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タグ【ハンドメイド】の記事一覧

ハンドメイド作家の屋号の決め方!屋号が必要なケース・変更方法も

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ハンドメイド作家の屋号の決め方!屋号が必要なケース・変更方法も

ハンドメイド作家の中には「屋号」を使用して活動する人もいます。屋号は「minne」や「BASE」など人気販売サイトでの出店時にも使用でき、売上を左右するほど重要と言われています。また、屋号はブランド名とも捉えられるため、こだわりたい人も多いでしょう。 この記事では、ハンドメイド作家の屋号について、決め方のポイントから注意点までを詳しく解説します。屋号の基本的な情報を知らない人も、屋号の必要性や屋号に関する知識が得られるため、ぜひ参考にしてください。 ハンドメイドにおける「屋号」とは? ハンドメイド作家活動における「屋号」は、ショップ名や作家名を指し、ブランド名という意味も含まれます。法人の場合は会社名を付けますが、法人化していない個人事業主やフリーランスは、社名代わりに屋号を使用することが可能です。 副業や趣味の延長上でハンドメイド作家活動を行う場合、開業届や確定申告など、法的な書類に屋号の記載が必要です。 屋号が必要なケース・必要ではないケース ハンドメイド作家に関しては、必ずしも屋号が必要というわけではありません。屋号が必要となる主な書類・ケースは、下記の通りです。 開業届 確定申告(青色申告、白色申告とも) 所得税の青色申告承認申請書 請求書 領収書 事業用の銀行口座開設 名刺・ショップカード 以上において、屋号を記載あるいは提示する必要があります。屋号には、公的な肩書きとして分かりやすい点や、上記書類を提出する際に手間が省けるなどのメリットがあります。 一方、開業せず個人名でハンドメイド作家として活動する場合は、屋号が必要ありません。たとえば、公式サイトやブログなどでは、一時的に決めた店名があれば、屋号の設定なしで作品販売が可能です。さらに、領収書や確定申告の書類も、個人名だけでも問題なく手続きできます。 屋号を変更する方法 屋号はいつでも変更でき、変える方法も簡単です。屋号を変更したい場合は、確定申告書の屋号欄に新しい屋号を記入して提出するだけで、手続きが完了します。特別な届け出は不要ですが、銀行口座やネットショップに屋号を使用している場合は忘れずに更新しましょう。 ハンドメイド作家として駆け出しの頃など、「屋号がなかなか決められない」と悩む人もいるでしょう。屋号はどのタイミングでも変更できるため、仮決めも可能です。活動が安定してきたタイミングで、コンセプトや将来的な路線を考慮して、正式な屋号に更新するとよいでしょう。 ハンドメイドの屋号は本名?別名? ハンドメイド作家の屋号は、本名でも別名でもどちらでも構いませんが、それぞれのメリットとデメリットを知った上で選びましょう。屋号に本名と別名を使う際のメリット・デメリットは下記の通りです。 ・本名 メリット 同僚やママ友に活動が伝わりやすい 口コミで集客しやすい 信頼性が高い プライベートとの整合性がありファン増加につながる デメリット 友人や知人から値引きをお願いされる可能性がある 個人情報や個人のSNSが特定されるリスクがある クレームに真摯な対応が必要となる 制作に関する裏情報が広まる可能性がある プライベートと作風とのギャップに驚かれる可能性がある ・別名 メリット 個人情報が特定されにくく私生活を守りやすい 作品の世界観やイメージを打ち出しやすい プライベートの生活感や人柄が作風に影響しにくい デメリット 集客する工夫や宣伝が必要となる ゼロから広げなければならない 信頼性を高める必要がある 認知が広がるまで時間がかかりやすい 品質や販売方法が悪いと、炎上して個人を特定される可能性がある 友達に話しづらい 本名での活動は、作品とプライベートの世界観やイメージが同じ場合に適しています。一方、プライベートと作家活動を切り離したい人は別名を使うとよいでしょう。私生活が作品のイメージとかけ離れている場合は、別のペルソナとして本名以外の屋号を作ると自然です。 ハンドメイド作家の屋号を決めるポイント 屋号には規則やルールはなく、基本的に自由に決めることができます。ただ、初めて屋号を考える際には、どのように決めればよいか迷う人もいるでしょう。 ここでは、ハンドメイド作家の屋号の付け方に関する3つのポイントを紹介します。宣伝にも役立つ屋号を考える際に参考にしてください。 10文字前後で覚えやすくする 屋号は読みやすく覚えやすいよう、長くても10文字前後に収めることを推奨します。長すぎる屋号や難しくて読みにくい屋号は、覚えづらい上、好印象とは言えません。作家自身の認知度アップにつながるよう、オンラインショップなどで見かけた際に覚えてもらいやすい名前を意識しましょう。 実際に、世界的な有名ブランドは「カルティエ」「ティファニー」など、シンプルで読みやすい名前が多く見られます。ハンドメイド作家が使う定番の屋号の例は下記の通りです。 アトリエ〜〜 〜〜デザイン 〜〜メイド […]

2021.11.25
ハンドメイド作品の販売で住所を知られたくない場合の対処法を解説!

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ハンドメイド作品の販売で住所を知られたくない場合の対処法を解説!

