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公開日: 2021.09.15
最終更新日: 2021.09.15

ミサンガとは?プロミスリングの違いや色・着ける場所の意味

ミサンガとは?プロミスリングの違いや色・着ける場所の意味

ミサンガは、さまざまな色の組み合わせがおしゃれなアクセサリーとして流行しています。ミサンガをハンドメイドする際は、色使いや着ける場所による意味の違いも理解したうえで、お守りになるミサンガを作りたいものです。

そこで当記事では、ミサンガの由来や色別に表す内容の違い、着ける位置ごとの意味について解説します。お守りとして効果的なミサンガを手作りしたいときは、ミサンガに関する由来や意味を知っておきましょう。

ミサンガとは?

ミサンガとは、さまざまな色の刺繍糸などを編んだアクセサリーで、手首や足首に巻きつけて使います。ポルトガル語で「ビーズ」を意味する「micanga」が名前の由来です。しあわせを願うお守りや、ブレスレットとして日本でも人気があります。

ミサンガには多くの種類があり、太さや色の組み合わせも多彩です。シンプルな編み紐のみ、ビーズを編みこんだもの、イニシャルのような文字やモチーフを組みこんだものなど、作り方は無限にあります。用途・目的に合わせて、ミサンガのデザインを選びましょう。

ミサンガが切れる意味

大事に身に着けていたミサンガが切れてしまうと驚く人もいるでしょう。しかし、ミサンガは、自然に切れたときに願いが叶うアイテムとされています。お守りとしてミサンガを身に着ける場合は、具体的な目的や願いを込めて願い事に応じた場所に結び、自然に切れるまでは外しません。

入浴時・スポーツ時など通常はアクセサリーを外す場面でも着け続けることで、ミサンガに願いを叶えるためのパワーが蓄積されます。そして、ミサンガが切れるときは、パワーがたまりきった合図です。生活スタイルにもよりますが、ミサンガを身に着けてから自然に切れるまで1~3年程度かかります。

切れたあとのミサンガは、速やかに処分することが正解です。「捨てる」「燃やす」「土に埋める」など、自分に合った方法を選びましょう。

ミサンガの由来と流行した理由

ミサンガの由来には諸説あります。ミサンガの由来に関する代表的な説は、下記の2つです。

・ポルトガルの教会発祥

ポルトガルにあるポンフィン教会で願い事を込めて作られていた、手や足に結ぶ紐「フィタ」が発祥とする説です。

・古代メキシコの風習

災害やよくない出来事から家族を守るため、風習として腕に巻きつけていた紐が発祥とする説もあります。なお、災厄除けのため腕に紐を巻くことは、現在も行われている風習です。

来日したブラジル人サッカー選手が、勝利の願いを込めてミサンガを巻いていたことがきっかけで、日本でもミサンガが流行します。日本のサッカー選手もミサンガを巻くようになった結果、今度はサポーターにミサンガが広まり、Jリーグブームの中で若者たちの間にも大きな人気となりました。

ミサンガとプロミスリングの違い

ミサンガと同じように手首に巻く紐状のものに、プロミスリングと呼ばれるものがあります。プロミスリングとは、ミサンガの別名です。そのため、紐状で手首などに巻くものは、たとえプロミスリングと呼ばれていたとしても、ミサンガと同様の意味を持っています。特に、日本でミサンガが流行した当初は、プロミスリングの名称がよく使われました。

ただし、プロミスリングには指輪を意味するケースもあります。指輪のプロミスリングはミサンガとはまったく違うものであるため、注意が必要です。「約束」を意味する英語の「promise」に由来するプロミスリングは、主に男女間で愛情を誓う場合に贈られる指輪を指します。

ミサンガの色で変わる「お守りの意味」

ミサンガは、使う色によってお守りの意味が変わります。お守りとして手作りのミサンガを渡したい場合は、相手の願いを踏まえて、適切な色選びをすることがポイントです。

意味
落ち着き、健康、爽やかさ、リセット
意志、好意、魔除け
運動、仕事、勝負、情熱
学問、爽やかさ、仕事、直観
笑顔、学問、金運、向上
金運、健康、対人運、リラックス
オレンジ笑顔、エネルギッシュ、希望、友情
芸術性、才能、精神力、忍耐力
ピンク結婚、女性らしさ、安らぎ、恋愛
仕事運

