はぎれの活用アイデア10選|布地をストックする方法・収納方法も
グッズを作る際に余った生地を、そのまま処分する人もいるでしょう。はぎれのサイズによっては、工夫次第でさらなるグッズを制作できます。日常的に使えるものから、プレゼントとして使えるものまで制作できるので、普段からはぎれをストックしておくのがおすすめです。
そこで今回は、はぎれの活用アイデアを10選紹介します。はぎれの活用方法や作り方の他、はぎれをストックする方法・収納方法もあわせて解説するので、はぎれを活用して新たなグッズを制作したい人や、手芸初心者の方はぜひ参考にしてください。
目次1
はぎれはハンドメイドに使える!
手芸で余ったはぎれは、新たなハンドメイド作品の材料となります。捨てれば単なるゴミとなってしまうはぎれは、アイデア次第でさまざまなアイテムに生まれ変わります。
「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、小さなはぎれをそのまま捨ててしまうのはもったいない行為です。はぎれをハンドメイドに使うことで、新しいアイテムとして第二の活用ができます。
はぎれはリーズナブルで取り入れやすく、オリジナリティあふれる小物が作れます。
ハンドメイド用にはぎれをストックする方法
はぎれをストックする方法は、さまざまです。今回は、継続しやすいストック方法を紹介します。
<用意するもの>
- 透明のファイルケース
- ふたつき収納ボックス
- テープ or シール
まずは透明のファイルケースをいくつか用意し、はぎれを色柄ごとにカテゴライズした上で、それぞれのファイルケースに入れます。収納後は一目で分かる位置にテープやシールなどでカテゴリーの目印を貼っておくと、どのような種類のはぎれが入っているのかが分かりやすいです。
ファイルケースは収納ボックスのサイズに合うように、縦または横に並べます。ふたがあればホコリを被るなどの心配もないので、いつでもすぐにハンドメイドの材料として使えます。
はぎれの活用アイデア10選
少し手を加えるだけで、処分するはずだったはぎれは、さまざまなアイテムに変化します。アイテムは日常的に使えるものからプレゼントとして喜ばれるものまであり、シンプルな小物であれば手縫いでも作れるため、手芸初心者の方でも気軽にチャレンジできるでしょう。
ここからは、はぎれの活用アイデアを10選紹介します。
コースター
コースターは、小さなはぎれが1枚あれば簡単に作れます。色や柄が異なるはぎれをつなぎ合わせると、オリジナリティあふれるコースターになるでしょう。異なる色柄でも形やデザインを統一すれば、オシャレで雰囲気のあるコースターができます。
コースターにタグをつければお店に売っているような洗練された印象になり、フックをつければぶらさげ収納が可能になります。
くるみボタン
くるみボタンは必要とする生地の大きさが非常に小さく、色柄関係なく生地のどの部分でも作れるアイテムです。
手芸店や100均では、初めて制作する人向けに必要な材料がセットになったキットが販売されています。「打ち具で制作するキット」と「ボンドを使って制作するキット」があり、お店によって取り扱いが異なるので、どちらの方法で制作するか決まっている場合は事前に確認しておくと安心です。
くるみボタンの使い道は多岐にわたり、ボタンの穴にヘアゴムを通せば唯一無二のヘアアクセサリーになります。またボタンの裏に磁石をつければ、くるみボタンを活用したマグネットの完成です。
ヘアアクセサリー
余ったはぎれは、アイデア次第でさまざまなヘアアクセサリーに変身します。縫い合わせたはぎれにヘアゴムを通しリボンの形に結べば、リボンヘアゴムの完成です。
また、ヘアピンやシュシュ、ヘアバンドなどもはぎれで作れます。生地やリボンの形を変えると、お店では巡り合えない自分だけのヘアアクセサリーができます。
巾着袋・ポーチ
