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【初心者向け】編み物の基本|糸の種類・編み方を丁寧に解説
編み物に挑戦しようとした際に、必要な道具や編み方の基本がわからず悩む人は多いでしょう。初心者がスムーズに編み物を始めるためには、編む道具や材料の選び方、編み方の基本などを知っておく必要があります。 当記事では、編み物に欠かせない糸の種類や選び方、初心者が覚えておきたい基礎的な編み方をわかりやすく解説します。編み物を始めるにあたり、どうすればよいのかわからない人にもおすすめの内容のため、参考にしてください。 編み物で使う糸の種類 編み物で使う糸は、原料が、動物由来のもの・植物由来のもの・人工的なものの3種類があり、代表的な糸としては次の7種類が挙げられます。 ウール 羊の毛 吸湿性に優れており、夏涼しく冬暖かい 型崩れや色落ちしにくい カシミヤ カシミヤヤギの毛 ふんわり柔らかな肌触りと上品な光沢が特徴 保温力があり型崩れしにくい モヘヤ アンゴラヤギの毛 毛足が長く光沢があり、ふんわりとした肌触り 通気性がよい シルク 蚕の繭から作られた絹 高級感のある光沢となめらかな肌触りが人気 保湿性・吸湿性・通気性に優れる コットン 植物の綿花からとれる繊維が原料 清涼感があり、肌触りがよい リネン 植物の麻が原料 吸湿性が高く、すぐ乾く爽やかさが特徴 アクリル ウールに似た風合いを持つ化学繊維 発色がよくウールよりも安価 糸は上記のように原料に加え、太さも極細から超極太まで多くの種類があります。また、形状もラメが織り込まれたものや、複数の色を組み合わせたもの、毛足の長いモール糸など多種多様です。 編み物初心者の糸の選び方 素材や太さなどのバリエーションが豊富な糸のなかで初心者が選ぶとよい編み糸を、色・素材・太さの3つのポイントから紹介します。 ・明るい色を選ぶ 編み物に慣れるまでは編み目を見ることが難しいため、初心者は、編み目が見やすいパステルカラーや暖色系などの明るい色の糸を使うと安心です。 ・毛足の長くない素材を選ぶ 毛足が長い糸は編む過程で毛足が絡まる関係で、編み間違ってもほどくことが難しいため、初心者のうちは避けたほうが無難でしょう。 ・太めの糸を選ぶ 細めの糸は編み上がるまでに長時間かかります。慣れるまで、編み上がりまで時間のかからない太めの糸がおすすめです。 初心者必読!基本の編み方 編み物をするうえで、覚える必要がある編み方にも多くの種類があります。そのなかでも基本の編み方が、かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みの3種類です。編み方が違うと使う編み針も変わるため注意しましょう。 かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みは比較的簡単で、さまざまな作品を作ることが可能な編み方のため、ぜひ挑戦してください。なお、初めから作品を作るのではなく、余った糸で少し練習をした後で作品に着手するとスムーズでしょう。 かぎ針編み かぎ針編みとは、棒の先端にかぎのように曲がったフックがついたかぎ針1本を使って編む方法です。かぎ針は長さが12cm程度と比較的短めのため、扱いやすく手編み初心者に向いています。 ここでは、かぎ針編みの基本であるくさり編みを紹介します。くさり編みは編み目がくさり状に連なる編み方です。例えば、花などをモチーフとしたブローチのようなファッション小物作りは、くさり編みだけでもできます。 <必要な道具> かぎ針 とじ針 糸切りばさみ 糸 <かぎ針編みの手順> (1) 利き手とは反対の手を開いた状態で人差し指と小指だけ前に出し、人差し指側に糸の端、小指側に毛糸玉がくるように糸をかける。 (2) 糸の端を引き出し、親指と中指で押さえながら、かぎ針に糸を1周巻きつける。 (3) […]
2021.09.15