ハンドメイドの種類を12個紹介!特徴や向いている人の特徴も解説
ハンドメイドは趣味で楽しむにしても、販売に挑戦するにしても、自分の作品が形になった時は大きな喜びを得ることができます。しかし、ハンドメイドには種類がたくさんあります。「手作りを楽しみたいけれど、自分にはどれが合っているのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、人気がある12種類のハンドメイドについて、特徴や販売されている商品などをまとめました。ハンドメイドをこれから始めたい人や、どれを選んだらいいか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次1
ハンドメイドにはどんな種類がある?
ハンドメイドと一口にいっても、初心者でも手軽に作れるものから難易度が高い上級者向けのものまで、さまざまな種類があります。
趣味として始めるなら、自分が楽しんでできるかどうかを重視して選ぶとよいでしょう。ハンドメイドの販売サイトなどを通して作品を売りたい場合は、材料費や使用ツールなどの販売方法も検討の上で選ぶのがおすすめです。
ここでは、12種類のハンドメイドの特徴をご紹介します。
レジンアクセサリー
レジンアクセサリーは、透明感があり艶やかな質感が人気です。レジンとは、英語で「樹脂」のことをいいます。
使用するものは、レジン液、レジン液を流し込む型、つまようじ、ピンセットが基本です。レジンの種類によって硬化させる方法が異なるため、種類に適したUVライトやLEDライトが必要になります。
レジンは、金具やラメやドライフラワーなどのパーツの組み合わせによって、さまざまなアクセサリーを作れる点が魅力です。
ハーバリウム
ハーバリウムとは、プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラスなどの容器に入れ、専用のオイルに浸したものです。お手入れの必要がなく気軽に花を飾れるため、インテリアフラワーとして人気です。
ガラス瓶、ドライフラワーやブリザードフラワーなどの封入物、ミネラルオイルもしくはシリコンオイルがあれば作れます。
ハーバリウムは花を長く楽しむことができるため、花好きの人やプレゼントに向いています。
スイーツデコ
スイーツデコは、樹脂粘土などを使ったフェイクスイーツです。シリコンやグルーガン、絵の具などを使用して本物にそっくりなスイーツはもちろん、新しいスイーツを作ることもできます。粘土にもさまざまな種類があり、スイーツの質感に合わせて選べます。
マグネットやストラップ、金具を付けて雑貨やアクセサリーにするなど、アイディア次第でさまざま楽しむことが可能です。ハンドメイド初心者はもちろん、上級者にも人気があるハンドメイドといえます。
ビーズアクセサリー
ビーズは、質感、大きさ、光沢、色などの種類が豊富な点が魅力です。ビーズアクセサリーはデザインも自由自在で、テグスやヘンプ(麻)、リボンなどビーズを通す紐を工夫することでアクセサリーの雰囲気を変えることができます。
ビーズアクセサリーをハンドメイドする場合、作るものによってはニッパーやヤットコなどの道具を揃える必要があります。一度揃えれば、再度追加する必要はないため、比較的安価で継続して制作できるでしょう。
ビーズを使用したハンドメイドは細かい作業が多いため、手先が器用な人に向いています。
刺繍
刺繍にもさまざまな種類があり、ヨーロッパ刺繍やビーズ刺繍、アップリケ、クロスステッチなど、種類によって雰囲気が大きく異なります。
刺繍で用意するものは、主に刺繍針、刺繍糸、布の3点です。さらに刺繍枠があると、布を張った状態で刺繍ができるため初心者でも始めやすいでしょう。
ハンカチや鞄にワンポイントとして刺繍を入れるのもおすすめです。刺繍を施した布でくるみボタンを作り、ブローチにするのもよいでしょう。
キャンドル
ワックスを季節の花やアロマと一緒に固めるだけで簡単に作れるキャンドルは、初心者におすすめのハンドメイドです。
ワックスには、透明なジェルワックスや、自然の風合いが楽しめるロウ(蜜蝋)など種類が豊富にあります。花が入ったキャンドルや、アロマサシェなど楽しみ方もさまざまです。
