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公開日: 2022.10.05
最終更新日: 2022.10.05

サンキャッチャーとは?開運効果や種類を解説!作るときのポイントも

サンキャッチャーとは?開運効果や種類を解説!作るときのポイントも

お部屋のオブジェとして飾れるサンキャッチャーは、部屋に飾ることで幸運が訪れると言われており、開運インテリアとして興味を持つ方が増えています。また、種類や飾り方次第で、空間の印象がおしゃれになることもあり、注目度の高いクリスタル雑貨です。

今回は、サンキャッチャーとはどのようなものなのかをはじめ、開運効果や種類、選び方などを詳しく紹介します。また、作り方のポイントも言及しているため、サンキャッチャーのハンドメイドに挑戦したい方は必見です。

サンキャッチャーとは?

サンキャッチャーとは、美しいガラス製のクリスタルで作られた、存在感のあるインテリアアクセサリーです。太陽の光の反射で虹色に輝くことから、別名「レインボーメーカー」とも呼ばれています。

また、光とともに運気も取り入れられると言われており、幸運を呼ぶ風水アイテムとしても人気です。ここでは、クリスタルガラス製のサンキャッチャーの基本情報を、次の4つに分けて解説します。

  • 開運効果
  • 種類
  • 選び方
  • 危険性

サンキャッチャーの開運効果

サンキャッチャーには、よい運気の流れを作る効果があると言われています。

・部屋を明るい雰囲気にする

窓辺に置くことでクリスタルが太陽の光を取り込んで反射し、部屋が明るい雰囲気になります。キラキラと虹色の光が映し出され、空間が華やかな印象になるでしょう。

・家の悪い気を拡散すると言われている

サンキャッチャーは、北東や南西の方角につるすことで、クリスタルに反射した光と同時に悪い気も一緒に拡散し、方位除けの効果があると言われているアイテムです。

・癒しの効果が期待される

虹を見ると幸運な気持ちになる方が多いように、サンキャッチャーの虹色の光は、日々の疲れをやわらげたり、感情が穏やかになったりする効果を与えることも期待できます。

サンキャッチャーの種類

お部屋を虹色に彩るサンキャッチャーには、大きく分けると3種類あり、それぞれ飾り方が異なります。

・つるしタイプ

ワイヤーやチェーン、紐などで通したクリスタルを、カーテンレールや天井などからつるすタイプです。太陽の光が入ると、レインボーカラーのプリズムが浮かび上がり、部屋の中が幻想的な雰囲気になります。

・据え置きタイプ

移動させるのに便利な据え置き型サンキャッチャーは、直置きをはじめ、台座、スタンドにかける商品もあります。光があたる場所に動かしたり好きなところに置いたりできるため、使い勝手がよい点が特徴です。

・ストラップタイプ

ストラップタイプのサンキャッチャーは、キーホルダーとして肌身離さず持ち歩けます。バッグや小物などにつけて、お守り替わりに持ち歩きたい方におすすめです。

サンキャッチャーの選び方

サンキャッチャーを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

●ボトムクリスタルの形状

クリスタルの底の形によって、取り込める光の量も変わってきます。拡散性の高いボール型や透明感が綺麗なドロップ型などがあるため、お好みで選びましょう。

●クリスタルの種類

クリスタルは主に次の3種類があり、それぞれ透明感や特徴が異なります。コスパも考えた上で、自分に合うものをチョイスすることがおすすめです。

  • クリスタルガラス:透明度が高い
  • K9クリスタル:エコ素材で輝きが綺麗
  • ソーダガラス:耐久性が高く安い

●パーツの構成

クリスタルパーツが多いほど、光を多く取り込めて、部屋の中がきらびやかな雰囲気になります。ビーズや天然石をあしらったものなどもあるため、パーツの全体的なバランスを考えて選びましょう。

サンキャッチャーにおける火事の危険性

虫眼鏡のような凸レンズのはたらきがあるアイテムの場合、光を一点に集めることで温度が上昇し、火災の原因になる可能性もあります。しかし、サンキャッチャーのクリスタルガラスは、細かなカットにより受けた光を拡散しているため、火事が発生するリスクはなく、安全と言えるでしょう。

ただし、多面カットが施されていないパーツには、光が集中しやすいため、サンキャッチャーを自作する際には気をつけましょう。サンキャッチャーを手作りする上で意識したい、火事を引き起こさないためのポイントについては、下記の「3-1. 収れん火災に注意する」でも詳しく解説しております。

サンキャッチャーは自分で作れる?

