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タグ【生地】の記事一覧

ワンピースの生地の種類とは?手作りする方におすすめの生地を紹介

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ワンピースの生地の種類とは?手作りする方におすすめの生地を紹介

さまざまな種類があるワンピースは、生地や色柄、デザインなどによって大きく仕上がりの印象が変わります。お店でワンピースを買ったときに、「もう少し自分の体形に合ったデザインが欲しい」「もう少し厚い・薄い生地ならうれしい」と感じた経験がある方もいるでしょう。そうした経験がある方には、ワンピースの手作りがおすすめです。 この記事ではワンピースを作りたいと思っている方に向けて、ワンピースに向いている生地の種類や特徴、初心者の生地選びのポイントを紹介します。 ワンピースに使われる生地の種類とは? ワンピースに向いている生地は、ワンピースのデザインやシルエットによっても変わります。生地を選ぶ際は、作りたいワンピースのイメージに合わせることが大切です。 ワンピースに向いた生地の特徴や、各生地を使ったおすすめのワンピースのデザインを紹介します。 リネン リネンとは、亜麻(フラックス)から取れる繊維から作られた生地で、古くは古代エジプトから利用されてきた繊維です。リネンには主に以下の特徴があります。 リネン リネンの主な特徴 優れた通気性 柔らかな肌ざわり 丈夫 吸水速乾 リネンに向いているワンピースのデザイン ノースリーブワンピース キャミソールワンピース ギャザーワンピース 夏ワンピースの生地におすすめなのが、さらりとした生地感のリネンです。ギャザー入りのデザインなら、リネン生地が持つ柔らかさをさらに引き立たせることができます。 また、リネンには通気性が高いだけでなく、保温性にも優れているという特徴があります。厚地のリネンを使用すれば、秋冬向けのワンピースも楽しめるでしょう。 ローン ローンとは、細番手の綿糸で織られた平織りの生地で、フランス北部の「Laon(ラン)」という町が発祥です。ローンには主に以下の特徴があります。 ローン ローンの主な特徴 軽やかな薄地 適度なハリ感 なめらかな触り心地 上品な透け感 多彩な色柄 ローンに向いているワンピースのデザイン フレアワンピース エンパイアワンピース 夏生地の代表格であるローンには程よいハリとコシがあるため、フレアワンピースのようなAラインに広がるシルエットがきれいに映えます。また、ローンが持つ軽い質感は、ふわりとしたエンパイアワンピースにぴったりです。 花柄で有名なリバティプリントをはじめとする豊富な色柄がある点も、ローンの特徴の1つです。可愛い柄物で子供用のワンピースを作ったり、オリジナリティあふれるワンピースを作ったりと、ローン生地にはさまざまな楽しみ方があります。 デニム デニムとは、藍(インディゴ)で染められたタテ糸と、白色のヨコ糸を使用して織られた綾織物です。デニムには主に以下の特徴があります。 デニム デニムの主な特徴 丈夫で長持ち 色落ちによる風合いの変化 豊富な種類 カジュアルな印象 デニムに向いているワンピースのデザイン オールインワンワンピース コートワンピース ジーンズなどに代表されるデニム生地は、ワンピースに使用するとデイリーユースにぴったりのカジュアルな装いに仕上がります。ジャンパースカートやサロペットと呼ばれるオールインワンワンピースや、コートワンピースはデニムの雰囲気と相性が良く、子供から大人まで似合うデザインです。 デニムは、生地の厚さやストレッチ性の有無、カラーバリエーションなど種類が豊富なため、作りたいワンピースのイメージに合わせて生地を選びましょう。 ビエラ ビエラとは、主に綿と毛の混紡糸を綾織りにして起毛させた生地で、正式名称はビエラフランネルです。ビエラには主に以下の特徴があります。 ビエラ ビエラの主な特徴 柔らかな肌あたり 温かみのある質感 高い伸縮性 気軽に洗濯可能 ビエラに向いているワンピースのデザイン […]

2023.04.21
カーテンにおすすめの生地は?生地を選ぶためのポイントも解説

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カーテンにおすすめの生地は?生地を選ぶためのポイントも解説

カーテンは日差しや外からの視線を遮るだけでなく、部屋のイメージに大きな影響を与える要素でもあります。自宅をよりおしゃれに飾り付けるために、カーテンを自作してみたいと思う人もいるでしょう。 この記事では、カーテン生地におすすめの素材として、合成繊維・再生繊維・天然繊維から7種類の生地をピックアップして解説しています。生地選びのポイントも掲載しているので、カーテンをハンドメイドしたい人は、ぜひ参考にしてください。 カーテン生地におすすめの素材7選 カーテンに使われる生地はさまざまです。生地には合成繊維・再生繊維・天然繊維がありますが、カーテンの素材にはどれも利用されることがあります。遮光性・遮熱性などの機能は、生地の種類によって差があります。 カーテン生地としておすすめの素材を7つ紹介します。 ポリエステル ポリエステルは、石油・石炭・天然ガスなどから作られた合成繊維です。合成繊維の中では世界一の生産量を誇り、カーテンの素材としても人気です。 ポリエステルの主な特徴 ポリエステルをカーテンにした場合のメリット 光沢がある プリーツ加工しやすい 軽く丈夫である 日光や熱に強い シワや縮みが起こりにくい 乾きやすい ポリエステルをカーテンにした場合のデメリット 色落ちしやすい 静電気が発生しやすい 汚れやすい ポリエステルには熱で変形し、冷めると固まる熱可塑性があるため、アイロンによるプリーツ加工がしやすくなっています。 また、洗濯しやすく、柔軟剤を入れて洗濯すると静電気を防ぎながら汚れを落とせるので、洗濯でほとんどのデメリットを解消できます。 ナイロン ナイロンは、石油を原料とするポリアミドから作られた合成繊維です。合成繊維の中では、ポリエステルの次に生産量が多いと言われています。 ナイロンの主な特徴 ナイロンをカーテンにした場合のメリット 軽く丈夫である シワや縮みが起こりにくい 乾きやすい 摩擦に強い 薬剤に強い ナイロンをカーテンにした場合のデメリット 熱に弱い 日光に弱く黄ばみや色あせが起きやすい ポリエステルと同様、乾きやすくシワや縮みが発生しにくく、洗濯しやすい素材です。強い洗剤を使ってもあまり傷まず、カビや油汚れなどの強い汚れも落としやすくなっています。ただし、日光に弱く変色しやすいため、家の中でも日当たりが弱い場所のカーテンにおすすめです。 アクリル アクリルは、石油を原料とするアクリロニトリルから作られた合成繊維です。天然素材のウールに似た性質を持っています。 アクリル(素材)の主な特徴 アクリルをカーテンにした場合のメリット 柔らかく弾力がある 保湿性が高い シワができにくい 発色が美しい 日光に強い 熱可塑性がある アクリルをカーテンにした場合のデメリット 摩擦に弱い 静電気が発生しやすい 合成繊維の中でも特に発色が美しく、カラーバリエーションが豊富です。摩擦に弱く、毛玉や傷ができやすいことから、洗濯する際はネットに入れる・柔軟剤を使うといった工夫が必要となります。 レーヨン レーヨンは、木材パルプもしくは綿セルロースを原料とする植物系再生繊維です。見た目や手触りはシルクに似ています。 レーヨンの主な特徴 レーヨンをカーテンにした場合のメリット さらさらと柔らかい手触りである 光沢がある 通気性・吸湿性が高い […]

2023.04.21
ワッフル生地とは?特徴や使われる服の種類・お手入れ方法も解説

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ワッフル生地とは?特徴や使われる服の種類・お手入れ方法も解説