ハンドメイド作品をネットショップで販売するためには、住所の公開が法律で義務づけられています。住所を公開することで購入者からの信頼を獲得でき、売上アップに繋がるメリットもあります。 しかし、トラブル回避や防犯上の観点から、ネットショップの運営で自宅の住所を公開することに抵抗がある人も多いでしょう。当記事では、住所を公開するメリットや、自宅住所を知られずにハンドメイド作品を販売する方法を解説します。安心してハンドメイド作品を販売するための参考にしてください。 ハンドメイドの販売者は架空の住所で商品を発送できる? ハンドメイド作品をネットショップで販売する場合、取引と関係のない架空の住所を発送に利用することはできません。 通販では特定商取引法が適用され、活動の拠点となる住所をネットショップに必ず記載する必要があるためです。虚偽の住所を記載したり、記載そのものを怠ったりすると、ルール違反として行政処分を受ける可能性もあります。 出典:消費者庁「特定商取引法」 ここでは、架空の住所でハンドメイド作品を発送できない理由について詳しく解説します。 架空の住所で商品を発送できない理由 ネットショップでは現に活動している住所を連絡先として記載する必要があるため、架空の住所で商品を発送することはできません。法人にかぎらず、個人事業主(フリーランス)が個人運営している場合も記載が必要です。 住所を記載しなければならない根拠は、特定商取引法という法律にあります。特定商取引法は、消費者を守ることを目的とした法律であり、次のような項目を明記するよう義務づけています。 事業者の名前 事業者の住所 事業者の電話番号 販売価格 代金の支払い時期 送料 納期 返品に関する規定 など 住所や電話番号を記載する目的は、トラブル発生時や問い合わせの際に、消費者が事業者へ確実に連絡できるようにするためです。虚偽の内容を記載することは禁止されています。 例外として、ネットショップに住所や電話番号を記載しなくてよい場合もあります。本来記載すべき事項をメールなどで遅滞なく回答できる場合、その説明を表示した上で事業者の住所や電話番号の表示を省略可能です。 さらに、消費者からの問い合わせに対応が可能であるという要件を満たすことで、次のような活動拠点の住所や電話番号を使用できます。 通販取引の場を提供する事業者 バーチャルオフィス これらの住所や電話番号は、実際に連絡が取れる営業の拠点とみなされます。自宅の住所や電話番号とは異なりますが、架空の住所として扱われる心配は無用です。消費者との連絡がスムーズに取れるかぎり、特定商取引法上の表示義務を果たせます。 ただし、私書箱は実質的な営業の拠点とは言えないため、特定商取引法における住所として記載できません。 ネットショップの住所を公開するメリット2つ ハンドメイド作品を通販で販売するときに購入者に住所を公開すると、取引を通してどこに住んでいるか分かってしまうというデメリットがあります。 プライバシー保護や防犯の視点から、発送伝票やネットショップへの住所記載をためらう人も多いでしょう。しかし、住所を公開することで手間を省ける上に、売上げアップを目指せるメリットもあります。 ここでは、それぞれのメリットの理由について解説します。 発送手続きにかかる手間が省ける 住所を隠すために匿名配送の利用にこだわるよりも、ネットショップの住所を公開したほうが発送に手間や時間がかかりません。 匿名発送を利用するためには、コンビニや郵便局、運送会社の事業所へ荷物を持ち込む必要があります。近所に発送場所がない場合、出向くだけでも時間のロスです。 さらに、売れた商品が増えるほど伝票の印刷や貼り付けの手間が増え、受付手続きに時間がかかります。発送場所が混雑しているときには行列に並び、時間を大幅にロスしてしまうときもあるでしょう。 自宅から発送場所が遠い場合や、発送数が多い場合、住所を公開して集荷発送やポスト投函で対応したほうが時間と手間を省けます。 購入者からの信頼を獲得でき売上アップにつながる 住所を公開することで、売上アップにつながります。 住所を非公開にしている販売者への信頼度は不十分な状態です。「万が一トラブルになったときに対応してもらえないのではないか」という不安感から、住所非公開の販売者からの買い物を避ける人もいるでしょう。 住所を公開している販売者であれば身元が分かるため、購入者の安心感や信頼感につながります。住所を非公開で販売している販売者よりも信頼を得やすく、売上アップを目指せるメリットがあります。 どうしても住所を知られたくない場合は? 個人でハンドメイド作品を販売していると、どうしても住所を公開したくない場合もあるでしょう。 自宅の住所を非公開のままハンドメイド作品を販売する方法があります。住所を公開したくない場合は、ネットショップ専用の住所を用意したり、住所を非公開のまま配送できるサービスを利用したりすることがおすすめです。 特定商取引法のページを検索エンジンに登録しない 特定商取引法に基づく表記のページを用意すると、検索によって住所をはじめとした個人情報が第三者に簡単に見られてしまうのが難点です。 特定商取引法に基づく表記のページをnoindex化すると、検索結果に表示されなくなります。 特定のサイトやページがネット検索でヒットするためには、サイトやページが検索エンジンに登録されていることが必要です。特定商取引法に基づく表記のページが検索エンジンに登録されていなければ、検索されても検索結果に表示されません。 特定商取引法ページのHTMLを編集し「noindex」を表記することで、検索してもヒットしなくなります。 レンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用する レンタルオフィスやバーチャルオフィスの住所を利用することで、自宅の住所を購入者に公開せずにハンドメイド作品を販売することが可能です。 レンタルオフィスやバーチャルオフィスでは、プランやオプションによっては以下のようなサービスが利用できます。 住所貸し 郵便物や宅配便の受け取り 荷物や郵便物の転送 電話の取り次ぎ など […]

2021.11.25
ハンドメイド作品に同封するお礼状の書き方・例文集!

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ハンドメイド作品に同封するお礼状の書き方・例文集!

ハンドメイド作品を手軽に販売できるアプリやサービスが増え、副業や趣味でハンドメイド作家として活動する人が増えています。作品が売れた際にはお礼状を添えようと思っているものの、どのようなことを書けばよいのか分からず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 当記事では、ハンドメイド作品に同封するお礼状・サンキューカードの書き方と例文を紹介します。初めてお礼状を作成する人や、相手の心に響くメッセージに仕上げたい人は、ぜひ参考にしてください。 ハンドメイド作品のお礼状の書き方 ハンドメイド作品にお礼状を同封することには、作家や作品に対する印象がアップするというメリットがあります。接客対応の満足度が上がれば、次回の購入意欲も高まるでしょう。また、類似作品や売れっ子作家との差別化を図るためにもお礼状は有効です。ここからは、お礼状の書き方について詳しく説明します。 お礼状に名刺を添えたい場合は、下記の記事を参考にしてください。 購入者の名前・作家名を入れる お礼状には、購入者の名前と作家名(ブランド名)を必ず記載しましょう。購入者の名前は、アプリ内で使用しているニックネームでも構いません。双方の名前を入れることで、購入者へ直接話しかけているような丁寧な印象を与えることができ、購入者と販売者との距離感を縮める効果もあります。 また、お互いの顔が見えないネット販売では、商品到着まで不安を抱くユーザーもいます。商品購入から時間が経ち、誰の何のハンドメイド作品を買ったのか忘れてしまう人も少なくありません。「気持ちのよい取引ができた」「またこの作家にお願いしたい」という安心感を与えられるよう、購入者の名前は間違えないように書きましょう。 注文時のやり取りを盛り込む 「友人への誕生日プレゼントを探していた」「季節感のあるものが欲しい」など、受注する中でユーザーが注文・購入に至った経緯を知ることもあるでしょう。商品購入にまつわる具体的なエピソードをお礼状に盛り込むと、購入者に販売者とのやり取りを印象付けることができます。 購入者一人ひとりにオリジナルのメッセージを考えることは、時間と手間がかかります。しかし、お礼状にユーザーとのやり取りを盛り込むと「自分のことを覚えていてくれた」と購入者は喜んでくれる可能性があります。また、注意事項や作品の使い方にも触れることで、「購入者に品物を愛用してほしい」という販売者の思いがより伝わるでしょう。 お願いやお知らせも記載する 複数のハンドメイド作品の中からユーザーに見付けてもらったチャンスを生かし、ほかの作品や作家自身のことについてアピールしましょう。たとえば、ハンドメイド作品を売っているアプリやサイトに口コミ機能がある場合は、商品レビューや販売者評価を依頼します。SNSでハンドメイド活動を綴っているのなら、アカウント情報を載せるとよいでしょう。セールのお知らせを入れるのも効果的です。 ただし、長々としたPRは購入者がしつこいと感じる可能性があります。あれもこれもとお願いせず、どれか1つに絞りましょう。また、定型文のお願いやお知らせを快く思わない人もいるため、印刷ではなく手書きすることをおすすめします。 【ハンドメイド】お礼状に使える例文 ハンドメイド作品の販売では、気持ちのやり取りが高評価につながります。例文を参考にオリジナルのお礼状を作成してみましょう。 <例文1> (購入者名)様 この度は、(サイトの名前など)で(商品名)を購入していただき、誠にありがとうございます。(商品名)は、普段使いにもちょっとしたお出かけにも使えるマルチなアイテムです。今の時期はもちろん、秋冬物に合わせても素敵に仕上がりますので、ぜひいろいろなパターンでお使いください。 お届けしました作品でお気付きの点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。これからも(購入者名)様に喜んでいただけるよう心を込めて作品を作ってまいります。 (作家名) <例文2> (購入者名)様 この度は、数ある作品の中から(商品名)をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。(ブランド名)の(作家名)と申します。 ご注文いただきました(商品名)は、ノーアイロンでもシワになりにくく、普段使いにとても便利です。同じシリーズで別の(商品名)も作っておりますので、よろしければそちらもぜひご覧ください。 また、(サイトの名前など)のプロフィールページからフォローしていただければ、自動でお知らせが届くようになっております。インスタグラムも運営しておりますので、ご興味がございましたらフォローお願いいたします。(アカウント名) 繰り返しとなりますが、今回はご注文いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 (作家名) <例文3> (購入者名)様 この度は、(サイトの名前など)で(商品名)をお選びいただき、誠にありがとうございます。 ご注文いただきました(商品名)は、多くの素材からクオリティの高いものを選別し、1つひとつ丁寧に手作りしております。誕生日プレゼントとして贈られるご友人にも喜んでいただけましたら幸いです。 また、作品を気に入っていただけたようでしたら、大変恐れ入りますが、ご使用になったご感想やご意見をぜひお聞かせください。今後の制作の励みとさせていただきます。 またのご縁を心待ちにしております。 (作家名) お礼状は、あらかじめテンプレートを準備し、状況に応じて内容をカスタマイズする方法がおすすめです。購入者一人ひとりに心を込めたメッセージを送ることで、ワンランクアップの対応となるでしょう。 ハンドメイド作品のサンキューカードの書き方 お礼状はリピーターの獲得や満足度の向上に役立ちますが、作品が売れるようになると1枚1枚手書きのお礼状を用意するのは大変です。ハンドメイド活動が軌道に乗ってきたら、サンキューカードを利用しましょう。サンキューカードは、名刺サイズの用紙にお礼の言葉を記すカードです。お礼状よりも文章量が少なく、端的に感謝の思いを伝えられます。 ここからは、サンキューカードの書き方について説明します。 ハンドメイドで売れる作品について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。 ショップ名やお礼の気持ちは印刷でもOK お礼の気持ちやお知らせをすべて手書きにすると、書き損じたときに修正する手間が発生します。また、早く終わらせようと急いで書くと、字が汚くなって雑な印象を与える恐れがあります。せっかくのサンキューカードの効果が下がらないよう、基本的に誰に送っても同じ文面となる部分は印刷するとよいでしょう。 <印刷OKな定型文> 簡単なお礼 自己紹介 次回購入のお願い ショップ名・ブランド名・作家名 ホームページ・ブログ・インスタグラムなどのURL テンプレートとなる文章をシールやスタンプで準備すれば、手間のかかる発送・梱包作業をスムーズに進めることができます。誰でも読みやすいサンキューカードを効率よく作成しましょう。 一言でも手書きでメッセージを添える 定型文だけを印刷したサンキューカードでは、購入者全員に機械的にメッセージを送っているように見えてしまいます。カードの余白部分などを活用し、手書きでコメントを添えましょう。 <手書きする部分> 購入者の名前 作品の取り扱い方 購入者とのエピソード […]

