PageTop

公開日: 2021.11.25
最終更新日: 2021.11.25

ハンドメイド作品の注意書きの例文・ポイント|トラブル回避のコツ

ハンドメイド作品の注意書きの例文・ポイント|トラブル回避のコツ

ハンドメイド作品を販売する場合、商品の注意書きは必須です。注意書きがなかった場合、お客様との間で認識の違いが生じ、トラブルに発展する可能性があります。注意事項を明確に記載しておくことで、トラブルを事前に防ぐことができます。

注意事項を記載する必要があることは分かるものの、実際にどのような内容を記載したらいいのか分からないという人は多いでしょう。当記事では、自分のショップを立ち上げ、ハンドメイド作品の販売を考えている人に向けて、注意書きの例文と記載するときのポイントを紹介します。注意書きで気を付けるべきことについても説明するため、ぜひご覧ください。

ハンドメイド作品の注意書きの例文とポイント

ハンドメイド作品の販売にあたって、注意書きが漏れていた場合や記載内容・言葉遣いに誤りがあった場合、お客様との間でトラブルが発生する恐れがあります。

トラブルを事前に回避するためには、お客様に伝わりやすい文章で注意書きを記載することが重要です。では、実際にどのような注意書きをすればよいのでしょうか。

ここでは、ハンドメイド作品の注意書きの例文と、それぞれのポイントについて説明します。

作品

ハンドメイド作品は手作業で作成しているため、個体差が生じます。作家は個体差を理解していても、お客様は認識していない場合もあるでしょう。作品については写真だけでは伝わらない部分が多いため、商品説明欄に分かりやすい説明文を記載する必要があります。

作品の注意書きには、主に以下の3点について記載します。

・素材による個体差について

天然素材を使用した場合、素材自体の色味や形の違いにより商品に個体差が生じることがあります。素材自体に違いがあることを伝える場合は、以下のように記載します。

【注意書きの例文】
天然素材を使用しているため、商品に個体差があります。

・色や模様、サイズの違いについて

使用している素材や作り方によって、色や模様に個体差が生じることを記載します。ハンドメイド作品は手作業のため、すべて同じ色味・サイズで制作することはできません。ピアスやイヤリングのようなペア商品で、左右に個体差がある場合も注意事項として記載します。

【注意書きの例文】
  • 手作業で作品を制作しているため、色や模様、サイズに違いが生じる可能性があります。
  • ハンドメイド作品のため、左右で個体差が生じます。

・使用端末によって見え方が違うことについて

作家とお客様が使用している端末によって、作品の見え方が異なります。写真だけでは伝わりにくい色味や質感に関しては、文章で詳しく説明しましょう。

【注意書きの例文】
  • お使いの端末によって、色味や質感が違って見える場合があります。
  • 質感は、3枚目の写真が実物と近いです。

取扱い方法

取扱い方法に関しても、お客様が使用中にトラブルが発生しないよう、使用している素材やサイズにより考えられるトラブルについて記載します。取扱い方法を明記することで、未然にトラブルの発生を防ぐことが可能です。

・子どもやペットの誤飲について

アクセサリーなどの小さいものは、子どもやペットが誤飲してしまう可能性があります。あらかじめ保管方法を記載しておくことで、トラブルを回避することができます。誤飲に関してはお客様の責任になるため、責任の有無についても記載しましょう。

【注意書きの例文】
小さな子どもやペットが誤飲する可能性があるため、使用しないときは手の届かない所に保管してください。誤飲に関しては責任を負い兼ねます。ご了承ください。

・破損、強度について

ハンドメイド作品は手作りのため、既製品と比べると強度は落ちます。作品の強度は破損や変形の原因になるため、取扱い方法に注意する旨を記載します。

【注意書きの例文】
繊細な作品のため既製品と比べ強度が劣ります。取扱いには十分ご注意ください。

・金属アレルギーについて

アクセサリーなどで金属を使用する場合、金属アレルギーに関しての記載は必須です。アレルギーに関しては、お客様とのトラブルに発展しやすい内容のため、記載漏れのないようにしてください。

【注意書きの例文】
こちらの商品は金属アレルギーに対応しておりません。アレルギー反応が出る可能性があるため、異変を感じた場合はすぐに使用を中止してください。

・コーティングについて

作品の表面にコーティング加工を施している場合は、その旨を伝えた上でコーティングが傷付く可能性があることを記載します。

【注意書きの例文】
コーティング加工を施していますが、鋭いものでひっかくと傷付く可能性があります。

・防水加工について

革製品を販売する場合は、防水加工の有無についても記載が必要です。防水加工を施していない場合、水に濡れると色落ち・変色しやすく、後にトラブルにつながる可能性もあります。

