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公開日: 2022.10.05
最終更新日: 2023.10.31

レジンの材料は100均で買える?楽しみ方やおすすめの手芸店も紹介!

レジンの材料は100均で買える?楽しみ方やおすすめの手芸店も紹介!

レジンで作品を作るには、さまざまな材料や道具が必要です。すべて揃えるのは大変だと感じる人も多いのではないでしょうか。レジン制作に必要な材料や道具は、100均でも購入可能です。

当記事では、レジンを楽しむのに必要なもの、レジンの道具が購入できる場所、100均で買えるレジンの材料や道具、UVライトの選び方、レジン作りのポイントについて解説します。レジンを使用した作品に興味のある人は、ぜひご一読ください。

UVレジンの道具は100均で売ってる?

レジンとは、英語で樹脂のことを言います。樹脂には天然樹脂と合成樹脂の2種類があり、ハンドメイド分野でレジンと言うときは、特定の刺激で硬化する合成樹脂を指します。

レジン制作に必要な材料や道具は、100均でも購入が可能です。

ハンドメイドでよく使われているレジンは、主に次の3つです。

  • エポキシレジン:主剤と硬化剤を混ぜると固まる
  • UVレジン:紫外線をあてると固まる
  • LEDレジン:LEDライトをあてると固まる

UVレジンは紫外線をあてると数分で固まるため初心者でも扱いやすく、初めてハンドメイド制作をする際にもおすすめです。UVレジンで制作する場合は、レジン液のほかにUVライトや中に入れるパーツなどが必要になります。

100均で購入できるレジングッズ

100均では、以下のレジングッズが購入できます。

レジングッズ使用方法・特徴
UVレジン液レジン作品のベースとなる樹脂です。100均でハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは硬化をするとしっかり硬まり、ソフトタイプは硬化後も柔らかさが残ります。
UVレジン液/カラーレジン液色が付いたレジン液で、硬化後も綺麗に発色します。販売しているお店によっては、カラーバリエーションが豊富です。
UVレジン用シリコンマット底がないフレームを使う際に土台として使用します。作業中にレジンで汚れても、硬化すると綺麗にはがれるので何度でも使えます。
UVレジン用シリコンソフトモールドレジン液を流し込む型です。キューブ型や丸型、ハート型などさまざまな形があります。
UVレジン用パーツレジン液に入れる飾り(封入物)やアクセサリー作りに必要な金具類などです。封入物は、ラインストーンやクラッシュシェル、ドライフラワー、ビーズなど多様なパーツが販売されています。ピアスパーツや台座付きリングを揃えると、好みのアクセサリーが作れます。
レジン着色剤透明のレジン液に混ぜて色を付ける液体です。赤、黒、黄、白、青などカラーバリエーションは豊富です。
UVレジン用フレームフレームとは、底がないレジン枠のことです。花や月、ティーポットなどかわいらしい形の枠も取り扱っているので、作りたいレジン作品に合わせて選びましょう。
LED・UVライトLED・UVレジンの硬化に使うライトです。ダイソー、キャンドゥ、セリア、ワッツなど大手の100均で取り扱っています。ただし、すべての商品が100円(税抜)で販売されているとは限らず、300円(税抜)で売られていることもあります。
ラメパウダーレジンに輝きを出すために使うパウダーです。レジンに混ぜて使います。

レジンで作れるもの

レジンで作ったものに金具などを組み合わせることで、さまざまなレジングッズが作れます。たとえば、下記のようなものが制作可能です。

  • ピアス/イヤリング
  • リング
  • ネックレス
  • ヘアアクセサリー
  • スマホケース
  • キーホルダー
  • ボタン

レジンアクセサリーやレジングッズを作るときは、必要なものがすべて揃ったキットが便利です。キットを選ぶときは、自分のレジンの技術力や作業時間などを考慮して選びましょう。

レジンを楽しむのに必要な物

UVレジンでハンドメイド作品を作る際は、さまざまな道具を使用します。下表にあるアイテムが一通り揃っていれば、すぐに作品作りが楽しめます。

アイテム名
必須アイテムUVレジン液
UVライト
型・枠・土台になるものシリコンモールド
ミール皿
フレーム
シリコンマット
装飾に使うもの封入物
着色剤
作業に必要な基本道具ピンセット
つまようじ
使い捨ての手袋

UVライトの選び方のポイント

UVレジン液は紫外線をあてることで固まります。そのため、ライトがなくても太陽光にあてれば硬化は可能です。しかし、太陽光にあてる方法は硬化時間が長く、固まるまでにホコリや気泡が入ることもあります。作業効率や利便性、仕上がりなどを考えると、UVライトはあるほうが便利と言えるでしょう。

以下では、UVライトを選ぶ際に押さえたいポイントを紹介します。

ワット数
UVライトには9W、12W、36Wの3種類があります。9Wはコンパクトサイズで持ち運びにも便利ですが、照射範囲が狭くレジンの硬化に時間がかかります。一方、36Wは照射範囲が広く硬化時間も短いものの、場所を取ります。一度に作る作品が少なければ9W、たくさん作るなら36Wがおすすめです。
替え電球の入手のしやすさ
UVライトは消耗品のため、電球の交換ができるか、電球の替えが入手しやすいかもUVライトを選ぶ上では重要なポイントです。