2021.11.25
ハンドメイド作品の注意書きの例文・ポイント|トラブル回避のコツ

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ハンドメイド作品の注意書きの例文・ポイント|トラブル回避のコツ

ハンドメイド作品を販売する場合、商品の注意書きは必須です。注意書きがなかった場合、お客様との間で認識の違いが生じ、トラブルに発展する可能性があります。注意事項を明確に記載しておくことで、トラブルを事前に防ぐことができます。 注意事項を記載する必要があることは分かるものの、実際にどのような内容を記載したらいいのか分からないという人は多いでしょう。当記事では、自分のショップを立ち上げ、ハンドメイド作品の販売を考えている人に向けて、注意書きの例文と記載するときのポイントを紹介します。注意書きで気を付けるべきことについても説明するため、ぜひご覧ください。 ハンドメイド作品の注意書きの例文とポイント ハンドメイド作品の販売にあたって、注意書きが漏れていた場合や記載内容・言葉遣いに誤りがあった場合、お客様との間でトラブルが発生する恐れがあります。 トラブルを事前に回避するためには、お客様に伝わりやすい文章で注意書きを記載することが重要です。では、実際にどのような注意書きをすればよいのでしょうか。 ここでは、ハンドメイド作品の注意書きの例文と、それぞれのポイントについて説明します。 作品 ハンドメイド作品は手作業で作成しているため、個体差が生じます。作家は個体差を理解していても、お客様は認識していない場合もあるでしょう。作品については写真だけでは伝わらない部分が多いため、商品説明欄に分かりやすい説明文を記載する必要があります。 作品の注意書きには、主に以下の3点について記載します。 ・素材による個体差について 天然素材を使用した場合、素材自体の色味や形の違いにより商品に個体差が生じることがあります。素材自体に違いがあることを伝える場合は、以下のように記載します。 【注意書きの例文】 天然素材を使用しているため、商品に個体差があります。 ・色や模様、サイズの違いについて 使用している素材や作り方によって、色や模様に個体差が生じることを記載します。ハンドメイド作品は手作業のため、すべて同じ色味・サイズで制作することはできません。ピアスやイヤリングのようなペア商品で、左右に個体差がある場合も注意事項として記載します。 【注意書きの例文】 手作業で作品を制作しているため、色や模様、サイズに違いが生じる可能性があります。 ハンドメイド作品のため、左右で個体差が生じます。 ・使用端末によって見え方が違うことについて 作家とお客様が使用している端末によって、作品の見え方が異なります。写真だけでは伝わりにくい色味や質感に関しては、文章で詳しく説明しましょう。 【注意書きの例文】 お使いの端末によって、色味や質感が違って見える場合があります。 質感は、3枚目の写真が実物と近いです。 取扱い方法 取扱い方法に関しても、お客様が使用中にトラブルが発生しないよう、使用している素材やサイズにより考えられるトラブルについて記載します。取扱い方法を明記することで、未然にトラブルの発生を防ぐことが可能です。 ・子どもやペットの誤飲について アクセサリーなどの小さいものは、子どもやペットが誤飲してしまう可能性があります。あらかじめ保管方法を記載しておくことで、トラブルを回避することができます。誤飲に関してはお客様の責任になるため、責任の有無についても記載しましょう。 【注意書きの例文】 小さな子どもやペットが誤飲する可能性があるため、使用しないときは手の届かない所に保管してください。誤飲に関しては責任を負い兼ねます。ご了承ください。 ・破損、強度について ハンドメイド作品は手作りのため、既製品と比べると強度は落ちます。作品の強度は破損や変形の原因になるため、取扱い方法に注意する旨を記載します。 【注意書きの例文】 繊細な作品のため既製品と比べ強度が劣ります。取扱いには十分ご注意ください。 ・金属アレルギーについて アクセサリーなどで金属を使用する場合、金属アレルギーに関しての記載は必須です。アレルギーに関しては、お客様とのトラブルに発展しやすい内容のため、記載漏れのないようにしてください。 【注意書きの例文】 こちらの商品は金属アレルギーに対応しておりません。アレルギー反応が出る可能性があるため、異変を感じた場合はすぐに使用を中止してください。 ・コーティングについて 作品の表面にコーティング加工を施している場合は、その旨を伝えた上でコーティングが傷付く可能性があることを記載します。 【注意書きの例文】 コーティング加工を施していますが、鋭いものでひっかくと傷付く可能性があります。 ・防水加工について 革製品を販売する場合は、防水加工の有無についても記載が必要です。防水加工を施していない場合、水に濡れると色落ち・変色しやすく、後にトラブルにつながる可能性もあります。 【注意書きの例文】 本製品は防水加工ではありません。水濡れにご注意ください。 防水加工を施していますが、雨や汗などに濡れたままで保管すると色落ちや変色の原因になります。 金額 お金に関する項目は、特にトラブルが発生しやすい内容です。事前にトラブルを回避できるよう、以下の2点について明確に記載しましょう。 ・キャンセル、返品、交換について キャンセル、返品、交換についての注意書きは必須です。金銭トラブルに発展しないよう、目にとまりやすい場所に記載します。 【注意書きの例文】 キャンセル、返品、交換は基本的にお受けしていません。ただし、商品到着後3日以内にご連絡をいただいた場合、破損や不備に関しては事情を確認後、無料で対応させていただきます。 ・記載価格に含まれている内容について 記載されている価格が商品本体の価格である場合、配送料が別途追加になる旨も記載します。税別・税込に関しても一言表記があると親切です。 【注意書きの例文】 […]