ワッフル生地は四角い織り目のある生地で、生地表面が凸凹で立体的なのが特徴です。また、肌ざわりがよく、伸縮性や保温・吸水・吸湿性に優れているなどの特徴もあります。ハンドメイドに関心がある人の中には、ワッフル生地について詳しく知りたいという人もいるでしょう。 当記事では、ワッフル生地とサーマル生地の違いをはじめ、生地の特徴やワッフル生地が使われているアイテムについて紹介します。ワッフル生地に関して理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてください。 ワッフル生地とは? ワッフル生地とはマス目のような四角い織り目のある生地です。見た目がお菓子のワッフルに似ていることから、ワッフル生地と呼ばれています。コットンやウール、ポリエステルなどを使い、縦糸と横糸を浮かせて織られているため、生地表面が凸凹で立体的なのが特徴です。日本では「蜂巣織り」という別名でも知られています。 ワッフル生地の洋服は「サーマル」とも呼ばれますが、ワッフル生地とサーマルでは意味に違いがあります。 ワッフル生地とサーマル生地の違い ワッフルは生地を指すのに対し、サーマルは凸凹のあるワッフル生地などを使用したカットソーを意味します。つまりサーマルとは生地そのものではなく、トップスの種類を指す言葉です。サーマルという言葉には「熱の」「暖かい」という意味があり、もともとはアウトドアやミリタリーウェアのインナーとして使われてきたアイテムです。 サーマルは保温性の高さから、防寒ウェアや季節の変わり目のインナー素材としても人気があり、ワッフル生地とサーマルをあまり区別せずに用いているブランドもあります。トップスに限らず、凹凸素材のアイテムをまとめてサーマルウェアと呼ぶこともあるでしょう。 ワッフル生地の特徴 ワッフル生地の凹凸のある織り目は、さまざまなメリットを生み出します。機能性・快適性だけでなく、扱いやすさの点でも優れているでしょう。 以下では、ワッフル生地の魅力とも言える5つの特徴を紹介します。 伸縮性に優れている 浮かせて織っているため生地にゆとりがあり、ニットのように伸縮します。着たり動いたりする際に窮屈さを感じにくい素材です。ニットよりも強度が高く、扱いやすいでしょう。スポーツウェアやトレーナー、レギンスなど、動きと強度が求められるアイテムでも安心して使えます。 保温性がある 凹凸があり、生地と体の間に空気の層ができます。空気の壁によって体の熱が逃げずに、快適な体温を保てるでしょう。保温性がありつつも、生地が厚くないためインナーにも適しています。外気の冷たい空気が体温を下げるのを防いでくれます。 吸水・吸湿性が高い ワッフル生地は汗や水分の吸収がよく、蒸れにくいのが特徴です。通気性にも優れていて乾きやすく、たくさん汗をかく夏に活躍します。また、保温性の高さも相まって、秋冬の体温調整が難しい時期にもおすすめな生地です。 肌ざわりがよい ふわふわとした柔らかい生地感で、包み込むような肌触りが気持ちよいでしょう。汗で濡れても凹凸の生地と肌の間に空間があり、体に張り付くのを防いでくれます。シーツやタオルなど肌に直接触れても、ワッフル生地なら快適です。厚手でも重くなりにくく、軽いのにクッション性が高いというメリットもあります。 毛羽立ちが目立ちにくい 織り生地は使用や洗濯によって毛羽立ちしてしまいます。ワッフル生地も同様に毛羽立ちするものの、生地表面の凹凸によって目立ちにくいという利点があります。毛玉ができても見た目には分かりにくく、他の生地と比べて経年劣化が目立たないのがワッフル生地の魅力です。 同じく保温性や吸湿性に優れた素材については、下記のリンクを参考にしてください。 ワッフル生地が使われている衣服やその他のアイテム ワッフル生地は日常使いしやすく、身近なアイテムに使われています。ワッフル生地の特徴が生かせる衣服や服飾雑貨は、下記の通りです。 サーマルカットソーなどのトップス ニットワンピース タオルやベビー用品などの肌に触れるアイテム 吸水性・吸湿性の高さは、Tシャツやインナーの素材として適していて、ワッフル素材のサーマルカットソーはメンズ・レディースともに人気があります。シンプルな無地でも凹凸のある布地がデザインのアクセントになるため、1枚でも綺麗なシルエットで着こなせて、長く愛用できるでしょう。 レディースでは素材感を生かしたコットンニットワンピースも定番のワッフル生地アイテムです。ヘンリーネックや半袖、リブのある長袖など、同じ素材でもデザインによって異なるテイストを楽しめます。 衣服以外には、タオルや手作りマスク、ベビーグッズなどの肌触りを重視するアイテムにも適しています。特にベビーグッズにはオーガニックコットンのワッフル生地がおすすめです。夏は通気性がよく汗をしっかりと吸い、冬は空気の層でふんわりとした暖かさを保つため、通年使うおくるみやスタイに向いています。 タオルやベビー用品に向いている他の生地については、下記のリンクを参考にしてください。 ワッフル生地のお手入れ方法 ワッフル生地は伸び縮みしやすく、お手入れ時には注意する必要があります。以下では、ワッフル生地の服を正しくお手入れする3つのポイントを説明します。 洗濯 洗濯時の変形を避けるには、手洗いが理想的です。洗濯機を使う場合は、洗濯表示で洗濯機の使用が可能かを確認し、必ず洗濯ネットに入れて洗います。摩擦による毛玉を防ぐために、手洗いコースを使うとよいでしょう。 乾燥 乾かす際は、生地を伸ばさないよう気をつけましょう。濡れたワッフル生地は、ハンガーにかけると水分の重みで伸びてしまうため、形を整えて平干しします。また反対に、乾燥機にかけると縮みやすいため注意が必要です。 保管 乾いていても、ハンガーにかけていると重みで伸びたり、ハンガーの跡が付いたりします。かける収納ではなく、たたんで保管するのがおすすめです。 濡れているときは特に伸びやすく、伸びた状態で乾かすと型崩れが残ってしまいます。洗濯・乾燥の際は伸ばさないことを意識し、生地へのダメージを最小限に抑えてください。 ワッフル生地が伸びた・縮んだときの対処法 ここでは、ワッフル生地の服が伸びた、もしくは縮んでしまった際の対処法を紹介します。 【伸びたときの対処法】 ドライヤーで乾かす アイロンをかける 乾燥機にかける 伸びたワッフル生地は、熱で生地を引き締めます。簡単なのは、伸びた部分をお湯で濡らしてから形を整え、ドライヤーで乾かす方法です。マス目が部分的に崩れているなら、アイロンのスチームで湿らせてから、アイロンをかけるのもよいでしょう。 あえて乾燥機にかけて縮ませることもできます。ただし、素材によっては乾燥機使用不可の場合があるため、確認してから試してください。 【縮んだときの対処法】 リンスかトリートメントに浸す シリコン洗剤に浸す 型や重しを使って乾かす リンスやシリコン洗剤を溶かしたお湯に浸すと、縮んだ繊維が柔らかくなりほぐれます。脱水し、通常のお手入れ時と同じように平干ししましょう。 乾燥時の縮みを防ぐには、ダンボールで伸ばしたいサイズの型を作り、服を型に着せて乾かします。もしくは、平干しする前に手で伸ばしたいサイズに整え、重しを乗せる方法もあります。 まとめ […]

2023.04.21
レッスンバッグにおすすめの生地は?生地選びのポイントも解説

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レッスンバッグにおすすめの生地は?生地選びのポイントも解説

