minne(ミンネ)で使われるユーザーIDの決め方とは?変更方法も解説
minneは、GMOペパボ株式会社が運営する国内最大規模のハンドメイドマーケットです。利用にあたっては、ユーザーIDなど3種類の名前を付ける必要があります。とはいえ、それぞれがどのように違うのか、どのように名前を決めるべきなのか、よく分からない人もいるでしょう。
そこで、この記事ではminneで使う名前の種類やそれぞれの違い、変更方法、名前以外に設定しておきたいプロフィール項目などについて詳しく解説します。
目次1
minneで使う名前の種類:ユーザーID・ニックネーム・ショップ名の違いとは
minneで登録する名前には、「ユーザーID」「ニックネーム」「ショップ名」があります。3つの名前はそれぞれ役割や特徴が異なるため、違いを理解することが必要です。そこで、ここでは3つの名前が、どのようなものなのかについて解説します。
minneがどのようなサイトかよく知らない人に向けて、以下のページで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
ユーザーID
ユーザーIDは、ほかのユーザーと区別するためのものです。ユーザー登録の際、半角英字・数字・ハイフンを含めて3~12文字に収まるように自分で作成します。既にほかのユーザーが使っているIDは登録できません。登録したIDは、サイトURLの一部となります。
購入者にとっては、出品者のユーザーIDはあまり関係ありません。なぜなら、作品購入にあたって印象に残るのはショップ名やニックネームのほうだからです。とはいえ、URLに表示されるということもあり、ニックネームやショップ名と同様によく考えて決めることが大切です。また、1度登録したminneのユーザーIDは変更できません。
●ユーザーIDの確認方法
サイトでは、自分のショップページにアクセスしたときに上部のアドレスバーに表示されるURLを見れば、自分のユーザーIDが分かります。表示URLは「https://minne.com/@○○○」で、○○○の部分がユーザーIDです。
アプリでは、メニュー画面の設定からプロフィールを選ぶとユーザーIDが確認できます。
●ユーザーIDの変更方法
1度設定すると、変更はできません。どうしても変更したい場合は、退会して最初からショップを作り直す必要があります。また、退会してから24時間は登録に使用したメールアドレスやユーザーIDでの再登録はできません。ユーザーID変更のために退会した場合は、24時間以上待つか、別のメールアドレスを使うかして再登録しましょう。
ニックネーム
ニックネームは、サイト上でハンドメイド販売をする出品者の名前として表示されるものです。
●ニックネームの確認方法
自分のショップページにアクセスすれば、出品者として表示されています。また、会員ページの設定からプロフィールを選ぶと登録情報が確認できます。
●ニックネームの変更方法
サイトで変更する場合は、会員ページのプロフィール設定で希望のニックネームを入力した後、「更新する」をクリックすればOKです。アプリの場合は、プロフィール画面でニックネームをタッチして変更し、「登録する」をタップします。
ショップ名
ショップ名はお店の名前・屋号となるものです。minneでは「ギャラリー」として設定されていましたが、2021年9月に「ショップ」へと変更されました。ショップ名とニックネームとを同じにしている出品者もたくさんいます。
●ショップ名の確認方法
ショップ名は、自分のショップページにアクセスすればそのまま見られます。または、会員ページのショップ設定からでも確認可能です。
●ショップ名の変更方法
ショップ名の変更は、会員ページのショップ設定の画面からできます。会員ページ右上の三本線マークを押してメニューを表示し、ショップ名を変更しましょう。
minneで売れる名前・ユーザーIDの付け方のポイント4つ
minneで多くの人に作品を買ってもらうためには、名前にこだわることも大切です。購入者が覚えやすく愛着を持ちやすい名前を付けるようにしましょう。購入者の記憶に残りやすい名前を付けることは、人気ショップになることにもつながります。ここでは、ユーザーIDやニックネームなどを決める際のポイントを解説します。
●覚えやすくする
