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初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

レジンは、ガラスのような透明度が特徴のハンドメイド素材です。ハンドメイドに興味がある人の中には、レジンクラフトに挑戦したいものの、何から始めてよいか分からず躊躇している人もいるのではないでしょうか。

当記事では、初めてのレジン作りに必要な道具や、安価に道具を揃える方法、初心者におすすめのレジンアクセサリーのレシピを紹介します。レジン作品作りで失敗しないためのコツも解説するため、初めてのレジン作品作りを成功させたい人は、参考にしてください。

初めてのレジン作りに必要な道具

初めてのレジン作りで準備しておきたい道具は、下記のとおりです。必要性の高い道具から順に記載しています。

<必ず必要な道具>

  • □UVレジン液
  • □レジン液を流し入れる土台(シリコンモールド・ミール皿など)
  • □薄手のゴム手袋
  • □マスク

<用意しておきたい道具>

  • □つまようじ
  • □ピンセット
  • □封入パーツ(ラメ・ビーズ・ドライフラワーなど)
  • □作りたいアクセサリーの金具

<あると便利な道具>

  • □UVライト
  • □シリコンマット
  • □着色剤
  • □接着剤

アクセサリー用のレジン液は、UVレジンとエポキシレジンの2種類が有名です。初めて使用する場合は、手軽さが魅力のUVレジンをおすすめします。

UVレジンは、室内の日の当たる場所で30分~1時間程度で固まることが特徴です。天候に左右されず短時間でレジンを固めたい場合は、UVライト(UVランプ)を購入するとよいでしょう。

100均で揃えられるアイテム

なるべく道具代を節約したい人は、100円均一ショップで道具を買う方法がおすすめです。

<100円均一ショップで揃えられる道具>

  • □UVレジン液
  • □レジン液を流し入れる土台
  • □薄手のゴム手袋
  • □マスク
  • □つまようじ
  • □ピンセット
  • □封入パーツ
  • □作りたいアクセサリーの金具
  • □UVライト
  • □シリコンマット
  • □着色剤
  • □接着剤

UVレジン液は、速乾・ハードタイプがアクセサリー制作に最適です。アクセサリー制作では細かい作業を行うため、ゴム手袋は手にフィットする薄手の商品を選んでください。

レジン作りが初めての人は、まずは最低限必要な道具を揃えましょう。慣れた段階で道具の種類を増やしたり、質の高い材料に切り替えたりすることで、無駄な出費を抑えられます。

初めてでも作れる!レジンアクセサリーのレシピ

レジンは、アイデア次第でさまざまなサイズ・デザインの作品制作が可能です。初めて挑戦するレジンアクセサリーは、できる限りシンプルなデザインで、工程の少ないレシピをおすすめします。

ここでは、簡単なレジンアクセサリーのレシピを2つ紹介するため、初めてレジンアクセサリーを作る際の参考にしてください。

フレームを使ったアクセサリーの作り方

フレームの大きさによって、キーホルダー・チャーム・ネックレスなど、好みのアクセサリーに加工できます。アクセサリーのフレームは、金具を取りつける穴(カン)があるものを選びましょう。

フレームを使ったアクセサリー作りに必要な道具と作り方は、以下のとおりです。

<必要な道具>

  • □UVレジン液
  • □UVライト(もしくは太陽光)
  • □フレーム(カンつき)
  • □封入パーツ
  • □アクセサリー用の金具
  • □ピンセット
  • □つまようじ
  • □シリコンマット(フレームの土台として使用)

<作り方>

(1)シリコンマットの上にフレームをのせ、フレームの三分の一程度UVレジン液を流し入れます。発生した気泡はつまようじでつぶしてください。
(2)UVライト(もしくは太陽光)に当て、UVレジン液を硬化させます。レジン液が完全に固まっていることを確認しましょう。UVライトを当てた後はレジンが高温になるため、触るときはやけどに注意してください。
(3)(1)と同じ量のUVレジン液を入れ、封入パーツをイメージした場所に配置します。その後、(2)の工程をを繰り返してください。
(4)レジン液をフレームいっぱいに流し入れます。つまようじで表面の凹凸をならしながら、フレームの縁に掛かる程度までUVレジン液を塗り広げましょう。その後、(2)の工程をを繰り返します。
(5)フレームを裏返し、上になった面にUVレジン液を垂らし、つまようじで薄く塗り広げます。その後、(2)の工程をを繰り返してください。
(6)でき上がったフレームのカンに、用意した金具を取りつけると、アクセサリーの完成です。

