メルカリで受取評価しない人がいる理由は?出品者側の対応も紹介
メルカリの受取評価とは、購入者が商品を受け取って中身を確認した上で「良かった」「残念だった」などと評価する機能のことです。購入者の中には受取評価しない人もいるため、「なぜ受取評価してくれないのだろう」「受取評価をしてもらいたい」と思っている出品者の方もいるでしょう。
当記事では、メルカリで受取評価しない人がいる理由をはじめ、受取評価をされなかったときの取引やペナルティについて解説します。メルカリでハンドメイド作品や雑貨などを販売している方は、ぜひご覧ください。
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メルカリで受取評価しない人がいる理由
メルカリでは、受取評価が取引における必須のステップとなっています。そのため、受取評価が遅れれば取引が終わらず、代金の支払いも遅れることになります。こうした事情もあり、受取評価が一向に行われないことで不安になったり憤りを感じたりするケースも多いでしょう。
メルカリで受取評価をしないのには、購入者なりの理由があります。以下からは、受取評価されないときに考えられる主な理由について徹底解説します。受取評価がなかなかされずに困っている人は、ぜひ参考にしてください。
商品が購入者に届いていない
まだ商品が購入者に届いていない場合、購入者は受取評価が行えません。受取評価がされないときは、まだ配達されていない可能性を疑いましょう。購入者・出品者の住んでいる場所や、配達時の天気によっては、配送にかかる時間が予想以上に長くなるケースもあります。
購入者の自宅へ届いていたとしても、購入者が受け取ったとは限りません。購入者がポストを確認していなかったり、家族が代わりに受け取って購入者にまだ渡していなかったりすることもあるでしょう。
商品を確認していない・確認に時間がかかっている
商品は購入者の手元に届いている一方で、まだ中身を確認していないことは往々にしてあります。ひとまず受け取ったものの、スケジュールが忙しく開封していない場合などがこのケースにあたるでしょう。
加えて、商品のコンディションをチェックするのに時間がかかっていることもあります。万が一商品に大きな傷があったり、正常に動作しなかったりした場合、返品や返金を行う可能性も出てきます。したがって、商品の動作確認や傷・汚れの確認をしっかりと行ってから受取評価を行う人は少なくありません。
単純に受取評価を忘れている
購入者が、受取評価の機能のことを忘れている場合もあります。特にメルカリを久しぶりに使った人や、一度にたくさんの商品を購入した人は受取評価のことを忘れやすい傾向にあるでしょう。メルカリでは、受取評価を促すメッセージと商品発送通知が連動して送信されます。こうした仕様上、商品を受け取る頃には受取評価のことを忘れているケースも少なくないでしょう。
購入者側が評価されたくないと思っている
購入者が受取評価を行うと、出品者も購入者の受取評価を行えるようになります。そのため、「自分自身が受取評価を行わないことで、出品者から受取評価されるのを避けようとしている」というケースもあるでしょう。理由としては、「購入者が受取評価に関して過去に嫌な思いをした」「購入者が何かしらの悪い評価をつけられるような行為をした」といったものが考えられます。
商品に不満があり返品を検討している
受取評価を行った後は、基本的に返品が行えなくなります。そのため、返品を迷っているという理由で受取評価をしないことも考えられるでしょう。商品に対する不満として考えられるのは、商品に初期不良があったケースや、購入した商品と違うものが届いたケースが挙げられます。もしも商品の不具合などに心当たりがある場合は、先に出品者のほうからメッセージを送ると親切です。
受取評価自体を把握していない
メルカリを始めたばかりの人の場合、そもそも受取評価の機能そのものを知らないケースも考えられます。特に普段フリマアプリをあまり使わない人は、相手を評価するというシステムを知らないことが多いでしょう。購入者がメルカリ初心者であるかを判断したいときは、購入者につけられた評価の数を見てみてください。評価が少ない人は、メルカリを始めたばかりの可能性が高いと言えます。
受取評価がレビューだと勘違いしている
メルカリでは受取評価が取引の必要事項に含まれている一方、通販ではレビューが任意の行為です。メルカリの受取評価も通販のレビューのように、必ず行う必要はないものだと誤解されている可能性があります。
「メルカリでは受取評価を依頼するメッセージが自動で届くため、必須だと分かるだろう」と考える人もいるでしょう。しかし通販でも、商品の購入後に「ぜひレビューをしてください」というメールが届きます。そのため、通販の商品レビューと同じものと考え、メッセージを見ても重要性を理解できない可能性があります。
嫌がらせでわざと評価しない
取引をすぐに終わらせず、代金の支払いを遅らせることで嫌がらせをしたいと考えているケースもあるでしょう。嫌がらせの動機は、取引中にあったトラブルや商品に対する不満をアピールするためだと考えられます。
メルカリで受取評価をされないとどうなる?
