のかわいさに目がいきがちです。しかし、完成作品のかわいさに気を取られてキットを選ぶと手に負えなくなり、完成させられずに終わることもあります。 刺繍の上達には、作品を完成させることが大切です。特に初心者は作品のデザインよりも、簡単に作れる内容の刺繍キットを選ぶとよいでしょう。刺繍キットの難易度は、技法に加えて作品のサイズや糸の色数などでも変わるため、サイズが小さく、シンプルな図案のキットを選ぶことがおすすめです。 ここでは、初心者でもしやすい人気の刺繍キットを紹介します。刺繍キット選びの参考にしてください。 はじめてでもかんたん クロスステッチ(cosmo) 出典:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000110677/ct3978/page1/order/ 初心者におすすめの、クロスステッチで作る花のインテリアフレームです。デイジーの他に、ワスレナグサ、月見草、野バラの計4種類のラインナップが展開されています。刺繍糸やクロスステッチ用のクロス針などの基本的な道具がついたキットです。 製作時間の目安は4時間から6時間程度で、比較的簡単に完成させられます。ボタニカル柄は色鮮やかで見栄えがするため、かわいらしい作品を簡単に仕上げたい人におすすめです。 通常価格 2,090円(税込) 刺繍の技法 クロスステッチ 作品の種類 インテリアフレーム セット内容 刺繍糸2色 刺繍針 片面接着芯 フレーム 作り方説明書 用意するもの はさみ アイロン 両面テープまたはテープ 一目刺しのコースター(Olympus) 出典:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000111228/ct3983/page1/order/ オリムパス製絲の刺し子キットです。刺し子の中でも初心者にもおすすめの「一目刺し」という技法を使ってコースターを作成します。模様の違うコースターがそれぞれ5枚作れるキットとなっており、模様や色違いの計4種類のラインナップが展開されています。 作品を5つも作れる上に仕上がりもかわいらしく、初心者の練習に最適な刺繍キットです。 通常価格 1,650円(税込) 刺繍の技法 刺し子 作品の種類 コースター セット内容 晒木綿(白) 刺し子糸(細) 刺し子針 作り方説明書 用意するもの […]

2021.12.21
かぎ針セットのおすすめ6選!初心者に人気の高いかぎ針セットは?

ハンドメイド 初心者さん向け おすすめ販売サイト 384 view

かぎ針セットのおすすめ6選!初心者に人気の高いかぎ針セットは?