入園・入学準備を進める中で必要になってくるのが、レッスンバッグやシューズバッグといったグッズです。レッスンバッグなどに使える生地は、キルティング・キャンバス・オックス・ツイルなどさまざまな種類があります。ハンドメイドが趣味の人やこれから始めようと考えている人の中には「レッスンバッグに適した生地が知りたい」という人もいるでしょう。 当記事では、レッスンバッグ作りに役立つ生地選びのポイント、おすすめの生地の種類などを紹介します。入園・入学グッズを作ろうと考えている人は必見です。 レッスンバッグを手作りするときの生地選びのポイント レッスンバッグ作りを成功させるには、生地選びが大切です。まずは、幼稚園・保育園・小学校からの指定がないかチェックしましょう。規定をチェックした上で生地選びのポイントを押さえれば、作り直しなどの失敗も防げます。 ここでは、レッスンバッグの生地選びのポイントを紹介します。 作るものに合わせて生地のサイズを選ぶ デザインが大まかに決まったら、生地のサイズを決めましょう。レッスンバッグの完成サイズは、縦30~35㎝、横40~45㎝を参考にしてみてください。実際に生地を買うときは、縫いしろやマチ、ひもを通す部分を計算に入れる必要があります。 また、手芸店の多くは110㎝幅を販売しているため、生地の長さは指定できても幅は指定できないのが一般的です。シンプルな裁断例だと、110㎝幅で長さ100㎝を買っておくとよいでしょう。レッスンバッグとシューズケースが1つずつ、余裕をもって作れます。 洗濯することも考え、予備のレッスンバッグを作っておくと後から作る手間が省けます。また、後から同じものを作ろうとすると同じ柄の生地がないこともあるため、生地は多めに買っておくのがおすすめです。柄を統一しておくと、小さな子どもでも自分の持ち物が分かりやすくなります。 裏地あり・なしを考えて生地の厚さを決める 生地の厚さは、見た目や耐久性に関わります。レッスンバッグは教科書など重い荷物を入れたり、通園や通学時に引きずることもあるため、丈夫な生地が向いています。 裏地の有無を基準にすると、生地の厚さを決めやすくなります。裏地がない場合は、厚みがある生地を選ぶのがポイントです。裏地を付けるときは、生地は多少薄くても問題ないでしょう。もともと裏地付きの生地を使う場合は、接着芯を使うのがおすすめです。接着芯は必須のアイテムではありませんが、貼り付けると補強になり型崩れも防止できます。値段も手頃で、アイロンで接着できるので簡単に使えます。 接着芯は、生地の素材や厚みに合ったものを選ぶのが大切です。薄手の生地に厚い接着芯を貼ると、表地の柄に影響する可能性があるので注意しましょう。 お手入れを前提にして生地を探す レッスンバッグが完成してから、洗濯などのお手入れが面倒なことに気づく場合もあるでしょう。色落ちしにくく、縮みにくい生地は洗濯しやすいのでおすすめです。特に、濃い色の生地や粗悪な生地は色落ちしやすいので注意が必要です。雨に濡れたり洗濯したりすると、他の衣類に色移りする可能性もあります。 アイロンがけが面倒という人は、シワになりにくい生地を選ぶとよいでしょう。綿とポリエステルの混紡生地は洗濯しやすく、シワになりにくい素材です。また、多くの生地は水に濡れると縮む特性を持ちます。洗濯での縮みを防ぐために、レッスンバッグを作る前に生地に水通しをしておくのも有効です。 持ち手や名前つけグッズなども用意する 持ち手や名前つけグッズも、レッスンバッグ作りには欠かせない材料です。持ち手の素材には、アクリルテープや共布がよく用いられます。幅2.5㎝、長さ30㎝を目安にすると使いやすくなります。購入時には、縫いしろを含めて長さを考えましょう。 名前つけをする際は、アイロン接着タイプの名前シールを使うと簡単です。ワッペン型のものは目印になり、デザインのワンポイントとしても使えて便利です。アイロンで接着するタイプの名前つけグッズは洗濯するとはがれる可能性もあるため、角だけでも縫っておくと安心です。 さらに手早く名前つけを済ませたい人には、ネームタグやキーホルダーがおすすめです。縫い付けが難しいところにも付けやすく、他のアイテムに付け替えもできます。幼稚園や保育園によっては、安全面からキーホルダーを禁止していることもあるため、事前にチェックするとよいでしょう。 レッスンバッグにおすすめの生地の種類は? レッスンバッグの生地にはさまざまな種類がありますが、柄だけで選ぶと思うような仕上がりにならず失敗につながる可能性があります。生地の特徴を知っておくと、作るときの失敗も減り丈夫で使いやすいバッグになります。 ここでは、レッスンバッグによく使われる生地の種類について解説します。 キルティング キルティングはキルト生地とも呼ばれ、レッスンバッグに使われる定番の素材です。 キルティング キルティングの主な特徴 丈夫で型崩れしにくい シワになりにくい 軽くてクッション性に優れている 厚手の生地としては初心者でも扱いやすい キルティングは、2枚の布の間に綿や毛を挟み込み、ステッチで押さえて作られています。クッション性があるため、1枚でも十分に使えます。また、レッスンバッグの裏地にもでき、重く凹凸が多いものを入れても安心です。厚みがある分、1枚布の生地と比較すると価格は高めになります。 帆布(キャンバス) 帆布(キャンバス)は綿や麻で作られた平織りの生地です。帆布とキャンバスは呼び方が異なるだけで、同じ素材と認識して問題ありません。 帆布(キャンバス) キャンバスの主な特徴 厚手で耐久性に優れている 通気性がよい 水に濡れても強い 使い込むと味が出る キャンバスは、トートバッグやエプロンの素材として馴染みのある人も多いでしょう。キャンバスは丈夫な生地である一方、硬めで厚手の生地のため、初心者には扱いが難しいこともあります。また、家庭用ミシンでは、生地が重なる部分が縫えないトラブルも起きやすいので注意しましょう。 オックス オックスの名前はオックスフォード大学に由来しており、「斜子(ななこ)織り」とも呼ばれています。 オックス オックスの主な特徴 ハリと厚みのある美しい仕上がりになる シワになりにくく洗濯もできる カラフルなデザインが豊富 初心者でも扱いやすい オックスは、入園・入学グッズだけでなく、ハンドメイド雑貨などでよく使われるオールマイティな生地です。生地の中で、比較的安く手に入るのも魅力です。やや厚みがある生地ではありますが、レッスンバッグにするには薄手なので、裏地をつけるとよいでしょう。 ツイル ツイルは綾織りとも呼ばれる布の織り方を指し、デニムやツイードもツイル生地の一つです。 ツイル ツイルの主な特徴 シワになりにくい […]

2023.04.21
タフタとは?生地の特徴やタフタが向いているアイテムの例を解説

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タフタとは?生地の特徴やタフタが向いているアイテムの例を解説

