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公開日: 2023.03.22
最終更新日: 2023.03.23

minne(ミンネ)のプロフィールの書き方を解説!例文や注意点も

minne(ミンネ)のプロフィールの書き方を解説!例文や注意点も

作家として活動する場合、作品の画像や紹介文以外にも押さえるべきことがあります。プロフィールを充実させることで、作品はもちろん作家本人のイメージもしやすくなり、お客様は安心して商品の購入に進めます。

minne(ミンネ)にもプロフィールを設定できるところがあり、作品を販売する際には作品への想いや自身の経歴などを記載しておくと商品が売れやすくなるでしょう。

今回は、minneのプロフィール欄の書き方を、項目別に解説します。また、自己紹介の例文やプロフィール作成における注意点も紹介するため、魅力的なプロフィールを作成したい方はぜひお役立てください。

minneのプロフィール欄の書き方

多くのお客様に作品を購入してもらうためには、作家登録に加えてプロフィールの設定が重要です。

お客様の大半が、作品の他にプロフィール欄もチェックした上で購入を検討しています。あらかじめプロフィール欄を充実させておくと、作家本人や作品に興味をもってもらうきっかけ作りになるでしょう。

minneでは、会員ページの設定にある「プロフィール」からプロフィール設定・編集ができます。会員ページ上部にある「作品一覧」「プロフィール」「レビュー」「お気に入り」「レター」の中から、該当するタブを選ぶと、設定画面が表示されます。

プロフィールからお客様を増やすコツは、設定後も定期的に見直すことです。情報をこまめに更新すると活発に活動していることが伝わり、お客様に作品を購入してもらいやすくなります。

まずは、minneのプロフィール設定を行うときのポイントを5つ紹介します。

アイコン・画像

作家の印象を決める要素の1つが、プロフィールのアイコン・制作風景やお気に入りの作品画像です。自己紹介文とともにアイコン・画像が設定されていると、お客様はイメージを掴みやすくなる上、安心して作品を購入できます。

アイコン・画像それぞれの適切なサイズは、下記の通りです。

サイズ容量
アイコン256px×256px700KB以内
画像285px×210px1MB以内

アイコン・画像は、jpg、gif、pngいずれかのファイル形式で作成します。

アイコンとは、プロフィールで小さく表示される画像のことです。アイコン用の画像は丸または正方形で表示されるため、縁が切り取られてもデザインが損なわれないように作成します。アイコンは、作品の写真を使用する他、ギャラリーの雰囲気に合ったロゴマークを作成・設定するのもおすすめです。

アイコンとともに、プロフィールページの上部に大きな画像も「制作風景やお気に入りの写真」として表示されます。代表的な作品や制作風景など、ブランドイメージが伝わりやすい写真を設定しましょう。

ギャラリーの紹介文

画像とともに作品のイメージを左右する要素が、プロフィール欄に表示されるギャラリーの紹介文です。「ギャラリー設定」で紹介文を登録すると、お客様の画面ではプロフィールページに表示されるようになります。

ギャラリーの紹介文を設定するときのコツは、コンセプトを明確にすることです。どのような世界観や想いで作品を制作しているのか、どのようなメリットを提供したいのか、お客様の共感を誘う紹介文を書きましょう。

プロフィール欄に表示されるギャラリーの紹介文は、あくまでギャラリー全体の紹介文として設定するため、自己紹介の文章とは分けて書くことが重要です。注文時の注意点や発送時期など、取引に関する説明も記載するとよいでしょう。

肩書き

肩書きとは、お客様に対してどのような作家がギャラリーを運営しているのか、どのような作品を出品しているのかを簡潔に伝えるためのものです。プロフィール設定画面には、肩書きを入力するスペースも設けられています。

肩書きを設定すると、アイコンの下に小さく表示されるようになります。肩書きは作家名とは別に最大50文字まで設定でき、漢字やひらがな、カタカナ、アルファベット、記号などが使用できます。

アクセサリー制作者なら「アクセサリー作家」「ファッション小物作家」など、作品をイメージしやすい肩書きを設定するとお客様に伝わります。

自己紹介

ギャラリー紹介文とは分けて、作家本人の自己紹介も設定します。最大255文字まで入力できるため、内容を詰め込みましょう。作家名は本名ではなく、ニックネームで構いません。

自己紹介には、経歴や作品に込めている想いを中心に書きます。自己紹介欄は、何が好きで、何故制作しようと思ったのか、どのような環境で制作しているのかなど、自分自身の個性を伝える場です。自己紹介の内容が充実していると、お客様の共感や信頼を得やすくなります。

また、お客様にとってメリットとなる部分を伝えることも重要です。「家具職人の経験があります」「洋裁の資格を生かしています」などアピールポイントを書くと、お客様の安心につながります。

SNSやホームページ

プロフィールにSNSやホームページのアカウントも登録すると、販促効果が期待できます。SNSやホームページは、フォローしてくれたお客様へ制作進捗を気軽に報告できることがメリットです。