2021.11.25
キャラクターのハンドメイドは著作権に注意!販売不可の理由も

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キャラクターのハンドメイドは著作権に注意!販売不可の理由も

近年、ハンドメイドブームでオリジナルの作品を作る人が増え、フリマサイトやネット販売を利用して自分の作品を誰でも簡単に販売できるようになりました。手芸店に行くと、人気キャラクターの生地やブランド生地などを目にする機会も多く、キャラクターなどの生地を使用した作品を販売したいと思う人は少なくありません。 そこで今回は、キャラクターのハンドメイド作品を販売する上でのリスクや、安全にハンドメイド作品を販売する方法について解説します。キャラクターのハンドメイド作品を作りたい人や、ハンドメイド販売を始めたい人は、ぜひ参考にしてください。 キャラクターを使ったハンドメイド作品は販売できない! 手芸店に行くと、人気のキャラクターを用いたデザインの生地を多数見かけます。キャラクター生地を使用したハンドメイド作品は、基本的に販売することが禁止されていることが現状です。 それでは、なぜキャラクターを使ったハンドメイド作品は販売できないのでしょうか。ここでは、キャラクターを使ったハンドメイド作品の販売が禁止されている理由について、詳しく説明します。 キャラクターを使ったハンドメイド作品の販売が禁止される理由 キャラクターを使用した作品には「著作権」があり、無断で販売することは禁止されています。 著作権とは知的財産権の1つであり、作品を創作した人が持っている権利で他の人が勝手に使用することはできません。キャラクターが柄としてプリントされている生地は著作物にあたり、販売者が利益を得るために「利用」することは法律で禁じられています。 出典:国民のための情報セキュリティサイト「著作権侵害に注意」 またキャラクター以外にも、ブランドの社名やロゴなどの商標登録されているものを使用したハンドメイド作品は、商標権の侵害となります。ブランドのバッグの生地を使用して販売することも、商標権に触れる可能性があります。 出典:e-Gov法令検索「商標法」 なお、既存のキャラクターに少し手を加えただけの作品を販売することも著作権の侵害です。オリジナルの作品だから問題ないというわけではありません。商用利用不可のキャラクターを使うこと自体が違法となります。 商用利用不可のキャラクター生地や素材を使った場合のリスク 商用利用不可のキャラクター生地や素材を使用したハンドメイド作品を販売すると、最悪の場合は権利を持つ人に訴えられ、逮捕となるケースもあります。ハンドメイド作品を販売する上では、事前にリスクを理解しておくことが大切です。 ここでは、過去の事例を踏まえてキャラクターを用いたハンドメイド作品の販売で生じるリスクについて説明します。 アプリやサービスのアカウントが停止される アプリやサービスを使用して既存のキャラクターを使った作品を販売した場合、出品者はアカウントの停止処分を受けることがほとんどです。アプリ・サービスの利用が停止されると、作品の出品・購入ができなくなります。利用停止期間の終了の判断は運営側に委ねられるため、再度アプリ・サービスを利用することは難しいでしょう。 たとえばメルカリでは、キャラクター生地を使ったハンドメイド作品について、以下のように回答しています。 知的財産権を侵害する商品に該当する可能性があるため、出品を禁止しています。 引用:メルカリ「ハンドメイド品の出品可否について」 基本的にどのアプリ・サービスも法律を遵守し、キャラクターを使ったハンドメイド作品の出品を禁止しています。禁止行為に対する処分はアプリ・サービスによって異なるため、フリマアプリなどを利用する際は必ず「利用規約」を確認しましょう。 罰金または懲役を科せられる キャラクター生地など、著作物を使った作品を販売した人が被害者である著作権者に訴えられた場合、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金を処せられます。 出典:公益財団法人著作権情報センター「著作物を無断で使うと?」 罰金や懲役以外に、作品を押収されるケースもあります。人気アニメである「鬼滅の刃」のキャラクターを無断で使用してフリマアプリで販売したところ、著作権を侵害したとして逮捕され、作品は押収されました。 出典:産経ニュース「鬼滅グッズ違法販売疑いで交際男女を逮捕」 また、商標権を侵害した例として、「スヌーピー」に類似した絵やロゴをプリントしたスマホカバーをフリマサイト上で販売した人が逮捕されたというニュースもあります。 出典:産経ニュース「偽スヌーピー商品販売容疑 大阪の女を逮捕」 近年、著作権や商標権を侵害する行為が増えていることから、キャラクターを無断使用した作品の販売で罰則が発生するケースが多くなっています。 キャラクターのハンドメイド作品で著作権侵害にならないケース キャラクターのハンドメイド作品の制作において、著作権侵害にあたらないケースも存在します。キャラクターのハンドメイド作品を販売することは禁止されていますが、個人で利用する場合・家族にプレゼントする場合は著作権侵害にはあたりません。 出典:文化庁:「著作物が自由に使える場合」 ここでは、キャラクターを使ったハンドメイド作品で著作権侵害にならない2つのケースについて、詳しく説明します。 個人で利用する場合 キャラクターが描かれた生地などを使い、個人で利用するために作ったハンドメイド作品は、著作権侵害にはあたりません。 「著作権法第30条」では、家庭内で仕事以外の目的のために使用するために,著作物を複製することができる。と記されています。つまり利益目的ではない場合、キャラクターなどの著作物を使ったグッズの制作は可能だと言えます。 引用:文化庁「著作権制度の概要」 個人利用が目的であり、作品を売るなどして金銭が発生しない限りは、キャラクターを使った作品を制作しても問題ありません。 家族にプレゼントする場合 キャラクターを使って制作したものを、家族や友人へプレゼントする場合も著作権侵害にはあたりません。 「著作権法第26条の2」では、著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。以下この条において同じ。)をその原作品又は複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。以下この条において同じ。)の譲渡により公衆に提供する権利を専有する。 と記載されています。 引用:e-Gov法令検索「著作権」 つまり、個人利用と同様に公衆ではない家族や友人へのプレゼントとして、商業的な利益が生じなければ問題はありません。子どもの入園グッズや自宅で使用する小物など、趣味の範囲内で使用する場合は著作権の侵害にはなりません。 商用利用が可能な生地・素材の確認方法 最後は、ハンドメイド作品にキャラクターの生地や素材を使用したい場合に見るべきポイントについて解説します。 生地・素材には、基本的に商用利用の可否が記されています。ハンドメイド作品を制作する場合は、まずは使用する生地・素材が「商用利用可能」と表記されているかどうかをチェックしてください。 商用利用が可能な生地・素材を確認する際は、生地の端にある「生地の耳」に注目しましょう。生地の耳に、「C」または「R」を〇で囲った表記がある場合は、商用利用不可の生地となります。「C」または「R」を〇で囲った表記は、著作権マークと呼ばれます。また、商品タグに「商用利用不可」「製品化販売禁止」という注意書きがされていることもあるため、タグも併せて確認してください。 ただし、マリメッコなどの海外ブランド生地には注意書きがない場合もあります。ハンドメイド作品の販売を検討している人は、生地などを提供しているサイトの注意書きや禁止事項も必ずチェックしましょう。 ハンドメイド販売を始めるなら、商用利用可能な生地・素材を販売している店舗や通販サイトなどの利用をおすすめします。手芸用品の専門店「ユザワヤ」では、ネットショップの商品詳細ページに商用利用について記載しており、商用利用の可否を確認した上でハンドメイド素材を購入可能です。 また、ユザワヤはイヤリング・ピアスなどのアクセサリーキットや刺し子キット、UVレジンの材料などさまざまな手芸用品も取り扱っています。ハンドメイド初心者が作品作りの練習をする際にも、ユザワヤはおすすめです。会員になることで割引価格が適用されるため、材料費を抑えつつ商用利用可能な生地・素材を入手したい人は、ぜひユザワヤを利用するとよいでしょう。 まとめ キャラクターの生地などを使ったハンドメイド作品を、個人で利用したり家族にプレゼントしたりすることは可能です。 ただし、キャラクターの生地・素材を使ったハンドメイド作品をフリマアプリなどで出品することは禁止されています。アカウントの停止処分に加え、著作者から訴えられた場合は懲役もしくは罰金となります。 キャラクターの生地・素材を使ったハンドメイド作品を販売したい場合は、使用する生地・素材が商用利用可能であるかを事前に確認しましょう。