タフタとは、絹のような光沢と硬質なハリ感のある素材です。サテンにはないハリ感があることから、ドレープ感やシルエットを重視するウェディングドレスやイブニングドレスなどによく使われます。手芸やハンドメイドに関心がある人の中には「タフタの特徴や魅力を詳しく知りたい」という人もいるでしょう。 当記事では、タフタの起源・歴史をはじめ、素材の特徴、素材にタフタが向いているハンドメイドアイテムの例を紹介します。タフタについて理解を深め、ハンドメイド活動に生かしたい人はぜひ参考にしてください。 タフタとは? タフタとは絹のような光沢のある素材です。縦糸と横糸の太さを変えて織っているため、細かい畝が独特のツヤ感を出します。薄い平織物でありながら、コシのある風合いで適度な硬さが特徴です。 タフタ生地は、スカートやウェディングドレス、イブニングドレスなどのフォーマルウェアによく使われています。特にブラックのタフタは、ツヤが際立ち華やかさがプラスされるでしょう。また、丈夫で撥水加工しやすいナイロンタフタは、スポーツウェアやカジュアルウェアに最適です。ダウンコートの表地やマウンテンパーカーなど、カジュアルアウターの素材としても使われています。 もっと身近な商品だと、傘や服の裏地、リボンなどにもタフタ生地が多く見られるでしょう。ドレス用の生地というイメージとは反対に、幅広いアイテムに使用されている素材と言えます。新しい生地ではなく、昔から親しまれてきた歴史ある織物の1つです。 タフタの起源・歴史 タフタという名前は「紡ぐ」「ねじって織る」という意味のペルシャ語を由来としています。日本には同じ製法で織られる「琥珀織り」という生地があり、タフタは「薄琥珀」とも呼ばれます。 元々タフタと言えば、絹織物でした。しかし、絹製はデリケートで高価なことからレーヨンやポリエステル、ナイロンなどの化学繊維で作られるようになりました。絹よりもコストを抑えられ、かつ絹と似たような光沢感とハリを出したり加工したりできるため、今では化学繊維がタフタ素材の主流と言えます。 タフタ生地の主な特徴 タフタ生地は使い方次第で、フォーマル・カジュアルどちらにも合います。また衣服以外にも服飾雑貨やアウトドアグッズなど、さまざまな商品に使われているのを目にするでしょう。異なるテイストの衣服やアイテムにタフタ素材が利用できるのは、タフタの魅力とも言える特徴が関係しています。 ここでは、タフタ生地の主な特徴を3つ紹介します。 光沢感とハリがある タフタは独特の光沢感と硬質な手触りをしています。光沢感ではサテンと似ているものの、タフタのほうが硬くハリ感があるため、空気を含んだふんわりとしたシルエットを自在に作れます。ドレープ感やシルエットを重視するウェディングドレスでは、デザイン通りの動きを出せるでしょう。立体的な織り方で、見る角度によって輝きが異なる玉虫色のような効果もあります。 フォーマルウェアだけでなく、襟元やウェストのドレープなどデザインにこだわった普段使いのアイテムにも、タフタ生地のハリが生かせるでしょう。ツヤ感のある色味が高級感を生み出し、上品なスタイルに仕上げたいときに適しています。 軽量で手触りがいい タフタは織り方によって、よりしなやかで触り心地のよい生地に仕上がります。肌触りがよく、衣服の表地だけでなく裏地としても活躍する素材です。 特にポリエステル100%のタフタは軽く、スポーツウェアやアウトドアアイテムにもよく使われます。化学繊維で作られているタフタは丈夫で、小さく折りたたみやすいため、ポケッタブルアイテムの素材としても重宝します。 また、薄くて軽量なことから、生地を贅沢に使ってギャザーを作っても重くなりません。軽く動いても崩れにくいスカートが作れ、子供用のドレスにもおすすめです。 撥水性が高い タフタの用途をさらに広げているのが、撥水性の高さです。特に、極細の糸を高密度で織った高密度タフタは、織り目が細かく撥水加工をしていなくても水を通しにくいのが特徴です。そのため、高密度タフタはテントや傘、レインコートなどにも使われています。防水加工を施せば汚れにも強いため、テーブルクロスや雑貨カバー、食事用エプロンなどの小物作りにもおすすめの素材です。 また、高密度タフタは防風性・保温性にも優れ、ベンチコートなどスポーツ用アウターや高い防寒が求められるアウトドアウェアでもよく利用されています。 素材にタフタが向いているハンドメイドアイテムの例 幅広いアイテムに使われているタフタ生地は、ハンドメイドアイテムを作る際にも活躍します。いつもの製品も素材をタフタに変えるだけで、デザイン性・機能性が大きく変わるでしょう。 ここでは、タフタの特徴を生かせるハンドメイドアイテムの例を紹介します。 バッグ 高密度で織られたタフタは、防水性に優れて強度が高いため、バッグ作りに向いている素材です。薄くても生地にハリがあるため、見た目にもしっかりとしたバッグが作れる上、独特のツヤで高級感がプラスされます。シルクタフタは高価で手入れが難しいため、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維のタフタ生地を選ぶとよいでしょう。 タフタで作るバッグでおすすめなのは、エコバッグです。柔らかく薄手のタフタは折りたたみやすく、コンパクトにして持ち運ぶエコバッグに最適です。撥水加工をプラスすれば汚れも付きにくく、洗って繰り返し使えます。 ワンピースやスカート シルエットの美しさが仕上がりを左右するワンピースやスカートは、イメージ通りのラインが作れるタフタが活躍します。特にタフタが得意とするのは、ギャザーや裾の広がったAラインワンピース・スカートです。裾のふくらみやドレープは柔らかい生地では作るのが難しく、綺麗なラインがキープできません。ハリ感のあるタフタなら空気を含んだようなシルエットが作れるでしょう。 また、タフタは防水性が高いため、雨の日に裾が濡れても形が崩れにくく、デザインだけでなく機能面でもスカート・ワンピースに向いている生地と言えます。 傘カバー タフタ生地はレイングッズにも使われることが多い生地です。レイングッズの中でもハンドメイド品の制作におすすめなのは、傘カバーです。持ち手をつけて使いやすくしたり自分好みの色・柄を選んだりすれば、雨の日の不快感を軽減できます。 高密度タフタ生地なら、濡れた傘を入れても浸みにくいのでバッグにしまえます。防水性の高い素材は厚手で重い生地が多いものの、薄手のタフタでレイングッズを作れば軽量・コンパクトで持ち運びにも便利です。通気性が悪いため、ファスナーを付けて大きく開いて乾かせる仕様にするのがポイントです。 タフタをお手入れするときの注意点 タフタ生地はデリケートな面もあるため、お手入れの際は生地を傷めないように注意しましょう。タフタ生地の扱い方で、特に注意すべきポイントは下記の通りです。 ・洗濯できないものがある 洗濯表示を確認し、手洗い可能ならデリケート用洗剤で優しく洗います。濡れることで型崩れしやすい素材もあるので、なるべく短時間で洗い上げてください。 ・熱に弱い タフタは高温に弱いため、シワを伸ばす際は低温でアイロンがけするのが基本です。熱を直接当てると生地を傷める可能性もあるので、念のため当て布をしてアイロンをかけるほうがよいでしょう。 ・シミが落としにくい 撥水加工で汚れを付きにくくできるとはいえ、一度シミがつくと落とすのが困難です。水洗いできないタフタもあるため、汚れは普段のお手入れで小まめに落とすようにしましょう。硬く絞った布で拭き取り、陰干しでよく乾かします。 シルクやレーヨン、キュプラなどデリケートな素材で織られている場合は、素材ごとの特性に合わせた取り扱いをしましょう。 まとめ タフタは絹のような光沢とハリ感のある生地で、スカートやウェディングドレスなどのフォーマルウェアや、カジュアルアウターの素材としても使われます。タフタ生地は軽量で手触りがいいほか、撥水性が高いのが特徴です。タフタ生地が向いているハンドメイドアイテムには、バッグやワンピース・スカート、傘カバーなどが挙げられます。 タフタをお手入れするときは、洗濯表示を確認した上で手洗いが可能ならデリケート用洗剤で優しく洗います。タフタは熱に弱いため、シワを伸ばす際は低温でアイロンがけしましょう。

2023.04.21
サッカー生地とは?生地のメリット・デメリットやお手入れ方法を解説

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サッカー生地とは?生地のメリット・デメリットやお手入れ方法を解説

