裁縫道具の収納にピッタリな裁縫箱のタイプと選び方を紹介!
裁縫道具は基本的に細かく、裁縫の際は複数の道具を同時に扱うことから、いつの間にかアイテムが増えて収納しきれないといった悩みが出てくることもあるでしょう。裁縫道具の収納専用の裁縫箱もありますが、使用する道具の種類やサイズ、数によっては適した箱が見つからないケースも少なくありません。
当記事では、裁縫道具の収納に関する悩みと、悩みを解消する収納アイデアを紹介します。また、裁縫箱を選ぶ際に押さえたい4つのことも解説するので、裁縫道具の収納や裁縫箱選びに悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
目次1
裁縫道具の収納でよくある悩み
裁縫道具は小さくて細かい物が多く、裁縫箱の中で整理整頓が難しいため、どこに何があるか分からない状態によくなります。ものづくりをする際は複数のアイテムが同時に必要になるため、裁縫道具が増えやすく収納に困るケースも出てくるでしょう。
ここでは、裁縫道具の収納でよくある悩みを3つ紹介します。
道具が多くて使いたいときにすぐ出せない
裁縫道具が多いと、どこに収納したか分からなくなり、使いたいときに道具をすぐに出せません。使いたいときに使いたい物をすぐに出せないと、探すのも億劫に感じ、徐々に裁縫道具の使用頻度が減るケースがあります。また必要な道具が見つからず、同じ材料や道具の購入を繰り返す可能性もあります。
裁縫道具は、必要なときにすぐに出せるように日頃から整理整頓することが大切です。使用頻度が高い道具は、出し入れしやすい場所にまとめておくとよいでしょう。
持ち運びがしにくい
裁縫道具の量が多いと、持ち運びがしにくい大きな収納ケースを選んでいる場合があります。持ち運びがしにくい裁縫道具は作業場所に持っていけず、使用頻度が減る原因となります。
また、スカートの裾がほつれたり、シャツのボタンがとれたりなど急を要するときに、すぐに使用できないこともあるでしょう。普段からあまり裁縫をしない方は、持ち運びしやすく、コンパクトな裁縫箱がおすすめです。
いつの間にか道具が増えて収納しきれなくなった
裁縫道具は、用途によってさまざまな種類があり、いつの間にか道具が増えて、収納しきれなくなることがあります。多すぎる裁縫道具は針など細かい道具の数を把握できず、落としたり失くしても気づかないため、小さい子供やペットにとって危険です。落としたら危険な道具は、数が一目で分かるように収納することが重要です。
裁断した布や余ったボタンなど使用頻度の低い道具は、よく使用する道具とは別に収納ケースを用意しましょう。透明なケースに色ごとに分けて収納すると、次回使用するときに分かりやすく便利です。
裁縫道具の収納アイデア5つ
裁縫道具の収納は、専用の裁縫道具箱だけでなく、さまざまなケースで代用可能です。裁縫箱として使用できるアイテムは多種多様で、自分の使い方や好みに合ったものを選ぶとより裁縫の時間を楽しめます。
ここでは、裁縫道具の収納アイデアを5つ紹介します。目的別に紹介するので、自分に合った好みの収納アイデアを見つけてみてください。
アイテムを小分けにするなら「仕切り・引き出し付きケース」
必要なときに必要なものをすぐに見つけられるような収納にするには、アイテムを小分けに収納できる仕切りや引き出しが付いているケースがおすすめです。仕切りや引き出しの数が多いほど、裁縫道具を細かく分類して収納できるため、多くの裁縫道具や材料を持っている方に向いています。
仕切り・引き出し付きケースの収納は、収納するものの定位置を決めることがポイントです。定位置を決めて、使ったら定位置に戻すようにすると使いやすい裁縫箱になります。
コンパクトにまとめるなら「チャック式ケースとボックス」
チャック式ケースとボックスを併用すると、裁縫道具をコンパクトにまとめられます。
