ダイソーで指ぬきは手に入る?100均で揃えられる裁縫道具も紹介!
指ぬきは、裁縫を効率よく進める上で大変重宝する裁縫道具です。指ぬきを初めて購入する方の場合、「わざわざ購入したのに、一度しか使わなかった」といった事態にならないか、心配になる方もいるでしょう。初めて指ぬきを購入する場合は、ダイソーなどの100円ショップで手軽に手に入れることがおすすめです。
この記事では、指ぬきの概要や魅力から、指ぬきの選び方や使い方、100円ショップで購入できる指ぬきの特徴まで詳しく紹介します。指ぬき初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
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100均で指ぬきは買える?
指ぬきは、100均でも購入することができます。ダイソーで販売されている指ぬきは、牛革と合成ゴムからできており、耐久性の強さも期待できます。長針用と短針用に分けて販売されており、どちらもサイズフリーのため、指に合わせてサイズ調整できる点が大きな特徴です。カラーはブルー、ブラウン、ホワイトの3種類から選べます。ダイソーの指ぬきは売れ筋商品のため、店頭に在庫がない場合もあり、注意が必要です。
参考:【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア「指ぬき(短針用、牛革製)」
参考:【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア「指ぬき(長針用、牛革製)」
一方、セリアには指ぬき単体の販売はなく、またキャンドゥでは1種類のみ販売されています。キャンドゥで販売されている指ぬきは、合皮製が2つと、鉄製が1つの計3つがセットになった商品です。3つとも指輪型で、すべてフリーサイズになっています。用途によって使い分けできるセットのため、指ぬきを試してみたいという方にはおすすめの商品です。
指ぬきとは?
指ぬきとは、裁縫で針を使用して手縫いをする際に、針から指先を守ったり、効率よく縫い進めたりするために使用する、裁縫道具の一種です。指ぬきは、飛鳥から奈良時代にかけて中国から日本に伝来したもので、歴史が古い裁縫道具とされています。一般的な指ぬきは、表面に小さなくぼみがたくさん付いている点が特徴です。
指ぬきの使用は、手縫いの効率アップにつながります。生地に針を通す際、縫い針の針頭に指ぬきを当てることで、針が滑ることなく力を入れて押すことができ、厚手の布でもスムーズに縫うことができます。また指ぬきがあれば、指を針からかばう必要もなくなるため、余分な力を抜いて縫い進められる点もメリットの1つです。
指ぬきには、皮革や金属、陶器などの多種多様な素材が使われています。素材だけでなく形のバリエーションも豊富で、指輪のような形をしたものから、指先にはめるようなタイプまであるため、使用用途に合わせて素材や形を選ぶ必要があります。また、皮製や陶器製の指ぬきは、花柄などのおしゃれなデザインも多く、コレクション性がある点も指ぬきの魅力と言えるでしょう。
指ぬきの選び方・使い方
手縫いで縫い物をするという方には、指ぬきの使用がおすすめです。しかし、指ぬきの種類は多岐にわたるため、どのように選べばよいのか分からないという方も多いでしょう。
ここからは、「指ぬきを購入して使ってみたい」という方向けに、指ぬきの選び方と使用方法を紹介します。使いやすそうなものや使用用途に合うものを選ぶための、参考にしてください。
形で選ぶ
指ぬきの形は、大きく分けて3つの種類があります。
指輪型 | 主に短針用に使用される指ぬきで、指の第一関節と第二関節の間にはめて使用します。種類が豊富で使い方も簡単なため、手芸初心者におすすめの指ぬきです。 |
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皿付型 | 主に長針用の指ぬきとして使用されます。指輪にお皿のようなパーツが付いた形をしており、指の付け根にはめて使用します。指の奥にはめるため、指を動かす際にも邪魔になりにくく、手の平でしっかり針を押し込めることから、厚手の生地でも縫いやすくなるでしょう。 |
釣鐘型 | 指先にキャップのようにかぶせて使用する指ぬきで、「シンブルタイプ」とも呼ばれます。指にかぶせるだけなので、作業中に抜け落ちるなど、使いにくい場合もありますが、キルティングなどの1針ずつすくうように縫う作業には最適なタイプです。 |
素材で選ぶ
指ぬき本体の素材にも、さまざまなバリエーションがあります。ここでは、代表的な素材を3つ紹介します。
レザー | レザー製の指ぬきは、指によくフィットする点が特徴です。使い勝手がよいため、初心者におすすめの素材です。 |
