PageTop

公開日: 2024.07.19
最終更新日: 2024.07.19

ドライフラワーを販売しているお店5選!自分で作る方法も紹介

ドライフラワーを販売しているお店5選!自分で作る方法も紹介

ドライフラワーは、水分が抜かれた状態で、美しさを保ったまま長期保存できるアイテムです。生花のように水やりや手入れが必要ない点や、季節を問わずいつでも好きな花を飾ることができる点も魅力です。

また、ドライフラワーは、インテリアに合わせやすいという利点があります。ナチュラルな雰囲気の部屋はもちろん、モダンな部屋にも取り入れても素敵です。リースやスワッグなど、さまざまなハンドメイド作品にも利用できます。

当記事では、ドライフラワーを販売しているお店について解説します。

ドライフラワーはどこで買える?5つの販売店を紹介

ドライフラワーを購入する場所として、一般的には、花屋やドライフラワー専門店などが考えられますが、ユザワヤなどの手芸用品専門店でも購入できます。以下では5つの販売店を紹介します。

花屋

花屋では、生花とともにドライフラワーも扱っていることが多いです。しかし、取り扱いの幅や種類は店舗によって異なります。小規模な店舗では、ドライフラワーを売っていないケースや、売っていたとしても限られた種類のみのケースもあります。

近年ではドライフラワー専門店も増えているので、そのような店舗を訪れるのもおすすめです。店員さんに相談すれば、用途や好みに合ったドライフラワーを提案してくれるでしょう。

花材問屋

花材問屋は、生花だけでなくさまざまな種類のドライフラワーを扱っているのが特徴です。花材問屋では大量購入が可能で、プロのフラワーデザイナーやイベント用の大量注文に適しています。プロ向けの品揃えが充実しており、珍しい花材や高品質なドライフラワーを見つけられる可能性が高いです。購入量が多い場合は割引になることもあります。

ただし花材問屋は、一般消費者向けに販売していない場合もあるため、訪問前に確認が必要です。

通販サイト

通販サイトを利用すると、自宅にいながら、全国各地のショップから多種多様なドライフラワーを購入できます。地元に店舗がない場合や、特定の種類を探している場合に便利です。大手通販サイトから専門のフラワーショップまで、幅広い選択肢があります。

100円ショップ

100円ショップでは、手頃な価格でドライフラワーを見つけられます。種類は限られているかもしれませんが、手軽に購入したい場合や、小規模なハンドメイド用としては最適です。

ただし、以下のようなデメリットに注意しましょう。

デメリットの例
  • 専門店と比べて種類が少なく、珍しい花材や高品質なドライフラワーは限られます。
  • 品質もさまざまで、色褪せしやすいものや、破損しやすいものもあります。
  • 長持ちさせたい場合も、専門店で購入したものより劣化が早い可能性があります。
  • 店員さんに相談しても、ドライフラワーに関する専門的な知識を持っていない場合があり、的確なアドバイスを得られない可能性があります。
  • 100円ショップの商品は、大量生産・大量消費される傾向があり、環境への負荷が懸念されます。

環境に配慮し、持続可能な方法で生産されたドライフラワーを選びたいと考える場合は、専門店で購入することも検討してみましょう。

また、100円ショップの製品は必ずしも高品質とは限らないので、購入前に口コミなどを参考にしたり、実際に商品を確認したりすることをおすすめします。

手芸用品専門店

手芸用品専門店では、ドライフラワーを含むさまざまなアートやハンドメイドに使用できる材料を販売しています。手芸用品専門店は、町にある一般的な花屋よりもドライフラワーの種類が豊富な場合も多いです。定番の花材だけでなく、珍しい花や個性的な花、季節限定商品や、オリジナルカラーのドライフラワーなどを扱っているケースもあります。

また、手芸用品専門店では、ドライフラワー以外にも、手芸に必要な材料が豊富に揃っています。リボンや生地、レジン、刺繍道具など、ハンドメイド作品を完成させるために必要なものを、まとめて購入することが可能です。

一部の手芸用品専門店では、ドライフラワーを使ったリース作りやスワッグ作りなどのワークショップを開催しているケースもあります。初心者の方でも、プロの指導を受けながら素敵な作品を作れます。

ドライフラワーでスワッグやレジンクラフトを作るならユザワヤ

ユザワヤは、1955年創業の手作りホビー材料の専門店で、日本を代表する手芸店です。

ユザワヤでは、スワッグやレジンクラフトといったハンドメイド作品に使えるドライフラワーを豊富に取り扱っています。ユザワヤの実店舗でドライフラワーを購入できるほか、ユザワヤの店舗が近くにない場合や取り扱いがなかった場合は、公式通販サイトの利用もおすすめです。