なお、LEDライトはLEDレジン液に対応しており、LEDライトをUVレジン液に照射してもレジンは硬化しません。誤って対応していないライトを購入しないよう注意しましょう。また、硬化用ライトは100均で購入できますが、200円(税抜)や300円(税抜)で販売されている場合がほとんどです。

レジンを綺麗に仕上げるコツ

レジンを綺麗に仕上げるには、以下のコツを押さえましょう。

十分に光をあてて完全に硬化させる
硬化が不十分な状態でレジンに触れると、指紋が付着したり透明度が低下したりなど失敗の原因になります。次の作業で失敗しないためにも、十分にライトをあてて完全に硬化させましょう。
紫外線をしっかり遮断する
作業中、窓から太陽光が入ると紫外線に反応してレジンが固まることもあります。また、蛍光灯に反応する可能性もあります。レジンを入れているパレットなどにはアルミホイルや箱などをかぶせて、レジンに紫外線があたらないようにしましょう。
封入物はいったんレジン液に浸してから接着する
封入物をレジン液に入れると、レジン液の中に気泡が発生することがあります。作品とは別のレジンに封入物を浸してから、メインのレジン液(作品)に封入物を入れると気泡が発生しにくくなります。

レジン作りの注意点

レジン作りの際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 手袋をする
  • マスクを着ける
  • 部屋の換気をする
  • 汚れてもよい格好で作業する

レジン液が直接肌に触れると、肌トラブルやアレルギー発症の原因になるため、作業時は必ず手袋をしましょう。また、作業中はレジン液の独特な匂いがするので、定期的な換気が大事です。

シリコンモールドからレジンを取り出したときに、余分なレジン液が固まっていることがあります。これをバリと言い、綺麗なレジン作品を作りたい場合は削り取る必要があります。バリを取ったときに出る粉塵を吸い込まないよう、作業中はマスクを着用しましょう。

衣服にレジン液が付着すると取れないので、汚れてもよい服を着るか、作業エプロンを着るのがおすすめです。

レジングッズは100均以外でも買える!

手芸専門店やクラフトショップなどでも、さまざまなレジングッズを取り扱っています。東急ハンズやアクセサリーパーツ専門店で販売している場合もあります。

  • ユザワヤ
  • オカダヤ
  • ABCクラフト
  • パンドラハウス

品揃えはお店によってさまざまで、購入できないこともあります。作りたい作品に必要なものが100均や手芸専門の店舗で見つからないときは、通販がおすすめです。

本格的に始めるなら手芸専門店のレジンがおすすめ

レジンを購入するなら、手芸専門店もおすすめです。手芸専門店では、初心者はもちろんプロが使用するのにも適したレジンを用意しているところが多く、本格的にハンドメイド活動を始めたい人にも適しています。

100均でもレジン液は販売されていますが、手芸専門店で販売されているものと比べて品質が低い傾向にあり、また量も少ないためハンドメイド活動向きではありません。作品を販売したい人や贈り物としてレジングッズを作りたい人、大型のものを作りたい人は専門店で購入しましょう。

また、手芸専門店では季節限定の福袋を用意している場合があり、お得にレジン液セットを購入できます。高品質のレジン液をまとめて購入したいときは、手芸専門店をチェックするとよいでしょう。

レジンの購入に適した手芸専門店

手芸専門店によってはレジン作品に適した材料も販売していて、材料の組み合わせによってアレンジの幅が広がります。

例えばユザワヤでは、レジン作品にも使えるビーズやドライフラワー、シールなどを取り揃えており、シリコンモールドの種類も豊富です。 ユザワヤにはオンラインショップもあるため、自宅にいながらレジングッズを購入することができます。一か所で希望の材料や道具を揃えられる点は、オンラインショップならではの魅力です。ユザワヤを利用することで、バラエティに富んだハンドメイド作品を手軽に作れるでしょう。

ユザワヤの「レジン」はこちら

また、隠れ工房 Green Oceanでは、偏光ホロが入ったレジン液やシェルがセットになった商品があります。紗や工房でもスパンコールやラメフィルムの他、フレームパーツといった枠も取り扱っており、作品のイメージに合ったパーツが見つかります。

隠れ工房 Green Oceanの「レジン」はこちら

紗や工房の「レジン」はこちら

手芸専門店には本格的な材料や道具が揃っている分、コストが高くなると考える人もいるかもしれません。しかし、手芸専門店でも低価格の商品を多数取り扱っているため、商品選びによってはあまり費用をかけずにレジン作成を制作することが可能です。

まとめ

レジンは、封入物や着色剤、フレームの組み合わせ次第でさまざまな作品が作れます。台座付きリングやネックレスチェーン、ピアスパーツと組み合わせれば、世界に1つだけのアクセサリーを作ることも可能です。

レジン作品を作るなら手芸専門店がおすすめです。ユザワヤなどの手芸専門店にはレジン作品に適したパーツの種類が豊富にあります。封入物やフレーム、金具はもちろん、レジンのカラーバリエーションも豊富なので、作りたい作品のイメージに合った商品を購入できます。

レジン液をはじめ封入パーツの品質が高く、作品や使い方に適した道具が見つかるため、手芸初心者からハンドメイド活動をする上級者まで幅広い人におすすめです。

ユザワヤ公式ネットショップはこちら