ダイソーで買えるチャコペンの種類を紹介!チャコペンの選び方も
新しい趣味として、手芸などのハンドメイドを始めようとしている方の中には、手芸道具を安く手軽に買いそろえたいと考えている人も多いでしょう。100円ショップのダイソーには、手芸作品を作るときに必ず使うと言っても過言でない道具、「チャコペン」も取り扱っています。
当記事では、ダイソーで購入できるチャコペン・消しペンの特徴や、チャコペンの概要・選び方、1,000円以下のおすすめチャコペンなどを紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次1
ダイソーで買えるチャコペンを紹介!
ダイソーでは、大きく分けて以下4種類のチャコペンを取り扱っています。
●手芸用 水で消せるチャコペン 水性マーカー
水で消せるため、完成後の作品への色残りが気にならない、マーカータイプのチャコペンです。
淡色布に使えるピンクとブルーの2色が販売されており、太めのペン先で発色がよく、生地に描いた線が見やすい点が特徴です。
一方で、描いた線を消すには生地を水で濡らす必要があるため、濡らすことに抵抗がある生地や作品には向いていません。
●自然に消えるしるし付けペン
時間がたつと自然に消える、しるし付け用のチャコペンです。
淡色布に使えるピンクと紫のカラー展開があり、2〜10日程度で自然に消えるため、洗って落とす必要がありません。ペン先が細く、シャープな線を描くことができます。
一方、描いた線は徐々に薄くなるため、時間をかけて制作する作品には不向きでしょう。修正したりすぐに消したりしたい場合は、別売りの専用消しペンを使って消すことも可能です。
●水で消えるしるし付けペン
水できれいに消える、しるし付けに便利なチャコペンです。
濃色布用の白色ペンと、淡色布用の水色ペンの2種類あるため、生地の色に合わせて選べます。濃色布用の白色ペンは、布に描くと最初は透明ですが、5秒程度で白色の線が現れます。
しっかりと発色して見やすい線が描けることに加え、水で簡単に消せるので、失敗を恐れることなく気軽に使用できるでしょう。
●チャコペンシル
鉛筆タイプのチャコペンシルです。ピンクとホワイトの2本セットで、生地の色に合わせて使い分けられます。
保護キャップにはハケが付いており、描いた線の修正に便利です。削り器でペン先を削ればいつでもシャープな線が描けるため、細かい図案を写すことに向いています。
参考:【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア「チャコペン」
なお、紹介した商品はネットショップで取り扱っている商品です。紹介した商品を店頭で購入したい方は、店舗によって取り扱っている商品や在庫の有無が異なるため、お近くの店舗に直接お問い合わせください。
チャコペンと一緒に買いたい「消しペン」とは?
ダイソーの「自然に消えるしるし付けペン」を購入する際は、「消しペン(自然に消えるしるし付けペン専用)」を一緒に買うことがおすすめです。
「消しペン」とは、「自然に消えるしるし付けペン」で描いた線を消す専用のペンです。間違えて描いてしまった線をピンポイントで消せるため、自然に消えるまで待つ必要がありません。合わせて購入することで、スムーズに作業を進められるようになるでしょう。
そもそもチャコペンとは?
チャコペンとは、生地に目印を付けるために使うペンタイプの道具です。カットするラインやボタン付けの位置、刺繍図案の下書きなどを、生地に写し取るために使用します。
チャコペンの「チャコ」の由来は、英語の「chalk(チョーク)」だと言われており、目印が不要になったら消せる点が特徴です。
文房具の鉛筆やボールペン、カラーペンなどでも目印を付けることは可能ですが、布への使用はおすすめできません。しるしが消えにくいことに加え、筆圧で生地に跡やダメージが残ったり、インク染みができたりする可能性があるためです。
作品の仕上がりにも影響を与えるため、必ず生地にかかる負担が少ない専用のチャコペンを使用しましょう。
チャコペンの選び方
市場ではさまざまなチャコペンが販売されているため、購入するチャコペン選びで悩んでいる人も多いでしょう。
チャコペンは種類によって、特徴や生地との相性が異なります。基本的には、使用する生地の素材や用途によって、チャコペンを使い分けることが大切です。
ここからは、チャコペンの選び方について詳しく紹介します。
チャコペンの種類で選ぶ
チャコペンには以下の種類があります。自分が使いやすい種類を選びましょう。
マーカータイプ | 消せる水性インクを使用したマーカー形状で、一定の太さの見やすい線が描けます。生地との相性によっては、消えにくい場合がある点に注意しましょう。 |
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鉛筆タイプ | 先端を削って使用する、鉛筆型のチャコペンです。先端の太さを調節しやすく、細かい図案を写し取ることに向いています。 |
