サンキャッチャーとは?開運効果や種類を解説!作るときのポイントも
お部屋のオブジェとして飾れるサンキャッチャーは、部屋に飾ることで幸運が訪れると言われており、開運インテリアとして興味を持つ方が増えています。また、種類や飾り方次第で、空間の印象がおしゃれになることもあり、注目度の高いクリスタル雑貨です。
今回は、サンキャッチャーとはどのようなものなのかをはじめ、開運効果や種類、選び方などを詳しく紹介します。また、作り方のポイントも言及しているため、サンキャッチャーのハンドメイドに挑戦したい方は必見です。
目次1
サンキャッチャーとは?
サンキャッチャーとは、美しいガラス製のクリスタルで作られた、存在感のあるインテリアアクセサリーです。太陽の光の反射で虹色に輝くことから、別名「レインボーメーカー」とも呼ばれています。
また、光とともに運気も取り入れられると言われており、幸運を呼ぶ風水アイテムとしても人気です。ここでは、クリスタルガラス製のサンキャッチャーの基本情報を、次の4つに分けて解説します。
- 開運効果
- 種類
- 選び方
- 危険性
サンキャッチャーの開運効果
サンキャッチャーには、よい運気の流れを作る効果があると言われています。
・部屋を明るい雰囲気にする
窓辺に置くことでクリスタルが太陽の光を取り込んで反射し、部屋が明るい雰囲気になります。キラキラと虹色の光が映し出され、空間が華やかな印象になるでしょう。
・家の悪い気を拡散すると言われている
サンキャッチャーは、北東や南西の方角につるすことで、クリスタルに反射した光と同時に悪い気も一緒に拡散し、方位除けの効果があると言われているアイテムです。
・癒しの効果が期待される
虹を見ると幸運な気持ちになる方が多いように、サンキャッチャーの虹色の光は、日々の疲れをやわらげたり、感情が穏やかになったりする効果を与えることも期待できます。
サンキャッチャーの種類
お部屋を虹色に彩るサンキャッチャーには、大きく分けると3種類あり、それぞれ飾り方が異なります。
・つるしタイプ
ワイヤーやチェーン、紐などで通したクリスタルを、カーテンレールや天井などからつるすタイプです。太陽の光が入ると、レインボーカラーのプリズムが浮かび上がり、部屋の中が幻想的な雰囲気になります。
・据え置きタイプ
移動させるのに便利な据え置き型サンキャッチャーは、直置きをはじめ、台座、スタンドにかける商品もあります。光があたる場所に動かしたり好きなところに置いたりできるため、使い勝手がよい点が特徴です。
・ストラップタイプ
ストラップタイプのサンキャッチャーは、キーホルダーとして肌身離さず持ち歩けます。バッグや小物などにつけて、お守り替わりに持ち歩きたい方におすすめです。
サンキャッチャーの選び方
サンキャッチャーを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
●ボトムクリスタルの形状
クリスタルの底の形によって、取り込める光の量も変わってきます。拡散性の高いボール型や透明感が綺麗なドロップ型などがあるため、お好みで選びましょう。
●クリスタルの種類
クリスタルは主に次の3種類があり、それぞれ透明感や特徴が異なります。コスパも考えた上で、自分に合うものをチョイスすることがおすすめです。
- クリスタルガラス:透明度が高い
- K9クリスタル:エコ素材で輝きが綺麗
- ソーダガラス:耐久性が高く安い
●パーツの構成
クリスタルパーツが多いほど、光を多く取り込めて、部屋の中がきらびやかな雰囲気になります。ビーズや天然石をあしらったものなどもあるため、パーツの全体的なバランスを考えて選びましょう。
サンキャッチャーにおける火事の危険性
虫眼鏡のような凸レンズのはたらきがあるアイテムの場合、光を一点に集めることで温度が上昇し、火災の原因になる可能性もあります。しかし、サンキャッチャーのクリスタルガラスは、細かなカットにより受けた光を拡散しているため、火事が発生するリスクはなく、安全と言えるでしょう。
ただし、多面カットが施されていないパーツには、光が集中しやすいため、サンキャッチャーを自作する際には気をつけましょう。サンキャッチャーを手作りする上で意識したい、火事を引き起こさないためのポイントについては、下記の「3-1. 収れん火災に注意する」でも詳しく解説しております。
サンキャッチャーは自分で作れる?