ミサンガは色ごとに複数の意味があります。また、別の色でも同じ意味を持つものもあるため、ハンドメイド作品を制作する際などは意識するとよいでしょう。

ミサンガの色の組み合わせ例

ミサンガは同じ色の糸の本数が増えると、その色の持つ意味が強くなります。叶えたいことがはっきりしている場合は、多くの色を用いずに対応する色の本数を増やしてもよいでしょう。願い事に応じたおすすめの組み合わせ例は、下記のとおりです。

願い事おすすめの組み合わせ例
恋愛運を上げたい恋愛運を向上させて女性の魅力を引き出すピンクに、情熱を表す赤を組み合わせることで、アピール力が向上するでしょう。爽やかさを表す白を添えることで、好感度アップも期待できます。
金運アップさせたい金運向上を願う場合は、黄と緑を中心に構成するとよいでしょう。黄も緑も金運を意味する色のため、2色の相乗効果で願いを叶えるパワーがアップすると期待できます。
健康運を向上させたい健康面が気になるときは、白と緑の組み合わせが最適です。2色とも健康の意味を持つことに加え、緑のリラックス効果で心身ともに健康になれるでしょう。
心を落ち着かせ集中したい落ち着きを意味する白とリラックスを意味する緑を中心とした組み合わせは、心を落ち着かせたいときに向いています。集中力を上げる青を足してもよいでしょう。
対人運を改善したい対人関係の運気を上げたいなら、対人運を意味する緑と友情を意味するオレンジの組み合わせがよいでしょう。緑はリラックスの意味もあり、人前で緊張しやすい場合にも最適です。

【願い事別】ミサンガを着ける位置

ミサンガは、色だけでなく着ける場所によっても意味が異なります。願い事に合わせて着ける位置も選ぶことで、効果アップを狙いましょう。

・利き手の手首

利き手の手首にミサンガを着けることは「恋愛」を意味します。片思いを実らせたい場合や、素敵な人と出会いたい場合、婚活中の場合などにもおすすめです。すでにカップルになっていても、恋人と今後もよい関係を築いて結婚したい場合は、ペアで利き手の手首にミサンガを身に着けるとよいでしょう。

・利き手と逆の手首

「学問」を意味する位置が、利き手と逆の手首です。受験や資格の勉強関係、研修の受講など知識を身に付けたい場合に、利き手と逆の手首にミサンガを着けるとよいでしょう。キャリアアップに向けた勉強にも効果を発揮するため、仕事を頑張りたいときや就職・転職活動中などにもおすすめです。

・利き足の足首

利き足の足首は「友情」や「勝負運」を意味する場所です。新しい人間関係に早くなじみたいときや、グループ内の雰囲気やチームワークをよくしたいときにおすすめです。また、「試合に勝ちたい」「コンペで勝ちたい」など、勝負事に勝ちたい願いがある場合も、利き足の足首にミサンガを着けるとよいでしょう。

・利き足と逆の足首

「金運」を意味する場所が、利き足と逆の足首です。「お金を貯めたい」「収入を増やしたい」「宝くじを当てたい」など、お金がらみの願い事を叶えたいときにおすすめの位置です。事業を成功させて収益を増やしたいときにも向いているでしょう。

着ける位置によって意味の違うミサンガは、両手や両足など複数の場所に着けても問題はありません。また、職場など着けていることを目立たせたくない場合、足首にアンクレットとして着けると、パンツの裾で隠れるためおすすめです。

まとめ

ミサンガとは、ポルトガルや古代メキシコにルーツを持ち、さまざまな色やデザインが楽しめる手首や足首に着けるための編み紐です。ミサンガが切れることは願い事が叶うことを意味し、お守りやアクセサリーとして人気があります。

お守りとして身に着ける場合、ミサンガの色や着ける位置によって意味が変わることに注意が必要です。願い事に合った色の組み合わせ方や着け方をすることで効果アップが見込めるため、当記事を参考にお守りとしても効果的なミサンガ作りに挑戦してください。