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公開日: 2021.11.25
最終更新日: 2021.11.25

ハンドメイド作品の梱包方法!おすすめの梱包資材・ラッピングも

ハンドメイド作品の梱包方法!おすすめの梱包資材・ラッピングも

ハンドメイド作品を手軽に販売できるサイト・アプリが増えていることもあり、作品作りを楽しんでいるハンドメイド作家は多いでしょう。趣味や副業としてハンドメイドを始める人も増えている傾向です。

ハンドメイド作品が売れたときは、購入者の住所に作品を発送する必要があります。より安全に発送するためにも、ハンドメイド作品の梱包方法を知っておきましょう。

当記事では、ハンドメイド作品の梱包方法を解説します。おすすめの梱包資材なども紹介するため、ぜひ参考にしてください。

ハンドメイド作品の発送におすすめの梱包資材

ハンドメイド作品における梱包は、輸送中の破損を防ぐなどの大切な役割があります。また、おしゃれでかわいいラッピングは作品の見栄えがよくなるだけでなく、受け取った人にも喜んでもらえるでしょう。

ハンドメイド作品の発送に使われる主な梱包資材とそれぞれの目的は、下記の通りです。

梱包資材目的
台紙ピアスやイヤリング、指輪などを固定するための厚紙です。厚めのタイプに切り込みを入れると使いやすいでしょう。
OPP袋(ビニール袋)商品を入れる透明の袋で、クリスタルパックなどの商品名で販売されています。ショップ感が出るため、見栄えがよくなります。
「気泡緩衝材(プチプチ)」商品を包む際に使われる空気の入ったシートです。壊れやすい作品は、商品自体を気泡緩衝材で包んでからOPP袋に入れます。
組み立て式ボックスアクセサリーなどを入れる小箱で、梱包資材ショップなどで購入できます。輸送時の破損防止の他、ギフトラッピングとして有効です。
マスキングテープ和紙テープなどとも呼ばれます。色や柄、幅などの種類が豊富でラッピングに合わせて選択可能です。
緩衝材(エアパッキン・クラフト紙など)輸送中の衝撃から商品を守るために、商品のラッピングと輸送用梱包との隙間を埋めるように入れます。
ダンボール箱・封筒配送用の梱包資材として使います。幅や厚みなどサイズの選択肢が多く、輸送料金との兼ね合いで選ぶこともおすすめです。
ガムテープダンボールや封筒などの外装に使います。粘着性が高く防水性もあるため、中身を水濡れから守ります。

ハンドメイド作品を梱包する際、気泡緩衝材などの緩衝材で作品全体を覆うようにしましょう。緩衝材が不十分だと、輸送中の衝撃や雨などの影響を受けて破損する可能性があります。

また、ダンボールやビニール袋の再利用はおすすめしません。ネット通販などの資材を使い回すことは、印象が悪くなるだけでなく、安全性に不安が残ります。必ず新品を利用するよう心がけましょう。

下記の記事では、ハンドメイドの販売方法や売上アップのコツを紹介しています。

【種類別】ハンドメイド作品の梱包方法

ハンドメイド作品の梱包は、作品の種類によって適切な梱包方法が異なります。誤った梱包方法で発送することを避けるために、ハンドメイド作品の種類別による適切な梱包方法を知っておきましょう。

ここでは、ハンドメイド作品の梱包方法を種類ごとに紹介します。

ピアス・イヤリングの場合

ピアスやイヤリングは、通常2個1セットでの梱包が基本です。名刺サイズの台紙に1セットずつ固定して透明の袋に入れましょう。衝突や破損を予防でき、見た目の印象もアップします。

大ぶりのパーツやスワロフスキーなど、デリケートな素材を使っている場合は、作品自体を気泡緩衝材で包んでからOPP袋に入れましょう。詳しい梱包の手順は下記の通りです。

<梱包の手順>

(1)商品を台紙にセットする
(2)台紙をOPP袋に入れる
(3)気泡緩衝材で包む
(4)箱を組み立てて(3)を中に入れる
(5)ショップカードなどを入れて、蓋をする
(6)配送用のダンボールに入れ、隙間を緩衝材で埋めてガムテープで閉じる

<ラッピングアイデア>

色付きのトレーシングペーパーをアクセサリー台紙の代わりに穴を開け、商品をセットしてOPP袋に入れると見栄えよく仕上がります。

また、ペーパーバンドで枠組みをするだけで、立派なアクセサリーボックスができあがります。中に紙パッキンを敷き、厚紙にセットした商品を載せるだけで完成です。

指輪・ブレスレットの場合

指輪やブレスレットは、素材によって適した包み方が異なります。天然石のブレスレットや細かな装飾のついた作品は、OPP袋に入れる前に作品自体を気泡緩衝材で包んでおくと安心です。