チャック式ケースは、さまざまな大きさがあるため、裁縫道具に合った大きさを選べます。チャック式ケースは100均などでも販売されており、手軽に自分の好きなデザインを購入可能です。透明なデザインのチャック式ケースを選ぶと、何が入っているのかをすぐに確認でき、スムーズに裁縫を始められます。
ボックスは、チャック式ケースが収納できる大きさで、チャック式ケースと同様に透明なものをおすすめします。チャック式ケースを立てて収納する場合は、ボックスも縦収納に対応したものを選びましょう。
持ち運びするなら「バッグ・持ち手付きポーチ」
裁縫道具をあまり持っていない方には、持ち運びができるバッグや持ち手付きポーチが向いています。裁縫箱としてバッグやポーチを選ぶ際は、マチありのものを選ぶと裁縫道具を整理整頓しやすくなります。
ただし、バッグやポーチに仕切りを付けるのは難しいため、小分けの袋が必要です。底のマチが大きめのバッグであれば、小物ケースをいくつか使用して仕切りを作ると道具が取り出しやすい裁縫箱になります。
機能性を重視するなら「工具箱」
裁縫道具の種類が多く、ボタンやはぎれなどの材料も多い場合は、収納力の高い工具箱がおすすめです。プラスチック製の工具箱は、本体が軽量で取っ手付きのものが多く、持ち運びに向いています。フタを開けるとトレーがスライドする工具箱は、使い勝手がよく、必要なものを見つけやすいのが魅力です。
工具箱には可動式の仕切りが付いており、収納するものに合わせて収納スペースの大きさを変えられます。下段は広さや高さが十分ある場合が多いため、作りかけの作品や大きい裁ちばさみなども収納可能です。
デザインを重視するなら「お菓子などの缶や箱」
可愛いデザインのお菓子の缶や箱を裁縫箱として使用すると、気分も上がり裁縫が楽しい時間となるでしょう。お気に入りの缶や箱を有効活用できるのもメリットです。
裁ちばさみやリッパーなど長さのある裁縫道具を収納する場合は、細長い入れ物が便利です。細長い缶や箱であれば、幅が狭いため裁縫道具の収納位置も自然と決まり、使いやすい裁縫箱になります。大きい缶や箱を使用するときは、小物を入れられる巾着などの収納袋を併用すると便利です。
裁縫箱を選ぶときに押さえたい4つの項目
裁縫道具の収納に関する悩みを解決するには、所持している裁縫道具の種類や数に適した裁縫箱を用意することが重要です。裁縫箱を購入するときには、以下の4点に注意して選びましょう。
・サイズ
裁縫箱を選ぶ際、特に要視したいのは裁縫箱のサイズです。所持している裁縫道具がすべて入りきるサイズかどうか確認してから裁縫箱を選びましょう。ボタン付けなど最低限の裁縫しかしない場合はコンパクトサイズ、本格的に裁縫をしている場合は大容量の裁縫箱がおすすめです。
・収納方法
種類の多い裁縫道具を分かりやすく収納するなら、仕切りが付いている裁縫箱や、チェスト型の裁縫箱が便利です。所持している裁縫道具に合った収納方法ができる箱を選ぶと、より整理しやすくなります。
・持ち運びやすさ
作業スペースと裁縫箱の収納場所が離れている場合は、持ち運びできる裁縫箱がおすすめです。布製のカバン型や取っ手が付いているバスケット型であれば、持ち運びがしやすくなります。
・デザイン
リビングなど人目に付く場所に裁縫箱を保管する場合は、デザイン性を重視した裁縫箱が最適です。インテリアの1つになるような、おしゃれなデザインの裁縫箱なども販売されています。
まとめ
裁縫道具の収納において、道具の数や大きさの問題で上手に整理ができないなどの悩みをもつ方は多くいます。
裁縫道具をきれいに収納するなら、仕切りや引き出し付きのケースがおすすめです。道具の種類ごとに収納できれば、使いやすさも向上するでしょう。バッグや取っ手付きの裁縫箱であれば持ち運びがしやすく、外出先でも裁縫ができます。
裁縫箱を選ぶときは、サイズや容量はもちろん、収納方法や持ち運びやすさ、デザインにも注目します。使いやすさと見た目にこだわることで、裁縫の時間がより楽しいものになるでしょう。