編み物を始めたばかりの人にとって、かぎ針選びは最初の難関と言えるでしょう。かぎ針にはさまざまな種類や材質があり、また使用する毛糸の太さによって適切なかぎ針は異なるため、初心者が自分に合うかぎ針を選ぶことは至難の業です。そのため、まずは道具一式が揃っているかぎ針セットを使うとよいでしょう。 この記事では、かぎ針セットの選び方や、おすすめのかぎ針セットを紹介します。自分に合うかぎ針を選び、スムーズにハンドメイドライフを始めましょう。 【初心者向け】かぎ針セットの選び方 かぎ針は、種類によって持ちやすさや使うべき毛糸の太さが変わります。そのため、かぎ針を選ぶときには自分の編みたい作品をイメージすることが大切です。 かぎ針セットには、号数の異なる複数本のかぎ針や編み物に必要な道具が一緒に入っているため、1セットあればさまざまな作品を作れます。また、かぎ針の材質によって使い心地は異なります。かぎ針編みを快適に楽しめるよう、材質の違いも踏まえてかぎ針セットを選びましょう。まずは、初心者に合うかぎ針セットの選び方を説明します。 内容物:かぎ針・とじ針・はさみが入っているか かぎ針・とじ針・はさみは、かぎ針編みをするときに最低限必要な道具です。針の先端が丸くなっている「とじ針」は、編み初めや編み終わりなどの糸端を処理し、作品を美しく仕上げるために使います。 また、毛糸を切るときに使うはさみには、和ばさみと呼ばれるU字型と、洋ばさみと呼ばれるX字型があります。はさみは頻繁に使うため、自分にとって使いやすいタイプのはさみがセットの中に含まれていれば、作品づくりがはかどるでしょう。 かぎ針編みに必要な道具については、下記の記事でも詳しく説明しています。 針の種類:編み物で使う糸に合っているか かぎ針のサイズは号数で表されます。細いほうから1/0号、2/0号、3/0号と続き、数字が大きくなるにつれてかぎ針が太くなります。号数が分かれているのは、使う毛糸の太さによってかぎ針を使い分ける必要があるためです。 毛糸の太さは、メーカーごとに定められた独自の基準によって6~8種類に分かれています。毛糸の太さに合わせて適切なかぎ針を使用しましょう。4/0号は小物からウェアまで幅広く編めるため、セット内容に含まれていると便利です。 かぎ針の号数と毛糸の太さについて詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。 針の材質:自分にとって使いやすいか 金属製・木製・竹製・プラスチック製など、今はさまざまな材質のかぎ針が販売されています。かぎ針セットの値段は材質によっても変わるため、使いやすさと購入しやすさの両面から吟味しましょう。かぎ針の材質ごとの特徴は下記の通りです。 材質 特徴 金属 表面が滑りやすく毛糸が引っかかりにくいため、スムーズに編める 針が折れにくいため、力加減が難しい初心者におすすめ 重さでやや疲れやすいが、グリップ付きなら疲れを軽減できる 木・竹 使えば使うほどしなりが出てきて手になじむ 金属製とプラスチック製の中間程度の折れにくさを誇る 金属アレルギーの人も使える プラスチック やや折れやすいが、比較的安い値段で購入できる 軽いため、長時間編んでいても疲れにくい 金属アレルギーの人も使える 人気!かぎ針セットのおすすめ6選 かぎ針セットには、多くの種類があります。収納ケース付きのかぎ針セットを選ぶと、道具をひとまとめにして保管したり移動したりできるため便利です。また、長時間かぎ針編みをしたい人は、疲れにくさも重視してグリップ付きのかぎ針が入っているセットを買うとよいでしょう。 ここからは、かぎ針編みの初心者におすすめのかぎ針セットを6つ紹介します。 ETIMO(エティモ)クッショングリップ付きかぎ針セット ロイヤルシルバー 商品URL:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000043817/ct2851/page1/order/ 異なるサイズの8本のかぎ針が入っているため、さまざまな太さの毛糸に対応できます。また、クッショングリップ付きで安定感があり、手に優しく疲れにくい点も特徴です。 イタリア製の高品質な糸切はさみ・とじ針・ものさしが付いているため、このセットと毛糸があれば、すぐに編み物を始められます。必要な道具を手軽に揃えたい編み物初心者におすすめです。 通常価格 8,690円 セット内容 クッショングリップ付きかぎ針(2/0、3/0、4/0、5/0、6/0、7/0、8/0、10/0) 高級糸切はさみ(シルバー) とじ針2本 ものさし ケース ETIMO Rose(エティモロゼ)かぎ針セット ピンク 商品URL:https://www.yuzawaya.shop/shopdetail/000000002215/ct2851/page1/order/ フレンチピンクのグラデーションカラーがあしらわれたグリップ付きのかぎ針セットです。クリスタル付きのタッセルが目を引くライトピンクの専用ケースとシザーケースは、上品でかわいらしいオーストリッチ風のデザインです。 また、10種類のかぎ針と大小のとじ針、はさみが付いているため、さまざまな編み物を楽しむことができます。ただ道具を揃えるだけでなく、道具やケースの見た目にもこだわりたい人にぴったりのかぎ針セットです。 通常価格 16,280円 セット内容 かぎ針(2/0、3/0、4/0、5/0、6/0、7/0、7.5/0、8/0、9/0、10/0) […]

