メルカリポストの集荷時間はいつ?使い方・利用する際の注意点を紹介
メルカリポストは商品をセルフ・非対面で発送できるサービスです。通勤や買い物ついでにスーパーやコンビニで手続きできるため、自分のペースで商品を発送したい人におすすめの方法と言えます。商品の発送手続きに悩んでいる人の中には、メルカリポストを利用する際の注意点や集荷時間が知りたい人もいるでしょう。
当記事では、メルカリポストの使い方と集荷時間を解説します。メルカリポストを利用する場合の注意点も5つ説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次1
メルカリポストとは
出勤前や仕事の休憩時間など、隙間時間を活用して匿名配送の商品発送をしたいときは、メルカリポストが便利です。メルカリポストとは、送り状の発行から発送手続きまでの作業をレジに並ぶことなく済ませられるサービスです。
コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア、一部の携帯ショップなどの店内に専用機器が設置されています。
メルカリポストはレジで手続きする必要がないため、後ろの人に気を使うことなく利用できます。複数の商品を一度に発送することが多い人にもおすすめです。
レジカウンターでは、焦るあまり送り状を貼り間違える恐れがあります。無人投函ボックスとなっているメルカリポストなら、自分のペースで荷物を一つひとつ確認しながら送り状を発行・貼り付けできます。
メルカリポストの使い方|集荷時間はいつ?
メルカリポストを使用した発送方法は、わずか4ステップです。5分程度で発送まで完了できます。
メルカリポストの使い方は、以下の通りです。
(1)「メルカリポストから発送」を選択する
まずメルカリのアプリで取引画面を開き、機械操作のための下準備を行います。発送場所に関する選択項目の中から「メルカリポストから発送」を選択して、専用のQRコードを発行しましょう。ネコポスと宅急便コンパクトのどちらで発送するか、品目は何か、なども選択または入力します。
(2)メルカリポストで送り状を印刷する
発行されたQRコードを、メルカリポストのカメラに読み取らせます。画面操作の必要はなく、カメラにQRコードが表示されたスマホ画面をかざすと自動で送り状が印刷される仕組みです。
(3)送り状をすべて荷物に貼り付ける
カメラの隣に設置された取り出し口から送り状を取り出して、荷物にすべて貼り付けます。発送する荷物の種類によって、送り状が異なる点に注意してください。
(4)荷物をメルカリポストに投函・発送処理する
カメラや送り状の取り出し口の下部に、専用ポストがあります。送り状の貼り残しはないか確認してから、ポストへ投函しましょう。投函時の注意点は、メルカリポストは一度扉を閉めると開けられなくなることです。新たに荷物を発送登録しない限り、出品者がメルカリポストの扉を開けることはできない仕様なので、荷物の間違いや送り状貼り忘れに注意しましょう。
具体的な集荷時間は不明
郵便ポストには集荷時間が記載されているので、荷物が動くタイミングをある程度予測できます。一方、メルカリポストには集荷時間が記載されていません。メルカリの公式サイトにも詳しい時間は記載されておらず、現時点でいつ荷物が動くのか不明です。
大まかな目安として、設置店舗やヤマト運輸営業所の営業時間内に集荷されることが推測できます。早めに集荷してほしい人は、メルカリポスト以外の発送方法がおすすめです。
メルカリポストを利用するメリット
集荷時間が不明瞭な点を除くと、メルカリポストは利用するメリットが複数あります。
メルカリポストで発送する最大のメリットは、発送にかかる手間や時間を短縮できることです。レジに並ぶ必要がないため、朝や昼の混雑しやすい時間帯でも気軽に発送手続きができます。他の利用者がいたとしても4つの手順で発送できるので、長時間待たされる心配がありません。
複雑な画面操作もなく、急いでいても操作を間違えにくくなっています。送り状も発行したものすべてを貼る仕様により、控用を探す手間なくスピーディーに貼り付けできます。
メルカリポストを利用する場合の注意点5つ
メルカリポストは、面倒な操作や待ち時間もないため便利なサービスです。さまざまな店舗に設置されているので、郵便局やヤマト運輸営業所が遠い人でも近隣で荷物を発送できます。
