メルカリ便で沖縄に発送できる?注意点や配送料を解説
メルカリ便で沖縄の方と荷物をやり取りする際、配送料や配達までの期間について不安に思う方もいるでしょう。メルカリ便の送料は全国一律なので、配送料に変化はないものの、配達までの時間や内容物の注意点など、押さえておきたい点がいくつかあります。
当記事では、メルカリ便で沖縄とやり取りするときの注意点や配達時間などを解説します。メルカリを利用している方はぜひ当記事を参考にしてください。
目次1
メルカリ便で沖縄とやり取りできる?
メルカリ便を利用すれば、宛先地が沖縄であっても問題なく荷物を送れます。では沖縄以外の都道府県に送るのとでは、配送料や到着までの時間に違いが生まれるのでしょうか。
ここでは、メルカリ便で沖縄とやり取りする際に知っておきたい2つの点について徹底解説します。トラブルを避け、スムーズに沖縄と沖縄県外の間で荷物のやり取りをしたい人は、ぜひ参照してください。
沖縄への配送料
メルカリ便は、沖縄を含めた日本全国で送料が一律である点がメリットです。距離の遠い場所に送る際も、送料の心配をする必要はありません。メルカリ便の1つであるゆうパックの配送料は、以下の通りです。
- 60サイズ:750円
- 80サイズ:870円
- 100サイズ:1,070円
- 120サイズ:1,200円
- 140サイズ:1,450円
- 160サイズ:1,700円
- 170サイズ:1,900円
商品のサイズによっては、メルカリ便を利用することで配送料を節約できる可能性もあるでしょう。例として通常のゆうパックを配達方法に選択すると、東京から沖縄への160サイズの配達には3,180円の送料がかかります。一方、メルカリ便であれば相手が日本のどこに住んでいても160サイズの送料は1,700円となるため、1,480円得できます。
沖縄のような遠方へ届けるのであれば、配送料の観点からメルカリ便を利用するのがよいでしょう。
沖縄に到着するまでの時間
メルカリ便を利用した配送にかかる時間は、配送方法によって異なるため注意が必要です。ネコポスや宅急便コンパクトであれば通常1〜2日ほどかかり、ゆうパケットやゆうパケットポストであれば2〜3日ほどかかります。宅急便やゆうパックは、配送先の地域や荷物の種類などによって到着日数が変わります。
ただし以上の到着日数は、一部地域を除いた一般的な日数です。沖縄は一部地域に含まれるため、通常の日数よりもさらに時間を要することになるでしょう。到着日数の違いについて知らずに送ると、購入者に迷惑をかけたり、トラブルになったりする可能性もあります。沖縄へ送る際は、その他の都道府県に送るときよりも到着までに時間がかかることにあらかじめ注意しておく必要があるでしょう。
メルカリ便で沖縄に荷物を送るときの注意点
沖縄は、配送する上で他の都道府県とややシステムが異なる部分があります。沖縄に送る際、いくつかのポイントに注意することで、自分自身と相手の双方が気持ちよく取引できるでしょう。以下からは、沖縄とやり取りするにあたって特に確認しておきたい点について紹介します。
内容物を明確に書く
メルカリ便で荷物を送る際は、必ず中にどのようなものが入っているかを詳しく書きましょう。記入する際、曖昧な表記にならないよう注意が必要です。ぬいぐるみやキーホルダーを送るのであれば、「雑貨」といった抽象的な書き方でなく、「ぬいぐるみ」や「キーホルダー」と書きましょう。曖昧な書き方をしてしまうと、中に入っているものが特定できず、到着が遅れたり配送ができなかったりするリスクがあります。
加えて、中に危険物を入れているにもかかわらず、内容物が分からない書き方をしてしまった場合、航空機を利用した輸送で問題が起こる可能性もあります。安全性を考慮し、必ず具体的な内容を書くようにしましょう。
航空便で送れないものがある点に注意する
沖縄に送られる荷物は、一般的に航空便を通して配送されます。航空便では、航空機の運航中に問題が起こらないよう、一部の荷物に関して配送が制限されています。荷物を送る際は、航空機で配送できない荷物でないかチェックしましょう。航空便で送れない荷物には、以下のようなものがあります。