2021.12.21
かぎ針編みに必要な道具と選び方|初心者におすすめのアイテム購入法

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かぎ針編みに必要な道具と選び方|初心者におすすめのアイテム購入法

かぎ針編みはハンドメイドの中でも人気が高く、作れる作品の幅も広いため、趣味や仕事でかぎ針編みにトライしたいと考えている人も多いでしょう。かぎ針編みを始めるにあたり、どのような道具を揃えると不便を感じることなく作品づくりができるのか、悩んでいる人は少なくありません。 当記事では、かぎ針編みに必要な道具や特徴、選び方について解説します。かぎ針編みで便利に使えるアイテムや、かぎ針編み初心者におすすめの商品の購入方法も併せて確認し、楽しいかぎ針編み生活をスムーズにスタートさせましょう。 かぎ針編みに必要な道具5つ|アイテムの選び方 かぎ針編みを始める上で揃えるべき道具として、次の5つのアイテムが挙げられます。 ■かぎ針編みに必要な5つの道具 かぎ針 糸切りばさみ メジャー とじ針 糸 それぞれの道具には複数の種類があり、用途などによって選ぶべき種類が異なります。 ここでは、かぎ針編みに必要な道具の特徴や必要となる理由、初心者向けのアイテムや選択する際のポイントについて解説します。自分が編みたい作品に適した道具を選びましょう。 かぎ針 「かぎ針」は、先端に糸をかける爪(フック)がついている編み針のことです。かぎ針にはさまざまな種類の太さ(号数)があり、使用する糸の太さによってかぎ針の号数を変える必要があります。糸のラベルには使用するかぎ針の号数の目安が記載されていることが多いため、ラベルの表示を参考にして作品に使用したい糸の太さに適したかぎ針を選ぶようにしましょう。 かぎ針の素材には、金属やプラスチック、木・竹などがあります。初心者の場合は、糸の滑りがよい金属製のものを選ぶとよいでしょう。針の両側にフック状の爪がついているタイプは、異なる太さの毛糸も編めるため便利ですが、手への負担が気になる場合は持ち手の部分にグリップがついているタイプもおすすめです。 糸切りばさみ かぎ針編みでは糸を切るケースも多いため、裁縫用の「糸切りばさみ」を用意しておくことも大切です。糸切りばさみには「U字型」「X字型」の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。 ■糸切りばさみの種類 種類 形状 特徴・メリット U字型(和ばさみ・握りばさみ・和裁ばさみ) 刃を開く手間がないため握った後にすぐ糸を切れる X字型(洋ばさみ・ラシャはさみ・洋裁ばさみ) 工作用のはさみと同じ感覚で使用できる 使いやすく感じる糸切りばさみのタイプは個人の好みによって異なります。特徴・メリットをふまえた上で、使い勝手がよいと考えられるタイプを選びましょう。 メジャー 手袋や帽子、セーターなど、人が身につける服や小物をかぎ針編みで作りたいという人も多いでしょう。身につける人のサイズや伸縮性の高い編地の寸法を測るためにも、「メジャー」は必ず用意しておきましょう。 メジャーにもさまざまな種類がありますが、かぎ針編みで使用する場合はメジャーのテープが柔軟になっているものがおすすめです。服や小物を作る場合、メジャーのテープの長さは1~2m程度あれば十分活用できるでしょう。 とじ針 「とじ針」とは、針先端が丸くなっている編み物用の針のことであり、編み始めや編み終わりなどの糸端の処理に使用するアイテムです。