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金属 | 金属製の指ぬきは、耐久性が高いというメリットがあります。指ぬき自体がかなり硬いため、厚手の布を縫う際でも、針が指ぬきを突き抜ける心配はないでしょう。一方で金属は、指になじむ素材でないため、慣れるまでに多少の時間がかかるという一面もあります。 |
ゴム | ゴム製の指ぬきは、滑り止め目的で使用されます。薄い素材なので針を押し込むには不向きですが、指へのフィット感やグリップ力が優れているため、針が中々抜けないときでも、しっかりと針を掴んで引き抜くことが可能です。 |
サイズで選ぶ
指ぬきは、自分の指のサイズに合ったものを選ぶと、スムーズに縫い進めることができます。特に金属製の指ぬきは、伸縮性がなく、販売しているサイズが決まっているため、事前に指と指ぬきのサイズが合うか確認してから購入しましょう。
また、指輪型の指ぬきは指を曲げた状態で使用するため、指を曲げたときにフィットするサイズを選ぶことがおすすめです。
指ぬきの使い方
指ぬきは、形によって使い方に違いがあります。ここでは、指輪型・皿付型・釣鐘型の使い方を紹介します。
・指輪型
中指の第一関節と第二関節の間に付けて使用します。親指と人差し指で縫い針を持ち、針頭を指ぬきに押し当てた状態で縫っていきます。縫う際には、指を動かすのではなく、生地を動かすように縫うのがポイントです。
・皿付型
皿付タイプの指ぬきの場合は、中指の付け根まで指ぬきを差し込み、皿部分が手のひら側にくるようにはめます。指輪型と同様に、親指と人差し指で縫い針を持ち、針頭を指ぬきに押し当てて使用します。
・釣鐘型
中指、または人差し指の指先にはめて、針頭部分を押すように使用します。また、厚手の布を細かく縫う際に、「布の裏側まで針がしっかり通っているか」を確認するために用いることもあります。利き手にはめた指ぬきで針頭を押し、もう片方の手にはめた指ぬきで針先を受け止めることで、指に針が刺さることなく確認することができるでしょう。
指ぬき以外にも!ダイソーで買える裁縫道具一覧
ダイソーでは、指ぬき以外にも、さまざまな裁縫道具の購入が可能です。ここでは、ダイソーの手芸コーナーで購入できる裁縫道具を8つ紹介します。
●針
ダイソーの縫い針には、刺繍針・絹針・もめん針などが30本入ったセットや、長さの異なる手縫い針8本と糸通しがセットになったものなど、多種多様な商品があります。またマチ針は、計40本入りのセットが販売されています。
●縫い糸・カラー糸
ダイソーで購入できる糸には、綿100%で糸の太さのバリエーションが豊富な縫い糸と、ポリエステル100%のカラー糸があります。縫い糸の中には、ボタン付け専用の糸などもあり、通常の縫い糸より強力に作られています。またカラー糸は、ミシン糸としても使用でき、ベーシックカラーからパステルカラーまで、お好みの色を選べる点が魅力です。
●布用ハサミ
ダイソーでは、布を裁断する用のハサミも購入可能です。サイズは、17cmと21cmの2種類から選べます。布が裁断しやすいよう、グリップにこだわって作られた商品です。
●ピンクッション
ピンクッションは、縫い針やマチ針をクッションに刺して保管する目的で使用されます。ダイソーで購入できるピンクッションは、木製の土台がおしゃれな商品から、マグネット付きの磁力で針をキャッチできる商品まで、さまざまな種類があります。
●チャコペン
チャコペンは、生地にしるしを付ける際に使用される手芸用品です。ダイソーで販売されているチャコペンには、鉛筆タイプや水で消せるマーカータイプ、約2〜10日で自然に消えるペンタイプなどがあり、用途に合わせた商品を選ぶことができます。
●糸通し
糸通しは、手縫い用の針の穴に糸を通すときに使用されます。ダイソーでは、もめん針用の糸通しと絹針用の糸通しがセットになった商品の購入が可能です。
●リッパー
リッパーは、縫い糸を切るときやボタンホールの穴あけ、縫い目の糸切りなどに使用されます。ダイソーで販売されているリッパーは、12.3cmの小さめサイズと14.2cmの大きめサイズから選べます。
●ソーイングセット
ソーイングセットは、さまざまな裁縫道具が1つの箱の中に収まったアイテムです。ダイソーでは、ハサミや針、糸などの必要最低限の道具がセットになったものが販売されています。コンパクトサイズの商品もあるため、外出時にボタンがとれたり、服がほつれたりなどの応急時に活用するのもよいでしょう。
まとめ
指ぬきは、ダイソーなどの100円ショップでも購入できます。ダイソーには、長針用の皿付型タイプと、短針用の指輪型タイプの2種類の商品が販売されており、指ぬき初心者の方でも手軽に手に入れられる点が魅力です。
指ぬきを使用することで、指先を針から守ったり、厚手の布でもスムーズに縫い進めたりすることができます。多種多様な形・素材・サイズの指ぬきが販売されているため、使用用途や自分に合ったものを選びましょう。指ぬき初心者の方は、レザー製の指輪型がおすすめです。
手芸専門店のユザワヤにも、豊富な種類の指ぬきが販売されています。指ぬきを購入したい方は、ぜひ下記のURLから商品を確認してみてください。