ただし、メルカリポストを利用する上で覚えておくべき注意点もあります。送り方を誤ると、料金が余計にかかったり大切な商品が無事に届けられなかったりとトラブルになりかねません。
ここでは、メルカリポストを利用する場合の注意点を5つ紹介します。
ネコポス・宅急便コンパクトしか使えない
メルカリポストから発送できる荷物は、種類が限られています。配送方法に「らくらくメルカリ便」を指定したネコポス・宅急便コンパクトの2種類のみです。同じらくらくメルカリ便で出品した商品であっても、宅急便扱いの荷物は発送できません。
メルカリポストの投函口は、ネコポスや宅急便コンパクトが投函できる程度の大きさです。仮にQRコードを発行できたとしても、大きな荷物は発送できない仕様となっています。
他にも日本郵便が取り扱っている普通郵便、ゆうゆうメルカリ便、他社の宅配便などもメルカリポストのサービス対象外です。
割れ物はなるべく投函しない
メルカリポストの荷物を受け入れる部分は、一般的な郵便ポストに近い構造です。先に投函した荷物の上に次々と積み重なっていく仕組みになっています。割れ物を発送するときは、トラブル防止のためにメルカリポスト以外の方法を検討しましょう。
メルカリポストで割れ物を発送すると、投函時の衝撃で破損する恐れがあります。梱包方法や上に乗った荷物の重量によっては、箱や封筒ごと潰れる可能性もあるので、割れやすい商品の発送は不向きです。
割れにくい商品も、メルカリポストでの発送時は緩衝材での保護をおすすめします。
日付指定ができない
らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトを利用するメリットの1つに、日付指定できる点が挙げられます。しかし日付指定できる発送方法は限られており、メルカリポストを利用した場合は到着日を指定できないようになっています。
宅急便コンパクトで日付指定したい場合は、コンビニのレジまたはヤマト運輸営業所の窓口で発送手続きを行いましょう。メルカリポストには、日付指定できる操作パネルも設定もありません。
送り状の控えがもらえない
管理の一環で送り状の控えを保管している人は、メルカリポストの利用は慎重に検討する必要があります。レジや窓口で発送する場合と異なり、メルカリポストでは送り状の控えが発行されません。
印刷された送り状は、すべて荷物に貼るためのものです。一部を貼らず控え用に保管すると、商品が正しく発送できない恐れがあります。
万が一商品の配達が遅延したり送り間違いが起こったりしたときのために、問い合わせ番号や荷物の記録を残すことが重要です。スマホのカメラで送り状を貼り付けた荷物を撮影すると、トラブル時の対応に役立ちます。
ポストでサイズを確認できない
メルカリポストを利用した場合、梱包サイズや配送料金が確定するまで時間がかかります。ヤマト運輸営業所に集荷されて初めて梱包サイズが確認され、最終的な金額が決定するためです。
メルカリポストの投函口を通過しても、規定サイズ内におさまっているとは限りません。発送前は梱包サイズが下記の数字内におさまっているか、必ず確認しましょう。
発送方法(らくらくメルカリ便) | 規定の梱包サイズ(縦×横×厚さ) |
---|---|
ネコポス |
|
宅急便コンパクト |
|
出典:メルカリ「小型サイズ – ネコポス(らくらくメルカリ便)」
出典:メルカリ「小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」
専用BOXを使用する宅急便コンパクトは、箱の膨らみがサイズオーバーと判断されるので、箱が変形しないように梱包する必要があります。
ただし、サイズオーバーになっても配達されないわけではありません。通常の宅急便扱いとなり、配送料金が加算されて配達されます。配送料金の変更を防ぐためには、規定の梱包サイズを守ることが重要です。
まとめ
メルカリポストは発送手続きまでの作業をレジに並ばずセルフで済ませられるサービスです。買い物や出勤ついでにスーパー・コンビニなどで自由に手続きできるので、自分のペースで荷物を確認しながら発送手続きができます。
メルカリポストの集荷時間は公表されていないため、設置店舗やヤマト運輸営業所の営業時間が目安になります。メルカリポストの注意点は、ネコポス・宅急便コンパクトしか使えないほか「日付指定ができない」「送り状の控えがもらえない」などです。規定の梱包サイズを確認した上で、商品に応じた発送方法を選択しましょう。