余っている糸を編地に入れ込むようにして始末できるため、作品の仕上がりをより一層美しくすることができます。 とじ針は、かぎ針と同様に糸の太さによって使い分ける必要があります。これからかぎ針編みをスタートする人は、複数の号数のとじ針がセットになっているものを選ぶとよいでしょう。 糸 かぎ針編みはかぎ針を使って糸を編む方法であるため、糸の準備は不可欠です。最初に編みたい作品を決め、レシピなどを参考にして適切な太さ・素材の糸を探しましょう。 作りたい作品にもよりますが、かぎ針編み初心者の場合、「並太」程度の太さで真っすぐな糸(ストレートヤーン)がおすすめです。暖かさが欲しい場合は「ウール」、洗える素材にしたい場合は「アクリル混」など、使用目的から素材を考えてもよいでしょう。見た目や感触などもふまえた上で、編みたい作品に合った糸を選んでください。 かぎ針編みであると便利な道具4つ|おすすめな理由 かぎ針編みを始める上で、基本の道具と一緒に用意しておくと便利なアイテムもあります。 ■かぎ針編みをする際にあると便利な道具4つ 糸通し 段数マーカー 段数カウンター 編み物専用の定規 ここでは、上記のアイテムの特徴や、かぎ針編みの際にあると便利な理由について解説します。それぞれのアイテムの特徴やおすすめするメリットをチェックした上で、必要だと感じたものを用意しましょう。 糸通し 「糸通し(スレダー)」とは、縫い針やとじ針の穴に糸を通しやすくするためのアイテムです。かぎ針編みで使用するとじ針の穴は、一般的な縫い針と比べると大きめですが、使用する糸も太くなるため、糸通りが悪く針の穴に糸を通すことに時間がかかる場合があります。 糸通しを用いると、柔らかい糸でもスムーズに針に通すことが可能です。糸通しは縫い針と共通して使用できる利便性の高いツールであるため、1つ持っておくと便利に活用できるでしょう。 段数マーカー 「段数マーカー(段数リング)」とは、編地の「段」や「目」に目印をつけられるアイテムのことです。かぎ針編みは目を拾う位置を探すことが多く、何度も目を数えて編む場所を繰り返し確認することも珍しくありません。特に初心者の場合は目を数えるだけで時間がかかり、なかなか編み進められないことも多々あります。 段数マーカーを活用すれば、一度数えたところに目印をつけられるため、初心者でもスムーズに編み進めることが可能です。初心者の場合、軽くて邪魔になりにくいプラスチック製のリング状のカラフルな段数マーカーを検討してみましょう。 なお、小さな安全ピンを段数マーカーとして代用することも可能です。手持ちの安全ピンがある場合は、こちらを段数マーカーの代わりに使用してもよいでしょう。 段数カウンター かぎ針編みなどの編み物では、何段も編み目を重ねていくことで作品を作っていきます。手のひらサイズの小物であれば段数を数える手間もそれほどかかりませんが、マフラーやバッグなど比較的段数の多い作品を編む場合には、現在何段目を編んでいるか忘れてしまう可能性もあります。 「段数カウンター(段数計)」は、何段編み終わっているか記録するためのアイテムです。段数カウンターを使用すれば、何段まで編み終わっているか数え直しをせずにすむため、手間をかけずに編み進められるでしょう。 編み物用に販売されているものもありますが、事務用のカウンターでも十分に活用できます。また、紙に正の字を書いたり、段数マーカーをチェーン状に連結したりといった工夫でもカウントすることも可能です。「紙をなくす」「段数マーカーが外れる」などの心配がある人は、段数カウンターを利用するとよいでしょう。 編み物専用の定規 […]