どのような作品を制作中か、完成品をいつから販売するか、こまめに投稿するとファン獲得も期待できます。コメントやメッセージで励まされることもあれば、シェア機能を活用すると新たなお客様を呼び込む宣伝になることもあります。ホームページは本格的なものに限らず、ブログサイトや動画アプリなどでも効果が期待できます。

minneのプロフィールの例文を紹介

前述のポイントを押さえた魅力的なプロフィールを設定しておくと、minneで多くのメリットを得られます。お客様に安心感をもって購入してもらえたり、作品に込めた想いに共感してもらえたりと、プロフィールの効果はさまざまです。また、資格や経験のアピールやイベント出店情報を発信すれば、売上アップにつながります。

ここからは、プロフィールの文章に悩んでいる方に向けて、ハンドメイド作品の販売初心者と経験者の2パターンに分けて例文を紹介します。

ハンドメイド作品の販売が初心者の方

初心者の方は、何故ギャラリーを開こうと思ったのか、作品作りをはじめたのか、きっかけも解説すると親近感をもってもらえます。作風や作品へ込めた想いに触れて、お客様に何を購入できるのか伝えましょう。

ハンドメイド作家の〇〇です。
当ギャラリーは手描きのイラストを使用したうさぎグッズや、羊毛フェルトのマスコットを中心に出品しています。イラスト業では、「うさぎカフェ〇〇」さんでショップカードやオリジナルグッズ制作に携わった経験があります。

わたし自身がうさぎを2羽買っていて、可愛いうちの子たちに日々癒されています!同じうさぎ飼いさん、うさぎ好きの方に癒やしのひとときをプレゼントしたいと思い、ギャラリーを作りました。

minneを中心に出品しつつ、将来的にはイベント出店にも挑戦したいと思っています。

販売自体は初めてで不慣れなところも多いですが、丁寧な対応を心掛けます。
よろしくお願いいたします。

資格がある場合は、自己紹介文にも盛り込みましょう。作品に関係する資格がない場合は、過去の経験を書くとアピールポイントになります。

ハンドメイド作品の販売をしたことのある方

過去にminne以外でハンドメイド作品を販売した経験がある方は、プロフィールでも実績をアピールすることが重要です。すでに販売経験があると分かれば、お客様の安心感につながります。

複数の経験をアピールするときは、略歴で時期や内容が分かりやすいように、簡潔にまとめましょう。

個人アクセサリー作家の〇〇です。当ギャラリーにお越しくださり、有難うございます。

独身時代に某企業でヘアアクセサリーパタンナーとして勤務していた経験を生かして、花言葉をモチーフにしたオリジナルのアクセサリーを制作しています。

花言葉は、種類はもちろん、色によっても大きく変わります。特別な日のアクセントに、こっそり想いを託したいときのプレゼントにぜひご活用ください。

また、個人活動としてアイドルの衣装小物などもいくつか担当した経験があります。

《略歴》

  • 2004年4月 ヘアアクセサリーパタンナーとして某企業に入社
  • 2008年7月 〇〇フェス限定グッズのデザイン担当
  • 2009年4月 雑誌「○○5月号」の特集に作品掲載
  • 2010年1月 個人で雑誌「○○2月号」にインタビュー掲載
  • 2010年3月 「イベント〇〇」に出店
  • 2010年12月 個人でアイドルグループ〇〇のヘアアクセサリーとライブグッズ担当

メディアの掲載経験のみならず、出店情報なども積極的に伝えましょう。講座やワークショップなど主催したイベントがある場合も、略歴に加えます。

minneでプロフィールを書くときの注意点

プロフィールは、多くのお客様が目を通すものです。minneで人気作家を目指すためにも、ギャラリーのコンセプトが伝わりやすく、かつ好印象をもってもらえる内容を意識して書きましょう。

可能な限りネガティブなことを書かず、ポジティブな印象を与える内容にします。やむを得ずネガティブな内容を記載する場合は、プロフィールの下部に口語調で配慮して書くことがポイントです。

また、トラブル防止のためにも、個人情報の記載には十分に注意しましょう。

プロフィールの他、minneで売れにくくなる理由や改善ポイントは、下記のページでも解説しています。

まとめ

minneでハンドメイド作家として活動する場合、プロフィールを充実させることが大切です。アイコン・画像の設定に加えて、ギャラリーや自身の紹介文、肩書き、SNS・ホームページの作成または連携において工夫することで、お客様は安心して作品を購入できます。

minneのプロフィールの自己紹介を書くとき、初心者か経験者かで内容が変わります。初心者であれば作風や作品へ込めた想いを、経験者であれば資格や経歴などを書くとお客様に安心感を与えつつ購買欲を掻き立てられます。

また、ギャラリーのコンセプトを明確に書く、ネガティブな内容を記載する場合はプロフィールの下部に口語調で書くなど、お客様に配慮した文章を心掛けましょう。