2021.11.25
ハンドメイド作家の名刺・ショップカードの作り方&デザインのコツ

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ハンドメイド作家の名刺・ショップカードの作り方&デザインのコツ

ハンドメイド作家として活動する中で必要になるのが、名刺とショップカードです。名刺は店舗や取引先の担当者、ショップカードはお客様との橋渡しの役割を担います。特に、イベント参加や委託販売を考えている場合、必須のアイテムです。しかし、いざ名刺やショップカードを作るとなると、何を書けばいいのか、どのように作ればいいのか悩む人も多いでしょう。 そこで今回は、ハンドメイド作家向けに、名刺・ショップカードの作り方やデザインのコツを紹介します。コツを押さえて、魅力的な名刺・ショップカード作りにチャレンジしましょう。 ハンドメイド作家の名刺・ショップカードに記載すべき項目 名刺やショップカードには、主に6つの項目を記載します。 ・作家の名前 本名もしくは作家名を記載します。本名は個人情報にあたるため、必ずしも記載する必要はありません。本名を載せたくない場合は作家名を記載しましょう。ただし、本名を記載することで信用度が上がります。ショップカード向けには作家名を記載し、ビジネス用の名刺には本名を記載することがおすすめです。 ・ショップ名 ショップ名は、ショップを印象づけるための重要な項目です。ショップ名を英語やフランス語など外国語表記にしている場合、ルビを振って読みやすくすると、印象に残りやすくなります。 ・ロゴ 文字情報だけでは伝わりにくいショップのイメージを、よりダイレクトに伝える要素です。また、ロゴを載せることで、お客様や取引先に対して信頼感を印象づけられます。 ・連絡先 取引先やお客様との窓口となる、大切な情報です。基本的に住所・電話番号・メールアドレスなどを記載しますが、住所と電話番号については個人のものを記載するとトラブルに発展しかねません。本名と同様に、住所と電話番号は名刺にのみ記載することでトラブルを回避できます。 ・SNS・ブログのアカウント SNSやブログは、作品そのものを見てもらえる優秀な宣伝媒体です。お客様だけでなく、取引先への効果的なアピールにもつながります。SNSでショップの情報を発信している場合は、ぜひ掲載しましょう。 ・ネットショップのURL、QRコード 訪問してもらえれば売り上げアップにつながるため、ネットショップのURLは記載必須です。Web上のコンテンツと違って、紙のカードはURLを載せるだけではアクセスしづらいため、QRコードを添えておくと親切です。簡単にアクセスできるようにしておくことで、より多くのお客様のアクセスが期待できます。 名刺とショップカードでは渡す相手も目的も異なるため、名前や連絡先などは、それぞれにふさわしい情報を選んで載せる必要があります。そのため、名刺とショップカードは1つで済ませるのではなく、別に作ることがおすすめです。 ハンドメイド作家の名刺・ショップカードの作り方 カードに記載すべき項目を把握したところで、続いて作り方を紹介します。 名刺・ショップカードを作る方法は、大きく分けて3つあります。方法によっては、自力での画像やイラストの用意や、作成サイトなどでの作業が必要です。それらを自力でこなせる自信がない人でも、デザイナーなどプロに作成を依頼する方法もあるため、安心してカード作りに臨めます。 これらの方法は、サンキューカードやクリスマスカードなどにも応用できます。 一から自作する パソコンなどを使って一から自作する場合の手順は、次の通りです。 記載内容の整理 デザインの決定 印刷 自作の場合、デザインの自由度が高くなります。オリジナルシールやスタンプ、ハンドメイドの資材などを使って、印刷後に手作り名刺・ショップカードらしさをプラスすることも可能です。 一方で、カード全体のテイストを揃えたり、きれいに印刷できるように余白・レイアウトのバランスを取ったりと、細部まで自分で調整する必要があります。名刺・ショップカードに載せる情報も、量が多すぎると見づらくなるため、うまく調節しなければなりません。 写真やイラスト、柄なども自由に選べますが、自分で素材を集める際に問題になるのが著作権です。素材の使用が著作権侵害にあたらないよう細心の注意を払ってください。 名刺・ショップカードの作成サイトを使う 専用のWebサイトやスマホアプリで作成する方法です。あらかじめ用意された素材やテンプレートを利用して作ります。さまざまなサービスがあり、デザインだけであれば無料で利用できる場合がほとんどです。 作成サイトを使う場合、おおよそ次のような手順で作成します。 カードのカテゴリー・テンプレートの選択 文字情報の入力 注文・印刷 デザイン確定後の印刷方法には、自分で印刷することも、作成サイトで印刷を依頼することもできます。また、印刷会社に印刷だけ依頼することも可能です。自宅のプリンターを使う場合は、リピート印刷機能を使うと便利です。印刷を依頼する場合、現物の発送をもって納品となります。 用意された素材の中からデザインを選ぶため、比較的簡単に体裁が整う一方で、同じサービスで作った他のカードと似たデザインになることもあります。サービスによっては、自分で用意した素材で差別化を図ることもできますが、素材の著作権を侵害しないよう配慮が必要です。 デザイナーや専門業者に依頼する デザイン制作を専門家に外注する方法です。デザイナーや専門業者にデザイン制作を依頼することで、クオリティの高い名刺・ショップカードを作ることができます。ただし、デザイナーや業者と綿密に打ち合わせながらデザインを作成する場合、ある程度時間がかかる可能性があります。 自分でデザインするときと異なり、印刷代の他にデザイン料が必要です。相場は外注先によって異なりますが、おおよそ次の通りです。 フリーデザイナー 5,000~10,000円 デザイン会社 30,000~100,000円 要望が細かく工数がかかる場合や、外注先のデザイナーによっては相場よりも料金がかかることもあります。 おしゃれかつ覚えてもらいやすい名刺・ショップカードにするコツ ここでは、おしゃれで覚えてもらいやすい名刺・ショップカード作りのコツを紹介します。 おしゃれで覚えてもらいやすいデザインに重要なのは、作品やショップのテイストを表現することと、文字以外の視覚的要素で訴えかけることです。 ハンドメイド作家にとって、名刺・ショップカードは単なる自己紹介のツールではありません。作品やショップの雰囲気をダイレクトに伝えられるショップの顔として、大切にデザインしましょう。 制作物の写真を入れる 制作物の写真を名刺・ショップカードに入れることで、カードが華やかでおしゃれになります。また、一目見ただけで、具体的な作品の例やショップのイメージを伝えることも可能です。名刺・ショップカードを見た人の興味を惹きつけやすくなり、カードを通して効果的にアピールできます。 写真は、カードの余白部分に挿入しましょう。外注の場合も、業者が素材の持ち込みに対応していればデザインに含めてもらうことも可能です。 写真以外にも、オリジナル商品タグなどがあれば、併せてデザインに挿入すると印象深くなります。 ショップの雰囲気に合った材質の紙を使う カードの台紙も、ショップを印象づける重要なポイントです。ショップや制作物などの雰囲気に合わせてカードの素材を選ぶことで、名刺・ショップカードをおしゃれに見せることができます。 […]