2021.10.26
棒針のサイズの選び方!種類・長さ・号数の違いを丁寧に解説

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棒針のサイズの選び方!種類・長さ・号数の違いを丁寧に解説

趣味や副業で編み物を始めた人の中には、棒針編みでの手編みに挑戦したい人もいるでしょう。しかし、編み物に使用する棒針には豊富な種類のサイズがあるため、どれを選べばよいか悩んでいる編み物初心者の人も多いのではないでしょうか。 この記事では、棒針編みの初心者の人に向けて、棒針の種類と特徴、「長さ」「号数」といったサイズの選び方について解説します。自分が編みたい作品に合った棒針を選び、素敵な編み物ライフを始めましょう。 【基本】棒針の種類 編み物に使用する棒針は、自分が作りたい作品に適した種類を購入することが重要です。棒針の基本的な種類と概要は、以下のとおりです。 ・2本針 針の一方に玉がついている棒針であり、多くの場合2本セットで販売されています。片方の端が玉付きであるため、編んでいるときに針から目が落ちることがない魅力があります。マフラーやセーターの前身頃・後ろ身頃のような平面の編地を編む際に使用するとよいでしょう。輪状には編むことができない点に注意してください。 ・4~5本針 針の両端がとがっており、2本針のように玉がついていない棒針です。4~5本のセットとなって販売されてます。輪状・筒状の編地を編む際に活用されることが多く、さまざまな大きさの輪・筒を作成できるアイテムです。針の片側に棒針キャップを追加で装着して一緒に使用すれば、2本針として使用できる点もメリットといえるでしょう。 一方、長い4~5本針で小さな円筒状の編地を編もうとすると、針が邪魔で使い心地・編み心地がよくないといったデメリットもあります。先端がとがっているため、注意しながら編むこともポイントです。 ・輪針 2本の編み針をチューブ(コード)でつないだ棒針です。多くの場合、輪状・筒状の編地を編む際に使用されますが、勉強して上級者レベルまで技術を磨けば、特殊な編み方も覚えられます。一般的な編み方で1種類の輪針を使用すると特定の長さ・直径の作品しか編めないため、多様な編み方を学習して応用テクニックを身につけることが大切です。 なお、棒針の素材には竹製や金属製、プラスチック製などがあります。いずれの素材でも構いませんが、初心者には手先に負担がかかる心配がなく、比較的強度が高い竹などの材質の棒針がおすすめです。 自分が編みたい作品に適した種類の棒針の見当がついたら、実際に使用する棒針のサイズを選ぶステップに進みます。棒針のサイズの選び方を理解し、作品に合った道具を選べるようになりましょう。 棒針のサイズの選び方(1)長さ 棒針を選ぶ際には、「2本針」「輪針」といった棒針の本数・形状に注目するだけでなく、編みたい作品に適した長さのツールを選ぶことも重要です。 