サッカー生地は凸凹としたシワが特徴の生地で、春夏用の衣服に多く使われます。サッカー生地は薄手でありながらボリューム感がある生地であるため、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活用できる素材です。洋服・小物などのハンドメイド品作りが好きな人の中には「サッカー生地の使い道が分からない」「サッカー生地のお手入れ方法が知りたい」という人もいるでしょう。 当記事では、サッカー生地の特徴やメリット・デメリット、サッカー生地と同じように「シワ感」や凹凸のある生地の種類を紹介します。ハンドメイド品の生地選びに迷っている人は必見です。 サッカー生地とは? サッカー生地とは、凸凹としたシワが特徴の生地です。強く張る糸と弱く張る糸を分けて織ることで、生地表面に波状のシワができます。凸凹したシワは、「しぼ」と呼ばれ、日本語では「しじら織り」として有名です。英語では、「seersucker(シアサッカー)」とも呼ばれます。 サッカー生地は、18世紀のインドで綿花を織り始めたことが起源とされています。インドがイギリスの植民地となり、大量生産のために綿花が使用されるようになったのが背景です。ペルシャ語の「shīr va shakkar(ミルクと砂糖)」が由来で、ミルクのように滑らかな肌触りと、砂糖のようにざらざらした凸凹を表しています。 現在はコットン素材が主流で、春夏用の衣服に多く使われています。サラッとした肌触りと涼しげな見た目が夏にぴったりです。無地・チェック・ストライプ柄など、生地の種類は豊富にあります。メンズではシャツやカジュアルスーツに、レディースではブラウスやスカートに使われる機会が多くあります。 サッカー生地はどんなアイテムに素材として使われている? 以下では、サッカー生地がよく使われているアイテムの一例を紹介します。 ・ワンピースやパンツ 薄手でありながらボリューム感のあるサッカー生地は、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使えます。 ・パジャマ 表面が凸凹しているサッカー生地は、肌に触れる面積が少ないのも特徴です。汗をかいてもベタつきにくいので、寝苦しい季節に適しています。 ・浴衣や甚平 サッカー生地は「しじら織り」とも呼ばれ、着物にも使用されています。浴衣や甚平に合う生地も多く、オリジナルのハンドメイド作品にもおすすめです。 ・帽子 軽量で通気性に優れているので、小さな子どもの帽子にも適しています。シワが目立ちにくく、洗いざらしのまま被れるのもポイントです。 ・カーテンやカバー類 清涼感がある素材は、夏のインテリア雑貨に最適です。ベッドカバーやカーテンのようなfabric(ファブリック)をサッカー素材に変えるだけで、見た目も涼しげになります。 サッカー生地は豊富な色や柄があり、年齢や性別を問わずに幅広く活用できる魅力があります。 サッカー生地とリップル生地の違い サッカー素材と似ている特徴を持つ生地に、リップル生地があります。2つの大きな違いは、凸凹部分の作り方です。サッカー生地は、糸本来の収縮率を利用して凹凸を作り出します。そのため、生地自体が上質な仕上がりになるのが特徴です。一方、リップル生地は、アルカリ性溶液を使用して凸凹感を出します。糸の性質を選ばないため、凸凹の形状を自由に加工できるのがメリットです。 生地の製法に違いはあるものの、どちらも夏に人気があります。浴衣やパジャマに多く使用されているのが共通点です。 サッカー生地のメリットとデメリット サッカー生地の特徴は、独特の「シワ感」です。涼しげな印象を与えるメリットがあるものの、秋冬に着用すると季節外れな印象を与えてしまうデメリットもあります。サッカー生地を適切に使用するためにも、メリットとデメリットを把握しましょう。生地の魅力を引き出すと、手作り作品のクオリティーが上がります。 ここでは、サッカー生地のメリットとデメリットを紹介します。 サッカー生地のメリット サッカー生地には、以下のような特徴とメリットがあります。 通気性に優れている サッカー生地は、表面に凹凸があります。空気の流れがスムーズで、熱がこもりにくいのも特徴です。暑い季節でも涼しく着用でき、汗をかいてもベタつきにくいメリットがあります。肌に接する面積が少ないため、夏用の衣服に最適です。 薄くて軽い 薄手ながらも凸凹があるため、全体的にボリューム感がでます。軽量でありながら、フォーマルな印象も演出できるのが魅力です。ジャケットやワンピースのようなおしゃれなアイテムも軽快に着用できます。 シワが気にならない サッカー生地は、表面のシワが特徴です。そのため、洗濯後のシワに悩む必要がありません。アイロンがけも要らず、簡単にケアできます。長時間着用してもシワを気にせずに過ごせるのも魅力です。 サッカー生地のデメリット サッカー生地にはメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。 色落ちしやすい 手入れは簡単なものの、洗濯には注意が必要です。色落ちや縮みの恐れがあるため、洗濯ネットの使用をおすすめします。また、白物とは別に洗うことで他の洗濯物への色移りを防止できます。 野暮ったい パジャマや夏の衣服に多く使用されるため、季節や着こなしを誤ると野暮ったい印象を与える可能性があります。例えば、サッカー生地のセットアップを秋冬に着用すると、季節感を感じられないため野暮ったく見えるでしょう。トラッドなアイテムと合わせると、上品でスタイリッシュな印象になります。 サッカー生地のお手入れの方法 綿100%のサッカー生地が多いため、ほとんどが水洗い可能です。ただし、合成繊維が混紡されている生地はドライクリーニングが必要な場合もあります。洗濯表示を事前に確認しましょう。 サッカー生地は平織り生地に比べて変形しやすい傾向があるため、洗濯機を使用する際は注意が必要です。洗濯ネットを使用するか、型崩れが心配なアイテムは手洗いをおすすめします。また、洗濯機の通常モードを使用すると色落ちや縮みの恐れがあるので、サッカー生地に適した洗剤を使用し、最も弱いモードで洗濯すると安心です。 綿は日焼けが起こりやすい素材なので、洗濯後は直射日光を避けて日陰に干しましょう。サッカー生地はもともとシワのある生地のため、アイロンをかける必要はありません。シワを気にせずに着用できるのがサッカー素材の魅力です。 サッカー生地以外も存在!「シワ感」や凹凸のある生地を紹介 サッカー生地以外にも、シワ感や凹凸が特徴の生地があります。ここでは、「ワッフル生地」「楊柳(ようりゅう)生地」「鹿の子生地」の3つを紹介します。 ・ワッフル生地 ワッフル生地は、表面にお菓子のワッフルのような凸凹がある生地です。柔らかくて吸水性に優れています。タオルやシーツに使われることが多かったものの、最近は衣服として使用される機会も増えています。適度な保温性があり、毛羽立ちが目立ちにくいのも特徴です。代表的なアイテムとして、ミリタリー用の下着「サーマル」があります。 ・楊柳生地 楊柳生地は、強撚糸を使った縦方向に細かい凸凹が入っている生地です。「京ちぢみ」または「Crape(クレープ)」とも呼ばれています。ストライプ状のシワが入るのも特徴で、清涼感があります。通気性が良く、吸水・速乾性にも優れているため夏に着用しても快適です。 ・鹿の子生地 鹿の子生地は編み物(ニット)の一種で、表面に凹凸があるため通気性に優れています。サラリとした肌触りで、汗ばむ季節でも快適です。鹿の子生地が用いられた代表的なアイテムには、スポーツウェアやポロシャツなどがあり、Tシャツやパジャマにも使われています。英語では「Seed Stitches(シード・ステッチ)」や「moss stitch(モス・ステッチ)」という表現が一般的です。 […]

2023.04.21
接着芯とは?種類・特徴や基本的な付け方・注意点を紹介!

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接着芯とは?種類・特徴や基本的な付け方・注意点を紹介!