2021.11.24
ハンドメイド販売のおすすめサイトを比較!初心者はどこで売るべき?

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ハンドメイド販売のおすすめサイトを比較!初心者はどこで売るべき?

手作りの洋服やビーズアクセサリーなどの作品は、ハンドメイド販売サイトで商品として販売できます。作家の個性が出るハンドメイド作品は、手作りの温かさやオリジナリティを好む人たちに人気です。 ハンドメイド販売を始めるにあたり、サイトの選び方や販売のコツを知りたい人も多いのではないでしょうか。当記事ではハンドメイド販売サイトの種類・選び方や、販売するときのポイント、初心者・上級者別におすすめサイトも紹介します。 ハンドメイド販売ができるサイトの種類 ハンドメイド販売ができるサイトはいくつかの種類があります。初めてハンドメイド販売をする人は、自分の作品や希望する販売方法に合うサイトを選ぶことが大切です。まずは、ハンドメイド販売ができる4種類のサイトについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。 ハンドメイド販売ができるアプリについては、下記の記事で詳しく紹介しています。 ハンドメイドマーケット ハンドメイドマーケットは、作品を販売したい人と購入したい人をつなぐ、ハンドメイド作品専門の販売サイトです。 <メリット> 集客力が高い 手軽に出品できる 制作の手間に見合った価格で売れる ハンドメイド作品専門のハンドメイドマーケットは、高い集客力を持っています。作品作りの大変さを理解するユーザーも多く、制作の手間に見合った価格で売れることがメリットです。 <デメリット> ブランド認知が進みづらい 手数料が高い ハンドメイドマーケットは商品ばかりが注目されてしまい、作家としてのブランド認知が進みづらい傾向にあります。販売手数料などの高いサイトが多いこともデメリットです。 ネットショップ ネットショップは、ネットショップ作成サービスで自分のショップを開設してハンドメイド作品を販売できるサービスです。 <メリット> ブランド認知を進められる 手数料が安い 独自の販売戦略が展開できる 自分のショップで販売を行うネットショップは、作家としてのブランド認知を進められます。限定販売やセット販売など、独自の販売戦略が展開できることもメリットです。 <デメリット> ネットショップを自分で作る必要がある 運営・集客を自分で行う必要がある ネットショップのデメリットは、ショップ作成や運営・集客を自分で行わなければならないことです。ネットショップはハンドメイド販売の経験がある人に向いています。 フリマサービス フリマサービスは、ハンドメイド作品に限らず、さまざまな商品を個人間で取引できるサイトです。 <メリット> 集客力が高い 匿名取引ができる フリマサービスは多くの人が利用しており、高い集客力を持っています。匿名取引ができることも、ハンドメイド販売を始めたばかりの人にとって安心できるポイントです。 <デメリット> ブランド認知が進まない 取引相場は全体的に低い フリマサービスは中古品や処分品の商品数が多く、オリジナル作品の販売に利用してもブランド認知が進みません。商品を安く購入したいユーザーが多く、取引価格は全体的に低い傾向にあります。 ネットオークション ネットオークションは、インターネット上で商品のオークションを行い、購入希望者の入札で取引価格を決めるオークションサイトです。 <メリット> 集客力が高い 思わぬ高値で売れることもある ネットオークションは比較的歴史が古く、利用者も多いサービスです。購入希望者に入札してもらうシステムであり、ときには思わぬ高値で商品が売れることもあります。最低落札価格を設定すれば、安値で落札されることもありません。 <デメリット> ブランド認知が進まない 再出品のたびに出品手数料がかかる ネットオークションは主に中古品の販売で利用されるサービスであり、作家としてのブランド認知が進みません。出品時には出品手数料がかかり、落札されなかった商品を再出品するたびに費用がかかるという注意点もあります。 【初心者】おすすめの販売サイトは「minne」 ハンドメイドを始めたばかりの人は、プロの作家が少ないサイトを選びましょう。初心者におすすめの販売サイトは「minne」です。minneはGMOペパボ株式会社が運営しており、国内最大級のハンドメイドマーケットとして多くの人が利用しています。 サイト名 minne 月額使用料 0円 販売手数料 10.56% […]

2021.11.24
トイクロスとは?フェルトの違い・売っている場所を紹介!

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トイクロスとは?フェルトの違い・売っている場所を紹介!