ここでは、「2本針」「4~5本針」「輪針」といった種類別に、編みたい作品に適切な長さの棒針を紹介します。素敵な作品を編むためにも、編みたい作品にベストな長さの棒針を選びましょう。 2本針を使う場合 2本針は大きく分けて「長い針」「短い針」の2種類があります。棒針編みでは、基本的には使用する棒針の長さよりも短い幅の作品しか編むことができません。長い針であれば長い幅・短い幅の両方の作品を編めますが、長い針で短い幅の作品を編む際には、取り回しや使い勝手が悪くなる点に注意が必要です。 編みたい作品 適切な長さ マフラー 23cm前後の短い棒針※幅広のマフラーであれば30cm前後の一般的な長さの棒針もおすすめ セーター 33~40cm程度の長めの棒針 4〜5本針を使う場合 4~5本針の長さの種類は2本針よりも多く、12~40cmの間の長さの針が数種類存在します。小物作りの際には短めの棒針を、帽子などを編む際には中程度の長さの棒針をといったように、作品に応じて最適な種類を選びましょう。 編みたい作品 適切な長さ 手袋・靴下・レッグウォーマー・アームウォーマーなどの小物 12.5~16cm程度の短めの棒針 帽子 20~25cm程度の中程度の長さの棒針 セーター・マフラー 30~40cm程度の長めの棒針 輪針を使う場合 輪針の種類も4~5本針と同様に多く、40~120cmの間の長さの針が数種類存在します。輪状・筒状の編地を編む場合には「輪針の長さ=編地の円周」となるため、編む作品のサイズに応じて輪針の長さを変えるようにしましょう。一般的な編み方で輪針を使用する場合の目安は下記のとおりです。 編みたい作品・箇所 適切な長さ 帽子・えり周り・袖まわり 40cm前後の輪針 子ども用のセーター・スヌード 60cm前後の輪針 セーター・スヌード・シャツ前側のうち合わせ部分 80cm前後の輪針 セーター・スヌード 100cm前後の輪針 セーター 120cm前後の輪針 輪針は、チューブと棒針が固定されている種類と、さまざまな長さのチューブを付け替えられる種類があります。輪針で編む作品が多い場合には、複数のチューブを付け替えられるタイプも活躍するでしょう。 棒針のサイズの選び方(2)号数 棒針のサイズを決める要素の1つに「棒針の長さ」が挙げれらますが、適切なサイズを選ぶためには「棒針の太さ(号数)」にも注目する必要があります。 編み糸に合った棒針の号数は毛糸のラベル(タグ)に表示されているため、必ず確認したうえで棒針の号数を選ぶ参考にしてください。編み図(設計図)のあるレシピでは、毛糸の太さの目安も記載されているケースが多いため、事前に確認しましょう。 ここでは、毛糸の太さに応じた棒針の号数について説明します。 細い毛糸を使う場合 棒針は号数の数字が小さいほど、編み針の直径が小さくなります。比較的細い毛糸を使用する場合は、0〜4号といった細めの棒針を選ぶとよいでしょう。 […]