小物や服などのものづくりをする上で、さまざまな道具を使います。作るものによって揃えるアイテムも変わるため、ハンドメイド初心者はアイテムそのものの知識をもっておくとスムーズかつ適切なアイテムを用意することが可能です。 今回は、洋裁などに使われる接着芯について、種類や使い方などの基本情報をご紹介します。また接着芯を使うときの注意点や購入時の選び方も解説するので、ハンドメイドをしている人やこれから始める人は、ぜひ参考にしてください。 接着芯とは? 接着芯とは、手芸用品店で販売されているのりが付いている硬い布のことです。アイロンで布に貼り付けるため、布の表面に接着芯が見えることはありません。接着芯を使用する目的は、以下の通りです。 布にハリを出すため 型崩れと着崩れを防止するため 生地の強度を増すため 伸びやたるみ、ほつれを防ぐため 接着芯には、のりが片面と両面に付いているタイプもあります。接着芯はニットや綿でできた織布、不織布などの芯の素材が複数あるため、使用場面によって使い分けるとよいでしょう。また接着芯はさまざまな厚さがあり、生地の厚さに合わせて選ぶことで統一感を出せます。 接着芯の種類|それぞれの特徴を紹介 接着芯は、厚さや布のタイプなどのさまざまな商品があります。素材や付け方によって、使い方や付ける布との相性が変わるため、購入する前に確認しましょう。たとえば、織布タイプは、シャツやパンツなどの洋服作りにおすすめです。 ここでは、接着芯の種類とそれぞれ特徴、相性のよい生地と用途を紹介します。 不織布タイプ 不織布とは、繊維を織らずに絡めた布を指します。不織布タイプの接着芯は軽く、洗濯してもほとんど縮みません。貼ると布の形がしっかりするので、ポーチやバックなどの型崩れを防ぎたい場合におすすめです。 また、布目を気にする必要がなく、布の端がほつれないため初心者でも簡単に扱えます。不織布タイプの接着芯は比較的安く、100円均一ショップなどでも購入可能です。 織布タイプ 織布タイプは、布のように縦横に繊維が織られている接着芯です。生地の縦横の布目を揃えて使用します。織布タイプの接着芯は生地との相性がよく、風合いを損なわないため、シャツやパンツなどの洋服作りにおすすめです。 また、織布タイプの接着芯は丈夫なため、ポケットの裏側にも使えます。洋裁に使う場合は、白と黒の接着芯を揃えておけば、あらゆる場面に対応できます。 接着芯の布目が曲がっているときは、引っ張って整えてから使用しましょう。 ニットタイプ ニットタイプは編み布タイプとも呼ばれ、伸縮性があり柔らかい接着芯です。生地の柔らかさを保ちながら、ハリが出るため上品に仕上がります。ニット素材の小物やお洋服を作るときにおすすめです。 ニットタイプの接着芯は、厚さや色が豊富に揃っています。薄手の生地に使う場合は、接着芯の色が透けないよう、生地の色に合わせた目立たない色を選びましょう。 両面タイプ 両面タイプは、紙にくもの巣状にのりが吹き付けてあったり、のりをシート状に固めたりしている接着芯です。両面タイプの接着芯は裏表にのりが付いているので、貼り付けるときの取り扱いには注意しましょう。 両面タイプは他のタイプの接着芯と使い方が異なり、補強としての芯地ではなく、両面テープのように使います。布同士を接着できるので、リバーシブル生地を作るときや、アップリケを貼り付けるときにおすすめです。 両面タイプの接着芯は、「くものすシート」「くものす芯」「両面接着シート」とも呼ばれています。 その他 これまでに紹介した4種類以外にも、さまざまな種類の接着芯があります。 キルト芯・ドミット芯は、厚みがあり、ふわふわした中綿の接着芯です。表地と裏地の間に挟んでキルティングするときに使用します。キルト綿とも呼ばれ、アイロンで接着するタイプと、縫い付ける2種類のタイプがあります。 ベルポーレンは、ミシンで縫える硬い接着芯です。バッグの底や帽子のつばなどの耐久性を高めたい部分に使用します。芯地テープ・伸び止めテープなどテープ状の接着芯もあり、洋服の襟ぐりやポケット口が伸びることを防止できます。 販売されている接着芯のほとんどが完全接着芯ですが、仮接着芯も販売されています。接着心を購入する際は、間違わないように確認することがポイントです。仮接着芯は接着力が弱く、伸縮性があまりないタイプです。シャツの襟もとやカフスに使ったり、一時的に生地を縫いやすくしたりする際に使われます。 どの接着芯のタイプを選べばいいか分からないときは、手芸用品店のスタッフに尋ねましょう。スタッフに尋ねると、作りたいアイテムと使用する生地に合った接着芯を紹介してもらえます。接着芯はそれぞれ、貼ったときの風合いが異なります。仕上がりにこだわりたいときは複数の接着芯を買って、試し張りするのもよいでしょう。 接着芯の基本的な付け方 接着芯の付け方は、シールタイプかアイロン接着タイプかによって異なります。シールタイプはアイロンを使わずに、紙を剥がしてそのまま接着できるため、便利です。アイロン接着タイプは、あて布の上からアイロンを当てて接着します。 また、片面か両面かによっても付け方は変わります。ここでは、接着芯の付け方をタイプごとご紹介します。 シールタイプ シールタイプは、以下のような流れで貼り付けます。 1 接着芯に印を付け、切る 布を接着芯に重ね、貼る部分に印を付けて接着芯を切ります。 2 動かないように布を止める 布を平らな面に置き、動かないようにアイロン台などにピンで止めます。 3 接着芯を剝がしながら貼る 接着芯の紙を、端から少しずつ剥がしながら貼っていきます。 アイロン接着タイプ アイロン接着タイプでは、以下のような流れで貼り付けます。 1 布と接着芯を切る 生地と接着芯を型紙に合わせて切ります。生地を型紙よりも1~1.5cm程度大きめに切ると、接着芯をうまく貼れます。 2 接着芯と布を合わせる 接着芯の表裏を確認し、接着芯の裏面と布の裏面を重ねます。接着芯の裏面は、のりが付いてザラザラしていたり、キラキラしていたりします。布を貼る前に糸くずなどが付いていないかチェックしましょう。 3 […]

2022.12.26
はぎれの活用アイデア10選|布地をストックする方法・収納方法も

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はぎれの活用アイデア10選|布地をストックする方法・収納方法も