【注意書きの例文】
  • 本製品は防水加工ではありません。水濡れにご注意ください。
  • 防水加工を施していますが、雨や汗などに濡れたままで保管すると色落ちや変色の原因になります。

金額

お金に関する項目は、特にトラブルが発生しやすい内容です。事前にトラブルを回避できるよう、以下の2点について明確に記載しましょう。

・キャンセル、返品、交換について

キャンセル、返品、交換についての注意書きは必須です。金銭トラブルに発展しないよう、目にとまりやすい場所に記載します。

【注意書きの例文】
キャンセル、返品、交換は基本的にお受けしていません。ただし、商品到着後3日以内にご連絡をいただいた場合、破損や不備に関しては事情を確認後、無料で対応させていただきます。

・記載価格に含まれている内容について

記載されている価格が商品本体の価格である場合、配送料が別途追加になる旨も記載します。税別・税込に関しても一言表記があると親切です。

【注意書きの例文】
  • 記載価格は商品の価格です。配送料は別途頂戴いたします。
  • 表示価格は送料込みの値段です。
  • 表示価格は税込の価格です。

配送

作家が1人で作品を制作している場合、個人の事情や商品の注文数などによって配送に遅れが出る可能性があります。配送が遅延するとお客様は不安を感じるでしょう。配送のタイミングや遅れについて事前に記載することは、お客様からの信頼につながります。

また、使用する梱包材や配送方法についても明記しておくことで、後のトラブルを回避することができます。

【注意書きの例文】
  • ご入金確認後、○日間程で商品を発送させていただきます。
  • 水濡れ対策のため、商品をOPP袋にお入れして発送いたします。

禁止事項

販売するショップでの禁止事項以外に、作家自身が禁止したい項目についても記載します。特にデザインの盗用は著作権侵害にあたるため、商品情報はもちろんプロフィールにも禁止事項として明記しましょう。

【注意書きの例文】
  • デザインを盗作して販売する行為は著作権侵害にあたりますので、おやめください。
  • 転売目的での購入はお控えください。

ハンドメイド作品の注意書きで気を付けるべきこと

ここでは、ハンドメイド作品の注意書きで気を付けるべき3つのことについて解説します。注意書きを記載する際は以下のポイントを押さえ、安全に取り引きができる状態をつくりましょう。

・簡略化しない

サイズや素材、取扱い方法などは、商品購入後の使用感をイメージするために重要な情報です。これらの内容は簡単に記載するのではなく、「お客様はどのような情報を必要としているのか」「トラブルを防ぐために必要な情報は何か」を考えながら記載します。

作品の雰囲気を出すために説明文をシンプルにする人もいますが、お客様が購入する際に必要な情報は必ず記載しましょう。

・高圧的な内容にしない

注意事項や禁止事項を記載する際、言葉がきつくなり、お客様を不愉快な気分にしてしまう可能性があります。「ご遠慮ください」や「禁止です」など、高圧的な言葉が含まれていると、お客様の購入意思が薄れてしまう原因につながります。禁止事項を記載する際も、柔らかい言葉遣いを意識しましょう。

・できること、できないことを明確に記載する

サイズ・パーツの変更やオプション追加など、カスタマイズできることがハンドメイド作品の魅力です。一方で、カスタマイズができる場合、お客様は自分の要望を叶えるために、無理なお願いをしてくることもあり、内容やお客様によってはトラブルに発展する可能性があります。

カスタマイズでのトラブルが発生しないよう、「できること」「できないこと」は明確に記載しましょう。追加費用が必要な場合は、その旨も分かりやすく記載します。

また、返品・交換についても「ノークレーム・ノーリターン」と突き放すのではなく、条件次第で対応可能といった内容を記載すると親切です。

まとめ

ハンドメイド作品を販売する際、お客様とのトラブルを防ぐために明確な注意書きをすることは重要です。商品情報や金額については、文章で記載しないと伝わりにくい場合があります。注意書きを詳しく記載しておくことで、トラブルを事前に防ぐことは可能です。

ただし、注意書きには注意点もあります。お客様にとって分かりやすく丁寧に記載するだけではなく、高圧的な内容にしない、できないことを明記するといった点を押さえることが大切です。