- クラッカー・花火(火薬類)
- キャンプ用ガス・コンロ用ガス(ガス類)
- マッチ(可燃物)
- オイルライター(引火性液体)
- マニキュア・化粧品(引火性液体)
- 液体接着剤(引火性液体)
特に、化粧品や接着剤、アルコール類は引火性液体であり、輸送できないため注意しましょう。
航空機で輸送できない荷物を送った場合、航空機以外の方法で配送することになり、1〜4日ほど到着が遅れる可能性があります。航空機で送れないと判断した際は、配送に時間がかかる旨を相手に伝えておくのがよいでしょう。
配達の受付時間に注意する
ヤマト運輸の持ち込みは、営業所によって受付時間が異なっています。特に小規模な支店は、早く締め切りやすい傾向にあるので注意しましょう。締め切り時間を超えると配送が翌日になり、到着が遅れる原因になるため、余裕を持って持ち込む必要があります。
受付時間内に持ち込めたとしても、必ず当日発送されるとは限りません。遅い時間に持ち込まれた荷物に関しては、翌日発送となる可能性があります。当日に発送してもらえる締め切り時間は営業所によって異なりますが、一般的には18時半を超えると翌日発送になるケースがほとんどです。
沖縄に配送する際はただでさえ配達に時間がかかるため、できるだけ早く発送するようにしましょう。ヤマト運輸の営業時間が終わった後に発送が必要となった場合は、コンビニを利用するのがおすすめです。
メルカリのプロフィールに沖縄在住と明記したほうがよい?
沖縄に住んでいる人は、メルカリのプロフィールに沖縄在住である旨を書いておくとよいでしょう。送り先を明記することで、やり取りの際にトラブルが生じるリスクを減らせます。
沖縄以外に住んでいる人の中には、送料や到着時間に違いが生まれる可能性がある点から、沖縄の人とのやり取りを断っている人も見られます。しかし、沖縄の人とやり取りしないのはよい行為とは言えません。主な理由は、以下の通りです。
・独自ルールを作ることは推奨されていないため
メルカリでは、出品者がメルカリの公式に存在しない独自ルールを作って周りに強要することを推奨していません。独自ルールによりトラブルが起こる可能性もあるため、公式のガイドラインに沿ってやり取りすることが求められています。
・沖縄に住む人からのイメージが悪くなるため
沖縄に住んでいる人が「沖縄の人はやり取り禁止」という独自ルールを見た場合、ネガティブな印象を持つ可能性があるでしょう。相手によっては、差別と受け取られるケースもあります。
以上のような点から、特定地域の人とのやり取りを制限するのは避けたほうがよいと言えます。
沖縄配送のやりとりをするときは?
沖縄県から発送したりアイテムを買ったりする際は、やり取りの際にあらかじめ沖縄に住んでいることを伝えておくようにしましょう。プロフィールに記入するだけでは見ない人も多いため、取引メッセージでも重ねて伝えておくのがよいと言えます。沖縄であると相手が知らないまま取引を行うと、「急いでいるのになかなか届かない」「評価がなかなか付かない」と感じ、トラブルに発展するリスクがあります。
沖縄に住んでいる旨を伝えれば、多くの人は理解を示してくれるでしょう。「沖縄在住」だけでなく、「到着までに1週間かかる場合があります。評価も遅くなる可能性があるためご了承ください」といった内容でより詳しく伝えると親切です。
まとめ
メルカリ便で沖縄に荷物を配送するときも、配送料は他の地域と変わりません。ただし、荷物の到着までに時間がかかるため、沖縄と他の地域でやりとりをする際は余裕を持った発送を心がける必要があります。
また、沖縄と他の地域の間での配送では航空機を使うため、内容物にも気を付けましょう。火薬類やガス類、引火性の液体は航空機での輸送ができず、到着までにさらに時間がかかります。沖縄に住んでいる方がメルカリでやりとりをする際は、メッセージなどで居住地を伝えておくとトラブルを防げます。