グッズを作る際に余った生地を、そのまま処分する人もいるでしょう。はぎれのサイズによっては、工夫次第でさらなるグッズを制作できます。日常的に使えるものから、プレゼントとして使えるものまで制作できるので、普段からはぎれをストックしておくのがおすすめです。 そこで今回は、はぎれの活用アイデアを10選紹介します。はぎれの活用方法や作り方の他、はぎれをストックする方法・収納方法もあわせて解説するので、はぎれを活用して新たなグッズを制作したい人や、手芸初心者の方はぜひ参考にしてください。 はぎれはハンドメイドに使える! 手芸で余ったはぎれは、新たなハンドメイド作品の材料となります。捨てれば単なるゴミとなってしまうはぎれは、アイデア次第でさまざまなアイテムに生まれ変わります。 「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、小さなはぎれをそのまま捨ててしまうのはもったいない行為です。はぎれをハンドメイドに使うことで、新しいアイテムとして第二の活用ができます。 はぎれはリーズナブルで取り入れやすく、オリジナリティあふれる小物が作れます。 ハンドメイド用にはぎれをストックする方法 はぎれをストックする方法は、さまざまです。今回は、継続しやすいストック方法を紹介します。 <用意するもの> 透明のファイルケース ふたつき収納ボックス テープ or シール まずは透明のファイルケースをいくつか用意し、はぎれを色柄ごとにカテゴライズした上で、それぞれのファイルケースに入れます。収納後は一目で分かる位置にテープやシールなどでカテゴリーの目印を貼っておくと、どのような種類のはぎれが入っているのかが分かりやすいです。 ファイルケースは収納ボックスのサイズに合うように、縦または横に並べます。ふたがあればホコリを被るなどの心配もないので、いつでもすぐにハンドメイドの材料として使えます。 はぎれの活用アイデア10選 少し手を加えるだけで、処分するはずだったはぎれは、さまざまなアイテムに変化します。アイテムは日常的に使えるものからプレゼントとして喜ばれるものまであり、シンプルな小物であれば手縫いでも作れるため、手芸初心者の方でも気軽にチャレンジできるでしょう。 ここからは、はぎれの活用アイデアを10選紹介します。 コースター コースターは、小さなはぎれが1枚あれば簡単に作れます。色や柄が異なるはぎれをつなぎ合わせると、オリジナリティあふれるコースターになるでしょう。異なる色柄でも形やデザインを統一すれば、オシャレで雰囲気のあるコースターができます。 コースターにタグをつければお店に売っているような洗練された印象になり、フックをつければぶらさげ収納が可能になります。 くるみボタン くるみボタンは必要とする生地の大きさが非常に小さく、色柄関係なく生地のどの部分でも作れるアイテムです。 手芸店や100均では、初めて制作する人向けに必要な材料がセットになったキットが販売されています。「打ち具で制作するキット」と「ボンドを使って制作するキット」があり、お店によって取り扱いが異なるので、どちらの方法で制作するか決まっている場合は事前に確認しておくと安心です。 くるみボタンの使い道は多岐にわたり、ボタンの穴にヘアゴムを通せば唯一無二のヘアアクセサリーになります。またボタンの裏に磁石をつければ、くるみボタンを活用したマグネットの完成です。 ヘアアクセサリー 余ったはぎれは、アイデア次第でさまざまなヘアアクセサリーに変身します。縫い合わせたはぎれにヘアゴムを通しリボンの形に結べば、リボンヘアゴムの完成です。 また、ヘアピンやシュシュ、ヘアバンドなどもはぎれで作れます。生地やリボンの形を変えると、お店では巡り合えない自分だけのヘアアクセサリーができます。 巾着袋・ポーチ お好みのはぎれとひもを用意すれば、巾着袋を作れます。ハンドメイドによる巾着袋は、リーズナブルな上に自分好みの袋が作れるので、愛着もわくでしょう。巾着袋に入れるものが決まっていれば、入れるものに合うサイズの袋を用意することもできます。作り方もシンプルなので、手芸に慣れていない人でも取り組みやすいでしょう。 巾着袋をマスターした人は、ポーチ作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。小さいはぎれしかなくても、はぎれ同士をつなぎ合わせればオリジナリティのあるオシャレなポーチになります。裏地をあえて異なるデザインのはぎれにすると、リバーシブルのポーチになります。 ティッシュケース ティッシュケースは、はぎれ1枚で簡単に作れます。ポケットティッシュ用のシンプルなティッシュケースにファスナーをつけると、実用性が高まります。また、ティッシュケースにクリップやマチをつけて移動ポケットにすれば、ハンカチ・ティッシュ入れになります。 この他にも、ボックスティッシュのケースも作れます。部屋の雰囲気に合あった色柄のはぎれでケースを作れば、部屋との統一感が高まるでしょう。 スタイ 生まれてくる赤ちゃんのために、手作りのスタイを用意したいと考える人もいるでしょう。スタイは1日に複数枚使うので、何枚あっても重宝します。 最近のスタイは形もデザインもさまざまで、ハンドメイド風の商品が売られているほどです。パッチワーク風にしたり、アップリケや刺繡を施したりと、ハンドメイドならではのデザインを楽しめます。 スタイ以外にも、はぎれを使ったハンドメイドでさまざまなベビーグッズを作れます。ベビー向けの洋服や小物に幅を広げてみるのもよいでしょう。 マスク 現代において欠かせないアイテムとなったマスクも、はぎれで制作できます。 マスクの作り方は、形やデザインによってさまざまです。立体式の折り上げマスクにすると、口元にマスクが直接触れないため蒸し暑い夏場も快適に過ごせます。 はぎれでマスクを作る場合、表生地と裏生地の2枚が必要です。インターネット上に作り方を載せている人もいるので、自分好みのマスクを手作りするときは検索してみるとよいでしょう。 ネームタグ 入園・入学グッズには、ハンドメイドの小物が多く登場します。 通園バッグや巾着袋の他に、ネームタグを作るのもおすすめです。水筒やランドセル、色の濃いグッズなど、名前が書きにくい場所に重宝します。制作したグッズと同じ色柄の生地でネームタグを用意すれば、統一感が生まれます。 モビール はぎれは身につけるもの以外に、アート作品としての使い道もあります。モビールは大人も子どもも工作感覚で気軽に作れるので、親子で制作を楽しめます。 まずは作りたいテーマを決め、テーマに沿ってはぎれで作品をいくつか作ります。はぎれの作品をひもや糸などで一定の間隔につなぎ合わせれば、ハンドメイドモビールの完成です。モビールは、インテリアの一部として部屋に彩りを与えてくれるでしょう。 ファブリックパネル モビールと同様、ファブリックパネルも部屋の雰囲気を変えるインテリアの1つです。ファブリックパネルとは、北欧が発祥のインテリアで、木製のパネルに生地(ファブリック)を貼りつけたアイテムを指します。 発祥地にちなんでカラフルな北欧ファブリックを使うと、北欧の雰囲気を演出できます。部屋のインテリアと同系色のはぎれを使うと統一感が生まれます。また、デザイン性の高いはぎれを入れてアート作品のように仕上げることも可能です。 まとめ はぎれの使い道はさまざまで、工夫次第で新たなグッズに生まれ変わります。コースターやヘアアクセサリーの他、くるみボタンやティッシュケース、スタイなど、子ども用のアイテムも簡単に作れます。 普段から、使えそうなはぎれを専用のケースに収納しておけば、必要なタイミングでいつでも制作可能です。 […]

2022.12.26
ダイソーにはどんな羊毛フェルトがあるの?種類や作り方を紹介!

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ダイソーにはどんな羊毛フェルトがあるの?種類や作り方を紹介!