お部屋を素敵に演出でき、なおかつ癒しも与えてくれるサンキャッチャーは、材料をそろえれば、自分で簡単に作ることが可能です。材料は、100均や手芸屋などで比較的安い価格で手に入り、制作費がリーズナブルに抑えられます。
また自作することで、お部屋のインテリアに合わせて、自分の好きな形・色などのパーツ構成や、サイズを選ぶことができる点も嬉しいポイントです。初心者の方でも挑戦しやすいため、世界に1つだけのオリジナルサンキャッチャーを手作りしてみましょう。
ここでは、サンキャッチャー作りに必要なものや、あると便利なキットについて紹介します。
サンキャッチャー作りに必要な物
ハンドメイドでサンキャッチャーを作るにあたり、必要な材料は以下の通りです。
- クリスタル
- ビーズ
- テグス・紐・ワイヤー
- はさみ
- ペンチ・平ヤットコ
- つぶし玉
ガラスビーズやクリスタル素材は、バラエティ豊かな色や形があるため、完成イメージや部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
テグスやワイヤーは、サンキャッチャーを支えるベースとして使用するため、どちらか一方を用意します。テグスは、はさみでもカットできる細い釣り糸で、作品の透明感を高めたい方は、テグスがおすすめです。一方、大きなクリスタルやビーズを多用する場合は、耐久性の高いワイヤーを選びましょう。ワイヤーを使用する場合はペンチや平ヤットコが必要です。
つぶし玉は、クリスタルやビーズを固定するために使う小さな玉で、ペンチでつぶすことができます。自分が作りたいデザインをイメージし、クリスタルやビーズをテグス、もしくはワイヤーに通して、サンキャッチャーを作りましょう。
初めてのサンキャッチャー作りにはキットが便利
サンキャッチャーの作り方はシンプルですが、初心者の方にとってはハードルが高いと感じることもあるでしょう。手軽に挑戦したい場合は、必要な材料がセットで入ったサンキャッチャーキットを購入するのも1つの手です。キットには、以下のようなメリットがあります。
- 材料を買いそろえる時間を短縮できる
- 作り方の説明に沿って簡単に制作できる
- できあがりイメージと同じサンキャッチャーが作れる
最初にキットを使ってサンキャッチャーの作り方を把握することで、2つ目以降は、より自分の好みを反映させながら、オリジナリティの高いサンキャッチャーが作れるでしょう。
サンキャッチャー作りのポイント
手軽に手作りできるインテリアアクセサリーとしても人気のサンキャッチャーですが、危険や失敗のリスクがないとは言い切れません。サンキャッチャーをスムーズに作るためのポイントは以下の2点です。
- 収れん火災に気をつける
- 重さのバランスを考える
下記で詳しい内容を確認しましょう。
収れん火災に注意する
ハンドメイド作品を作る上で、安全性の確保は第一優先と言えます。注意すべきことは「収れん火災」と呼ばれる火災であり、一か所に太陽光が集中してしまうことで、可燃物が発火する可能性があります。実際に鏡や水晶玉、ペットボトルなどが火災の原因になった実例もあるため、クリスタルを選ぶ際には、球形のクリスタルボールや凸型のものは選ばないようにしましょう。
光の拡散効果が高い、多面カットされたクリスタルを使うことが大切です。また、透明度の高いガラス水晶のようなパーツほど、発火のリスクが大きいことも覚えておきましょう。
重さに注意する
サンキャッチャーは一度作れば、長期にわたって使えるアイテムです。ただし、ガラスパーツの重さやラインの耐久性がネックとなり、切れて落ちてしまうケースもあります。特に大きなクリスタルなどは、美しいプリズムを生みだす反面、サンキャッチャーの重量が増す要因になってしまいます。
また、たくさんのビーズを使う場合も同じく、テグスや紐が重さに耐えきれず、落下の原因になることも少なくありません。一時は問題なく使えても、月日が経つにつれて劣化が進むため、注意が必要です。
パーツの重量が大きい場合は、ワイヤーやチェーンなど金属製の強度が強いものを選びましょう。
まとめ
サンキャッチャーは、太陽の光によって幻想的なプリズムを作り出すことができ、お部屋と心を明るくしてくれるおすすめインテリア雑貨です。つるし方によっては、風水効果があるとされており、魅力の多いアイテムと言えるでしょう。
ハンドメイドが好きな方やコストを抑えたい方は、当記事で紹介した必要な材料や注意点を参考に、サンキャッチャー作りに挑戦してみてください。必要に応じて、簡単に作れるキットを利用し、サンキャッチャーに彩られた素敵な空間作りを目指しましょう。