以下では、ユザワヤが取り扱っているドライフラワー商品を2点紹介します。

ユザワヤで買える!おすすめドライフラワー

レジン材料 『小袋ドライフラワー スターチス ST-2』 nt エヌティー

ドライフラワーの小袋です。小分けになっているので、色々な種類が少しずつ欲しいという方におすすめです。ハーバリウムやレジンアクセサリーなど、ハンドメイド作品に利用するのに最適な商品です。

レジン材料 『小袋ドライフラワー スターチス ST-2』 nt エヌティー

ドライフラワー 『FMいろあわせブーケ 4種アソート クランベリー 80715』

ドライフラワーのアソートブーケです。そのまま瓶に挿して飾るのにも使えます。吊るして飾るのにも最適、ほどいてアレンジメントに使用するのもおすすめ。さまざまな使い方ができるドライフラワー商品です。『FMいろあわせブーケ 4種アソート クランベリー 80715』の場合、使用花材は、シルバーデージー・ススキ・千日紅・アグロスティスです。このように使用花材が明記されているのも、専門店での購入が安心できるポイントです。

ドライフラワー 『FMいろあわせブーケ 4種アソート クランベリー 80715』

簡単なドライフラワーの作り方

最後に、ドライフラワーの作り方について、代表的な方法を4つ紹介します。

ドライフラワーの製法概要
ハンギング法

ハンギング法は、生花を束ねて逆さに吊るし、風通しの良い場所で乾燥させるドライフラワーの作り方です。最も手軽で簡単な方法の1つとして人気があります。

【手順・ポイント】

  • 3~5本程度の花を束ねます。
  • 麻ひも、リボン、ワイヤーなどでしっかりと結びます。
  • 茎の長さを揃えると見た目がきれいです。
  • 風通しの良い場所に、吊るします。
  • 直射日光を避け、湿度の低い場所を選びましょう。
  • 乾燥するまでの時間は、花の種類や環境によって異なりますが、一般的には1~2週間程度かかります。
ドライインウォーター法

ドライインウォーター法は、生花を少量の水に浸し、徐々に水量を減らしていくことで乾燥させるドライフラワーの作り方です。ハンギング法と異なり、花を逆さに吊るす必要がないため、花の形が崩れにくいというメリットがあります。

【手順・ポイント】

  • 花の茎が数センチ浸る程度の水を、花瓶に入れ、花を花瓶に挿します。
  • 2~3日ごとに、水量を少しずつ減らします。1日ごとに水量を半分程度減らすのが目安です。
  • 水量が完全になくなったら、そのまま風通しの良い場所で乾燥させます。
シリカゲル法

シリカゲル法は、シリカゲルという乾燥剤を使って、生花を乾燥させるドライフラワーの作り方です。密閉容器にシリカゲルと花を入れ、乾燥させるため、花の形や色を比較的きれいに残すことができます。

【手順・ポイント】

  • ドライフラワー用のシリカゲルを、花が完全に埋まる量を用意します。
  • タッパーや空き瓶など密閉できる容器の底にシリカゲルを敷き、その上に花を並べます。
  • 花の隙間にもシリカゲルを流し込み、花が完全にシリカゲルに埋まるようにします。
  • 容器を密閉し、風通しの良い場所で乾燥させます。
グリセリン法

グリセリン法は、グリセリンという吸水性の高い液体に花を浸すことで、水分を置き換えながら乾燥させるドライフラワーの作り方です。生花に近い質感や色合いを保ちやすい点が特徴です。

【手順・ポイント】

  • グリセリンと水を1:3程度の割合で混ぜます。
  • グリセリン溶液を鍋に入れ、弱火で温め、グリセリン溶液が人肌程度の温度になったら火を止め、冷まします。
  • 花を茎ごとグリセリン溶液に浸します。
  • 冷暗所で2~3週間程度乾燥させ、溶液が減ってきた場合は、適宜継ぎ足します。

ハンギング法は、吊るすだけで手軽に作れるので、初心者の方にもおすすめです。バラ、アジサイ、ユーカリ、ラベンダーなど、さまざまな花でドライフラワーを作れます。

『今さら聞けない!』ハーバリウムの作り方~ハーバリウムを気軽に楽しむ~

まとめ

ドライフラワーを購入できる場所は、ドライフラワー専門店をはじめ、数多くあります。

特に手芸用品専門店は、品揃えが豊富で高品質なドライフラワーを購入できるだけでなく、手芸に必要な材料をまとめて揃えられるというメリットがあります。ドライフラワーを使った作品作りを楽しみたい方に、手芸用品専門店はおすすめです。

ユザワヤでは、店舗はもちろん、オンラインでも手軽に購入できるので、ぜひ一度ECサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。