メルカリでは、どちらかが受取評価を行わなくても取引が完了します。したがって、「受取評価がされない」という理由で代金がもらえないことは原則ないため安心しましょう。
自動で取引が終了するとはいえ、毎回受取評価をせずに放置するのは望ましくありません。相手を不安にさせるため、マナー的な観点から見て評価は毎回必ず行うのがよいでしょう。以下からは受取評価をされなかったときの取引の詳細や、受取評価を受けられなかったときのペナルティなどについて紹介します。
受取評価をされなかったときの取引
メルカリでは受取評価が一定の間行われなかった場合、自動で取引完了になる仕組みとなっています。取引が終了するのは、発送通知した日から9日後の13時以降です。取引が自動で終了した場合、出品者と購入者の双方が自動評価となります。「評価なし」として扱われ、良い評価・悪い評価いずれもつきません。
受取評価をされなかったときのペナルティ
メルカリの公式サイトには、下記のような文章があります。
「評価をしないなど進行中の取引を放棄すること」は迷惑行為に該当します。皆さまにあんしん・あんぜんにお取引いただけるよう、進行中の取引を放棄する等の迷惑行為を確認した場合、警告や利用制限などを行っています。
引用:メルカリ「受取評価/評価がされない」/引用日2023/11/28
受取評価をされなかった場合、出品者側がペナルティを受けることはありません。一方で購入者側は、以上のように何らかのペナルティが課されるケースがあります。受取評価を行わない行為を何度も続けていると、ペナルティが重くなっていく可能性があります。メルカリを安心して利用し続けるためにも、受取評価を忘れず行うことが大切です。
メルカリで受取評価されないときの対処法
受取評価が行われなくても取引は終了するものの、自動で終了するのを待っていると時間がかかります。そのため、何かしらの対処を行いたい人も多いでしょう。メルカリで受取評価されないときは、以下の対応法を試すことをおすすめします。
・商品が到着済みか確認する
追跡サービスのある方法で発送をした場合、配送状況確認を行い、商品が到着済みであるかをチェックしましょう。サイト上では到着済みになっているにもかかわらず受取評価が行われない場合は、商品が無事に届いているかを尋ねて購入者本人に確認するのも有効です。
・購入者にメッセージを送って受取評価をお願いする
取引画面にて、「受取評価をしてほしい」という旨のメッセージを送ってみましょう。「受取評価のことを忘れていた」といった理由で放置されていた場合、メッセージ通知によって思い出してもらえる可能性が高まります。
・自動で取引が完了するのを待つ
受取評価が行われなかったとしても購入者に大きなデメリットはないため、放置して自動取引終了のタイミングを待っていても問題ありません。
まとめ
メルカリでは商品が到着しているにもかかわらず受取評価しない人や、届いていてもさまざまな理由によって受取評価をしない人がいます。単純に商品自体が届いていなかったり受取評価を忘れていたりする場合もありますが、中には商品に不満があり返品を検討している場合や受取評価をレビューだと勘違いしている人もいるでしょう。
購入者から受取評価をされなくても取引は完了しますが、購入者側が何らかのペナルティを受ける可能性があります。メルカリで受取評価されないときは、商品が到着済みか確認するほか、購入者にメッセージを送って受取評価をお願いする対処法もあります。