お部屋を素敵に演出でき、なおかつ癒しも与えてくれるサンキャッチャーは、材料をそろえれば、自分で簡単に作ることが可能です。材料は、100均や手芸屋などで比較的安い価格で手に入り、制作費がリーズナブルに抑えられます。

また自作することで、お部屋のインテリアに合わせて、自分の好きな形・色などのパーツ構成や、サイズを選ぶことができる点も嬉しいポイントです。初心者の方でも挑戦しやすいため、世界に1つだけのオリジナルサンキャッチャーを手作りしてみましょう。

ここでは、サンキャッチャー作りに必要なものや、あると便利なキットについて紹介します。

サンキャッチャー作りに必要な物

ハンドメイドでサンキャッチャーを作るにあたり、必要な材料は以下の通りです。

  • クリスタル
  • ビーズ
  • テグス・紐・ワイヤー
  • はさみ
  • ペンチ・平ヤットコ
  • つぶし玉

ガラスビーズやクリスタル素材は、バラエティ豊かな色や形があるため、完成イメージや部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

テグスやワイヤーは、サンキャッチャーを支えるベースとして使用するため、どちらか一方を用意します。テグスは、はさみでもカットできる細い釣り糸で、作品の透明感を高めたい方は、テグスがおすすめです。一方、大きなクリスタルやビーズを多用する場合は、耐久性の高いワイヤーを選びましょう。ワイヤーを使用する場合はペンチや平ヤットコが必要です。

つぶし玉は、クリスタルやビーズを固定するために使う小さな玉で、ペンチでつぶすことができます。自分が作りたいデザインをイメージし、クリスタルやビーズをテグス、もしくはワイヤーに通して、サンキャッチャーを作りましょう。

初めてのサンキャッチャー作りにはキットが便利

サンキャッチャーの作り方はシンプルですが、初心者の方にとってはハードルが高いと感じることもあるでしょう。手軽に挑戦したい場合は、必要な材料がセットで入ったサンキャッチャーキットを購入するのも1つの手です。キットには、以下のようなメリットがあります。

  • 材料を買いそろえる時間を短縮できる
  • 作り方の説明に沿って簡単に制作できる
  • できあがりイメージと同じサンキャッチャーが作れる

最初にキットを使ってサンキャッチャーの作り方を把握することで、2つ目以降は、より自分の好みを反映させながら、オリジナリティの高いサンキャッチャーが作れるでしょう。

サンキャッチャー作りのポイント

手軽に手作りできるインテリアアクセサリーとしても人気のサンキャッチャーですが、危険や失敗のリスクがないとは言い切れません。サンキャッチャーをスムーズに作るためのポイントは以下の2点です。

  • 収れん火災に気をつける
  • 重さのバランスを考える

下記で詳しい内容を確認しましょう。

収れん火災に注意する

ハンドメイド作品を作る上で、安全性の確保は第一優先と言えます。注意すべきことは「収れん火災」と呼ばれる火災であり、一か所に太陽光が集中してしまうことで、可燃物が発火する可能性があります。実際に鏡や水晶玉、ペットボトルなどが火災の原因になった実例もあるため、クリスタルを選ぶ際には、球形のクリスタルボールや凸型のものは選ばないようにしましょう。

光の拡散効果が高い、多面カットされたクリスタルを使うことが大切です。また、透明度の高いガラス水晶のようなパーツほど、発火のリスクが大きいことも覚えておきましょう。

重さに注意する

サンキャッチャーは一度作れば、長期にわたって使えるアイテムです。ただし、ガラスパーツの重さやラインの耐久性がネックとなり、切れて落ちてしまうケースもあります。特に大きなクリスタルなどは、美しいプリズムを生みだす反面、サンキャッチャーの重量が増す要因になってしまいます。

また、たくさんのビーズを使う場合も同じく、テグスや紐が重さに耐えきれず、落下の原因になることも少なくありません。一時は問題なく使えても、月日が経つにつれて劣化が進むため、注意が必要です。

パーツの重量が大きい場合は、ワイヤーやチェーンなど金属製の強度が強いものを選びましょう。

まとめ

サンキャッチャーは、太陽の光によって幻想的なプリズムを作り出すことができ、お部屋と心を明るくしてくれるおすすめインテリア雑貨です。つるし方によっては、風水効果があるとされており、魅力の多いアイテムと言えるでしょう。

ハンドメイドが好きな方やコストを抑えたい方は、当記事で紹介した必要な材料や注意点を参考に、サンキャッチャー作りに挑戦してみてください。必要に応じて、簡単に作れるキットを利用し、サンキャッチャーに彩られた素敵な空間作りを目指しましょう。