ダイソーは、羊毛フェルト用品のラインナップが豊富です。羊毛フェルト単体商品から、可愛いマスコットやブローチが作れるキットまで販売されているため、手軽に羊毛フェルトクラフトを始めてみたい方にはぴったりでしょう。 当記事では、ダイソーで販売されている5種類の羊毛フェルト用品の、概要や特徴を1つずつ丁寧に解説します。また、ダイソーのキットを使った羊毛フェルトの作り方や、作る際のコツなども紹介するため、羊毛フェルトでハンドメイド作品を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。 ダイソーの羊毛フェルト商品一覧!セリアとの違いは? 100円ショップで羊毛フェルト用品を購入するのであれば、ダイソーがおすすめです。以前はセリアにも、さまざまなキットが売られていたものの、2022年9月時点ではニードルのみの取り扱いとなっており、羊毛フェルト自体の取り扱いはありません。他の100円ショップでも、取り扱いがない・少ないところが多いため、特に羊毛フェルト初心者が試しで商品を購入する場合は、ダイソーで購入するほうがよいと言えます。 ダイソーで購入できる羊毛フェルト用品は、主に下記の5種類です。 【ダイソーのラインナップ】 羊毛フェルト 羊毛フェルトキット 羊毛フェルト用スターターセット 羊毛フェルト用ニードル 羊毛フェルト用ニードルホルダー ただし、ダイソーは店舗によって品ぞろえが異なります。在庫状況によっては購入できない可能性があることをご了承ください。 ここでは、ダイソーで取り扱っている羊毛フェルト用品の概要を紹介します。 羊毛フェルト ダイソーの「羊毛フェルト」には、1パックにつき20gの羊毛が入っています。20gは小物作りや部分使いに適した量です。 【主な取り扱い色】 ホワイト ダークアソート ブラウンアソート グレーアソート ピンクアソート イエローアソート ブルーアソート パステルアソート ビタミンアソート 作品例の見本カラー写真付きではあるものの、レシピや作業工程の説明書は付属していないため、自分自身で好きな作品を自由に作りましょう。 羊毛フェルトキット 「羊毛フェルトキット」には、パッケージに描かれた見本作品を作るのに必要な、ニードルやフェルト、丸カンなどのパーツと、詳細な手順が書かれたレシピが入っています。 【羊毛フェルトキットの種類と難易度の例】 レベル2(★★) 【ブローチ】 みけねこ ハリネズミ ひつじ パンダ パンダ(りんご) くま(アザラシ) 【マスコット】 たぬき ペンギン インコ レベル3(★★★) 【マスコット】 しろくま(スイカ) クマ(ミニカー) クマ(うきわ) ネコ リス 羊毛フェルトスターターセット ダイソーの「羊毛フェルト用スターターセット」に入っているのは、下記の2点です。 【内容物】 ニードル1本 羊毛フェルト用マット 羊毛フェルト用マットの上に別売りの羊毛フェルトを置き、ニードルでチクチク刺して作品を作ります。なお、ダイソーではマットのみの販売はしていないため、買い替えが必要になった際は、別の場所でマットだけ購入するか、もう一度スターターセットを購入しましょう。 羊毛フェルトニードル […]

2022.11.28
ダイソーの人気フェルト8選|おすすめの使い方や毛玉の対策方法も

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ダイソーの人気フェルト8選|おすすめの使い方や毛玉の対策方法も

フェルトを使ったハンドメイド作品作りに挑戦したい人は、まずは100円ショップなどで安価に手に入れることもおすすめです。ダイソーのフェルトは種類が豊富なため、自分好みのフェルトを見つけることができるでしょう。 当記事では、ダイソーで購入できるフェルトの色やサイズ、おすすめの使い方などを種類別に詳しく解説します。フェルトの毛玉を予防する方法、できてしまった場合の対処方法、洗濯方法、さらにフェルトの購入におすすめの手芸専門店についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。 ダイソーのフェルトを紹介!セリア・キャンドゥとの違いは? フェルトとは、ヒツジやヤギなどの動物の毛に、蒸気や圧力などを加えて絡み合わせて布状にしたものです。フェルトについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。 フェルトは手芸用品店のほか、ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップでも購入できます。ここでは、ダイソーで購入できるフェルトを8つ紹介します。ただし、店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合もあることに注意してください。 大判フェルト ダイソーでは、「フェルト 約70×60cm(ハンドウォッシュ)」という、大判フェルトを取り扱っています。 カラーラインナップは、赤や青などの原色系から、白や黒などのモノトーン系、ベビーブルーやベビーイエローなどのパステル系まで全14色です。サイズが大きく、手洗いもできるため、クッションやティッシュカバーなど、清潔に保ちたい大きめの雑貨作りに向いています。 アソートフェルト ダイソーでは、以下に挙げる4種類のアソートフェルトが販売されています。 ○フェルト(5枚) 18cm×18cmサイズのフェルトが5枚セットになっている商品です。レッド系やパステル系、くすみカラーなど、全部で13種類あります。 ○フェルト(ラメ、3枚) 18cm×18cmサイズのラメ入りフェルトが3枚セットになっています。 ○洗えるフェルト 18cm×18cmサイズで、6枚入りです。ブルー系3枚・パープル系3枚のセットと、オレンジ系3枚・グリーン系3枚のセットがあります。 ○洗えるカラーフェルト(10枚) 9cm×9cmサイズが8枚と、18cm×9cmサイズが2枚の10色セットです。豊富なカラーと洗える点が魅力です。 プリントフェルト ダイソーには、動物柄やドット柄、星柄やフルーツ柄など、さまざまな模様のプリントフェルトがあります。サイズは40cm×30cmと大きめで、手洗いも可能です。 そのままランチョンマットとして使用したり、ぬいぐるみ用の服やアクセサリーの材料にしたりするなど、幅広く活用できます。 和柄フェルト ダイソーでは、うろこ柄や花柄、麻の葉柄など、おしゃれなデザインの和柄フェルトも購入できます。サイズはプリントフェルトと同サイズの、40cm×30cmで、手洗いもできるため、清潔さを維持できます。 がま口ポーチやつまみ細工のような和風アイテムを手作りしたいときに活躍するでしょう。 シールフェルト ダイソーでは、以下に挙げる2種類のシールフェルトを取り扱っています。 ○シールフェルト 10枚入り 9cm×9cmサイズのシールフェルトが、10枚入っているカラフルなセットです。ライトカラーとビビットカラーの2種類あります。 ○シールフェルト18cm角 3枚 ビビットカラーやグラデーションなど、さまざまなカラーバリエーションがある、3枚入りのシールフェルトセットです。 厚地フェルト ダイソーでは、「厚地フェルト(メランジ調)」も販売しています。サイズは17.5cm×29.5cm、種類は、赤・青が1枚ずつ入ったセットと、グレー・茶が1枚ずつ入ったセットの2種類です。 厚みがあってしっかりとしているため、小物入れやペンケース、ブックカバーなどの制作に適しています。手洗いができる点も、魅力的なポイントです。 モチーフフェルト ダイソーでは、以下に挙げる3種類のモチーフフェルトを購入できます。 ○モーイフェルトセット 動物のシルエットと、リンゴやお花といった可愛いモチーフが入ったフェルトセットです。「1」と「2」のシリーズがあり、それぞれA柄とB柄の2種類販売されています。 ○フレークフェルトセット 愛らしいモチーフが印刷された、フレークフェルトのセットです。うさぎ・ねこ・くまの3種類があります。 ○フルラージュフェルトセット 花柄のダイカットフェルトがセットになっています。バリエーションは、AとBの2種類です。 羊毛フェルト ダイソーは、近年人気の羊毛フェルトも取り扱っています。カラーバリエーションは、ダークアソートやピンクアソートなど、9種類あります。また、羊毛フェルトの作品作りに必要な「ニードル」や「ニードルホルダー」、羊毛フェルトマットとニードルがセットになった「スターターセット」なども購入可能です。 ダイソーの羊毛フェルトについて、もっと詳しく知りたい人や実際に作ってみたい人は、下記のリンクを参考にしてください。 フェルトのお手入れ方法は? フェルトには、毛玉ができやすく、見た目が損なわれやすいという弱点があります。また、放っておくと雑菌やカビが発生する恐れがあるため、特に赤ちゃんが使うものはできるだけ清潔にするよう意識しましょう。 しかし、基本的にフェルトは水に弱く、むやみに洗濯をすると縮んでしまう可能性もあるため、正しいお手入れ方法を知って実践することが大切です。 以下より、毛玉の予防方法や対策方法、洗えるフェルトと洗えないフェルトのお手入れ方法について詳しく紹介します。 毛玉の予防方法・対策方法 100円ショップで販売されているフェルトは、毛玉ができやすい傾向にあるため、特に入念な対策が必要です。 作品の制作前に、フェルトの表面へ「アイロン用スプレーのり」を吹きつけて、軽くアイロンがけしましょう。アイロン用のり剤によってフェルトがコーティングされるため、毛玉の予防につながります。 作品の完成後に毛玉ができた場合は、はさみで毛玉を丁寧にカットし、セロハンテープなどを使ってゴミを取り除きましょう。 […]

2022.11.28