2021.10.20
【初心者向け】裁縫の基本|必要な裁縫道具・縫い方を丁寧に解説

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【初心者向け】裁縫の基本|必要な裁縫道具・縫い方を丁寧に解説

裁縫に挑戦するにあたって「どのような裁縫道具を揃えればよいのか」「縫い方の基本がわからない」と悩む人は多いでしょう。スムーズに裁縫を始めるためにも、まずは裁縫の基本を押さえることがおすすめです。 当記事では、初心者が用意すべき道具類や道具選びのポイント、初心者が知っておきたい基本的な縫い方を解説します。ボタン・裾の縫い方も説明するため、裁縫を始める前に押さえておくべき点を知りたい人は参考にしてください。 【一覧表】初心者が用意すべき裁縫道具 まずは、初心者が裁縫をする場合に用意すべき裁縫道具を紹介します。手芸店などで購入する際の参考としてください。 針 針は大きく分けて「縫い針」と「まち針」の2種類がある。縫い針には長針と短針があり、太さも1号から12号まであるため、自分の持ちやすい長さ、縫いやすい太さのものを選ぶことがポイント。 糸 糸には「手縫い糸」と「ミシン糸」の2種類があり、手縫いの際は手縫い専用の手縫い糸を準備する。糸の太さは細口から太口までさまざまな種類があるため、布地の厚さなど用途に合わせて選ぶ。 はさみ 糸を切る場合は「糸切りばさみ」、布を切る場合は「裁ちばさみ」を準備する。小さな布地を切る場合や細かい作業をしたい場合は、小ぶりの裁ちばさみを用意する。 ピンクッション(針山) ピンクッションは手縫い針やまち針を刺しておくクッションで、「布タイプ」と「マグネットタイプ」の2種類がある。中材には種類があり、オイルが染み込んでいるものがおすすめ。 リッパー リッパーは、糸を切ったり縫い目をほどいたりするときに使用する。玉付きリッパーを選ぶことで、布に傷を付けることなく糸をほどくことが可能。 チャコペン チャコペンは、布を切る位置や縫う場所などのガイドを書き込む際に使う道具。フェルトペンタイプ・鉛筆タイプ・シャーペンタイプ・チョークタイプ・パウダータイプがあり、用途によって適切なペンは異なる。 上記の針・糸・はさみは必須アイテムで、ピンクッション・リッパーなどはあると便利です。針穴に糸を通す作業が苦手な場合は糸通しも準備しましょう。 初心者必見!裁縫の基本的な縫い方 初心者が裁縫を始めるにあたり、縫った糸が布から外れないようにする処理の仕方や、基本的な縫い方などを押さえておくことが大切です。 ここでは、玉結び・玉止め・なみ縫い・返し縫いの4つの縫い方を解説します。いずれも基礎的な部分であるため、4つの縫い方をマスターすれば裁縫がスムーズに進み、縫い上がりも美しくなります。 初心者のうちは最初から本番の裁縫に取り掛かるのではなく、余った布などで練習して、基本的な縫い方をマスターするとよいでしょう。 玉結び 玉結びとは、縫い始める前に糸の端に玉状の結び目を作ることです。糸の端に玉結びを作ることで、縫った糸が布から外れてしまうことを防ぎます。 <玉結びの手順> (1) 玉結びを作りたい糸の端を人差し指の先に1周半程度巻き付ける (2) 親指と人差し指で巻き付いた糸が2重になっている部分をはさむ (3) 親指と人差し指をすり合わせるようにして、数回、糸をより合わせる (4) 糸をより合わせた場所を押さえながら人差し指を抜き、糸の端を引く 玉結びの結び玉が小さい場合は、上記の手順を1回から2回繰り返して適切な大きさにしましょう。 なお、玉結びを失敗してしまった場合は、ほどけそうなら結び目をほどきます。ほどくことが難しい場合は、糸切りばさみで結び目を切ってやり直してください。玉結びの成功のコツは、(4)で糸を引く際により合わせた場所を確実に押さえることです。 玉止め 玉止めとは、縫い終わったあとに糸の端に結び目を作ることです。糸が布地から抜けないように、玉状の結び目を目立たない場所に作りましょう。玉止めをする際に、縫い目側の糸を引っ張ってしまうと、縫い目がよれてしまうため注意が必要です。 <玉止めの手順> (1) 縫い終わりの糸の出口に針を置き、針に糸を2回程度巻き付ける (2) 針に巻き付けた糸の部分を、針を持っていない手の親指で押さえる (3) 針を引き抜いて結び目を作る (4) 結び目がほどけないようしっかりと糸を引いたあと、3mm程度残して余分な糸を切る 玉止めの玉状の結び目を大きくしたい場合は、(1)で針に糸を巻く回数を増やすとよいでしょう。上手に玉止めをするためのコツは、(2)で親指で押さえるときにしっかりと押さえておくことです。 なみ縫い なみ縫いとは、もっとも基本的な縫い方で、縫った布地の表面・裏面ともに均一な長さの点線状の縫い目が表れる縫い方です。直線・曲線どちらも縫うことができ、2枚の布地を縫い合わる際や仮縫いなどで使われ、巾着のような小物作りもできます。 <なみ縫いの手順> (1) 玉結びをして布地の裏面に針を刺し、表面に出てきた針を3~4mm先に刺す (2) また、裏面に出てきた針を3~4mm先に刺す (3) (1)~(2)を縫い終わりの場所まで交互に繰り返す […]

2021.09.24
【ミシン針】太さの種類4つ|用途別の種類6つ・特性も解説!

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【ミシン針】太さの種類4つ|用途別の種類6つ・特性も解説!