アイシングクッキー
アイシングクッキーとは、粉砂糖や卵白を混ぜて作ったアイシングで表面をデコレーションしたクッキーのことです。華やかで可愛い見た目のお菓子が作れるため、人気があります。
初心者はシンプルな形のものから始め、慣れてきたら色やデザインが複雑なものにチャレンジするのがおすすめです。アイシングクッキーは、徐々にステップアップしていけることが魅力です。
ポリマークレイ
ポリマークレイは、クレイ(粘土)をこねてオーブンで焼いて作る作品のことをいいます。クレイは焼きあがると固くなる特徴を持つため、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーから、壁掛けなどの雑貨まで幅広いアイテムを作ることが可能です。
ハンドメイド専用の粘土にはあらかじめ色が付いており、着色の工程は必要ありません。また、家庭用のオーブンで制作できるため、気軽にハンドメイドを始められます。
レザークラフト
レザーを使ったハンドメイドは難しいイメージがありますが、小物なら初心者でも挑戦できます。
レザークラフトに必要なものは、レザー、糸、針、目打ち、ボンドです。
作業工程としては、まず型紙を作り皮を切断します。次に縫う箇所に目打ちで穴を開けて、針と糸で縫い付けます。
ハンドメイド初心者は、はさみカバーやバッグの取手など小さいものからチャレンジするとよいでしょう。
羊毛フェルト
羊毛フェルトは、ふわふわの羊毛を針で刺しながら動物やスイーツなどを成形するハンドメイドです。細い刻みが入った特殊な針で、羊毛の繊維を絡め合わせて形を作ります。
材料は、羊毛フェルト、ニードル、フェルティングマットのみです。羊毛フェルトは必要な材料が揃ったキットが多数販売されており、初心者でも気軽に挑戦できます。
やわらかい糸を、無心でちくちくと刺す時間そのものに癒されるという人も少なくありません。
スマホケース
スマホケースのハンドメイドは、透明なケースに、レジンやデザイン紙を使ってオリジナルのデコレーションを施すのが一般的です。色の付いたスマホケースにステッカーを貼る方法もあります。
押し花や写真、ステッカーなど好みのアイテムで個性を出せるため、多くの人に人気です。
編み物
毛糸は日常で使うものを手作りできる優れたアイテムで、クッションカバーやティッシュケース、コースター、マフラー、服などを制作できます。使用する糸やデザインで自分らしさを出すことが可能です。
編み物は、同じ作業を繰り返すことが苦ではない人に向いています。
人気のハンドメイド作品を紹介
ハンドメイド作品を販売をしたい場合、売れ筋商品やニーズがあるものを選ぶと売上につながりやすいです。ここでは、ハンドメイドの販売サイトで人気が高いハンドメイド作品をご紹介します。
・アクセサリー(レジンやビーズ、パーツ)
アクセサリーはアイテムのタイプを問わず人気が高く、利益が出やすいといえます。デザインによっては手軽に作れるため、初心者でも比較的早く売上につなげることが可能です。ただし、アクセサリーは人気であることから出品数も多いため、ある程度のクオリティとオリジナル性が求められます。
・スマホケース(レジンやパーツ、レザークラフト)
スマホのケースも需要が高いです。最新モデルが発売される時期に合わせて対応したサイズのケースを販売すると、売れやすくなります。
・クッションカバーやティッシュカバーなどの布製品(刺繍や編み物)
クッションカバーやティッシュカバーは日常的に使うものであるため、人気が高く売れやすい傾向にあります。刺繍や編み物は1個の制作に時間がかかりますが、一度型紙を作れば大量生産できるのがメリットです。
まとめ
ハンドメイドには種類があり、レジンアクセサリーやハーバリウム、スマホケース、編み物などが人気です。
ハンドメイドの種類によって、向き不向きがあります。デザインが得意な人に向いているもの、繰り返しの作業が得意な人に向いているもの、手先が器用な人に向いているものなどがあるため、初心者は自分が得意なものやキットが販売されているものから始めるのがおすすめです。
ハンドメイド作品の販売を考えている人は、人気が高いハンドメイド作品をリサーチしておくと、利益につながりやすくなります。