副業や趣味でハンドメイドをしていると、「トイクロス」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。トイクロスは一般のフェルトとは異なる素材のため、トイクロスを使うことで創作の幅を広げることが可能です。 今回は、トイクロスとフェルトの違いや、ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリット、トイクロスの使い方・販売場所を紹介します。トイクロスを使ったハンドメイドに興味のある人は、作品作りの参考にしてください。 トイクロスとは? 「トイクロス」とは、マジックテープ(面ファスナー)がくっつくフェルトのような生地のことです。フェルトやスエードに似た質感の生地に、マジックテープのチクチクしたオス面(フック)を貼り付けることができます。メーカーによって、「マジッククロス」「キッズクロス」「トイニット」「マジックスエード」と商品名が異なります。 生地を裁断したままでもほつれず、色の選択肢が豊富にあることが、トイクロスの特徴です。発色の良いカラフルな色合いで、ぬいぐるみや布の絵本、パネルシアターといった布製の子どものおもちゃに広く利用されています。 トイクロスとフェルトの違い トイクロスは、生地の風合いや色の豊富さなどはフェルト生地と似ているものの、「素材」「繊維」「厚さ」が異なります。トイクロスとフェルトの違いは、下記のとおりです。 <素材> 布に表と裏がある 耐久性がある 冬だけでなく、季節を問わず一年中使用できる トイクロスは、フェルトと異なり表面と裏面の区別があります。マジックテープの貼り付くけば立った面が表、テープの貼り付かない滑らかな面が裏です。また、トイクロスは布に耐久性があり、フェルトのように扱う間にけば立って布自体がすり減ることはありません。フェルトは温かみのある素材で冬の小物の材料としてよく使われますが、トイクロスはサラサラとした素材のため年中違和感なく使うことが可能です。 <繊維> ポリエステルなどの化学繊維でできている 縮まないため、洗濯ができる 羊毛などでできているフェルトと異なり、トイクロスはポリエステルやナイロンといった化学繊維で作られています。化学繊維は水に濡れても縮みにくいため、トイクロスは洗濯可能です。また、布の折り目やシワが気になる場合は、アイロンをかけて直すこともできます。 <厚さ> フェルトよりやや薄い トイクロスは、フェルトより厚さが薄く滑らかです。フェルトは羊毛などの天然繊維ならではの厚さとハリがありますが、化学繊維のトイクロスは薄くてしなやかであり、簡単に縫ったりハサミでカットしたりできます。けば立った毛足が短くて薄いトイクロスの中には、スエード生地に近い質感のものもあります。 フェルトについては、下記の記事でも詳しく説明しています。 ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリット ハンドメイド作品にトイクロスを使うメリットには、以下が挙げられます。 ●パーツの取り外しができる トイクロスにはマジックテープがくっつくため、小道具などにマジックテープを貼れば、自由にパーツの取り外しができます。保育園で使うパネルシアターやエプロンシアターなどにトイクロスは便利な素材です。 ●色が鮮やかなため華やかな作品ができる トイクロスは、生地の発色が良く鮮やかな色合いのため、華やかな作品を作ることが可能です。赤、ピンク、黄、緑、青といったカラフルな色から、グレーや黒といったシックな色まで、色の選択肢は幅広くあります。 ●作品を清潔な状態に維持できる トイクロスは洗濯できるため、トイクロスで作った作品が汚れた場合は気軽に洗うことができます。また、糸くずやホコリなどは、粘着テープや粘着式クリーナー(コロコロ)などで簡単に取ることが可能です。 ●扱いが簡単で作品を作りやすい トイクロスは、生地を切りっぱなしにしてもほつれません。フェルトよりも薄くしなやかであるため、作業時の負担もそれほどかかりません。 トイクロスは取り扱いやすく創作の幅が広がるため、ハンドメイド初心者にもおすすめです。トイクロスを使って、さまざまなハンドメイド作品を作ってみましょう。 ハンドメイドする際のトイクロスの使い方 ハンドメイド作品におけるトイクロスの使い方には、下記があります。 <ぬいぐるみや人形の洋服> トイクロスは、スエードのような手触りのため、ぬいぐるみ用の生地に適しています。切りっぱなしにしてもほつれず、人形用の小さな洋服作りにも便利です。ぬいぐるみや洋服を作る際には、あらかじめ生地にアイロンをかけ、折り目やシワを伸ばすようにしましょう。裁断については、普通の生地と同じように取り扱って問題ありません。切りっぱなしのまま、トイクロスを縫い合わせることが可能です。 <手シアター・エプロンシアター> トイクロスは、マジックテープを簡単に貼り付けられるため、手袋シアター・エプロンシアター用の素材に適しています。手袋シアターを作る場合は、手袋にトイクロスを用い、人形などの小道具にあらかじめマジックテープを取り付けておきましょう。マジックテープは、チクチクとした硬いオス側を使います。 トイクロスはどこに売っている? トイクロスは、主に手芸専門店で購入できます。トイクロスは市販のぬいぐるみや子どものおもちゃによく使用されているものの、ハンドメイド利用における個人の需要はまだ低いと言えます。そのため、100円均一ショップではあまりトイクロスの取り扱いがありません。 トイクロスを購入したいときは、大手手芸店やインターネットの手芸専門店を利用するとよいでしょう。 ハンドメイドにおすすめのトイクロス 手芸専門店「ユザワヤ」では、オーダーカットのできるトイクロスを販売しています。ユザワヤが取り扱っているトイクロスは、エプロンシアターやコスチューム、ぬいぐるみ作りに適した、毛足の短いスエード調です。50cm以上から販売されており、10cm単位で注文することが可能です。カラーは白のほか、赤、ピンク、イエロー、ブルー、パープル、ブラウン、サックスなど豊富に揃っています。 ユザワヤのサイトへ ユザワヤは、全国に約60店舗を展開している、手作りホビー材料・手芸用品の大型専門店です。生地・裏地をはじめとする手芸用品の品揃えが豊富で、「ハンドメイドに必要なものが何でも揃う」としてハンドメイド愛好家に人気の老舗店です。 ユザワヤ以外にどのような手芸用品の通販サイトがあるのか気になる人は、下記の記事を参考にしてください。 トイクロスがない場合の代用生地 手元にトイクロスがない場合は、フレンチパイルやサンフレッシュを使うとよいでしょう。 ●フレンチパイル フレンチパイルは、化学繊維で作られているため裁断してもほつれず、洗濯も可能です。見た目もトイクロスに似ていますが、トイクロスより少し薄く柔らかい素材となります。淡いピンクや水色、ベージュなど優しい色合いが多く、赤ちゃんや幼稚園児向けのおもちゃなどによく利用されています。 ●サンフレッシュ サンフレッシュも、トイクロス・フレンチパイルと同様、裁断してもほつれない扱いやすい生地です。トイクロスより少し薄手で柔らかく、熱を逃しにくい保温性や汗を吸いやすく速乾性があることから、赤ちゃん用の衣類や寝具などに利用されています。化学繊維で作られており、洗濯することができます。 フレンチパイルもサンフレッシュもトイクロスの代用品として使えますが、サンフレッシュは色の展開が少ない点に注意してください。 まとめ トイクロスは、フェルトのような見た目でマジックテープがくっつく素材です。切りっぱなしにしてもほつれにくく、マジックテープで自由にパーツを付け外しできるため、ハンドメイド初心者でも扱いやすいでしょう。汚れたときは洗濯ができることも、トイクロスのメリットです。 トイクロスは豊富なカラーバリエーションが展開されているため、ぬいぐるみやエプロンシアター、おもちゃなど、さまざまなハンドメイド作品に利用できます。ユザワヤをはじめとする大型手芸店の通販サイトなどで購入できるため、トイクロスを活用してみてはいかがでしょうか。

2021.10.26
レジンとは?レジン液の種類や選び方・必要な道具の基礎知識

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レジンとは?レジン液の種類や選び方・必要な道具の基礎知識