ゴールドや宝石などを使った本格的なジュエリーの場合は、ハンドメイドであってもショップで使われるタイプのアクセサリーボックスを用意しましょう。安っぽく見えてしまうことを防げる上、受け取り手の気分も上がります。

<梱包の手順>

(1)商品を気泡緩衝材で包んだ後、OPP袋に入れる
(2)(1)をさらに気泡緩衝材で包む
(3)封筒やダンボール箱に入れて、隙間を緩衝材で埋め、ガムテープで閉じる

<ラッピングアイデア>

高級ジュエリーのような贈り方をしたい場合は、ポップカード仕様のラッピングにしましょう。クラフトカードなど厚みのある紙を折り、飛び出す部分をカッターで作った後、指輪をセットすれば完成です。

カードの内側には、メッセージスタンプを使って装飾するとより豪華に仕上がります。カードを折ってOPP袋に入れて渡しましょう。

商品に合ったイラストや写真の台紙を使い、透明ケースやOPP袋に入れると、見た目も楽しめます。紐を使ったブレスレットなど手作り感が前面に出る商品には、麻紐やドライフラワーなど天然の素材も好相性です。外側に薄葉紙を使うと、簡単にプロのような本格ラッピングができあがります。

ヘアアクセサリー・ブローチの場合

シュシュなどのヘアアクセサリーやブローチは、OPP袋に入れて水濡れを予防します。金属やガラスなどのデリケートな素材を使っている場合は、衝撃による破損を避けるために気泡緩衝材でしっかり包んでから透明袋に入れましょう。

ブローチは裏面に安全ピンが付いているため、万が一針が飛び出ることを考慮し、気泡緩衝材を厚めに巻いておくと安心です。厚みの少ないヘアアクセサリーは、商品を十分に守れる梱包ができていれば輸送用封筒に入れて問題ありません。

<梱包の手順>

(1)商品を気泡緩衝材で包み、OPP袋に入れる
(2)(1)を封筒やダンボール箱に入れる
(3)隙間を埋める緩衝材を入れ、ガムテープで閉じる

<ラッピングアイデア>

季節感のあるラッピングは、アイデアや工夫を取り入れやすく、受け取る人の気持ちも高まります。商品をOPP袋に入れ、袋の端や中央にパンチで穴を開け、リボンを通して留めます。ベージュやモノトーンなどシンプルな包装紙に赤い実を添えるだけで、クリスマスラッピングの完成です。

リボンを使う場合は、結び方を工夫するとおしゃれ度がアップします。封筒やギフト用箱の対角線上の隅を使う「斜めがけ」や、リボンの位置をズラすだけの「V字がけ」などが簡単です。

ハンドメイド作品の梱包資材を買えるサイト4選

ここでは、ハンドメイド作品の梱包資材を購入できるサイトを4つ紹介します。各サイトで扱っているアイテムや特徴を確認し、梱包資材の調達に役立ててください。

・シモジマ

たくさんの品揃えを誇る包装用品や店舗用品の総合通販サイトです。ハンドメイド作品用のラッピング素材ページでは、アクセサリー用の箱からOPP袋まで幅広い資材を低価格で揃えています。

シモジマ 公式サイトへ

・ラッピング用品net

株式会社清和が運営するラッピング資材の専門サイトです。独自ラベルやタグのロゴ入れが可能な「お手軽プリント」では、オリジナルのシールやサンキューカードも依頼できます。

ラッピング用品net 公式サイトへ

・パッケージデザインnet

株式会社清和が運営するパッケージ専門サイトです。商品内容やデザイン、シーン・用途ごとに多数のギフトラッピング例が紹介されており、使用資材をそのまま購入できます。

パッケージデザインnet 公式サイトへ

・ぷちぷちや

梱包資材の種類が豊富な通販サイトです。配送資材の調達ロールタイプから袋タイプまで、多様な種類の気泡緩衝材が充実しています。クッション封筒や保冷袋、防水対策のある宅配ビニール袋など、20枚からのオーダーが可能です。

ぷちぷちや 公式サイトへ

また、下記の記事では生地を購入するときのおすすめサイトを紹介しています。

まとめ

ハンドメイド作品の梱包は作品を保護するだけでなく、受け取り手に想いを伝えるという役割を担っています。適切な梱包方法を把握した上で、作品の種類ごとに適した梱包方法を行いましょう。

梱包資材は専門サイトなどで購入できます。小ロットから注文可能なショップや、オーダーメイドできるサイトもあるため、ぜひチェックしてください。心を込めて作った作品をお客様に喜んでもらうためには、ラッピングや梱包にこだわることをおすすめします。