購入者が覚えやすいものにすることは、名前を決める基本です。一見してすぐに頭に入るものにしましょう。長すぎるものや複雑なものはあまりよくありません。ショップ名であれば「○○ぬいぐるみ工房」「生活雑貨の○○」などにすると、何を扱う店かもすぐに分かります。ニックネームなら、4~8文字程度が覚えやすくよいでしょう。
●オリジナリティを出す
名前は、ほかに見当たらない自分だけのものを付けるようにしましょう。仮に、既に使われているショップ名やニックネームを使うと、混乱を招く可能性があります。まったく同じでなくても、1文字違う程度の名前でも紛らわしいです。先にその名前を使っている出品者からクレームが寄せられる可能性もあるでしょう。
トラブルを避けるためにも、登録する前に付けたい名前で検索するのがおすすめです。候補の名前がヒットしてしまった場合は、ほかの名前を改めて考えましょう。
●キーワードを盛り込む
名前を決めるときは、店のイメージや作風が伝わる単語をいくつか盛り込むとよいでしょう。ターゲットとする購入者が好みそうな言葉を選んで組み合わせるのがポイントです。
●ユーザーIDとニックネームを関連付ける
ユーザーIDは、サイトのURLとなるものです。ショップ名などとは違って、購入者が特に目にする部分ではありません。とはいえ、購入者がショップを訪れたときにはなんとなく目に入る情報です。そのため、ショップ名やニックネームと関連付いたものにするのがおすすめです。
たとえば、ショップ名を「Kids」としたとして、URLは以下のどちらが好ましいでしょうか。
- https://minne.com/@826a127(ユーザーIDが意味のない英数字の羅列)
- https://minne.com/@kids(ユーザーIDとショップ名が同じ)
後者のほうが統一感があり、見栄えのよい印象を受けます。購入者にとっても覚えやすいでしょう。
minneで最初に設定しておきたいプロフィールの設定項目
minneで出品者として活動するなら、プロフィールページを充実させることも大切です。プロフィールページが充実していれば出品者がどのような人か分かり、購入者が安心できるからです。購入する前にプロフィールページをチェックする人も多いため、空白のままにすることはやめましょう。
●アイコンを登録する
アイコンはショップや出品者の目印となるものです。出品者の顔写真や代表作品、ブランドロゴなどを設定するとよいでしょう。登録方法は簡単で、プロフィール設定の「画像をアップロード」を押し、写真や画像を選択して更新するとアップできます。登録可能な画像の形式はjpg・png・gifで、容量は700KBまでです。サイズは縦横ともに256px以上にしましょう。256px以下の画像にすると、掲載時にぼやける可能性が高いです。
●制作風景やお気に入りの写真を設定する
制作過程が撮影された写真やお気に入りの作品画像などを最大2枚まで設定できます。ショップの雰囲気が伝わるため、ぜひアップしましょう。プロフィール設定から「お気に入りの作品の写真」の「画像をアップロードする」をクリックし、写真や画像を選んで更新すれば設定完了です。jpg・png・gifの画像形式で登録できます。ブラウザ版のみ設定でき、アプリでは設定できないため注意しましょう。
●自己紹介を記入する
自己紹介には、ショップのコンセプトやものづくりへの想いなどを盛り込むとよいでしょう。ハンドメイド作家としての活動歴が長ければ、経歴を書くとよいアピールになります。
●SNSのアカウントやブログアドレスを載せる
ハンドメイド作品を掲載しているなど、商品の宣伝につながるSNSやブログ、サイトがあるなら、アカウント名やURLを掲載しましょう。ショップページを訪れた購入者がリンクを踏んで移動できます。プロフィール設定から、該当項目の欄にURLを入力して更新すればOKです。
まとめ
minneでハンドメイド作品を販売するなら、ユーザーID・ニックネーム・ショップ名の3つを決める必要があります。それぞれ役割が異なるため、違いを理解しておきましょう。名前を決めるポイントは、購入者が覚えやすく、オリジナリティのあるものにすることです。
ハンドメイド作品を作って売る場合は、多くの材料が必要になるでしょう。実店舗に行くのが大変なときは、「ユザワヤ」など手芸販売専門店のオンラインショップを利用すると便利です。minneへの登録とともに、手芸販売専門店のオンラインショップも確認しておきましょう。
参考:ユザワヤ