ドライフラワーを使ったアクセサリーの作り方

シリコンモールドで固めたレジンパーツをピアス・イヤリングに加工するレシピを紹介します。

ドライフラワーを使ったアクセサリー作りに必要な道具と作り方は、以下のとおりです。

<必要な道具>

  • □UVレジン液
  • □UVライト(もしくは太陽光)
  • □好きな形のシリコンモールド
  • □ドライフラワー
  • □ピアスまたはイヤリングの金具(平皿)
  • □ピンセット
  • □つまようじ
  • □ジェルネイル用のヤスリ
  • □接着剤

<作り方>

(1)シリコンモールドにレジン液を半分程入れ、ドライフラワーをピンセットで配置します。ドライフラワーの大きさはシリコンモールドに合わせて調整してください。発生した気泡はつまようじでつぶしましょう。
(2)UVライト(もしくは太陽光)に当て、UVレジン液を硬化させます。レジン液が完全に固まっていることを確認しましょう。UVライトを当てた後はレジンが高温になるため、触るときはやけどに注意してください。
(3)レジン液をシリコンモールドいっぱいに流し入れます。シリコンモールドからはみ出たレジン液はふき取ってください。その後、(2)の工程をを繰り返します。
(4)シリコンモールドから固まったレジンを取り外します。レジンの角がギザギザしている場合は、ジェルネイル用のヤスリで削って滑らかにしてください。
(5)平らな面にピアスまたはイヤリングの金具を接着剤でつけます。その後、しっかりと乾かして金具を固定しましょう。
(6)金具を固定した面に薄くレジン液を塗り、(2)の工程をを繰り返すことで、接着部分の強度を高めます。
(7)(6)と反対の面にレジン液を薄く塗り、(2)の工程をを繰り返すと、アクセサリーの完成です。

初めてのレジン!失敗しないためのコツ

初めてのレジンアクセサリーに挑戦する場合、なるべく失敗を減らしたいものです。レジンを使った作品のクオリティを高める近道は、練習を重ねることです。一方で、初めての作品作りでも、知っておくだけで防げる失敗があります。

ここでは、レジンアクセサリー作りで失敗しやすい2つのポイントと、失敗を防ぐコツを解説します。

パーツは前もってレジン液に浸ける

封入パーツを入れてUVレジン液を硬化させると、硬化後の作品に気泡が発生することがあります。UVレジン液は硬化するときに収縮するため、封入パーツが圧縮され、含まれていた空気がパーツの外に押し出されることが原因です。

気泡のない作品を作るためには、封入パーツの空気を抜く必要があります。封入パーツの空気を抜くためには、封入パーツを前もってレジン液に浸ける方法がおすすめです。ドライフラワー・押し花など、複雑な形をしている封入物は空気の入り込む余地が大きいため、あらかじめレジン液に浸しておくとよいでしょう。

レジンには紫外線を浴びさせない

日中の明るい部屋でUVレジン液を使うと、型やミール皿に流し入れる前のレジン液が硬化する場合があります。UVレジン液は、直射日光以外の紫外線・蛍光灯などの光でも少しずつ固まる性質を持っているため、硬化を防ぐためには紫外線からの遮断が必要です。

型やミール皿に流し入れる前のレジン液は、箱・布・アルミホイルなどで覆いましょう。蓋つきの不透明プラスチック容器を使う方法もおすすめです。前述の容器は100円均一ショップなどで販売されているため、手軽に手に入ります。

まとめ

レジンは、さまざまな種類の作品を手軽に作れる、透明感のある素材です。レジンアクセサリーを作る際に必要な道具は100円均一ショップで購入できるため、費用を抑えたい人に向いているハンドメイドだと言えます。

レジンアクセサリーの制作が初めての人は、できる限り簡単なレシピを選ぶことが大切です。作業中のレジン液が紫外線に当たらないよう注意したり、封入パーツをあらかじめレジン液に漬けたりすることで、失敗する確率を減らせます。

今回紹介した内容を参考に、オリジナルアクセサリー作りの第一歩を踏み出してください。