ミシンは、名札つけ・裾上げや、ハンドメイドのマスク・入園入学グッズ、洋服作りなどなど幅広い範囲で使用できる手芸道具です。そのため、ホームソーイングでミシンをより一層活用したいと考えている方も多いでしょう。 当記事では、ミシンで使用する「ミシン針」の種類について解説します。ミシン針の特徴や適した糸の種類、ミシン針の購入におすすめの場所も紹介するため、ぜひ参考にしてください。 ミシン針の太さの種類4つ|適した糸の種類も ミシンを使う際には、縫い目の長さやミシンで扱う布地の種類によって、適切なミシン針やミシン糸を選ぶことが大切です。ミシンの針の太さは「○号」といった号数で表され、数字が小さいほど細く、数字が大きいほど太くなります。 また、ミシン糸の太さは「○番」という数字で表され、数字が大きいほど細くなることに注意しましょう。なお、上糸と下糸は同じ番手のものを選ぶことが一般的です。 工業用・職業用ミシンには、16号より太い針や7号といった細い針もありますが、家庭用ミシンでは基本的に9号・11号・14号・16号のミシン針を使用します。 ここでは、家庭用ミシンで主に使用される4種類のミシン針の特徴と、縫い目の長さや適した布地、適切な糸について解説します。 9号 9号のミシン針は、1.8mm~2.5mmの細かな縫い目で縫うことができる針です。ガーゼ・綿サテン・シフォン・ジョーゼット・オーガンジー・ローンなど、薄手の布地を縫う際に使います。 9号のミシン針に使用するミシン糸は、ポリエステル糸であれば60番~90番、綿糸・絹糸であれば50番~80番が適しています。9号のミシン針を薄地に使用する際に、ミシン糸の太さで迷った場合には、まず90番のミシン糸で試してみましょう。 11号 11号のミシン針は、2.0mm~3.0mmの普通の縫い目で縫える針です。ダブルガーゼ・リネン(麻布)・ワッフルの他、ちりめんやブロードなどのワイシャツ程度の普通地を縫う際に使用します。 使用するミシン糸は、ポリエステル糸であれば60番~90番、綿糸・絹糸であれば50番~60番の太さが適しています。ミシン糸の太さに迷った場合は、60番のミシン糸を準備しておくと安心です。 14号 14号のミシン針は、2.5mm~4.0mmといった粗めの縫い目で縫うことが可能な針です。デニム・帆布・ベロア・キルティング・ビニールコーティング地などの厚地を縫う場合に使用します。 使用するミシン糸は、ポリエステル糸の場合は60番、綿糸・絹糸であれば30番~50番が目安です。 16号 16号のミシン針も、2.5mm~4.0mmといった粗めの縫い目で縫える針です。14号のミシン針と同様に、厚手デニム地・帆布・ベロア・キルティング・ビニールコーティング地などの厚手の布地を縫う際に使用されます。 ポリエステル糸・綿糸・絹糸のいずれの場合でも、30番のミシン糸を選ぶことをおすすめします。 【用途別】ミシン針の種類と特性6つ ミシン針は用途によって種類が異なり、主に下記の6種類に分けられます ■【用途別】ミシン針の種類 キルト用 刺しゅう用 レザー用(皮革用) ニット用 デニム用 極薄生地用 ここでは、上記6つの用途に応じたミシン針の特徴と性能について解説します。 ミシン針の大手メーカーには「オルガン針株式会社」「クロバー株式会社」の2つがありますが、ここではオルガン針株式会社のミシン針を例に挙げて説明します。 キルト用 ミシン針を選ぶ際は、針の型番(品番)・針の基本的な寸法・針先形状をチェックしましょう。 ■ミシン針の基本的な寸法 A(軸径)…ミシン針の柄の部分における直径 D(穴上寸法)…ミシン針の穴(糸を通す部分)の上端から柄の部分(上端)までの長さ N(軸寸法)…ミシン針における柄の部分の長さ キルト用には、「HA×1QU」が適しています。 ■HA×1QUの基本情報 型番 HA×1QU 針の寸法 A(軸径):2.02 D(穴上寸法):33.80 N(軸寸法):11.70 針先形状 尖頭細身型(SPI) 「HA×1QU」は針先が細く、尖っている点が特徴です。厚みがあり中綿が含まれているキルト地でもスムーズに針が通るため、キルト地を縫う際にはぜひ活用してください。 刺しゅう用 「HA×1EB」は、刺しゅうに適したミシン針です。 ■HA×1EBの基本情報 型番 HA×1EB 針の寸法 A(軸径):2.02 D(穴上寸法):33.90 […]

2021.09.10