レジンは、ハンドメイドで使用される素材のひとつです。レジンを使うことで、透明感とツヤのあるアクセサリーを作ることができます。素材の扱いやすさや制作できるアクセサリーの種類の多さなどから、ハンドメイドを楽しむ人に高い人気があります。 当記事では、レジンの概要やレジン液の種類、レジンアクセサリー作りに必要な道具を紹介します。簡単なUVレジンアクセサリーの作り方も解説するため、レジンを使ったハンドメイドにぜひ挑戦してみましょう。 レジンとは? レジン(resin)とは、英語で「樹脂」を意味する言葉です。樹脂には、「天然樹脂」と「合成樹脂」の2種類があります。松脂(まつやに)や漆、柿渋などの天然樹脂は、塗料や接着剤として昔から重宝されている素材です。天然樹脂は、冷えると固まり、熱を加えると液状になる性質を持っています。 一方で、石油などから人工的に作る合成樹脂は、天然樹脂と似た特性を持ちながらも、天然樹脂より安価で扱いやすいことが特徴です。ハンドメイドで使用するレジン液は合成樹脂に該当し、紫外線や化学反応により固体化します。 レジン液の主な種類 レジンでハンドメイドアクセサリーを作るときには、レジン液を使用します。レジン液は、UVレジンとエポキシレジンの2種類が主流です。一般的にレジン液と言えば、UVレジンを指します。 ここでは、UVレジンとエポキシレジンの特徴、作品作りにおけるメリット・デメリットを解説します。 初心者も扱いやすい「UVレジン」 UVレジンは、「紫外線硬化樹脂」と呼ばれる液体です。UVレジン液の中には、紫外線を受けることで固体化を始める物質が含まれています。UVライトを当てると5分程度、太陽光の当たる室内であれば30分~1時間程度で樹脂が固まることが特徴です。 エポキシレジンと比較した場合、UVレジンには以下のメリット・デメリットがあります。 メリット 2種類の液体を混ぜ合わせる工程が不要で、硬化不良の失敗が少ない UVライトを使うと5分程度で固まるため、短時間で作品を制作できる 制作中に気泡が発生しにくい デメリット 紫外線が届く部分のみ固まるため、作品の厚みが制限される ライトの当たり方にムラが出るため、複雑な形の作品は制作が難しい 着色剤を使用すると、レジンが固まりにくい 厚い仕上がりとなる「エポキシレジン」 エポキシレジン(エポキシ樹脂)は、「主剤」と「硬化剤」の2種類を混ぜ合わせ、化学反応を起こすことにより固まる液体です。エポキシレジンが完全に固まるまでには、常温で1~2日を必要とします。 UVレジンと比較した場合、エポキシレジンのメリット・デメリットは下記のとおりです。 メリット 完成後の透明感が高く、手触りがよい 化学反応で固体化するため、複雑な形・厚みのある作品を制作できる UVレジンよりも値段が安い デメリット 2つの液体の分量を間違えると硬化不良を起こす 固体化するまでに時間がかかるため、短時間で多くの作品を制作することが難しい 制作中に気泡が発生しやすい 【初心者向け】レジンアクセ作りの道具 レジンアクセサリーを初めて作る人は、前述した2種類のレジンのうち、UVレジンの使用をおすすめします。UVレジンをおすすめする理由は、樹脂が固まるまでの時間が短く、レジン液も1つで完結する気軽さが初心者向きであるためです。 ここでは、UVレジンアクセサリー作りで最低限必要となる基本の道具・材料を5つ紹介します。> UVレジン液 UVレジン液は、ハードタイプ・ソフトタイプなど、パッケージに硬化後の質感が明記されています。ハードタイプ・ソフトタイプの特徴は下記のとおりです。 ハードタイプ 硬化後はガラスのようになめらかな質感で、クリアな仕上がりになる 液体の粘度が高く、注入時に液が垂れにくい ソフトタイプ ・硬化後も手で曲げられる 硬化後の素材を任意の形に切り、オリジナルのパーツを制作できる レジンアクセサリーを作るときは、ハードタイプのUVレジン液をおすすめします。メーカーごとにレジン液の性質は少しずつ異なるため、制作がうまくいかない場合は違うメーカーのレジン液を試してみるとよいでしょう。 UVライト UVライトは、天候や気温に左右されず、短時間で作品を制作するために必要な道具です。UVライトの種類は、出力別に6W・9W・36W、形はドーム型・ペン型などがあります。おすすめは、36Wのドーム型UVライトです。 36Wのドーム型UVライトは庫内が広く、ある程度の大きさ・厚みのある作品を制作できます。また、ドーム型は庫内で紫外線が反射するため、短時間で効率的にレジン液を硬化させることが可能です。UVライトを選ぶときは、ライトの取り外し・交換ができ、アフターフォローがしっかりしているメーカーの製品を選びましょう。 ミール皿もしくはシリコン型 ミール皿は、アクセサリーパーツの一種です。ミール皿にレジン液を流し込み、固めることでミール皿を器としたアクセサリーが出来上がります。ミール皿の代表的な形は、下記のとおりです。 ラウンド型(丸) オーバル型(楕円) スクエア型(四角) フレーム型(空枠) シリコン型では、レジン液を流し込んで固めることで、型通りのパーツが出来上がります。型から外したパーツに金具を付けることで、ピアス・ネックレス・ヘアゴム・キーホルダーなど、さまざまなアクセサリーを制作することが可能です。シリコン型は、UVライトが透過する透明なものを選びましょう。 封入パーツ 封入パーツとは、レジン液の中に閉じ込める素材のことを言います。封入パーツを変えることで、作品のバリエーションを自由に増やすことが可能です。代表的な封入パーツには、次のような種類があります。 ドライフラワー […]

2021.10.26
初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

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初めてのレジン作り!初心者向けの道具と失敗しにくい作り方

レジンは、ガラスのような透明度が特徴のハンドメイド素材です。ハンドメイドに興味がある人の中には、レジンクラフトに挑戦したいものの、何から始めてよいか分からず躊躇している人もいるのではないでしょうか。 当記事では、初めてのレジン作りに必要な道具や、安価に道具を揃える方法、初心者におすすめのレジンアクセサリーのレシピを紹介します。レジン作品作りで失敗しないためのコツも解説するため、初めてのレジン作品作りを成功させたい人は、参考にしてください。 初めてのレジン作りに必要な道具 初めてのレジン作りで準備しておきたい道具は、下記のとおりです。必要性の高い道具から順に記載しています。 <必ず必要な道具> □UVレジン液 □レジン液を流し入れる土台(シリコンモールド・ミール皿など) □薄手のゴム手袋 □マスク <用意しておきたい道具> □つまようじ □ピンセット □封入パーツ(ラメ・ビーズ・ドライフラワーなど) □作りたいアクセサリーの金具 <あると便利な道具> □UVライト □シリコンマット □着色剤 □接着剤 アクセサリー用のレジン液は、UVレジンとエポキシレジンの2種類が有名です。初めて使用する場合は、手軽さが魅力のUVレジンをおすすめします。 UVレジンは、室内の日の当たる場所で30分~1時間程度で固まることが特徴です。天候に左右されず短時間でレジンを固めたい場合は、UVライト(UVランプ)を購入するとよいでしょう。 100均で揃えられるアイテム なるべく道具代を節約したい人は、100円均一ショップで道具を買う方法がおすすめです。 <100円均一ショップで揃えられる道具> □UVレジン液 □レジン液を流し入れる土台 □薄手のゴム手袋 □マスク □つまようじ □ピンセット □封入パーツ □作りたいアクセサリーの金具 □UVライト □シリコンマット □着色剤 □接着剤 UVレジン液は、速乾・ハードタイプがアクセサリー制作に最適です。アクセサリー制作では細かい作業を行うため、ゴム手袋は手にフィットする薄手の商品を選んでください。 レジン作りが初めての人は、まずは最低限必要な道具を揃えましょう。慣れた段階で道具の種類を増やしたり、質の高い材料に切り替えたりすることで、無駄な出費を抑えられます。 初めてでも作れる!レジンアクセサリーのレシピ レジンは、アイデア次第でさまざまなサイズ・デザインの作品制作が可能です。初めて挑戦するレジンアクセサリーは、できる限りシンプルなデザインで、工程の少ないレシピをおすすめします。 ここでは、簡単なレジンアクセサリーのレシピを2つ紹介するため、初めてレジンアクセサリーを作る際の参考にしてください。 フレームを使ったアクセサリーの作り方 フレームの大きさによって、キーホルダー・チャーム・ネックレスなど、好みのアクセサリーに加工できます。アクセサリーのフレームは、金具を取りつける穴(カン)があるものを選びましょう。 フレームを使ったアクセサリー作りに必要な道具と作り方は、以下のとおりです。 <必要な道具> □UVレジン液 □UVライト(もしくは太陽光) □フレーム(カンつき) □封入パーツ □アクセサリー用の金具 □ピンセット □つまようじ □シリコンマット(フレームの土台として使用) <作り方> (1) […]

2021.10.26