シャープペンシルタイプ | シャープペンシルのように、一定の細さで描けることが特徴です。布目の粗い生地やフェルト生地の場合は、細い芯が引っかかりやすいため、あまり向いていません。 |
チョークタイプ | パウダーを固めた昔ながらのチャコで、生地を選ばずに使えます。しかし、細い線は描きづらいといった特徴もあります。 |
パウダータイプ | 先端のローラーに、粉末状のチャコを付けて線を引きます。生地に負担がかからず、フェルトや目の粗い生地にも使用可能です。 |
描いた線の消し方で選ぶ
線の消し方で、チャコペンを選ぶ方法もおすすめです。商品によって描いた線の消し方が異なるため、作品に合わせて選びましょう。
水で消えるタイプ | 水で濡らすことで、描いた線がきれいに消えます。洗濯や水に弱い生地には、向いていないタイプです。 |
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消しペンで消えるタイプ | 専用の消しペンでなぞることで、描いた線を消すことができます。失敗した線をすぐに修正したい場合にも便利です。 |
自然に消えるタイプ | 時間の経過とともに、描いた線が徐々に薄くなっていくタイプです。多くの商品は、数日程経てば完全に消えるでしょう。 |
アイロンの熱で消えるタイプ | アイロンなどで熱を加えることで、描いた線をきれいに消すことができます。 |
なお、「アイロンの熱で消えるタイプ」を除き、チャコペンの線を消す前にアイロンやドライクリーニングなどで、生地に熱を加えることは避けてください。熱によってインクが定着してしまい、きれいに消せなくなってしまいます。
チャコペンの色で選ぶ
チャコペンは、生地の色に合わせて選ぶことが大切です。布に近い色だと、目印が見えにくいため、反対色を使いましょう。
例えば、濃色系の生地なら白色や黄色、淡色系の生地なら青色やピンク色のチャコペンがおすすめです。初心者の人は生地の色に合わせて使い分けられるように、基本となる白・青・ピンクを揃えておくと便利でしょう。
種類別!おすすめのチャコペン5選
ここからは、チャコペンのおすすめ商品を種類別に紹介します。1,000円以下のお手頃価格のチャコペンを集めているため、購入を検討している人は、ぜひ好みのチャコペンを見つけてください。
●マーカータイプ
手芸用マーカーペン 『水性チャコペン 紫 極細 24-418』 Clover クロバー
約2〜7日で自然に消える、マーカータイプのチャコペンです。すぐに消したいときは、水や消しペンでも消すことができます。極細タイプのペン先で、一定の太さで描けるため、刺繍用の図案を写す際にも便利でしょう。
出典:ユザワヤ「手芸用マーカーペン 『水性チャコペン 紫 極細 24-418』 Clover クロバー」
●鉛筆タイプ
手芸用マーカーペン 『チャコペン パック式 青 19-252』 KAWAGUCHI カワグチ 河口
白や淡色系の生地で見やすい、青色の鉛筆タイプのチャコペンです。芯先の太さを調節しやすく、ボタンホールや襟部分などの細かいしるし付けにも活躍するでしょう。
出典:ユザワヤ「手芸用マーカーペン 『チャコペン パック式 青 19-252』 KAWAGUCHI カワグチ 河口」
●シャープペンシルタイプ
手芸マーカー 布用ペン 『チョークペンシル 1.3mm ピンク』 Sewline ソーライン
水や消しゴムで消せる、持ちやすいペンシルタイプのチャコペンです。ノック式の1.3mmの極太芯で、はっきりとした線が描ける上に、布目の粗い生地でも折れにくい点が魅力です。
出典:ユザワヤ「手芸マーカー 布用ペン 『チョークペンシル 1.3mm ピンク』 Sewline ソーライン」
●チョークタイプ
手芸用マーカー 『3角チョーク 白 2-123』 YUSHIN 遊心【ユザワヤ限定商品】
精製されたこだわりの原料を使用した、チョークタイプのチャコです。なめらかなタッチで生地を傷めずに描けます。濃色系生地におすすめの白色タイプです。
出典:ユザワヤ「手芸用マーカー 『3角チョーク 白 2-123』 YUSHIN 遊心【ユザワヤ限定商品】
●パウダータイプ
手芸用マーカーペン 『F-チャコライナー ペン型 ブルー 24-034』 Clover クロバー
ペン型で持ちやすい、パウダータイプのチャコです。薄く小さなローラータイプで動かしやすく、直線も曲線も軽い力できれいに描けます。カートリッジ式で、粉の補充も簡単です。
まとめ
ダイソーには、「水で消えるタイプ」と「自然に消えるタイプ」、「鉛筆タイプ」のチャコペンが取り扱われています。チャコペンは100円ショップ以外にも、手芸店やホームセンターなどで豊富な種類が販売されているため、選び方を知ることが重要です。
例えば、布目の粗い生地やフェルト生地には、ペン先が細いタイプは向いていません。また、水に弱い生地の場合、水で消えるタイプのチャコペンは使わないほうが無難です。
さらに、布の色に近い色のチャコペンを使用してしまうと、線が見えにくくなるため、反対色を選ぶ必要があります。使用する生地の種類や色に合わせて、チャコペンの種類・色を選ぶことで、トラブルなくハンドメイド活動を行えるでしょう。