お好みのはぎれとひもを用意すれば、巾着袋を作れます。ハンドメイドによる巾着袋は、リーズナブルな上に自分好みの袋が作れるので、愛着もわくでしょう。巾着袋に入れるものが決まっていれば、入れるものに合うサイズの袋を用意することもできます。作り方もシンプルなので、手芸に慣れていない人でも取り組みやすいでしょう。
巾着袋をマスターした人は、ポーチ作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。小さいはぎれしかなくても、はぎれ同士をつなぎ合わせればオリジナリティのあるオシャレなポーチになります。裏地をあえて異なるデザインのはぎれにすると、リバーシブルのポーチになります。
ティッシュケース
ティッシュケースは、はぎれ1枚で簡単に作れます。ポケットティッシュ用のシンプルなティッシュケースにファスナーをつけると、実用性が高まります。また、ティッシュケースにクリップやマチをつけて移動ポケットにすれば、ハンカチ・ティッシュ入れになります。
この他にも、ボックスティッシュのケースも作れます。部屋の雰囲気に合あった色柄のはぎれでケースを作れば、部屋との統一感が高まるでしょう。
スタイ
生まれてくる赤ちゃんのために、手作りのスタイを用意したいと考える人もいるでしょう。スタイは1日に複数枚使うので、何枚あっても重宝します。
最近のスタイは形もデザインもさまざまで、ハンドメイド風の商品が売られているほどです。パッチワーク風にしたり、アップリケや刺繡を施したりと、ハンドメイドならではのデザインを楽しめます。
スタイ以外にも、はぎれを使ったハンドメイドでさまざまなベビーグッズを作れます。ベビー向けの洋服や小物に幅を広げてみるのもよいでしょう。
マスク
現代において欠かせないアイテムとなったマスクも、はぎれで制作できます。
マスクの作り方は、形やデザインによってさまざまです。立体式の折り上げマスクにすると、口元にマスクが直接触れないため蒸し暑い夏場も快適に過ごせます。
はぎれでマスクを作る場合、表生地と裏生地の2枚が必要です。インターネット上に作り方を載せている人もいるので、自分好みのマスクを手作りするときは検索してみるとよいでしょう。
ネームタグ
入園・入学グッズには、ハンドメイドの小物が多く登場します。
通園バッグや巾着袋の他に、ネームタグを作るのもおすすめです。水筒やランドセル、色の濃いグッズなど、名前が書きにくい場所に重宝します。制作したグッズと同じ色柄の生地でネームタグを用意すれば、統一感が生まれます。
モビール
はぎれは身につけるもの以外に、アート作品としての使い道もあります。モビールは大人も子どもも工作感覚で気軽に作れるので、親子で制作を楽しめます。
まずは作りたいテーマを決め、テーマに沿ってはぎれで作品をいくつか作ります。はぎれの作品をひもや糸などで一定の間隔につなぎ合わせれば、ハンドメイドモビールの完成です。モビールは、インテリアの一部として部屋に彩りを与えてくれるでしょう。
ファブリックパネル
モビールと同様、ファブリックパネルも部屋の雰囲気を変えるインテリアの1つです。ファブリックパネルとは、北欧が発祥のインテリアで、木製のパネルに生地(ファブリック)を貼りつけたアイテムを指します。
発祥地にちなんでカラフルな北欧ファブリックを使うと、北欧の雰囲気を演出できます。部屋のインテリアと同系色のはぎれを使うと統一感が生まれます。また、デザイン性の高いはぎれを入れてアート作品のように仕上げることも可能です。
まとめ
はぎれの使い道はさまざまで、工夫次第で新たなグッズに生まれ変わります。コースターやヘアアクセサリーの他、くるみボタンやティッシュケース、スタイなど、子ども用のアイテムも簡単に作れます。
普段から、使えそうなはぎれを専用のケースに収納しておけば、必要なタイミングでいつでも制作可能です。
ハンドメイドに使いやすいはぎれを探している人は、手芸店などではぎれセットを買うこともできます。ユザワヤでは、カットクロス以外にはぎれセットも取り扱っており、お得にはぎれを購入可能です。当記事で紹介した活用アイデア10選を参考に、世界に1つだけのオリジナル作品をぜひ作ってみてください。